残った材料で
スーパーで何袋も何袋も買ってくるのは大変なので
(いいのが売ってないと焦っちゃうし)
ついつい箱で注文してしまいます
紅玉にブラムリーにふじetc...
ふじはチャツネに
冷蔵庫に入れておいても意外と日持ちのしない紅玉はタルトタタンに決定
今回は簡単バージョン
若かりし頃(もう若くなかったかな、、)リッツで習ったスタイル
普通に銅の大きなマンケ型で焼くタイプの他にもう一種
実習で作ったそれはお一人様用バージョン
半円形のシリコン型で焼くのですが
それがとってもお手軽なので気に入って今もよく作ります
半割のりんごを入れて
しばしりんごに火が通るまでオーブンでベイク
その後ぺストリーをのせてもう一度焼けばもう完成☆
りんごには深めに切り込みを入れておくので
中までしっかりキャラメル風味が染み込んでいます
外す際もつるんととれるし 何よりそのサイズ感がいい
一度に2~3個くらい軽く食べられちゃう(笑)
沢山作っておかないと 秒でなくなっちゃう危険なタタン
夏から気になっていたいくつかの事
もう大分朽ち果てていた花台を作り直し
はげはげになっていたベンチのペンキ塗り(茶色→ブルーグリーン)
そして物置小屋の屋根の張替え
まるで味付け海苔みたいにぺろぺろになっていたそれをはがし
おニューの(死語??)屋根材を貼っていきます
これできっとしばらくは雨漏りもせずに頑張ってくれるはず
気持ちよく(途中ボンドが足りなくなって買いに走ったりはあったけれど)庭仕事を終えた後は
遅めのお庭ランチ
サーモンとマッシュルームのタルトの他に
件のティーケーキやタタンなどを並べ
ようやくお庭で食べられる季節だねー
なんて言いながら食べ始めました☕
なんとそこに招かざる客が、、
小さなスズメバチが1匹ぶーーーーんとやって来たのです
勧められてもいないのにお行儀知らずな彼女は席に着き
真っ先にお気に召したようなのはタルトのサーモン
お次はエンパイアビスケットのラズベリージャム
もう~~~~~~~!!
おちおち落ち着いて食べられやしない
同席はどうにも無理なので
早々にこちらが席移動
急にご馳走が目の前から消えた彼女は当惑したようにキョロキョロブーーーンとしばし周回後
他のご馳走を探しに飛んでゆきました
やれやれ、、
結局、また移動するのも面倒になり
平和に室内でのお茶となったのでした
お陰で、以前から友人にこれ観て~と言われていた
Clarkson’s Farm(ジェレミー・クラークソン農家になる)を沢山観ることができたので
まあいいか、、
そんなありきたりで平和な週末
もとい、
ありがたく平和な週末
#
by lesgalettes
| 2024-11-06 10:29
| イギリスのおいしいもの
|
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Halloween
一見ジンジャーブレッドっぽいけれど
ジンジャーは入っていないのでジンジャーブレッド本に入れてあげれなかった可哀そうな子
下の写真はソーケーキと呼ばれるもの
やはりこの季節に
ダービーシャー周辺で食べられてきたお菓子
こちらはジンジャーが入ったジンジャーブレッドの一種
ヨークシャー地方で言うところのパーキン
パーキンは今もヨークシャー地方に行くと時々見かけるけれど
ソーケーキはもう消えてしまったお菓子
大好きなアリソン・アトリーの本に出てくる作り方から再現したこれは
私のジンジャーブレッド本にも載せているのでご興味ある方は作ってみても楽しいかも
とにかく素朴です
ほろっと崩れるオーツの食感
独特の噛み応え
そこにかすかにオレンジピールが感じられるのがこのレシピのいいところ
幼いアトリーは温かい牛乳の入ったマグとこのソーケーキを手に
寒空の中 ボンファイアーの花火を見上げたのだとか
それと遅くなりましたが
今年も暑い最中のご協力 本当にありがとうございました
世の中どこもかしこも大変なところだらけ
のほほんと暮らしている身には
罪悪感で直視を避けたくなるニュースばかり
その自分の罪悪感軽減のためにやっているのではないかと
また別の罪悪感を感じながらやっている謎のチャリティーお茶会(^^;)ですが
これからも続けていきますので
お付き合いいただければ幸いです☆
🍂
そうは言っても与えらえた人生楽しまなきゃ嘘
わたしも引き続き 1日1日大切に楽しんでいきます^^
皆さんもどうぞ
どうぞよい1日をお過ごしください
3連休ですね!
