マイナンバーカードとマイナポイントの話 親がやりたがり、ポイントの話も分かり難く、やって感じた面倒なところ [マイナンバーカードとマイナポイントの話]
先月上旬、広告を見た父から、マイナポイントが欲しいから手続きしてと言われました。忙しい時に面倒は避けたく、今回もスルーするつもりだったのですが、父が勝手にやり出し、後々大変なことになるならと、私が家族全員分を手続きすることに。
マイナポイントについて、全く知識がなく、ただ、面倒そうだなということだけは、なんとなく感じていました。実際、マイナンバーカードの取得からマイナポイントの手続きまで、ポイントの分かり難さもあり、重複しそうな手続きもあるなど、思った以上に面倒なものでした。
現在のキャンペーンでは、『最大20,000円分のマイナポイントがもらえる!』となっています。単純に現金を振り込んでくれるなら分かりやすいのですが、そうでもなさそうなところで、わざわざやる価値があるのか、ピンと来ない感じがあります。
マイナポイントは、電子マネーで貰えたり、クレジットカードで貰えたりというものなのですが。電子マネーで貰えれば、現金で貰っているようなものなので、特に疑問はないです。
ただ、クレジットカードでポイントが貰えるとなると、クレジットカードは買い物でポイントがたまったりもするため、正直、よく分かりません。
調べたところ、クレジットカードに、マイナポイントが振り込まれると、クレジットカード会社により時期に違いがあるんですが、翌月や翌々月の支払い分から、その分、差し引くというものです。
分かり難くしている点は、マイナポイントとしているからだと思います。これが、5000円や1万5000円など、金額で言ってくれれば、分かりやすいのですが。扱いがお金なのに、ポイントとしているため、おかしな感じになります。
現在のキャンペーンで、『マイナンバーカードの新規取得等で最大5000円分』というのも、分かり難く。これは、マイナポイントに新規で申し込み、登録した電子マネーやクレジットカードで、何かを購入した際、購入金額の25%がポイントとして貰えて、そのポイントが最大5000円分というもの。
例えば、2万円で何かを買った場合、2万円の25%、5000円分のマイナポイントがもらえます。一度に、2万円の買い物をする必要はなく、総額が2万円に達するまで、買い物をする度に、マイナポイントが加算されます。ただ、マイナポイントが付与されるタイミングが、登録先により様々なため、ちょっと気長にとはなりそうです。
『マイナンバーカードの新規取得』と聞くと、このキャンペーン中にマイナンバーカードを作らなければならないように感じますが、そんなこともなく。マイナンバーカードは、キャンペーン前に取得していても問題なく、キャンペーン中、マイナポイントに新規申し込みでという話です。マイナポイントに申し込むには、マイナンバーカードが必要なため、こうなっているんだと思います。
この他、『マイナンバーカードの健康保険証としての利用申し込み』と『公金受取口座の登録』は、それぞれ7500円分のポイントなため、どちらも申請すれば、1万5000円分になります。これは、手続きだけなので、ポイントが付与されるのを待つだけです。
現金で渡さず、どうにかして、お金を使ってもらいたい、電子マネーを使わせたいというのが伝わってくる仕組みなのですが。それだけに、複雑になってしまい、分かり難いです。
手続きの話になるんですが、私は、PCで手続きしました。マイナポイントを受け取るには、マイナンバーカードが必要なため、マイナンバーカード総合サイト(https://www.kojinbango-card.go.jp/)でマイナンバーカードのオンライン申請を行うんですが。その前に、家族分の顔写真を撮ります。
何もない白い壁を背景に、顔写真を撮ります。サイトのメニューにある【申請・受取方法】⇒【マイナンバーカードを申請する -オンライン申請方法】へ行き、下の『顔写真のチェックポイント』に撮影の仕方が詳しく紹介されています。デジカメの画質を640×480に設定し、メガネをかけると光が反射するため、メガネなしで撮影しました。
後は、サイトの『オンライン申請はこちら』を押し、顔写真をアップロードし、通知カードに書かれている23ケタの『申請書ID』などの必要事項を入力するだけです。
個人的な印象なのですが、申請自体は、思ったよりも簡単でした。通知カードというのは、住民票を登録すると、3週間ほどで届くものです。
