使えないわけではないけれど…
私の所有するオートバイはそれぞれ明確な役割があります。CBR600RRはサーキット兼ワインディング用。ストリートファイターはツーリング用。YZF-R25は冬のトレーニング用。その中でもCBRとストファイはタイヤを共用しており、サーキットやワインディングでサイドばかり使って、センターが残っているタイヤをストファイに入れています。今回も、まだ走れないわけでもないけど、後でストファイで使うことを考えて早目に交換します。中古ですが、つくばサーキットを1時間ほど走ったディアブロ スーパーコルサ V4 SC1を入れました。初体験のタイヤです。交換した直後に近所を少し走りましたが、前後とも剛性が上がっている感じがあります。そして、剛性が上がったためか、交換前よりハンドリングがクイックになり、インに切れ込む感覚がかなり強く出ました。
いつものお山でシェイクダウン(2024.9.22)
タイヤを変更したのでいつものお山でシェイクダウンを行います。これまでのスパコルと比べると、ちょっとナーバスな感じがあると聞いているし、インに切れ込む感覚が強いので、様子を見ながらペースアップしていきます。徐々にペースアップすることで、インに切れ込む感覚に慣れてきました。CBRは一次旋回で曲げるというよりは、二次旋回でスロットルを開けながら曲げていくという特性を持ったオートバイだと認識しています。しかし、今回フロントの剛性が上がったおかげなのかハンドリングがクイックになり、一次旋回が凄く気持ち良くなりました。
考察してみる
走行後のタイヤを確認してみると、フロントもリアもアマリングが無くきれいに端まで使えてます。実は、これまでリアだけはエッジの5mmほど残っておりなんとかして使い切れないかなぁ、なんて考えていました。V4ではフロントもリアもタイヤの剛性が上がっているような感覚があったので、V3ではタイヤの剛性が負けて潰れていたような場面でも、タイヤが潰れすぎないことでコシが出てエッジまで使えたのかもしれません。
タイヤが変わったのでセッティングも変更
タイヤの剛性が高くなったのでサスセッティングを変更します。フロントの剛性が強くなったので、もう少しタイヤに荷重をかけられるようにフロントのプリロードを1回転強めて、減衰調整の縮み側を1回転ほど強めて走ってみます。うーーーん、プリロードを強めたのは良かったんだけど、減衰調整の方が微妙かも。一次旋回の良さが薄くなってしまいました。なので、減衰調整を0.5回転だけ戻してみると、納得出来る乗り味になりました。さぁ、次はサーキットで試してみよう。