「Windows11」(22H2) の「VirtualBox 7.0.8」に、「Xubuntu 22.04 LTS」をインストール〈H166-3〉 - Linux あれこれ

Linux あれこれ

Linux 関連(一部 Windows11 )の備忘録です。

「Windows11」(22H2) の「VirtualBox 7.0.8」に、「Xubuntu 22.04 LTS」をインストール〈H166-3〉

登録日: 2023-05-28 更新日: 2023-06-10

こちらの「Linux あれこれ」は「Linux」メインの投稿ですが、「Windows11」にて「Linux」を使う機能にも興味があり、投稿しました。

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前回 、ホストOS として「Windows11」(22H2) に、「VirtualBox 7.0.8」をインストールしました。

残念ながら、「VirtualBox 7.0.8」にて、現行の「Windows11」(22H2) をホストOS として使うのは、
今のところ対象外(未サポート)です。

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今回は 、「VirtualBox」に Linux ディストリビューションをインストールする第2段として、
Xubuntu 22.04 LTS」をインストールしました。

その備忘録です。

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個人的には、(下記とは別の)手持ちの Linux 用のPC のメインOS として使っている、オススメのOS のひとつです。

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使用したPC は、USB 3.0 ポートのある「Windows 11」のノートPC です。メモリ 12GB、SSD 1TB に増設しています。 「UEFI 立ち上げ」のPC です。ディスプレイの解像度が HD (1360 x 768) なので画面が狭いです。

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(注)リンクを戻るときはブラウザの左上の「←」をクリック

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目次

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参考:

VirtualBox」のホストOS がLinux の場合:

VirtualBox に「Xubuntu 22.04 LTS」をインストール〈H137-3〉

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VirtualBox」を使わずにPC にインストールする場合:

PC (SSD) に「Xubuntu 22.04.2 LTS」をインストール〈H157〉

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前回の作業:

「Windows11」(22H2) に、「VirtualBox 7.0.8」をインストール〈H166〉

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今回の作業:

  1. 「ゲストOS」のISO イメージをダウンロード:

  2. 「仮想マシン」の作成:

  3. 「Xubuntu 22.04 LTS」のインストール:

  4. インストール後の「システム更新」:

  5. ゲストOS に「VirtualBox Guest Additions」をインストール:

  6. ESR 版の「Firefox」をインストール:

  7. デスクトップの設定:

  8. 日本語入力:

  9. 「フォント」のインストール:

  10. 「アプリ」のインストール:

  11. 「ゲーム」のインストール:

  12. 参考:「VBoxManage」コマンド:

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「まとめ へ」

「目次詳細 へ」

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「Windows11」(22H2) を起動:

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VirtualBox 7.0.8」を起動した画面:

→「Windows」(スタート)ボタンでも、デスクトップに置かれた「VirtualBox」アイコンでも起動できます。

Windows」共通のフォント(MS ゴシック ?)なのか、きれいな文字ではありません。

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ゲストOS の「Xubuntu 22.04 LTS」を画面半分のサイズで表示:

→「Windows11」の最大化ボタンで分割表示できる機能を使って、右半分のサイズで表示。

クリップボードの共有」機能を有効にしておくと、「Windows11」と「Xubuntu」の情報のやり取りができるので便利です。

デフォルトの壁紙はクセが強いので、別の壁紙に変えています。 シンプルなデスクトップなので、壁紙で雰囲気はガラッと変わります。

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ゲストOS の「Xubuntu 22.04 LTS」を「フルスクリーンモード」で表示:

→「右Ctrl+F」を押すと、余分な部分を隠して、全画面でゲストOS を表示できます。

もう一度、「右Ctrl+F」を押すと、右半分のサイズに戻ります。

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パネルの左側によく使うアプリのランチャーを登録しました。また、右端の「ユーザ名」で、電源オフ、再起動、ログアウトができます。シンプルですが使い勝手が良いです。

パネルはデフォルトだと上側ですが、本番で使っているPC は画面下に変更しています。

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現在のバージョンを表示:

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ホストOS : 「Windows11」(22H2)

→「VirtualBox 7.0.8」のホストOS としては、今のところ、未サポート

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ゲストOS : Xubuntu 22.04.2 LTS

2023-06-10 現在

カーネル:

$ uname -r
5.19.0-43-generic

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リリース:

$ cat /etc/lsb-release
DISTRIB_ID=Ubuntu
DISTRIB_RELEASE=22.04
DISTRIB_CODENAME=jammy
DISTRIB_DESCRIPTION="Ubuntu 22.04.2 LTS"

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x11」と「Wayland」のどちらで動作しているかの確認:

$ echo $XDG_SESSION_TYPE
x11

→「Wayland」ではなく、「x11」で動作しています。

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参考:「VirtualBox」について:

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VirtualBox 」は、Oracle が開発している「仮想マシン」を構築するためのソフトウェアです。

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  • 仮想マシンを使うことで、ハードウェアで問題となりそうなPC でも、最新のLinux ディストリビューションをインストールできる可能性が高くなります。

  • Linux」をイチからインストールすることになるので手間はかかりますが、「WSL 2」よりも実際の「Linux」と言えます。

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今回使用の「VirtualBox 7.0.8」については、「こちら 」を参照:

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参考:「Xubuntu」について:

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Ubuntu の公式フレーバー(性格の違う兄弟?)です

Ubuntu ベースの、軽量な「Xfce」デスクトップ環境です。

個人的には使い慣れた環境です。Ubuntu ベースであることが強みです。

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1. 「ゲストOS」のISO イメージをダウンロード:

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1). 「Xubuntu 22.04.2 LTS」のダウンロード

Xubuntu Download

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Mirror downloads(日本のミラー):

Japan

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xubuntu-22.04.2-desktop-amd64.iso 2023-02-23 2.9G

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2). チェックサムのダウンロード:

SHA256SUMS

ブラウザ画面に表示:

c7072859113399bef0e680a08c987c360f41642d8089ebb8928689066a9c9759 *xubuntu-22.04.2-desktop-amd64.iso

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3). ダウンロードしたファイルを「Windows11」で確認:

PS C:\Users\user> ls C:\Users\user\Downloads\xubuntu*
:
    ディレクトリ: C:\Users\user\Downloads

Mode     LastWriteTime         Length     Name
----     -------------         ------     ----
-a----   2023/05/07 日 17:37   3078205440 xubuntu-22.04.2-desktop-amd64.iso

→「PS C:\Users\user>」は「PowerShell」のプロンプトで、入力しません。

「user」フォルダは、任意のユーザ名です。

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「\」は、半角の「¥」キーで入力します。

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4). チェックサムを「Windows11」で確認:

PS C:\Users\user> Get-FileHash C:\Users\user\Downloads\xubuntu*
:
Algorithm       Hash                                                                   Path
---------       ----                                                                   ----
SHA256          C7072859113399BEF0E680A08C987C360F41642D8089EBB8928689066A9C9759       C:\Users\user\Downloads\xubuntu-22.04.2-desktop-amd64.iso

→デフォルトは「SHA256」なので、チェックサムの指定を省略できます。

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5). 管理しやすいようにダウンロードしたファイルを移動:

面倒なら移動しなくてもOK

PS C:\Users\user> cd C:\Users\user\Downloads\
PS C:\Users\user\Downloads> mkdir Xubuntu\
PS C:\Users\user\Downloads> mv xubuntu-22.04.2-desktop-amd64.iso Xubuntu\xubuntu-22.04.2-desktop-amd64.iso

→「PowerShell」は、bash と違い「*」が使える場合と使えない場合があるので、面倒です。

たぶん、使用したエイリアスのコマンドと、本来のコマンド でパラメータの与え方が違うからだろうと思います。

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確認:

PS C:\Users\user> ls C:\Users\user\Downloads\Xubuntu\xubuntu-22.04.2-desktop-amd64.iso
:
    ディレクトリ: C:\Users\user\Downloads\Xubuntu

Mode     LastWriteTime         Length     Name
----     -------------         ------     ----
-a----   2023/05/07 日 17:37   3078205440 xubuntu-22.04.2-desktop-amd64.iso

→「PowerShell」では、文字列でなく、配列として値が返ってきます。

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2. 「仮想マシン」の作成:

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1). 「Windows」ボタン→「vm」で絞り込み→「Orcle VM VirtualBox」を起動

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2). 右上の「新規」ボタンをクリック

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3). Virtul machine Name and Operating System(名前とオペレーティングシステム):

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(1). 作成したい「ゲストOS」名を入力:
名前:Xubuntu22-04   ←(好みの英字の名前)

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(2). 自動で下記が入力されました:
タイプ:Linux
バージョン:Xubuntu (64-bit)

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(3). 注意表示:
No ISO image is selected the guest OS will need to be installed manually.

和訳:

ISO イメージが選択されていない場合は、
ゲスト OS を手動でインストールする必要があります。

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(4). ISO イメージファイルを指定:

ISO Image:<選択されていません>

右端をクリック →その他 →下記のファイルを指定:

「C:\Users\user\Downloads\Xubuntu\xubuntu-22.04.2-desktop-amd64.iso」

→「開く」

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(5). 注意表示:
Detected OS type Ubuntu (64-bit). This OS type can be installed unattendedly. 
The Install will start affetr this wizard is closed.

和訳:

検出された OS タイプは Ubuntu (64 bit) です。
この OS タイプは「無人インストール」できます。
このウィザードを閉じたらインストールが開始されます。

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→「無人インストール」は、「Gnome-Boxes」の「かんたんインストール」と同じように入力項目を減らせる機能です。 たぶん、ベンダーからの情報の提供で入力を補完するので、提供のあった一部のディストリビューションのみが機能します。

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(6). 「Skip Unattended Installation」にチェックして、「無人インストール」をスキップ:

→「無人インストール」がデフォルトですが、失敗すると二度手間になるので、スキップしました。

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(7). 注意表示:
You have selecte to skip unattended guest OS install the guest OS will need to be installed manually.

和訳:

ゲスト OS の無人インストールをスキップすることを選択したので、
ゲスト OS を手動でインストールする必要があります。

→「次へ」

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4). Hardware:

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(1). メインメモリー:

今回は、メモリ 12GB を分割して、4 GB を割当てました:

4106 MB  ←(メモリに余裕がないときに大きくしすぎると、 ホストOS が不調になります)

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(2). Processors:

2 CPU   ←(パソコンのプロセッサによって、上限は変わります)

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(3). 「Enable EFI (special OSes only)」にチェック:

XubuntuUbuntu ベースで UEFI 立ち上げがデフォルトなので、チェックしました。

→「次へ」

-

仮想で使うならどちらでもかまいません。実際の動きを確認したいのでチェックしています。

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5). Virtual Hard disk(仮想ハードディスク):

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「Create a Virtual Hard Disk Now」(仮想ハードディスクを作成する)にチェックされていることを確認

25.00 GB ←(デフォルトの表示のまま)

→「次へ」

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6). 概要:

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今までに入力した項目の一覧が表示されるので確認:

→「完了」

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表題の翻訳は「概要」にするより「最終確認」にした方が違和感がなさそう。

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7). 仮想マシンの「Xubuntu-22-04」が作成されました:

→この画面では「項番 8)」の設定は済んでいます。

  • これが今から使う、仮想マシン(仮想のパソコン)の性能です。

実際のハードウェアによる制限は出ますが(実績のある)汎用のドライバーが使われます。また、下記のように設定値を後から変更できるので、うまく動かないときはリトライできます。

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8). 「ディスプレイ」の設定を変更:

「ディスプレイ」をクリック →「スクリーン」タブ

- ビデオメモリー: 16MB           →「128MB」に変更
- グラフィックコントローラー: 「VMSVGA」  →「VBoxSVGA」に変更

→「Xubuntu 22.04 LTS」の場合、「VBoxSVGA」にすることで、画面サイズを拡げてログインし直すと(かろうじて)解像度が反映できたので、変更しました。