マイナンバーカードの申請から3週間経った頃、住民票がある市役所へ取りに来くるようハガキが届きます。受け取りに行く日を電話で予約するところもあれば、予約不要のところもあります。
平日に受け取りに行くんですが、申請者本人が取りに行き、通知カードも持って行きます。身分証明書として、免許証かパスポート、顔写真があるものがなければ、健康保険証、年金手帳、病院の診察券など、名前が書かれているもの2つを準備します。
番号札が渡され、呼ばれると、目の前にタッチパネルのモニターがあり。そこで、『署名用電子証明書』のパスワード(英数字 6文字から16文字)、『利用者証明用電子証明書』と『住民基本台帳用』と『券面事項入力補助用』のパスワード(数字4桁、同じ番号可)を入力して、終わりです。
マイナンバーカードで手続きする際に、パスワード入力で3回間違えると、ロックされます。それを解除するために、役所に行くことになるため、4ケタのパスワードは、同じものの方が良さそうです。
先に通知カードを渡し、後でマイナンバーカードを受け取る感じです。最後に、通常のカードケースか、ドラえもんの絵柄のカードケースかが選べるようになっていて、通常を選びました。
マイナンバーカードが手に入り、ここから、マイナポイントの手続きです。PCで手続きするには、マイナンバーカードに対応するカードリーダーを用意します。
対応するカードリーダーも様々なのですが、個人情報の塊のようなマイナンバーカードでもあり、知らないメーカーのカードリーダーだと、どこか不安なため、『サンワサプライ 接触型ICカードリーダライタ ADR-MNICU2』にしました。
サンワサプライ 接触型ICカードリーダライタ ADR-MNICU2 ¥2,445 税込 ※Amazon 2024/1/9時点
すぐに届き、思ったよりもコンパクなものでした。公式サイトからドライバーソフトをダウンロードするのですが、説明書に書かれている通りで簡単にできました。
サンワサプライは、設立が昭和26年、岡山に本社があり、PCの周辺機器では、知られたメーカーです。このカードリーダーは、ソニーよりは割安感があり、聞いたことがないメーカーのものよりは高いという感じです。
公式サイトのマイナポイント事業(https://mynumbercard.point.soumu.go.jp/)の『申し込みをはじめる』から手続きするんですが。その前に、上のメニューにある『対象となる決済サービス検索』からマイナポイントの受け取りが可能なものか、事前登録が必要かを調べます。
両親がスマホを使わないこともあり、普段使っているクレジットカードで受け取りたいとなり。私も、それでいいかなとなりました。クレジットカードは、本人名義のものに限り、家族名義は使えません。
決済サービス検索でマイナポイントが受け取れるかを調べながら、それぞれのクレジットカードで事前登録が必要となりました。
事前登録は、クレジットカード会社のウェブサイトでログインするなどして、そこから事前登録を行います。登録に必要な情報は、クレジットカードの番号、氏名、電話番号、期限、セキュリティコード(カード裏の3~4桁の数字)などです。
入力後、決済サービスIDとセキュリティーコードが表示され、これが、マイナポイントで登録する時に必要になります。
これさえ済めば、『健康保険証としての利用申し込み』は、入力するものはなく、申し込みのボタンを押すだけ。『公金受取口座の登録』では、銀行の口座番号、店番号、氏名などを入力して、終わりです。
最初、『マイナポイント アプリ』と『マイナポータル』の違いがよく分からず、理解するまで時間がかかりました。
スマホの『マイナポイント アプリ』にあたるものが、PCでは『マイナポイント事業』というサイトになるんですが。これらは、マイナポイントを申請するものです。
『マイナポータル』は、様々な行政手続きができるもので、ここに、『健康保険証としての利用申し込み』と『公金受取口座の登録』を行います。
PCで手続きする際には、ただ、それらのサイトに行き、手続きしようとしても先に進みません。使用するブラウザ(Google Chromeか Microsoft Edge)に、拡張機能の追加(アドオン)しなければならず、『マイナポイント』と『マイナポータル』の2つをインストールする必要があります。
これで、全ての手続きが終わりました。遅かれ早かれ、やらなければならないことだとは思っていたんですが、マイナンバーカードを申請から受け取るまでに3週間ほど、平日に本人が受け取りに行かなければならないのもあり、結構な手間でした。
