チャリティーお茶会 2024
何をするわけではなく
ただただお茶を飲みイギリス菓子を食べ
お喋りする会
たとえチャリティーとはいえ
皆さん貴重な時間を使って来てくださるので
お菓子は心行くまで楽しんでもらいたい
だから
王道のケーキから珍しいものまで山と用意します
「きゃ〜美味しそう♥」
その一言で疲れも吹き飛びますし^^
前にも参加されたことのある方は
今度こそ全制覇!と
攻略法を考えなら食べています(笑)
・バターミルクレイヤーケーキ
・スポンジフラン
・グーズベリーとエルダーフラワーのタルト
・ビーツローフ
の他に
・ボイルドオレンジケーキ
・ノーベイクチーズケーキ with ストロベリーソース
・ビネガーケーキ withプラム&ヤウルトシャンティ
・ローズショートブレッド
・NICEビスケット
などが並びます
・サマーベジタブルガレット
・チーズオリーブスコーンwith ペアチャツネ
・ライ麦クリスプ/オーツケーキ with ビートルートフムス&ババガヌーシュ
あとは
自家製エルダーフラワーコーディアルに
もちろんスコーンも
スコーンはプレーンとジンジャー&チョコレートの2種
ルバーブジンジャージャムと贅沢にも食べ放題!のクロテッドクリームを添えて
わたしはみんなのお皿を見るのがいつも楽しみ♡
皆、お皿にこれでもかと山盛りにのせて
「もうのらない~~」って
狭い部屋のこと、
5歩でまた取りに来れるのにね(笑)
中沢乳業さんがこの小さなチャリティーに協賛してくださったおかげ
工場直送のクロテッドクリームは驚くほどなめらか
足を向けて寝れません
心より、ありがとうございます<(_ _)>
どれもイギリスで売っているのと変わらない味
おかげでイギリスらしいお菓子を沢山作ることができました
お腹が満たされた頃
先程テーブルに乗り切らなかった冷たいプディングも登場
それは
チョコバナナトライフルの日もあれば
パッションフルーツのパヴロヴァの日も
どちらもお腹が一杯でもつい手が出るお菓子
(あ、わたしの場合は、ですが)
毎回お茶会の時に用意するのがオリジナルグッズ
この売り上げも参加費と共に寄付となります
今回作ったのは小さなジュートバッグ
グレーと緑色の2カラー
コンビニなんかのちょっとしたお買い物のときや
お菓子を入れてプレゼントするにもちょうどいいサイズ
他にも以前作った
オリジナルの木のスプーンやエプロンも並びました
いつもレッスンにいらして下さっているIさんが
スペシャル可愛いニットのコースターやティーコジーを是非チャリティーにと
沢山ご準備してくださいました
コースターは何と120枚!
夏物、冬物、どれも可愛くって選ぶのが大変★
ありがとうございます、ばっかりで語彙がなくて嫌になっちゃうけれど
他にこれ以上適切な言葉が見つからないのだから仕方がない
ありがとうございます!!
これらのグッズの売り上げ含めて
今回はトータル195,600円もの寄付が集まりました
どこに寄付するかはここのところ
あまりにも大変なところが目に入りすぎてどうにも選べないので
UNHCR (国連の難民支援機関)に委ねます
今一番必要としているところに使ってくださると思うので
どんなにわずかのお金でも
家を失い故郷を追われ 行くところも帰るところもない人たちの
食料や薬、毛布の足しにはなるはずだから
☆★お知らせ★☆
コロナの時
家から出るなと言われて
最初は家族とも会えないとか レッスンも出来ないとかいろいろ思ったけれど
次に思ったのは
その引き籠ることの出来る安心安全な「家」があることの有難さ
「家」が大好きなわたしにとって
家は心の拠り所
安心して眠る場所があって初めて 人間明日への希望や元気が湧くと思うのに
その家がなく、
何年も難民として彷徨っている人たちの数は今世界に1憶2千万とも3千万とも(日本の全人口と同じくらい!)
