製作者・春日聡さんからお知らせが届きました。
ふじのくに せかい演劇祭2012
映像「スカラ=ニスカラ ―バリの音と陶酔の共鳴―」
今なお生活に息づく神々との交流
――現代演劇の重要な参照項
バリ島では、音楽の演奏や舞踊・演劇の上演が、神々に捧げる祭事の一部として、現在でも日常的に行われています。「神々の住む島」と形容されるほど信仰を重んじるバリ島の住民にとって、芸術はとても身近で、重要なものとなっています。そんなバリ島の儀礼は、現代演劇の重要な理論家アントナン・アルトーをはじめ、様々な芸術家に深い影響を与えており、現代演劇を理解する上で不可欠な存在と言えます。約1時間に凝縮されたこの作品の中から、過去・現在そして未来への時の流れ、演劇のルーツを感じ取れることでしょう。
公演情報
映像/日本
■公演日時
6月2日(土)17時上映開始
◎終演後に、春日聡(製作者)によるトークを行います。
※本作には動物を生け贄にするシーンが含まれております。こうしたところにこそ、近代的な感覚からは遠くなってしまった「自然や生き物への畏れ」が現れている点を、ご理解いただきたく存じます。
上映時間:55分
バリ語・インドネシア語上演/日本語字幕
■会場
静岡県舞台芸術センター 舞台芸術公園 屋内ホール「楕円堂」
■チケット料金
500円
詳細
http://www.spac.or.jp/f12sekalaniskala.html
静岡県舞台芸術センター(Shizuoka Performing Arts Center : SPAC)
http://www.spac.or.jp/