☆★お知らせ★☆
12月のレッスンのメニューと日程をUPいたしました
お申し込み開始は11月13(水)21時~になります
#
by lesgalettes
| 2024-11-02 15:39
| イギリスのおいしいもの
|
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秋のおやきドライブ
手作りしている様子も垣間見えるライブ感も楽しい
安曇野にあるこちらのお店は↑
夜は乗鞍高原でお泊り
粉の味がしっかりして
あ~小麦粉を食べている、という幸せ感に包まれるおやき
お店の脇の離れで焼き立てを頬張る至福の瞬間
いっぱい買ったはずなのに
もうちょっと追加注文しようかな、と毎回思っている(笑)
最初にわたしがおやきに開眼したのはご近所さんからいただいた八坂のおやき
おやきと言えば、小ぶりのふんわりとしたタイプしか知らなかった頃
そのガチガチに固いソフトボールサイズの物体にまずは驚愕
一つ目を食べ終わった頃には恋に落ちていたのでした(笑)
それからおやき行脚が始まり
生坂村の灰焼きおやきにはまります
今はたった2軒
ずっとずっと続けてね、、と願いつつ通っています
大きな大きなそのおやき
ひとつひとつじっくり灰の中にうずめて焼くことなんと40分
一日頑張っても200個焼くのが限界とのこと
なので予約必須です
割った瞬間溢れる湯気
美味しいものだらけの今のご時世だけれど
寒い時に食べるこのおやきほど
純粋な喜びに浸れる食事はなかなかない、
と個人的には思っています^^
粉と野菜が好きだからかなぁ
あ、具はシーズンによりけりで
ナスだったり、ミックス(キャベツや人参など)だったり
切り干し大根だったり 基本的にはお野菜です
がちがちタイプとは程遠いもちもちのうす~い生地のおやきですが
その中にぎゅうぎゅうに包まれた大量のひじきやおからなどの具が圧巻☆
ここも必ず立ち寄るおやき屋さんのひとつ
今回は急遽、他にもいくつかこれまで訪れたことのなかった
安曇野周辺のおやき屋さんに立ち寄ってみます
お目当てのおやき屋さんにいくつかふられてしまったから
そのうちの一軒
生坂村の「かあさんち」はいつものつもりで寄ってみたら
そこだけ、どこからこんなに人が沸いたの?と思うほどの大行列
なんでも最近テレビ(マツコの知らない世界)で紹介されたらしく、、
行列は不得手なので
「きっとみんな来年には忘れているよね、、」
と、その場を後にしたのでした
安曇野で週に一日だけオープンしているVRONYさんのベーグル♡
とにかくビックリするくらい美味しい(好み過ぎる)
この日のラインナップも赤ワインクリームチーズにきのこクリーム
チーズ&ハーブにコーヒーマロンetc...
夜中からベーグルを焼いてお疲れなのは分かっているはずなのに
図々しく長居してお喋り
あー楽しかったなぁ♡
お菓子や本を作っていて良かったと思う大きなひとつ
この仕事をしていなかったから絶対出会えるはずのなかった
素適な人たちと出会う機会が得られること
その方たちの生き方や考え方を通して
またひとつ世界を広げてもらえる
筆不精だし 出不精だし
面倒くさがりだし あまり気が付くタイプじゃないし
会話もへた
面白いことも言えないし
根本的に人付き合いは得意な方ではないけれど
会いたいと思う人とは
いつも先延ばしにせずに会っておいた方がいいと
コロナの時に肝に銘じたはずだけれど忘れかけていたそのことを
VRONYさんとお喋りしながら
また思い出したのでした
自然いっぱい山の中の一軒家で
自分では作れない手間暇かけた美味しい食事と
居心地の良い空間に浸ってリフレッシュ
翌朝
聞いたことのない鳴き声の鳥がいるなぁなんて窓の外を覗いたら
お猿さんたちの集団が目の前で大はしゃぎしていました(笑)
紅葉の真っ盛り
この日お天気は今一歩だったけれど
その分しっとり潤った木々が美しく
思わずしげしげと眺めいる
こんな風にしっとり紅葉を楽しんだのは初めてかも
真っ赤や黄色に色づいた紅葉は言わずもがな、だけれど
なめし革色になった朴の葉のやたらに生真面目な葉脈や
枝にかろうじでぶら下がっている虫喰いだらけの最後の一枚
雨に濡れて寒そうにしているイチイの赤い実なんかに妙に魅かれるんだから
年をとるって、
こういうことなのかなぁ
「またおいで」ってことだと勝手に解釈
何でも自分に都合よく図々しく変換できるようになったのも
年を重ねたお陰
🍂🍂🍂
こんな秋の週末小トリップ
#
by lesgalettes
| 2024-10-29 15:27
| 日常
|
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チェルシーバンズレッスン
ロンドンのチェルシー地区周辺で1700年代から売られていたという
超~~~ご長寿バンズ
当然のことながら、その当時の写真もレシピも残っていないので
今のものと同じ姿かどうかは定かではありませんが
とにかくイギリスで愛され続けている甘いパンです
これを作りながら頭に浮かぶのは
若かりし日好きだったシナボンのシナモンロール
今も好きだけれど
それより
ずっと大人味
生地にはミックススパイスとレモンの皮のすりおろしを練り込み
巻き込むフィリングにも
たっぷりのミックススパイスとドライフルーツが入ります
(もちろんたっぷりのバターとブラウンシュガーも)
発酵後にキュッとくっついた姿になるようにします