今年6月末時点のマイナンバー普及率は、45.3%。交付開始は、2016年1月、国家公務員と地方公務員は、ほぼ強制的に取得を促されていて、大きなキャンペーンを打っている割には、なかなか普及が進まない感じです。
今回のキャンペーンも、予算の半分ほどが残っているという話もあります。このことからも、同じ様なキャンペーンが、近いうちに、また始まりそうです。
マイナポイントについて、全く知識がなく、ただ、面倒そうだなということだけは、なんとなく感じていました。実際、マイナンバーカードの取得からマイナポイントの手続きまで、ポイントの分かり難さもあり、重複しそうな手続きもあるなど、思った以上に面倒なものでした。
現在のキャンペーンでは、『最大20,000円分のマイナポイントがもらえる!』となっています。単純に現金を振り込んでくれるなら分かりやすいのですが、そうでもなさそうなところで、わざわざやる価値があるのか、ピンと来ない感じがあります。
マイナポイントは、電子マネーで貰えたり、クレジットカードで貰えたりというものなのですが。電子マネーで貰えれば、現金で貰っているようなものなので、特に疑問はないです。
ただ、クレジットカードでポイントが貰えるとなると、クレジットカードは買い物でポイントがたまったりもするため、正直、よく分かりません。
調べたところ、クレジットカードに、マイナポイントが振り込まれると、クレジットカード会社により時期に違いがあるんですが、翌月や翌々月の支払い分から、その分、差し引くというものです。
分かり難くしている点は、マイナポイントとしているからだと思います。これが、5000円や1万5000円など、金額で言ってくれれば、分かりやすいのですが。扱いがお金なのに、ポイントとしているため、おかしな感じになります。
現在のキャンペーンで、『マイナンバーカードの新規取得等で最大5000円分』というのも、分かり難く。これは、マイナポイントに新規で申し込み、登録した電子マネーやクレジットカードで、何かを購入した際、購入金額の25%がポイントとして貰えて、そのポイントが最大5000円分というもの。
例えば、2万円で何かを買った場合、2万円の25%、5000円分のマイナポイントがもらえます。一度に、2万円の買い物をする必要はなく、総額が2万円に達するまで、買い物をする度に、マイナポイントが加算されます。ただ、マイナポイントが付与されるタイミングが、登録先により様々なため、ちょっと気長にとはなりそうです。
『マイナンバーカードの新規取得』と聞くと、このキャンペーン中にマイナンバーカードを作らなければならないように感じますが、そんなこともなく。マイナンバーカードは、キャンペーン前に取得していても問題なく、キャンペーン中、マイナポイントに新規申し込みでという話です。マイナポイントに申し込むには、マイナンバーカードが必要なため、こうなっているんだと思います。
この他、『マイナンバーカードの健康保険証としての利用申し込み』と『公金受取口座の登録』は、それぞれ7500円分のポイントなため、どちらも申請すれば、1万5000円分になります。これは、手続きだけなので、ポイントが付与されるのを待つだけです。
現金で渡さず、どうにかして、お金を使ってもらいたい、電子マネーを使わせたいというのが伝わってくる仕組みなのですが。それだけに、複雑になってしまい、分かり難いです。
手続きの話になるんですが、私は、PCで手続きしました。マイナポイントを受け取るには、マイナンバーカードが必要なため、マイナンバーカード総合サイト(https://www.kojinbango-card.go.jp/)でマイナンバーカードのオンライン申請を行うんですが。その前に、家族分の顔写真を撮ります。
何もない白い壁を背景に、顔写真を撮ります。サイトのメニューにある【申請・受取方法】⇒【マイナンバーカードを申請する -オンライン申請方法】へ行き、下の『顔写真のチェックポイント』に撮影の仕方が詳しく紹介されています。デジカメの画質を640×480に設定し、メガネをかけると光が反射するため、メガネなしで撮影しました。
後は、サイトの『オンライン申請はこちら』を押し、顔写真をアップロードし、通知カードに書かれている23ケタの『申請書ID』などの必要事項を入力するだけです。
個人的な印象なのですが、申請自体は、思ったよりも簡単でした。通知カードというのは、住民票を登録すると、3週間ほどで届くものです。
マイナンバーカードの申請から3週間経った頃、住民票がある市役所へ取りに来くるようハガキが届きます。受け取りに行く日を電話で予約するところもあれば、予約不要のところもあります。
