カッラーラ日記 大理石の山に見守られて

1月新月、旧正月

1月29日は1月の新月であり、それは旧暦では元旦に当たる旧正月でもあります。
クリスマスを機に一年を振り返り、1月1日の元旦で新年を迎え、そして旧暦の新月、旧正月を迎える今日この頃、新しい年への心構えと取り組みについて、
自分の心と向き合いながら、ぼんやりとしていたものが、くっきりと的を絞れてきた気がします。
時代はゆるりとでも確実に変わってきていますね。
前にも話した様に理不尽な権力社会が見逃されなくなって行く。
自分にも置き換えてみるとー
魂の成長の為にこの世に生まれて来たとしたら、魂の成長は自分の長所を伸ばしていく事も大切でしょうが、自分の短所を見つめて、メスを入れて、改善していく事を逃げない事、がとても大切なのではないかと、、、
魂の短所、というか、自分の性格の欠点ですよね。
その欠点って、変わっていっていると思う。
10年前には欠点だった事が、今は克服されている事もあると思う。
欠点は努力する事で克服出来ると思います。
でもまだまだ隠れている欠点もあり、それは、人間関係の中で時に浮き彫りになったりします。
人間は一人では生きていけないし、他人との関わりや出来事の中で、本当の自分が見え隠れしたりもするのですね。
ただその短所は、自分が気付く事が大切な気がする。
他人にいわれて分かるというものではなくて、自分が痛切に感じて、反省して、改めていくという事が大切だと思うのです。
自分自身が宇宙だとしたら、自分のその欠点を改善する事に向かっていくことが、自然界にもいい影響を与えるのではないかと、感じています。

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曇っているのに、大理石の山だけ光が当たっているの図

Happy New Year !








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# by galleriaarsapua | 2025-01-29 03:50 | 星に願いを | Comments(0)

星に願いを

年明け早々、遠い宇宙の星の世界では、わちゃわちゃと出来事が起きています。
まずは、1月3日、月と金星が重なりました。
その翌日の1月4日は月と土星が重なりました。

養蜂の友達のオルネッラは今、天体の勉強をしていて、月と土星が重なる瞬間を望遠レンズカメラで写真に撮る為に我家にやってきました。

寒空の中、月と土星の位置を予め確認してレンズに収める様に位置づけ、時間を待つ。

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ECCO LA!!


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月と土星が一緒に居た時間は1時間もありませんでしたが、ばっちり見る事が出来ました。

右上の星は前日に月と重なった金星です。

月は働き者ですから、動きが速いのです。

現代西洋占星術の神様といわれるアラン・レオ博士によると
「上で起きているものは下でも起きる」
という様に、何らかの関係性はあるという事で
星占いがあるのですね。

人生で厳しい時期がありました。
その時、星空を眺める事で凄く癒されたのです。

星からのメッセージは何かある、と思っています。




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# by galleriaarsapua | 2025-01-06 03:05 | 星に願いを | Comments(0)

あけましておめでとうございます

2025年、始まりました。
今年はイタリアです。
イタリアでは新年の瞬間を友達と祝う夕食会をしたりしますが、私のイタリアでの年越しは、おせち料理つくりです。
限られた材料の中ですが、イタリアで新年を迎える時は、おせち料理を作りたいと思っているのです。
今年は金時人参かと思われるものを見つけました。

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切ってみたら何ともかわいい。
ねじり梅を作りました。

大晦日の朝から作り始め、元旦の午前中までかかって完成したおせち料理はー
ジャーン

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一の重

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二の重

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三の重

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まあ、なんちゃってお節ですけれど、満足です。


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鏡餅も飾りました。


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大理石鏡餅です。

さて、2025年が始まりました。

Never Give Up

で、頑張ります!



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# by galleriaarsapua | 2025-01-04 02:21 | フェスタ | Comments(2)

メリークリスマス、そしてお知らせ

メリークリスマス!

