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【発掘調査2022】3万5千年以上前のシカの骨

2022-11-24

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サキタリ洞遺跡 調査区Ⅲのそばを通りがかると、
「いいところにきましたね、シカがでてきましたよ」
と声をかけてくれた沖縄県立博物館・美術館の山崎氏。

竹串のそば、指さすところから出てきました。

沖縄本島では絶滅した3万5千年以上前のシカの骨。

狭い隙間の底の地面から見つかりました。
側面の上側の壁にはカニの爪もあります(下写真)。

ガンガラーの谷では1万点以上も出土しているカニの爪。
2万年ほど前の地層からよく見つかっています。
あまりにも沢山みつかるので、全部は数え切れていないそうです。

日本に人類がやってきたのは3万年~4万年ほど前といわれています。
当時の人々はいったいどのような暮らしをしていたのでしょうか。

土の中から出てくるひとつひとつが「古代からのメッセージ」だと思うと胸が高まります。

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