福岡アジア美術館の公式ブログ(12/14)に出ていました。
東大で講演会「東南アジアにおける『美術』の誕生とリアリズム」
後小路雅弘・九州大学院教授(元アジ美学芸課長)による東南アジア美術史の講演会。
講演会 東南アジアにおける「美術」の誕生とリアリズム
日時:2016年12月21日(水) 18時~19時30分
場所:東京大学 駒場キャンパス18号館4階 コラボレーションルーム3
講演者:後小路雅弘(九州大学大学院教授)
モデレーター:加治屋健司(東京大学大学院准教授)
来聴自由・予約不要
主催:科学研究費・基盤研究(B)「文芸諸ジャンルにおけるリアリティ表現の比較に
基づくリアリズム概念の総合的再検討」(研究代表者:田中純)
【概要】
そのほとんどが欧米列強の植民地であった1930年代の東南アジアで、西欧に由来する
「美術」というシステムが萌芽期を迎えていた。その後40年代の戦争による混乱を経て、
50年代には本格的に「美術」がこの地に根付いていく。そうした「美術」の形成過程に
おいて、リアリズムが大きな役割を果たしたように見える。インドネシアのプルサギ、
フィリピンのネオ・リアリスト、シンガポールの赤道芸術研究会など、東南アジアの
近代初期の美術運動において、なぜリアリズムだったのか、それはどのように表現され、
どのような意義があったのかについて考える。
詳細@表象文化論研究室
後小路雅弘講演会「東南アジアにおける「美術」の誕生とリアリズム」
http://repre.c.u-tokyo.ac.jp/news/?p=896
福岡アジア美術館の公式ブログ
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