プレゼピオ風に模型をつくりました。

主人公はイエス様でなくて、猫を首に巻いた私。


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快晴のクリスマスイブ。

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向かいの家の猫、チロが朝から挨拶に来てました。

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チロ!って呼んだら、タローもきました。
チロの方が年下で新参者なのに、タローはチロに懐いてお腹も見せるのです。

でもこの日は、お互い無視。

どうした?
まあ、こんな日もありますね。

クリスマスのお知らせ🎄
お友達のイタリア料理研究家の
大島節子さんが、三冊目のご本を出版されました。

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[軽い煮込みのイタリアン]
主婦と生活社出版
¥1760(税込)

[忙しく働く女性を応援するつもりで書きました]
と大島節子さんは語っていました。

おしゃれな軽い煮込み料理のレシピいっぱいです。


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# by galleriaarsapua | 2024-12-25 15:01 | 愛を込めて | Comments(0)

2024年12月に思う事

イタリア時間で今日は冬至です。
一年で一番、夜が長い日、陰の日であります。
そして明日からはその陰から陽に向かって行くので。今日は陰の底の日ともいえるでしょう。
そんな冬至の日、カッラーラは晴天。
とても空気が澄んだ晴れやかな日でした。

最近は、ワインの受賞の話ばかりのブログでしたが、ここで私の心の独り言を共有したく思います。

12月は師走なのですが、イタリアでは一年の最大行事のクリスマスがあります。
それはイエス・キリストの誕生日だといわれています。
それは日本のお正月に匹敵する行事です。
それに合わせて12月8日はクリスマスツリーを飾るといわれているインマコラータ、無原罪のマリアの日があります。
それは無垢な心をもっていたマリア様が処女でイエス・キリストを懐妊するという日です。
もう一つの説ではイエス・キリストを懐妊する事によって、母であるマリア様の罪は全て清められるという説があります。
なるほど、、、両方考えられますね。
子供を授かるというのは、尊い事で、その子供は自分のものでもなく、分身でもない、、、
勿論、親と子になるのですから、深い深い絆、縁はあるのでしょうが、その縁は、上とか下ではないと思います。

そんなインマコラータがあって、冬至がきて、クリスマスが来る。

イタリアのクリスマスは、実はとても静かな印象があります。

街はライティングされますが、日本のようなギラギラではなくて、静かな印象が私にはあります。
それは私が、カッラーラという田舎のそれもまた山の街にすんでいるからかもしれませんが、、、
でもその静寂な空間に身を置く、という事が、好きでもあります。

静寂に浸っていると、自分のうちなる声が聞こえてきたりします。

今年は、人は一人では生きていけない、という事を感じています。

そして自分は何も分かっていない、という事も、、、

まだまだ学ぶ事だらけな気がしています。

それは、肉体をもって今を生きているから学べるんだと思うと、生きているという事は尊い事ですね。

時に、自分が居なくなれば全てがうまくいくのかな?なんて極論に陥りそうになりますが、それは間違い。

居なければいい人、なんて居ない、、、命ある限りはその命を使って行く、、、それが使命なんでしょうね。

でも人生、半世紀も生きていると、なるほど、と分かる事もあったりします。

長生きするというのは、馬鹿に出来ませんね。

実は父親か危篤状態で、病院に居ます。

理由があり、今すぐ日本には帰れませんが、生死をさまよっている父の魂と、静寂の中に居る私の魂は時々、交信している気がしています。

小さい頃、父に怒られた事がありました。

その時の理由が小さい私にはわからなくて、その事を思い出すたびに泣いていました。

今の私は、、、、父は私の魂の欠点を指摘してくれていたのだと、感じています。

訳があって、1月の中旬までイタリアに居ます。
それが済んだら日本に帰ります。
父が生きてくれていたら、今生のお別れをする、出来ればそうしたいですが、それが無理であっても、魂は交信していると信じています。

最近の私の心の独り言でした。



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# by galleriaarsapua | 2024-12-22 04:49 | ひとり言 | Comments(0)

遥かルネッサンスの時代ミケランジェロも石を求めに通ったイタリア、カッラーラ。大理石の山並みを一望できるところに家を建てたKazuko


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