平日に受け取りに行くんですが、申請者本人が取りに行き、通知カードも持って行きます。身分証明書として、免許証かパスポート、顔写真があるものがなければ、健康保険証、年金手帳、病院の診察券など、名前が書かれているもの2つを準備します。
番号札が渡され、呼ばれると、目の前にタッチパネルのモニターがあり。そこで、『署名用電子証明書』のパスワード(英数字 6文字から16文字)、『利用者証明用電子証明書』と『住民基本台帳用』と『券面事項入力補助用』のパスワード(数字4桁、同じ番号可)を入力して、終わりです。
マイナンバーカードで手続きする際に、パスワード入力で3回間違えると、ロックされます。それを解除するために、役所に行くことになるため、4ケタのパスワードは、同じものの方が良さそうです。
先に通知カードを渡し、後でマイナンバーカードを受け取る感じです。最後に、通常のカードケースか、ドラえもんの絵柄のカードケースかが選べるようになっていて、通常を選びました。
マイナンバーカードが手に入り、ここから、マイナポイントの手続きです。PCで手続きするには、マイナンバーカードに対応するカードリーダーを用意します。
対応するカードリーダーも様々なのですが、個人情報の塊のようなマイナンバーカードでもあり、知らないメーカーのカードリーダーだと、どこか不安なため、『サンワサプライ 接触型ICカードリーダライタ ADR-MNICU2』にしました。
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サンワサプライは、設立が昭和26年、岡山に本社があり、PCの周辺機器では、知られたメーカーです。このカードリーダーは、ソニーよりは割安感があり、聞いたことがないメーカーのものよりは高いという感じです。
公式サイトのマイナポイント事業(https://mynumbercard.point.soumu.go.jp/)の『申し込みをはじめる』から手続きするんですが。その前に、上のメニューにある『対象となる決済サービス検索』からマイナポイントの受け取りが可能なものか、事前登録が必要かを調べます。
両親がスマホを使わないこともあり、普段使っているクレジットカードで受け取りたいとなり。私も、それでいいかなとなりました。クレジットカードは、本人名義のものに限り、家族名義は使えません。
決済サービス検索でマイナポイントが受け取れるかを調べながら、それぞれのクレジットカードで事前登録が必要となりました。
事前登録は、クレジットカード会社のウェブサイトでログインするなどして、そこから事前登録を行います。登録に必要な情報は、クレジットカードの番号、氏名、電話番号、期限、セキュリティコード(カード裏の3~4桁の数字)などです。
入力後、決済サービスIDとセキュリティーコードが表示され、これが、マイナポイントで登録する時に必要になります。
これさえ済めば、『健康保険証としての利用申し込み』は、入力するものはなく、申し込みのボタンを押すだけ。『公金受取口座の登録』では、銀行の口座番号、店番号、氏名などを入力して、終わりです。
最初、『マイナポイント アプリ』と『マイナポータル』の違いがよく分からず、理解するまで時間がかかりました。
スマホの『マイナポイント アプリ』にあたるものが、PCでは『マイナポイント事業』というサイトになるんですが。これらは、マイナポイントを申請するものです。
『マイナポータル』は、様々な行政手続きができるもので、ここに、『健康保険証としての利用申し込み』と『公金受取口座の登録』を行います。
PCで手続きする際には、ただ、それらのサイトに行き、手続きしようとしても先に進みません。使用するブラウザ(Google Chromeか Microsoft Edge)に、拡張機能の追加(アドオン)しなければならず、『マイナポイント』と『マイナポータル』の2つをインストールする必要があります。
これで、全ての手続きが終わりました。遅かれ早かれ、やらなければならないことだとは思っていたんですが、マイナンバーカードを申請から受け取るまでに3週間ほど、平日に本人が受け取りに行かなければならないのもあり、結構な手間でした。
今年6月末時点のマイナンバー普及率は、45.3%。交付開始は、2016年1月、国家公務員と地方公務員は、ほぼ強制的に取得を促されていて、大きなキャンペーンを打っている割には、なかなか普及が進まない感じです。
今回のキャンペーンも、予算の半分ほどが残っているという話もあります。このことからも、同じ様なキャンペーンが、近いうちに、また始まりそうです。