29歳独身女性が“不倫相手の赤ちゃん”を3階からブン投げる……女性の人生を狂わせた37歳上司の「ヤバすぎる正体」 (清水 芽々) | マネー現代 | 講談社
2022.08.17

29歳独身女性が“不倫相手の赤ちゃん”を3階からブン投げる……女性の人生を狂わせた37歳上司の「ヤバすぎる正体」 

男性の不誠実な言動が引き金となる

長年不倫取材を続けている私にとって忘れられないのが1993年東京・日野市で起きた「日野OL不倫放火殺人事件」である。

都内の電機メーカーに勤務する当時27歳のA子は会社の上司Bと不倫関係にあった。A子はBとその妻が家を留守にしたタイミングでBの自宅に忍び込み、ガソリンを撒いて放火。寝ていた1歳と6歳の子供を殺害したという痛ましい事件だった。

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罪のない幼子を焼き殺すという鬼畜の所業に世間は震撼したが、後にA子がBの子供を2回中絶していたこと、それまで男性経験のなかったA子の心と身体を弄んだBの身勝手さが露呈したことで「彼女もまた被害者であった」と、A子に対して同情的な流れになったことも印象的だった。

不倫当事者たちへの取材を続けていると、男性の不誠実な言動が引き金となって犯罪に手を染め、人生を狂わされた女性はいくらでも存在する。

私の不倫取材ノートをめくると、日野市の事件のように不倫相手の子どもに怨嗟の矛先を向けた女性がいた。

 

ここからは実際にあった「不倫事件簿」を見ていく。

今回、ご紹介する不倫に人生を狂わされた女性は関係のこじれの末、最終的に不倫相手男性の赤ちゃんを3階から放り投げるという凶行に出る――。

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