ちなみに、「Ubuntu 22.04 LTS」の場合に、「VBoxSVGA」にするとデスクトップ画面が表示されず、立ち上がりません。

-

→「OK」

-

追記:「Guest Additions」をインストールする場合は、「VMSVGA」のままにします。

「Guest Additions」をインストール後、「VBoxSVGA」の設定にしておくと「画面真っ暗でカーソルのみが表示」され、ログイン画面が表示されません。

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9). 右側の「ストレージ」の [光学ドライブ]に「ISO イメージ」がセットされていることを確認:

→「xubuntu-22.04.2-desktop-amd64.iso」の DVD でライブ立ち上げされます。

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3. 「Xubuntu 22.04 LTS」のインストール:

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1). 「起動」(緑色の右矢印)ボタンをクリック

仮想マシンが起動

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2). ブート選択画面が表示

→メニューの一番下に「UEFI Firmware Settings」が表示されていることに注目。つまり、「UEFI 立ち上げ」になっています。

インストール完了後は自動でDisk 立ち上げになるので、もしDVD 立ち上げしたいときは、このメニュー項目を使いDVD を指定します。

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→デフォルトの選択のまま待つか、Enter

-

この画面の場合、右側に「VirtalBox の通知エリア」が表示されて重なっています。

何かしらの通知があると表示されますが、邪魔なら消せます。通知項目の「x」で「その通知のみが削除」され、右下のオレンジのアイコンで「すべての通知が削除」され通知エリアが消えます。もし、「通知エリアを非表示」にするだけなら左下の水色の吹き出しアイコンをクリック。もう一度クリックで表示されます。

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3). Welcome 画面が表示:

→日本語を指定:

-

→「Xubuntu を試す」を選択

-


4). ライブ立ち上げのデスクトップ画面が表示されました

→壁紙で、インストールアイコンが見づらいです。

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参考: ちなみに、ライブ立ち上げ時の解像度を確認すると、

ねずみ →設定 →ディスプレイ

SVGA「800x600」になっています。

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5). デスクトップ画面にある「Xubuntu 22.04.2 LTS のインストール」をダブルクリック

→「Install」画面表示

→「インストール」画面表示

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6). ようこそ:

言語選択: 一番下の「日本語」をクリック

→「続ける」

-


7). キーボードレイアウト:

Japanese Japanese

「キーボード入力をここで試してください」→ @@ で確認

→「続ける」

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8). アップデートと他のソフトウェア:

  • 「通常のインストール」にチェック

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  • Xubuntu のインストール中にアップデートをダウンロードする」にチェック

  • 「グラフィックとWi-Fi ハードウェアと追加のメディアフォーマットのサードパーティ製ソフトウェアをインストールする」にチェック

→「続ける」

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9). インストールの種類

  • 今回は、内臓の「仮想ディスク」にインストールしました。

「ディスクを削除してXubuntu をインストール」にチェック

→「インストール」

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以下のデバイスのパーティションテーブルが変更されます:
SCSI3(0,0,0) (sda) 

以下のパーティションは初期化されます:
SCSI3(0,0,0) (sda) のパーティション1 を ESP に
SCSI3(0,0,0) (sda) のパーティション2 を ext4 に

→ESP はUEFI パーティション(fat32 でboot フラグオン) のことです。

→「続ける」

-


10). どこに住んでいますか?:

(インストールは開始しており、並行動作しています。)

Tokyo

→「続ける」

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11). あなたの情報を入力してください:

あなたの名前: 任意
コンピュータの名前: 任意
ユーザー名の入力: 任意
パスワードの入力: 任意
パスワードの確認: 任意
「ログイン時にパスワードを要求する」にチェック

-

すべての項目に緑色のチェックが付いたら、

→「続ける」

-


12). バーグラフが表示されます

-


13). 「インストールが完了しました。」画面が表示

→ 「今すぐ再起動する」をクリック

-


14). 問題: 再起動で、下記が表示されたまま、変化なし:

→Enter キーで、再起動されました。

-

Please remove the installation medium, then press ENTER:

が表示されていませんが「Enter キー待ち」だったようです。

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15). ログイン画面が表示

→パスワード入力

-


16). デスクトップ画面が表示:

-

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4. インストール後の「システム更新」:

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1). 上部のパネルに、「ソフトウェアの更新」アイコンが表示:

自動で起動されて、最小化されています。

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2). アイコンのクリックにて、「ソフトウェアの更新」画面が表示:

→「今すぐインストールする」をクリック

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3). 「このコンピュータのソフトウェアは最新です。」が表示:

→「OK」をクリック

-


4). 再起動:

メニュー(ねずみ)→「電源」ボタン →「再起動」

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5). ログイン画面が表示:

→パスワード入力

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6). デスクトップ画面が表示:

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7). 参考: コマンドで「システム更新」する場合:

この段階では、「クリップボードの共有」機能は無効なので、手入力が必要です:

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メニューから、または、Ctrl+Alt+T で「端末」を起動:

-

(1). リポジトリの同期:
$ sudo apt update
:
ヒット:1 http://jp.archive.ubuntu.com/ubuntu jammy InRelease
ヒット:2 http://security.ubuntu.com/ubuntu jammy-security InRelease
ヒット:3 http://jp.archive.ubuntu.com/ubuntu jammy-updates InRelease
ヒット:4 http://jp.archive.ubuntu.com/ubuntu jammy-backports InRelease
パッケージリストを読み込んでいます... 完了
依存関係ツリーを作成しています... 完了
状態情報を読み取っています... 完了        
パッケージはすべて最新です。

-

(2). パッケージの更新:
$ sudo apt upgrade
:
パッケージリストを読み込んでいます... 完了
依存関係ツリーを作成しています... 完了        
状態情報を読み取っています... 完了        
アップグレードパッケージを検出しています... 完了
Get more security updates through Ubuntu Pro with 'esm-apps' enabled:
  libpostproc55 libavcodec58 libavutil56 libswscale5 libswresample3
  libavformat58 libavfilter7
Learn more about Ubuntu Pro at https://ubuntu.com/pro
アップグレード: 0 個、新規インストール: 0 個、削除: 0 個、保留: 0 個。

