【集まる】都会でものを育てる喜び。農業の世界~大学のサークル仲間と冒険(たび)をする。
長いようで短い夏休み。一人で冒険(たび)を始めるのはなかなか勇気がいるけれど、一緒に飛び出す仲間がいれば、自分の視界がもっともっと広がるはず! 大学生が、大学生におすすめしたい「新しい冒険(たび)」を体験できるサークルを紹介します。今回紹介するのは、「早稲田大学 学生NPO農楽塾」さんです。
DATA | |
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NAME:早稲田大学 学生NPO農楽塾 | |
SINCE:2004 | MEMBER:44 |
PLACE:早稲田大学早稲田キャンパス大隈庭園 | DAY:1/week |
Q1.どんな活動をしている?
「早稲“田”なのに、なぜ“田”んぼがないのか?」という疑問から誕生した、大隈庭園にある早稲田の「わせでん」。その「わせでん」を中心に 「農を楽しみ、農を考える」をモットーに、都心部でも気軽に農業を楽しもうという農業系サークルです。週1の植物観察を中心に、土日には関東各地の知り合いの農家さんにお邪魔して農作業体験をすることもあります。農業とは関係ない「個人企画」を発案し、皆で遊びに行くことも頻繁です。
Q2.一番自慢できることは?
昨年度までは大学ボランティアセンター所管の企画に過ぎませんでしたが、今年度から正式に大学公認サークルになりました。今まで培ってきた人脈を生かし、 農家さんだけでなく農業行政に携わる方や農業関連会社の方など、さまざまな接点を増やして活動の幅を広げたいと思っています。都心部では数少ない農業系サークルであるというのも、私たちの自慢です
Q3. 所属した理由やきっかけは?
私は静岡県出身なのですが、東京には緑がほとんどなくカルチャーショックを受けるとともに、無意識のうちにストレスを溜めていました。緑に触れられる農業系のサークルを探しておりいくつかあったのですが、活動内容や雰囲気が自分に合っていたため、当サークルに決めました。農業の専門知識を持った人ばかりではなく、楽しく学びつつ仲間とともに農作物を育て、農業系イベントを盛り上げることに熱心に取り組んでいます。
Q4. サークル活動が将来どんなことに役立ちそう?
昨今、大きな変化が起こっている農業。所得が不安定、重労働でキツイ、土や虫が汚い……といった従来の農業のイメージを覆す経営方式が続々と生まれています。「学生NPO農楽塾」では、そのような革新的な農家さんとお話ししたり実際に体験をしたりなど、農業の大きな変化を垣間見る貴重な経験ができます。そのことで人脈が広がり、従来の価値観や物事の見方にとらわれず、柔軟で革新的な思考力がつくと信じています。
Q5. “農業の世界” に興味を持った方が、挑戦できそうな体験・取り組みは?
残念ながらコロナ禍の現在は、大学に行きサークル活動として農作物を育成することが、なかなか難しかったりもします。その代わりに、ミニトマトやヒマワリなど、自宅でも簡単に育てられる農作物を育ててみてはいかがでしょうか。緑に触れることでの安らぎや、日々のささいな変化に気付き成長を見守る喜びなど、農業に親しむことの片鱗を少しでも味わえると思います。
Information: |
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CONTACT: |
Twitter:@w_nogakujuku HP:http://www.nogakujuku.net/ ブログ:http://blog.livedoor.jp/waseda_nogakujuku/ 問い合わせ先:nogakujuku@yahoo.co.jp |
MESSAGE: |
私たちの団体は、公認サークルとして成立されたばかりで、まだまだ発展途上です。農業に興味を持った人だけでなく、「農業×教育」「農業×カレー」など、農業を架け橋にして活躍の場を広げている人も多くいます。農業とは関係ない個人企画でも多くのメンバーが集うなど、先輩後輩の堅苦しい上下関係もなく、全員がサークルの対等な仲間として、和気あいあいと楽しく活動しています。 |
文・取材:Mo-Green
編集:マイナビ学生の窓口編集部
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