約20年越しのリベンジ達成。ファイルファンタジー12クリアレビュー【SteamDeck】 – GaraKuta Blog

約20年越しのリベンジ達成。ファイルファンタジー12クリアレビュー【SteamDeck】

FINAL FANTASY XII THE ZODIAC AGE タイトル画面キャプチャ
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こんにちはGaraKutaです。

約20年前(2006年3月発売)に途中で断念したゲーム、ファイナルファンタジーXIIのリベンジができたのでクリア後の感想などをダラダラと書いていきます(ネタバレなし)。今更だし需要はないかもしれないけど。

正確に言うと発売は18年前だし、発売開始後すぐに購入してないのでプレーしたのは16〜7年前です。当時RPG、というかゲームに飽き初めていた頃で、それでもFFはやらなきゃ、という謎の義務感で購入した記憶があります。

途中で断念したのはハマらなかったから。たぶん10〜20時間くらいはやっていたのでちゃんと意気込みはあったはず。それが今SteamDeckといういつでもスリープ・再開ができるゲーム機を使うことでなんとかリベンジができました。

ちなみに今回クリアしたのは「ファイナルファンタジーXII ゾディアックエイジ」というリマスター版です。

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クリア時間

  • 117.6時間
  • 実績:18/41

いや長いな。こんなにプレーしてたのか。

リマスター版では無印にはなかった倍速機能などがあり遊びやすくなっているのですが、それでもこんなに時間かかってしまいました。しかも実績は半分にも満たないという有り様。

単純に下手だっただけかもしれませんが人によってはダレてしまうのも仕方がないかと思います。

5段階評価

人によって評価が分かれるゲームとして有名なようで、好きな人はとことんやり込むタイプのゲームです。なので、ここに書くことは全て個人的な意見なので、沢山ある中のひとつの意見だと思ってください。

世界観:★★★★☆

FINAL FANTASY XII THE ZODIAC AGE ムービー画面キャプチャ

ファイナルファンタジータクティクスを代表とする別作品の世界「イヴァリース」と同じ世界を舞台としており国・歴史・文化・種族などの設定が詳細に作り込まれています。

作り込みがすごいだけに、さまざまな人物の思惑が入り乱れており、全体像を把握するのが大変でした。というか把握できませんでした。深堀できれば面白いんだろうなーと思います。

キャラクター:★★★☆☆

主人公であるヴァンは存在感が薄いことで有名ですが、僕はそう感じませんでした。明るく活発で無茶をするよくある主人公像。周りを固めるのは幼馴染、王女と将軍、空賊とその相棒で全6人。

それぞれキャラは立ってるし魅力もある、がどこにも感情移入はできず消化不良。これはストーリーや世界観が理解できなかった僕のせいでもあるかもしれません。

ストーリー:★★☆☆☆

RPGでいう魔王を倒し世界を平和へ導くような王道なストーリーではなく、敵には敵の信念や事情があり、敵側でも人によって思想が違う、という単純に敵味方に分けられない大人なストーリーでした。

ただ脳が追いつかず国名や人物名が出るたび何だっけ?誰だっけ?となってしまい、結局何のために旅してるんだっけ?という状態が続きました。なんか、みんなでアーシェにずっと着いていく話し。

壮大で奥深いストーリーっぽい、のですがエンディングで薄さを感じてしまったのも事実です。ここはゲームだけじゃなく攻略本や考察動画などで補完すると全く評価が変わるのかもしれません。

ただ、一度ゲームをクリアしただけの僕にはよくできたストーリーには感じられなかった、ということです。

戦闘の楽しさ:★★★☆☆

FINAL FANTASY XII THE ZODIAC AGE 戦闘画面キャプチャ

説明不要だと思いますが一応書いておくと、これまでのファイナルファンタジーから全く違う戦闘システムとなり、エンカウントなしでのシームレス戦闘です。ATB(アクティブタイムバトル)も廃止され、ガンビットシステムというプログラミングを組んで自動で戦わせるような形となっています。

ここも賛否分かれる部分だと思いますが個人的には楽しかったですね。ザコ戦がほっておいてもサクサク終わるのは爽快でした。ボス戦となると急に忙しくなり手動で指示しないと回らなくなるのは、僕がプログラムを作りこめていないからかもしれません。

バランスが難しいのだと思いますが、もう少し細かく指示ができるといいのかな、と思ったりしました。あとは必殺技のミストナックや召喚獣はいつ使うのが有効なのかよくわからずほとんど使いませんでしたね。とくにミストナックはずっとムービーを見ることになるので飽きちゃいます。

なんか惜しいなー、と感じました。ガンビットシステムをブラッシュアップして違う作品を作ってくれたらまた遊びたいかもです。

総評

この記事を書いててはっきりしたのは、自分は「否」に比重があるのだなと思いました。絵面はすごくおもしろそうに見えるし、やってて楽しかったのですが、終わってみると全体的に「もうちょっと」という感じ。20年前に感じていた何かはクリア後も変わりませんでした。ただ、すごく好きという人の気持ちもわかるので、やっぱり合う合わないのハッキリ分かれるゲームなのでしょう。

さてもう一つ「FFXIII」もSteamで遊んでいたのですが現在は中断中。こちらもクセが強くて大変なのですがクリアまではなんとか持っていきたいところです。

オンライン以外で未プレイなのは「FFXV」と「FFXVI」のみとなりました。こっちも楽しみだな。

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