ユリカモメ : ゲ ジ デ ジ 通 信
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ユリカモメ

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ユリカモメは人懐っこくて、愛嬌のある鳥ですね。 

比較的長い期間、全国各地に越冬しにくるので、馴染みの顔。
そのせいか、多くの自治体が市や区の鳥に
指定しているそうで、僕の住む大津市もそのひとつです。

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滋賀の「県鳥」は「カイツブリ」・・・
これは年中、びわ湖にいます。 
大津には「カイツブリ」の別名「鳰」(にお)の名をを冠した 
「におの浜」という地名もあるので、
てっきり「カイツブリ」が市鳥と思い込んでいたのですが・・・。

「鳰」といえば・・・

鳰の湖(北の湖部屋)という力士をご存知でしょうか。
 
その名からもおわかりのように、滋賀県・・・大津市の出身。 
身長173.5センチと小兵ながら、
先場所、新入幕入りを果たしました。
・・・が、ちょっと残念な戦績でした。

「鳰」という漢字に馴染みがないせいか、
よく「鳩(はと)の湖」と間違えられるそうです(笑)

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これはよく知られた話ですが・・・

京都の鴨川の冬の風物詩にさえなっている感
のあるユリカモメですが、
飛来するようになったのは1974年からだとのこと。 

もともとびわ湖へ飛来していたユリカモメたちが、
昼間だけ鴨川へやってくるようになり、
日暮れには比叡山を越えて 
またびわ湖へ帰っていきます 

(いや、帰ってきます^-^)。 

どうしてそんな面倒なことをするのかはわかりませんが、
ユリカモメは餌を投げたりすると
物怖じです近づいてくるので、
冬でも人の多い鴨川は格好の餌場なのかもしれないですね。

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古典文学に登場する「都鳥」というのは、
現在その名で呼ばれている鳥ではなく、
ユリカモメのことだという説が有力なのだそうです。 

  京には見えぬ鳥なれば みな人見知らず

・・・と『伊勢物語』にはありますが、
都にはいなかった鳥が都鳥と呼ばれるのも不思議なら、
その鳥が20世紀になって
かつての都に姿を現すようになった、
というのも、因縁深い話ですね。

(三河湾にて)
Commented by nochi423 at 2012-01-25 00:02
可愛い!この鳥好きなんです。お腹触ってみたいです!

餌もあげてみたいのですが、羽ばたきが怖くて実行出来ずじまい。
そういえば鴨川も嵐山も、鳥の宝庫ですよね。
餌もそうですが居心地が良いのでしょうね!
なかなか判ってらっしゃる。
Commented by anny at 2012-01-25 00:46 x
ユリカモメの覆面してるみたいな夏の顔を一度見てみたいもんです。
Commented by dendoroubik at 2012-01-25 11:55
☆ノチさん

雪が降ってるような冬の寒い日に
羽毛を膨らませて キョトンとした目をして佇んでいるところなんか
ほんとにかわいいですね^-^

手渡しじゃなくても パン屑を放り投げてもナイスキャッチしますので ぜひともお試しを!
でも エサをあげてるおじさんが頭にフンのお礼をされてましたので ご注意を^-^;

♪鴨~の河原に~ 千鳥が騒ぐ~ またも血の雨 涙雨~♪
ご存知ないと思いますが 昔 そんな歌がはやってました^-^;
(『ああ 新撰組』)
京の河原に川鳥は付き物ですね!
Commented by dendoroubik at 2012-01-25 12:11
☆annyさん

写真でしか見たことはありませんが 夏毛のユリカモメ・・・どう見ても悪役レスラーですね^-^;
あんな顔して日本へ来たら 臨海線の名称にもなからかったでしょうし 害鳥扱いされていたかも!?
日本でも見られるそうですが ちょっとエサをやろうという気にはなりませんね^-^;
by dendoroubik | 2012-01-24 18:00 | 愛知 | Trackback | Comments(4)