泣いているのは大抵
わたしたちと同じ
ただ普通の穏やかな生活がしたいとだけ思っている人たち
*
そうそう、お茶会のケーキ
一番人気はメレンゲベルガモットケーキまたはバターミルクレイヤーケーキ
そして次点はボイルドオレンジケーキ🍊
3番はノーベイクチーズケーキ でした^^
10月のレッスンの日程UPしました。
お申し込み開始は9月16日(月)21時になります。
#
by lesgalettes
| 2024-09-07 23:21
| アフタヌーンティー&ティー
|
Comments(0)
チャリティーお茶会2024(準備編)
冷蔵庫スペースの確保
何せ暑い暑い夏なので
作ったケーキは出来れば全部冷蔵庫に入れておきたい
いつもより直径も高さもある大きめサイズのものが
6ホール、7ホール、8ホール・・・
しかも冷蔵庫にはお茶会4回ラウンド分の
生クリームにクロテッドクリーム・牛乳に卵にフルーツなども大量に入っているから
とにかくタイト
だからお茶会前の必要不可欠な準備は
冷蔵庫をとことん空にすること
大掃除にもなっていいけれど。。。
タルトならぺストリーを作って型に敷いてそのまま冷凍
そうしておけば
必要な時、すぐに空焼き出来るから
今回はグーズベリーとエルダーフラワーのタルトだったので
空焼きしている間に
フランジパーヌを作ってグーズベリーをのせて焼けば完成☆
ビスケットやクラッカー類は数日前に焼いておいてもOK
当日焼きたいものの計量や型の準備もしておける
スコーンに関しては前日の夜
ラブイン(粉とバターをサラサラにする)までして冷蔵庫に入れておきます
クリームをサンドするようなケーキ類は前日に焼いて
当日仕上げ
スポンジ生地の上にメレンゲをのせて焼いたものを重ねます
サクサクのメレンゲとスポンジのコントラストが楽しい
今回間にサンドしたのは
クレームフレーシュと生クリーム半々でホイップしたものと
ベルガモットカード
香り、味わい、食感、すべてのハーモニーが楽しいケーキ
でも何から何まで手作りしていると大変!
手を抜けるところは抜きます
イギリス風に^^
下の写真は先日イギリスで買ってきたレディメイドのスポンジフランケースと
上掛け用ジェリーパウダー
このフランケースにジャムを塗って
プラムと桃を煮たもの敷き詰めジェリーを流して完成☆
この怪しげな紫色はプラムから。。。
これはこれでイギリスのインスタント的な味で楽しい(笑)
下の写真の3段になっているケーキは
バターミルクレイヤーケーキ
バターミルクを入れてしっとり食感に焼き上げたスポンジに
間にはやはり
クレームフレーシュ入りのクリームとベルガモットカードをサンド
これも好評だったお菓子の一つ
ケーキ類は毎日少しずつ違います
一緒の方が楽だけれど
それだと作るのが飽きちゃうから(笑)
心配していた台風は結局宇都宮には影響なく
お茶会を無事終えて
昨日はお部屋のリカバリー
バンティングを外したり
避難していた本類が戻ってきたり
あっという間にまた生活感いっぱいのいつもの我が家
でも、そこはかと漂う祭りの後の静けさ。。。
お茶会の様子は次回に☆
#
by lesgalettes
| 2024-09-03 08:11
| アフタヌーンティー&ティー
|
Comments(0)
夏休みベイキング
「これでも今年は暑いの」と言っていたけれど
エアコンがなくとも充分快適に過ごせる素敵な気温
エアコンなしで最後に寝たのはいつのことだろう?
さて、
お土産リクエストはスコーン
もちろんお出掛け直前に焼き上げます
どのスコーンにするか決まらなかったので
とりあえず、プレーンとチェリーそしてチョコレート&ウォルナッツ
おまけに作ったのは
ライムとポピーシードのトレイベイク
グーズベリーやラズベリー、ブルーベリーを焼き込んだミニタルト
常温で置いておいても大丈夫そうなものをいくつか
山も星もきれいだし
そうだ、
もう少し涼しくなったら
おやきも食べに来なくっちゃ!
*
夏休み
時間があったので久しぶりに
ず~っとサボっていた「イギリスおかし百科」の記事を書いてみました
今のロンドンをいろんな視点から届ける情報サイトあぶそる~とロンドン
スタート時からこのコラムを書いているのでもうすぐ丸10年
実物はもちろん
他の本でも見つけたことがない珍しいお菓子
(見た目はいたって普通だけれど)
このお菓子についてはもちろんですが
イギリスの小さじ大さじ事情についても書いてみました
ご興味あればご覧になってみてください
*
近頃 流れは instagramやYouTubeにTicTok
こういう文章多めのブログやコラムなどは面倒と思われるかもしれないけれど
わたしはやっぱりアナログ昭和人間
へたな写真と まどろっこしい文章と自分で認識しつつも
イギリス菓子について
もうしばらく、なんやかやと書いていくんだろうな、と改めて思う夏休み後半なのでした
オーブンじゃなくて
パソコンに向かっていても暑い気がする~~🥵!