-

(3). アップグレードされない、保留されたパッケージがあるときの対応:
$ sudo apt upgrade
:
以下のパッケージは保留されます:
  alsa-ucm-conf python3-software-properties software-properties-common
  software-properties-gtk
アップグレード: 0 個、新規インストール: 0 個、削除: 0 個、保留: 4 個。

→「保留」とは手動での更新待ちです。自動では アップグレードされません。

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(4). 「保留」の解除は、インストールです:
$ sudo apt install alsa-ucm-conf python3-software-properties software-properties-common software-properties-gtk
:
以下のパッケージはアップグレードされます:
  alsa-ucm-conf python3-software-properties software-properties-common
  software-properties-gtk

-

(5). もし、古いパッケージが残って、不要となったパッケージがあるときの削除:
$ sudo apt autoremove
:
パッケージリストを読み込んでいます... 完了
依存関係ツリーを作成しています... 完了        
状態情報を読み取っています... 完了        
アップグレード: 0 個、新規インストール: 0 個、削除: 0 個、保留: 0 個。

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5. ゲストOS に「VirtualBox Guest Additions」をインストール:

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VirtualBox Guest Additions」について:

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Oracle(オラクル)のライセンスのある、デバイスドライバ、システムアプリケーション等はわざと分離されています。

-

  • それらを使用するには、VM 上にゲストOS をインストールした後に、任意で「ゲストOS」に手動でインストールを行います。

→手動でインストールするとライセンスに同意したと見なされ、使えるようになります。

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VirtualBox Guest Additions」で、追加が期待できる機能:
- マウスポインタの統合
- 共有フォルダ
- 高解像度ディスプレイのサポート
- ウィンドウサイズの変更
- シームレスウィンドウ
- 時刻同期
- 共有クリップボード
- 自動ログオン

→上記の機能が、「VirtualBox Guest Additions」を入れることで高い確率で使えるようになります。

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早めのインストールで、「Xubuntu 22.04 LTS」のインストール後の設定が楽になります:
  • ディスプレイの解像度がリアルタイムに変更できます:

  • クリップボードの共有」が有効になります:

→ブラウザに表示の設定手順を参照しながら、記述されたコマンドをゲストOS の「端末」に「貼り付け」できます。

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1). ゲストOS にて、カーネルを確認:

$ uname -r
5.19.0-42-generic

ちなみに、「generic」は Debian 系のカーネルに付く文字列です。他のディストリビューションでは他のパッケージ名になります。

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VirtualBox Guest Additions」の機能の追加には、カーネルの設定変更が必要です。

つまり、カーネルの設定を変更してビルドを行います。

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2). カーネルのビルドに必要なカーネルヘッダを、自動で肩代わりしてくれる「dkms」をインストール:

$ sudo apt install dkms
:
以下のパッケージが新たにインストールされます:
  binutils binutils-common binutils-x86-64-linux-gnu build-essential cpp-12
  dctrl-tools dkms dpkg-dev fakeroot g++ g++-11 gcc gcc-11 gcc-12
  libalgorithm-diff-perl libalgorithm-diff-xs-perl libalgorithm-merge-perl
  libasan6 libasan8 libbinutils libc-dev-bin libc-devtools libc6-dev libcc1-0
  libcrypt-dev libctf-nobfd0 libctf0 libdpkg-perl libfakeroot
  libfile-fcntllock-perl libgcc-11-dev libgcc-12-dev libitm1 liblsan0
  libnsl-dev libstdc++-11-dev libtirpc-dev libtsan0 libtsan2 libubsan1
  linux-libc-dev lto-disabled-list make manpages-dev rpcsvc-proto
アップグレード: 0 個、新規インストール: 45 個、削除: 0 個、保留: 0 個。

→多くの依存パッケージが必要ですが、カーネルヘッダのバージョンを気にする必要がなくなります。

-


3). 参考: 同じバージョンのカーネルヘッダをゲストOS にインストールする場合:

バージョンが合わないときは、使用できません。 「dkms」をインストールすれば不要です。

$ sudo apt install linux-headers-generic
:
以下のパッケージが新たにインストールされます:
  linux-headers-generic

→依存パッケージが少ないという利点がありますが、カーネルのアップデートのたびに、カーネルのビルドが必要なので、バージョンを合わせる必要があります。「dkms」のインストールが楽です。

-

注意:

他のディストリビューションだと「dkms」をインストールできない(リポジトリに登録がない)場合があります。

-


4). カーネルのビルドに必要なパッケージをインストール:

$  sudo apt install gcc make perl
: 
gcc はすでに最新バージョン (4:11.2.0-1ubuntu1) です。
gcc は手動でインストールしたと設定されました。
make はすでに最新バージョン (4.3-4.1build1) です。
make は手動でインストールしたと設定されました。
perl はすでに最新バージョン (5.34.0-3ubuntu1.1) です。
perl は手動でインストールしたと設定されました。

→「dkms」のインストールで入ったみたい。「dkms」のインストールをしないときは必要。

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5). メニューから Guest Additions のCD イメージを挿入(マウント)

ゲストOS の上部バーのメニュー →「デバイス」→「Guest Additions CDイメージの挿入…」

インストールされていなければ、自動で(ホストOS 側に)インストールしてくれます。

(ゲストOS 側に)マウント準備もしてくれます。

→手動でダウンロードすることも、apt でインストールすることもできますが、バージョンを合わせる手間を省けます。

-


6). 端末からビルドとインストールを実行:

-

(1). ゲストOS の「ファイルマネージャ」が起動して、マウントされ、CD イメージが開きました(自動マウント)

スクリプトは実行されません)

-

→マウントされず、手動でマウントするときは、指示の仕方でマウントポイントが変わります。

例えば、/mnt/ 配下

-

(2). 「ゲストOS」に合わせたスクリプトを実行:

-

自動マウントされた位置に移動:
$ cd /run/media/ubn/VBox_GAs_7.0.8/

もしくは、開いたファイルマネージャにて、空きで、右クリック →「ここでターミナルを開く」

-

「ゲストOS」は「Xubuntu」なので、「Linux」のスクリプトを実行します:
$ sudo ./VBoxLinuxAdditions.run
:
Verifying archive integrity...  100%   MD5 checksums are OK. All good.
Uncompressing VirtualBox 7.0.8 Guest Additions for Linux  100%  
VirtualBox Guest Additions installer
Copying additional installer modules ...
Installing additional modules ...
VirtualBox Guest Additions: Starting.
VirtualBox Guest Additions: Setting up modules
VirtualBox Guest Additions: Building the VirtualBox Guest Additions kernel 
modules.  This may take a while.
VirtualBox Guest Additions: To build modules for other installed kernels, run
VirtualBox Guest Additions:   /sbin/rcvboxadd quicksetup <version>
VirtualBox Guest Additions: or
VirtualBox Guest Additions:   /sbin/rcvboxadd quicksetup all
VirtualBox Guest Additions: Building the modules for kernel 5.19.0-41-generic.
update-initramfs: Generating /boot/initrd.img-5.19.0-41-generic
VirtualBox Guest Additions: Running kernel modules will not be replaced until 
the system is restarted or 'rcvboxadd reload' triggered
VirtualBox Guest Additions: reloading kernel modules and services
VirtualBox Guest Additions: kernel modules and services 7.0.8 r156879 reloaded

VirtualBox Guest Additions: NOTE: you may still consider to re-login if some 
user session specific services (Shared Clipboard, Drag and Drop, Seamless or 
Guest Screen Resize) were not restarted automatically

最後の部分の和訳:

注: 場合によっては、再ログインしてください。
ユーザー セッション固有のサービス (共有クリップボード、ドラッグ アンド ドロップ、
シームレスまたはゲスト画面のサイズ変更) が自動的に再起動されませんでした。

→再起動が必要です。

-


7). 再起動:

$ reboot

-


8). 問題: 再起動で、画面が真っ暗でカーソルのみ表示のままです。ログイン画面まで立ち上がりません:

→「VirtalBox」ウィンドウの右上の「x」をクリック

-


9). 「仮想マシンを閉じる」画面が表示:

→「仮想マシンの電源オフ」をクリック

-


10). 電源オフされたら、「ディスプレイ」の設定を変更:

「ディスプレイ」をクリック→「スクリーン」タブ

  • グラフィックコントローラー: 「VMSVGA」に変更

→「OK」

-

参考: カーネルのバージョンにより、「Guest Additions」をインストールすると、「VMSVGA」でないと立ち上がりません:

以前のカーネルでは動作。カーネルを更新後に「Guest Additions」をインストールしたら立ち上がらなくなりました。

→「VBoxSVGA」にしておくと画面真っ暗でカーソルのみが表示され、ログイン画面まで立ち上がりません。

カーネルのバージョンの差のようです。

-


11). [光学ドライブ]に挿入したままの、「Guest Additions のCD イメージ(.iso)」を取り外し:

「ストレージ」をクリック → [光学ドライブ]の「Guest Additions のCD イメージ(.iso)」を右クリック →「仮想ドライブからディスクを除去」

→「OK」

-

-


- --- - --- - --- - --- - --- - --- - --- - --- - ----- ----

6. 「VirtualBox Guest Additions」の機能を有効化:

-

1). 「起動」(緑色の右矢印)ボタンをクリック

仮想マシンが起動

-


2). ログイン画面が表示

→パスワード入力

-


3). デスクトップ画面が表示:

-


4). 「クリップボードの共有」機能を有効化:

バイス→「クリップボードの共有」→「無効」を「双方向」に変更

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5). 「ドラッグ & ドロップ」機能を有効化:

バイス→「ドラッグ & ドロップ」→「無効」を「双方向」に変更

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6). 自動でウィンドウがリサイズされるか確認:

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(1). 「VM VirtualBox」ウィンドウのメニュー →表示 →「ゲストOS の画面を自動リサイズ」をオフ/オン →チェックが付いたアイコンに変更:

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(2). 画面を広げて確認:

ウィンドウの右下をドラッグして画面を広げました →自動で解像度が調整されました:

→解像度の値が「1032x661」です。きっちりした値でないことに注目。

つまり、設定にある解像度にはない値に設定されました。

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7. 画面の操作:

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1). 画面を「1/2 画面」に縮めてみます:

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(1). ウィンドウ タイトルバーの右にある「最大化」ボタンにマウスを持って行き →左上の「横2等分の右側」をクリック

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(2). ウィンドウ をクリックして確定

-

2). 「全画面」表示で使えます:

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(1). ウィンドウ をクリックして選択

-

(2). 「右Ctrl + F」を押して、「切り替え」をクリックするか、Enter

→「全画面」表示

-

3). 再び、「右Ctrl + F」を押すと、「1/2 画面」表示で使えます:

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4). 「Xubuntu 22.04 LTS」を立ち上げたときに、小さな画面で表示されたら、

→「右Ctrl + F」を何度か押すと、「全画面」表示になります:

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5). 画面サイズを操作するショートカットキー:

同じキーを再度押すとモードは解除。

「ホストキー」は、ステータスバーの右下に表示:

→「Right Control」(右Ctrl)

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  • 「右Ctrl + F」 : フルスクリーンモード
    (全画面表示: 上2行と下2行を表示せず。ゲストOS だけの表示)

-

  • 「右Ctrl + L」 : シームレスモード
    (ホストOS とゲストOS のパネルのみ表示。ホストOS 側にウィンドウとして表示)

-

  • 「右Ctrl + C」 : スケールモード
    (ホストOS 側にて、VirtualBox のウィンドウが通常サイズのウィンドウになります)  VirtualBox のウィンドウを選んでおいて、再度押すと解除。

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  • 「右Ctrl + A」 : ウィンドウのサイズを調整
    (ウィンドウの余計な余白を削除)

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  • 「右Ctrl + Home」 : メニューバーが表示されないモードのときに、メニュー ダイアログを表示:

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8. 任意: 「Xubuntu」に、ESR 版の「Firefox」をインストール:

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すでに Snap 版の「Firefox」がプリインストールされているので任意です。