たまにそれぞれ独立させて焼くパターンもあるけれど
わたしは断然この Tear and Share(ちぎって分ける)スタイル
くっついていた部分を割く瞬間にぴろり~と伸びる生地
その部分の何とも言えないしっとりとした柔らかさ
このパンの醍醐味の一つ♡
さて、一次発酵と2時発酵の間にもう一品
イブズプディングを作ります
10月のレッスンには毎年できるだけりんごものを入れるようにしています🍏🍎
イギリスのフルーツを使うお菓子の中でも
りんごを使ったお菓子が本当に好きだから
ブラムリーや紅玉など酸味の効いたりんごが沢山あるこの季節
作らずにはいられない
イブズプディングはその名前から想像がつくように
りんごを使ったプディング
ヴィクトリアケーキのような簡単スポンジ生地をのせて焼き上げます
今回はブラムリーアップル(イギリスでよく使うクッキングアップル)と紅玉のミックス
ブラムリーだけでもそれはそれで酸味が効いて美味しいけれど
すぐに煮溶けてりんごの食感がゼロで寂しいので
ふじや紅玉など他のりんごと合わせると
酸味と甘み、食感のバランスが最高に☆
もちろんどんなりんごでも美味しくは出来ますが折角いろいろ手に入る10月なので
その下でとろけるように柔らかくなったアップルフィリング
大きなスプーンを入れた瞬間
立ち上がる湯気と香りに幸せな気持ちに浸れる、素朴だけれど最高のデザートです
りんごを使ったお菓子の中でトップ3に入るかな
そしてこのお菓子をさらに至福にしてくれるのがカスタード
今回はイギリス家庭の定番 Bird'sカスタード
牛乳とちょっぴりのお砂糖を加えて加熱すればあっという間に
とろとろ温かなカスタードソースができる優れもの
もちろん卵も入っていないし
インスタントだし
お菓子教室なのに手抜きもいいところじゃない!
と思われそうだけれど
ある意味これ以上イギリス的なものはない
イギリス家庭菓子のリアルな味を伝えるのが我が家のスタイルなのでご理解を。。。
もちろん朝ごはんにも嬉しいチェルシーバンズ
またの名をスティッキーバンズ
焼き上がりにたっぷりペトペトの甘~いグレーズを塗るから~
一人だったら絶対指をなめちゃうパン(笑)
イギリス的な力の抜けた適当パン作り
パンって意外と簡単!
そう思ってもらえたら嬉しいな、と
イギリスの友人に彼女のパンの作り方を教えてもらった時
ほんとう~~~に驚くほどおおざっぱで目から鱗がポロり
それからわたしのパン作りに対するハードルがどんと下がり
楽しめるようになったので^^
#
by lesgalettes
| 2024-10-25 15:58
| レッスン
|
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アップルパイピクニック🍏
それにシナモンをちょっぴり加え
アップルパイを焼いている間にもう一品
これからあと何回秋を迎えられるか
ショートクラストぺストリーに詰め込みます
あとはオーブンにお任せ
そうそう、この前イギリスのアンティークフェアで見つけた
ヴィクトリア時代のクリンパーを使ってみよう
150年前の人たちはこれを使ってどんなパイを作っていたんだろう
どんなキッチンでどんなオーブンだったんだろう
美味しくできたかな
みんな喜んでくれたかな
そんなことを考えながら
マーマイトとチーズのぐるぐるスコーン
パイが焼きあがるラスト15分の辺りでオーブンに一緒に入れれば
スコーンとパイが同時に完成☆
熱々のそれをバスケットに詰め込んで
いざ出発
こんなに近く(車で30分くらいはかかるけれど)に
こんなに広々した人もまばらないい場所があったなんて
ここに越してきて早20年ちょっと
ついつい行き慣れた場所に行ってしまうけれど
まだまだ素敵なピクニックスポットはあるのかもしれない
この日はちょっぴり風強DAY
満開の秋桜がずーっとリズムをとるように揺れている🌸🌸
まだほの温かいアップルパイにミルクティー
そしてマーマイトの塩気が効いたスコーン
これはエンドレス
気付いたらアップルパイは残り1/3くらい
ふたりで全部食べきれそうな勢い(笑)
それは誰にも分からないから
あれは来年の秋にしよう、そんなことは思わないで
楽しみ切るつもり満々の今年の秋🍂
#
by lesgalettes
| 2024-10-21 15:34
| ピクニック
|
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お菓子教室 「Galettes and Biscuits」 の日常 ☆
by lesgalettes
ガレット アンド ビスケット
シンプルで温かいイギリス菓子の魅力を伝えるべく 宇都宮から発信中☆ これまで見たことの無いお菓子に出会えるかも☆
詳しくは こちらを↓
Galettes and Biscuits
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「イギリスおかし百科」
「BRITISH HOME BAKING おうちでつくるイギリス菓子」「イギリスお菓子百科」「ジンジャーブレッド 英国伝統のレシピとヒストリー」「BRITISH SAVOURY BAKING イギリスの古くて新しいセイボリーベイキング」
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