#
by lesgalettes
| 2024-08-30 13:33
| イギリスのおいしいもの
|
Comments(0)
イギリス旅2024初夏〆
この日はファームで買ってきたルバーブと小麦粉を使って
ルバーブクランブル
あまりに立派なルバーブに買わずにはいられなかったので☆
残っていたプラムも加えたら
とっても綺麗な赤いクランブルに ↓
添えるのはエクストラThickクリーム
乳脂肪分はダブルクリームと変わりませんが
濃度が強くなるよう調整されているので
泡だてずそのままプディングに添えれます
写真の一番右下に写っているのがそれ↓
お出掛けはミニマム (にしたつもり)
でもここだけは外せない、と思っていたのが
Bury St Edmunds
ここの セントエドマンズベリー大聖堂 にどうしても行ってみたくって
1000年の歴史を持つ大聖堂は想像どおり
それ以上に荘厳
もう一度ゆっくり訪れたいと思った教会は久しぶり
(教会はだんだんどれも同じに見えてくる。。なんて日頃思っているから)
多分もう一度来ると思う
天井から降ってくるように
空間全てを満たすように響き渡るパイプオルガンの音
あと2時間くらい座っていたかった
後ろ髪をひかれながら教会を出ると
そこに広がるのはなんとも不思議な光景
遺跡に少しずつ飲み込まれるつつあるような建物や
緑の芝生の上にすっくと立つ遺跡はまるで化石になった巨人のよう
ここはベリーセントエドマンズアビー跡
かつてイングランド屈指の規模を誇った寺院
ヘンリー八世の命により1539年にお取り潰しとなり
今はその面影が残るのみですが
公園になっているので、500年の時の流れに想いを馳せながら憩うことができます
本を読んだり寝そべったり
散歩を楽しんだり、皆思い思いにくつろいでいる様子が印象的
リスさんもフレンドリー🐿️
当時の寺院の様子はイングリッシュヘリテージのサイトで知ることができます
楽しいのは名所旧跡のある街ばかりとは限りません
隣近所の小さな町や村も歩いてみるといい事がいっぱい☆
小さなベイカリーでは食べたかった地方のお菓子を見つけたり
金物屋さんでは欲しかったキッチン用品を発見☆嬉々としていたら
お店のご主人からはなんでまたこんな何もない町に来たんだい?って珍しがられ
地元情報をいっぱい貰えたり(笑)
計画してなかったからこそ出会えた
沢山の小さな事・モノ・人
さもないことだけれど印象深く心に残っているそれらは
多分この旅一番の収穫物
有名どころをを観光しなくとも
特にスペシャルなことをしなくとも
旅は書きたいことが
伝えたい景色が山のよう⛰️
長々とお付き合いありがとうございました^^
次の旅はいつかな☆
#
by lesgalettes
| 2024-08-26 08:53
| イギリス散歩
|
Comments(0)
イギリス旅2024初夏 その11
一度スコールのような通り雨が来たけれど
広場にはサンドイッチやフィッシュ&チップスなどを売るフードカーがいます みな思い思いに 頭に先ほど見てきた何かを思い浮かべながらの休憩タイム
コロナ前より確実に上がっているアンティーク相場と品薄感 そしてポンド高 今回もあまり触手が伸びなかったなぁ~ なんて思っていました
が、帰国を翌日に控えたある日 荷物を整理しようと居間に広げたら あら、それなりにある、かも?
皆慣れたもの
商品はびしょびしょなのに
自分たちだけバンの中に入ってお茶を飲んでいる
食器なんかは拭けばきれいになっていいかもしれないけれど
大きなソファとか ぬいぐるみとか本とか
ぐしょぐしょだけれどいいの??ってこちらの方が心配になっちゃう
夏の通り雨の後は大抵ギラっと太陽が顔を出して一気に乾かしてくれるからいいのか?
アンティークだから
錆びようが
よれよれになろうが それがかえって味になるとか?
その辺のおおらかさ(適当さ)が素晴らしいと毎回思う
家具やガーデニング用品などの大物が並ぶ外会場に対し
室内会場は小さめサイズのちょっといいものが並びます
もちろんガラクタ類も多数
一個数百円のヴィンテージものまでありとあらゆる物・モノ・ものに溢れた室内
お宝の価値は人それぞれ
値段じゃない
他人から見たら それ持って帰って一体どうするの??というものを
ほんとうに嬉しそうに抱えて歩いている人の多いこと!
一見ジャンク品に見えるけど実はとっても高価なものもあります
例えば下の写真に写っているMcDougall'sやBorwick's のエナメル看板
やっぱり雨にぬれてもお構いなしだけれど
ひとつ350~400ポンド
つまり7~8万円
こういう昔の看板はものによっては一桁上がることもザラ
というより欲望と戦い疲れたら(欲しいもの全部買っていたら大変ですから)
ひと休み
お腹を満たして 冷静になって今一度ここまで見てきたものを思い起こします
それはほんとうに欲しいのか
日本までえいこら背負って帰るに値するのか
迷いなしに欲しいものはその場で購入しているので
どうしようかなぁというものは
ここで取捨選択
さっきのお店まで戻るか戻らざるか、、
でも結局
ヒースローで計ってみると
重量制限にはまだまだ余裕がある状態
なんだあれとあれを買っても大丈夫だったな、なんて思いながら機上の人となったのでした
が、
しか~し!
