京都すばる高が「メタバース百貨店」イベント オンラインで特産品販売実習 - 伏見経済新聞
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京都すばる高が「メタバース百貨店」イベント オンラインで特産品販売実習

メタバース百貨店イベントであいさつする貴島良介校長。

メタバース百貨店イベントであいさつする貴島良介校長。

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京都すばる高校(京都市伏見区向島西定請)が11月19日~27日、オンラインを活用した非対面型のメタバース百貨店イベント『京都すばるデパート』を開催した。開催は毎年秋に行っている販売学習の一環で、今回で36回目。

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 コロナ禍の中で販売実習をオンライン・非対面型で実施するため、NTTのXR空間プラットフォームを活用した。今年のテーマは「万里一空~届け 思いやりを全国へ~」とし、全国に向けて地元・京都の特産品や生徒自身が企画した商品を販売した。期間中のアクセスは4000ページビューを超え、売り上げも「好調だった」という。

 イベントを担当した北川博士教諭は「コロナ禍により社会が大きく変化する中、今までの来場型の販売実習からオンライン販売、仮想空間でのメタバースイベントへ切り替えた。これから社会に出る生徒たちに、教育的観点からは貴重な経験と学習の場となったと考える。リアルな商品やお金のやり取りがないので、生徒の達成感は過去の来場型と比較すると低い部分はあるが、この形は次年度も続ける予定。次年度は仮想空間内でもさらに接客と販売を充実することができれば」と意気込む。

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