家について広げてみたら あるわあるわ
部屋が狭いから多く見えるのかしら?なんて一瞬自分をごまかしてみたけれど
やっぱりまぁまぁな量
多くはどうでもいい(わたしにとってはどうでもある)食材と
ヴィンテージの道具類
お気に入りは下の写真のモノたち↓
50年代に流行ったボーダー入りの大きなブラウンベティ
使いやすそうなローリングピンに ブレッドボード
ヴィンテージのスパートゥル(ポリッジを混ぜる棒)に
ヴィクトリアンのぺストリージガー
わたしが買うものの多くは実用用
飾るだけなんてもったいない
お洒落じゃないけれど 使い込まれていい味の出たものばかり
もう今から新品を使い始めても、ここまではきっと使い込めないから
時を買ったと思えば安いもの(?)
右下のピューターのお皿にのっているのは
陶器製のエスカルゴ殻
1ダース持っていて もっと欲しいなぁとずっと思っていたものの
フランスに行っても最近はなかなか見つけられなかったので
これは今回見つけた時 かなり嬉しかったものの一つ(笑)
エスカルゴの殻を嬉々として両手のひらいっぱいにのせて笑みを浮かべている日本人は
やはり他所の人から見たら風変りなのかもしれない
わざわざイギリスのアンティークフェアに来て
それフランスのだし
カタツムリ家で食べるのって🐌🐌🐌
下の写真の右上に写っているスナッファー付きのキャンドルホルダーも
一目見た時から手を離さなかったもののひとつ
これを持って暗い寝室に入っていく様子が
火を消す様子が目に浮かぶようで
ビートン婦人の家政書も今から120年も前のものにしてはかなり状態がいい
天邪鬼なわたしはビートン婦人の大大ファンという訳ではないけれど
それでもなお
こうしてページを繰ると
160年経っても皆に愛される本を纏めた女性に
やはり敬服
だって23歳から25歳の間ですよ
わたしなんて結婚はおろか、ただホゲホゲしてた時分ですから~
28歳でその短い生涯を閉じた彼女
160年後に日本で自分の本が読まれているとは天国で驚いているに違いない
加筆訂正もう一度自分にさせて~とか思っているかも
#
by lesgalettes
| 2024-08-22 09:57
| イギリス散歩
|
Comments(0)
お菓子教室 「Galettes and Biscuits」 の日常 ☆
by lesgalettes
ガレット アンド ビスケット
シンプルで温かいイギリス菓子の魅力を伝えるべく 宇都宮から発信中☆ これまで見たことの無いお菓子に出会えるかも☆
詳しくは こちらを↓
Galettes and Biscuits
home
イギリス菓子にご興味ある方は
こちらもどうぞ ↓
「イギリスおかし百科」
「BRITISH HOME BAKING おうちでつくるイギリス菓子」「イギリスお菓子百科」「ジンジャーブレッド 英国伝統のレシピとヒストリー」「BRITISH SAVOURY BAKING イギリスの古くて新しいセイボリーベイキング」
※リンクフリーです
※メールはHPに記載のアドレスまで あるいは
鍵コメで連絡先を書いていただければ、こちらからも
ご連絡いたします
※写真の無断転載はご遠慮ください
詳しくは こちらを↓
Galettes and Biscuits
home
イギリス菓子にご興味ある方は
こちらもどうぞ ↓
「イギリスおかし百科」
「BRITISH HOME BAKING おうちでつくるイギリス菓子」「イギリスお菓子百科」「ジンジャーブレッド 英国伝統のレシピとヒストリー」「BRITISH SAVOURY BAKING イギリスの古くて新しいセイボリーベイキング」
※リンクフリーです
※メールはHPに記載のアドレスまで あるいは
鍵コメで連絡先を書いていただければ、こちらからも
ご連絡いたします
※写真の無断転載はご遠慮ください
カテゴリ
全体日常
イギリスのおいしいもの
レッスン
アフタヌーンティー&ティー
ピクニック
イギリスイベント
イギリスで学ぶ
イギリスの花
日本&イギリス以外
イギリス散歩
フランス
未分類
以前の記事
2024年 11月2024年 10月
2024年 09月
2024年 08月
2024年 07月
2024年 06月
2024年 05月
2024年 04月
2024年 03月
2024年 02月
more...