Firefox」をESR 版にすることで、ブラウザの動きが軽くなるので、早めにインストールしておくのがオススメです。

インストールすると、ブックマークの登録のやり直しになるので、事前にブックマークを控えておくと良いです。

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ノートPC でマウスがなくてタッチパッドを使う場合は、中央ボタンによる貼り付けが出来ないので、

ブラウザでは、Ctrl+C でコピー。端末では、右クリック→「p」または「貼り付け」。を使うと良いです。逆もあります。

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1). 「Xubuntu」で不足しているパッケージをインストール:

$ sudo apt install bzip2
:
bzip2 はすでに最新バージョン (1.0.8-5build1) です。

-

$ sudo apt install libdbus-glib-1-2
:
libdbus-glib-1-2 はすでに最新バージョン (0.112-2build1) です。

-

参考: 上記がないと起動時にエラーします:

$ firefox --version
:
XPCOMGlueLoad error for file /opt/firefox/libxul.so:
libdbus-glib-1.so.2: cannot open shared object file: No such file or directory
Couldn't load XPCOM.

-


2). ダウンロードするフォルダを準備:

$ mkdir -p ~/ダウンロード/apps
$ cd ~/ダウンロード/apps/

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3). ESR 版の「Firefox」をインストール:

-

(1). firefox をダウンロード

2023-03-19 現在:

以前のバージョンですが、自動更新で最新になります:

firefox-102.8.0esr.tar.bz2 2023-02-14

→下記でダウンロードします:

$ sudo wget https://archive.mozilla.org/pub/firefox/releases/102.8.0esr/linux-x86_64/ja/firefox-102.8.0esr.tar.bz2
:
2023-05-27 05:55:23 (10.6 MB/s) - ‘firefox-102.8.0esr.tar.bz2’ へ保存完了 [77610028/77610028]

-

(2). ダウンロードしたファイルを展開:
$ tar xjf firefox-*.tar.bz2
$

→プロンプトが返るまで時間がかかります。

-

(3). 展開した Firefox フォルダを「/opt」に移動:
$ sudo mv firefox /opt
$ ls /opt
:
VBoxGuestAdditions-7.0.8  firefox

-

(4). Firefox の実行ファイルへのシンボリックリンクを作成:
$ sudo ln -s /opt/firefox/firefox /usr/local/bin/firefox

-

(5). Firefox の「デスクトップファイル」のコピーをダウンロード
$ sudo wget https://raw.githubusercontent.com/mozilla/sumo-kb/main/install-firefox-linux/firefox.desktop -P /usr/local/share/applications
:
2023-05-27 06:01:54 (7.21 MB/s) - ‘/usr/local/share/applications/firefox.desktop’ へ保存完了 [608/608]

-

(6). 「Xubuntu」を再起動:

一度、再起動しないと ESR 版が起動されませんでした。

$ reboot

-


4). 「Firefox」の確認:

$ which firefox
/usr/local/bin/firefox

-

$ firefox --version
:
Mozilla Firefox 102.8.0esr

-

ちなみに、起動するときのアプリ名は、

-

Snap 版の「Firefox」は、「Firefox ウェブ・ブラウザ」

/snap/bin/firefox

-

ESR 版の「Firefox」は、「Firefox Web Browser」

リンク:

/usr/local/bin/firefox -> /opt/firefox/firefox

-


5). 「Firefox」を起動:

$ firefox &

-

→起動が速くなりました

新規のブラウザの画面が表示されるので、「設定」と「ブックマークの登録」や「アドオンの追加」を行いました:

Chrome のように、アプリへのログインで既存の設定やブックマークの同期を取ることもできますが、使ってません。

-

ブラウザ右上の「横三本線」ボタン(設定)→「アドオンとテーマ」→「検索」キーで絞り込み

ちなみに、個人的に使っているアドオン:

  • 「ublock o」で絞り込み →「uBlock Origin」 (広告ブロック)

  • 「simple tra」で絞り込み →「Simple Translate」 (Google翻訳の活用)

-

アドオンは、セキュリティのリスクを高めるので自己責任です。「おすすめ」マークがあったとしても「安全」の保証ではなく、多くの人が使っている(監視の目が多い)だけで、リスクは保証されていません。インストール時は安全でも自動更新で変身することもあり得ます。

特に「Simple Translate」は個人的には「便利」なので感謝していますが、「業務」であれば別のアドオンを探すかも。

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6). メニュー(ねずみ)→「インターネット」→「Firefox Web Browser」を起動:

起動にて、「最新版」に更新されます。

起動にて、メニューの「最近使ったもの」に登録されます。

メニュー(ねずみ)→「最近使ったもの」→「Firefox Web Browser」を右クリック →「お気に入りに追加」

-


7). メニューの「お気に入り」の「Firefox Web Browser」アイコンを上の位置にドラッグして移動:

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8). バージョンの確認:

ブラウザ右上の「横三本線」ボタン(設定)→「ヘルプ」→「Firefoxについて」

→「Extended Support Relese」の文字列が表示に含まれていることを確認:

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コマンドでの確認:
$ firefox --version
Mozilla Firefox 102.11.0esr

→末尾に「esr」が付いていることを確認

自動で、最新のバージョンに上がりました。

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9. デスクトップ等の設定:

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9-1. パネルの「メニュー」 (Whisker Menu) の設定を変更:

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パネルの「メニュー」(ねずみ)ボタンを右クリック→「プロパティ」

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1). 「General」(全般)タブ

上段の 3つのボタンにて、「Show as list」をチェック

「アプリケーションの説明を表示する」のチェックなしに変更

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2). 「外観」タブ

メニュー

「カテゴリを左に表示する」にチェック

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Panel Button(パネルボタン)

表示: 「アイコン」に変更

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→「閉じる」

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9-2. メニューの「お気に入り」カテゴリにアプリを登録:

→メインメニューに「Whisker Menu」アイテムが使われており、「お気に入り」カテゴリにアプリを登録できます。

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1). よく使うアプリを一度実行します。

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2). メニューの「最近使ったもの」カテゴリにアプリが登録されます。

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3). そのアプリ名を右クリック →「お気に入りに追加」

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9-3. パネルに「ランチャー」などのアイテムを追加:

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画面の上のパネルバーの空きで右クリック →パネル →パネルの設定

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「パネル 0」を選んでおきます。

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「アイテム」タブ

→複数の「アイテム」を追加しました:

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1). アイテムの「ランチャー」を 複数追加:

アプリの起動が楽になります。
複数の「ランチャー」を登録することで、並び順を変更しやすくしました。

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2). その後、ひとつの「ランチャー」に複数のアプリを登録:

複数インストールした「テキストエディタ」アプリをひとつの「ランチャー」に登録して、 「カテゴリ分け」しました。

よく使うアプリを一番上にすると、最初にそのアイコンが表示されます。

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  • Wisker Menu
  • ランチャー(ファイルマネージャ)
  • ランチャー(Firefox Web Browser)
  • ランチャー(Xfce Terminal 端末)
  • ランチャー(Featherpad)、(Mousepad)、(テキストエディター) ★(複数を登録)
  • ランチャー(スクリーンショット
  • セパレーター

→ 7つを 5つに減らしました。

「スパナ」アイコン→「+」で、 「ランチャー」にアプリを登録できます。

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3). アイテムの「ワークスペーススイッチャー」を追加:

仮想画面です。デフォルトは 4つですが、2つに減らしました:

-

右クリック →プロパティ:

→「ワークスペースの設定」をクリック

ワークスペースの数: 「2」に変更

→「閉じる」

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4). アイテムの「CPU グラフ」を追加:

右クリック →プロパティ:

→CPU 負荷に応じて、縦棒が振れます。
縦棒をクリックすると「タスクマネージャ」が表示されます。

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5). アイテムの「アクションボタン」を追加:

電源オフ、再起動、ログアウト、などの操作が楽になります。

パネル右端の「ユーザ名」の部分です:

-

右クリック →プロパティ:

→「ログアウト…」は特別で、メニューからの選択になります。ひと手間減らしたいので、今回は使っていません。

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動作:

→上記の設定により、画面右上の「ユーザ名」で、「画面のロック、再起動、ログアウト、シャットダウン」ができます。

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9-4. パネルの時計の表示を変更:

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1). パネルの右端にある「時計」を右クリック →プロパティ

→「時計」画面:

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時計のオプション:

表示形式:「カスタム」

その下の入力欄:「 %m/%d (%a) %H:%M」に変更

→「閉じる」

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2). 表示を確認:

05/27 (土) 10:25

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9-5. ログイン画面の背景を変更:

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1). 壁紙の準備:

システムに内臓の壁紙を使いました:

$ sudo mkdir -p /usr/share/backgrounds/login_kabegami
$ cd /usr/share/backgrounds/login_kabegami/

$ sudo cp /usr/share/xfce4/backdrops/Kanchanjunga_Peaks_by_Pushkar_Deshpande.jpg ./
$ ls -1
Kanchanjunga_Peaks_by_Pushkar_Deshpande.jpg

→壁紙のファイルはホームに置くと背景が真っ暗になります。システムに置かないと反映されません。

なので、ログイン画面で使う壁紙であることがわかるフォルダ名を準備。でも作るのは任意です。

このフォルダに、ログイン画面で使えそうな壁紙があったらコピーしてストックするつもり。

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2). 壁紙の変更:

メニュー →設定 →「LightDM GTK+ Greeter の設定」→パスワード入力

→「LightDM GTK+ Greeter の設定」画面:

-

背景

「ユーザーが壁紙を設定している場合は使用する」のチェックを外します。

画像: →「他の場所」→「コンピューター」→「/usr/share/backgrounds/login_kabegami/」

→「Kanchanjunga_Peaks_by_Pushkar_Deshpande.jpg」

→「保存」→「閉じる」

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3). ログアウト

-

4). ログイン画面:

→壁紙が変更されました。

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9-6. ショートカットキー: ウィンドウ画面をタイル表示:

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  • ウィンドウのタイトルバーをつかんで、上下左右、および 4隅にぶつけることで、タイル表示ができます。8パターンできるのは、Cinnamon 並みの機能です。気をつけないといけないのが、ゆっくりだとワークスペースの移動になることです。

下記のショートカットキーを登録して、使い勝手を良くしました:

-

よく使う「ウィンドウの並び」に対応:

-

メニュー →「設定」→「ウィンドウマネージャー」→「キーボード」タブ

(1/2 画面で、左/右)
  • 「ウィンドウを画面左にタイル表示」を選んで、「編集」 Window + 「←」 => Super + Left

  • 「ウィンドウを画面右にタイル表示」を選んで、「編集」 Window + 「→」  => Super + Right

-

(1/4 画面で、右の上/下)
  • 「ウィンドウを画面右上にタイル表示」を選んで、「編集」 Window + 「↑」 => Super + Up

 →左の「'ウィンドウを画面右上にタイル表示' で使う」をクリック

-

  • 「ウィンドウを画面右下にタイル表示」を選んで、「編集」 Window + 「↓」  => Super + Down

 →左の「'ウィンドウを画面右下にタイル表示' で使う」をクリック

-

→「閉じる」

-

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9-7. ショートカットキー: 「Windows + Enter」で端末を起動:

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「端末」を起動する操作が多いので、 「i3-wm」と同じ、「Windows + Enter」でも端末が起動するように、ショートカットキーを追加。

-

ショートカットキーを追加:

設定→「キーボード」→「アプリケーションショートカットキー」タブ

「+追加」

コマンド: exo-open --launch TerminalEmulator
ショートカット: [Super] [Return]    ←(Windows+Enter)

→「閉じる」

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9-8. ショートカットキー: 「Windows + W」でブラウザを起動:

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デフォルトで、「Windows + W」でブラウザが起動する設定になっています。

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10. 日本語入力:

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1). 日本語入力できるかの確認:

-

テキストエディタ「mousepad」を起動:
  • パネルのキーボードアイコン、または「JA」をクリックして「日本語 - Mozc」を選ぶか、

または、

  • Windows+スペース」キーを押してから、

  →「半角/全角」キーを押すと、日本語入力できました:

→右上の「あ」の色が見やすい水色に変更されていることに注目。

-

2). インストールされている入力メソッドを確認:

「半角/全角」キーを押して、日本語オフにしてから:

$ apt list uim* | grep 済
$ apt list fcitx* | grep 済

→インストールなし

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$ apt list ibus* | grep 済
:
ibus-data/jammy,jammy,now 1.5.26-4 all [インストール済み、自動]
ibus-gtk3/jammy,now 1.5.26-4 amd64 [インストール済み、自動]
ibus-gtk4/jammy,now 1.5.26-4 amd64 [インストール済み、自動]
ibus-gtk/jammy,now 1.5.26-4 amd64 [インストール済み、自動]
ibus-mozc/jammy,now 2.26.4220.100+dfsg-5.2 amd64 [インストール済み]
ibus/jammy,now 1.5.26-4 amd64 [インストール済み、自動]

→「ibus-mozc」がインストールされていました。

-

3). インストールされているmozc 関連を確認:

$ apt list *mozc* | grep 済
:
ibus-mozc/jammy,now 2.26.4220.100+dfsg-5.2 amd64 [インストール済み]
mozc-data/jammy,jammy,now 2.26.4220.100+dfsg-5.2 all [インストール済み、自動]
mozc-server/jammy,now 2.26.4220.100+dfsg-5.2 amd64 [インストール済み、自動]
mozc-utils-gui/jammy,now 2.26.4220.100+dfsg-5.2 amd64 [インストール済み]

→「mozc-utils-gui」もインストールされていました。

-

-


4). 任意:「Windows+スペース」では面倒なので、「半角/全角」キーに割当を変更:

パネルの「JA」または、「あ」を右クリック → 設定 →「IBusの設定」画面

-

「全般」タブ:

「次の入力メソッド: space」の右にある「…」をクリック

「Super」のチェックを外して、キーコード「space」の右にある「…」をクリック→「無効」をクリック→「新しいアクセレータ」で「半角/全角」キーを押します。

「適用」ボタンを押します。

→「Zenkaku_Hankaku」に変わりました。

→「OK」

-

これで、「半角/全角」キーで、「JA」、「あ」の切り替えができます。

-


5). 任意:「日本語 キーボード」の別々のキーに割当を定義:

  • 「半角/全角」キーだけで日本語オン・オフするなら、この作業は不要です。

-

パネルの「JA」を「あ」に切替え、「あ」を左クリック → ツール →プロパティ →「Mozc プロパティ」画面

-

もしくは、メニュー →「設定」→「Mozc の設定」→「Mozc プロパティ」画面:

「一般」タブ

「初期値に戻す」 →OK

-

キー設定の選択: →「カスタム」を選んで右の「編集…」

→「Mozc キー設定」画面

-

左下の「編集」→「定義済みのキーマップからインポート」→「MS-IME」→OK

-

再び、「編集…」(ウィンドウはマウスで広げておくと、作業しやすいです)

上段にある表題の「入力キー」の項目名をクリックして、ソート

-

下記のキーのコマンドを修正:
モード 入力キー コマンド 備考
変換前入力中 Hiragana IME を有効化
変換中 Hiragana IME を有効化
直接入力 Hiragana IME を有効化
入力文字なし Hiragana IME を有効化
:
変換前入力中 Muhenkan IME を無効化
変換中 Muhenkan IME を無効化
直接入力 Muhenkan IME を無効化 編集→エントリーを追加が必要
入力文字なし Muhenkan IME を無効化

-

→OK →OK

→適用 →OK

→「閉じる」

-

これで「あ」を見なくても操作できます:
  • 「ひらがな」キー(Hiragana)で「IME オン」→日本語
  • 「無変換」キー(Muhenkan)で「IME オフ」→英語

(mozc は入力メソッドのオン、オフを別々のキーに簡単に割当てできるのが利点です)

-

「ひらがな」キー(Hiragana)で「IME オン」にならないときは「英数」キーを押してください。

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6). 日本語入力の操作(まとめ):

- 日本語オン・オフ:  半角/全角  ←(デフォルトの定義)

- 日本語オン:     ひらがな   ←(追加の定義)
- 日本語オフ:     無変換   ←(追加の定義)

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11. 任意: フォントのインストール

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前回の作業を参照:

「フォントのインストール」

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12. 任意: アプリのインストール

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前回の作業を参照:

アプリのインストール:

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audacious」にて、「項番 5)」以降は任意です。たくさんの音楽ファイルを持っていて整理するときの例で、新規の場合は要りません。そこで使うツールの「EasyTAG」のインストールも任意です。

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13. 任意: ゲームのインストール

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前回の作業を参照:

「ゲームのインストール」

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Python」は、「Python 3.10.6」にアップしていますが、動作に支障はありません。

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14. 参考: 「スクリーンショット」について:

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「Windows11」の「VirtualBox 7.0.8」に、「Xubuntu 22.04 LTS」をインストールした場合、
撮りたい画面によって、操作法(使われるアプリ)や保存される場所が異なります:

どの「ウィンドウ」を選択してから、どのキーを押すかで、どの画面が撮れるかが決まります:

-


1). 「Windows11」でスクリーンショットを撮る場合:

→「PrintScreen」キーだけだと、クリップボードにコピーされるだけす。
保存するには「ペイント」等に貼り付けて保存する手間があります。

-

その場合は、

Windows+PrintScreen」キーを押下:

C:\Users\user\Pictures\Screenshots\スクリーンショット (115).png

→全画面のスクリーンショットが撮られて、自動で保存されます。

ちなみに、「C:\Users\user\」の「user」はユーザ名で、任意です。数字は連番です。

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2). 「VirtualBox」のゲストOS でスクリーンショットを撮る場合:

→ゲストOS のログイン画面やロック解除画面を撮りたいときに使えます。

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VirtualBox」のウィンドウを選んで、「右Ctrl+E」キーを押下:

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ファイルの保存場所をを聞いてくるので、指定:

個人的には、保存場所が散らばらないように、「Windows11」と同じ保存場所を指定しています:

C:\Users\user\Pictures\Screenshots\

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デフォルトの保存場所:

C:\Users\user\VirtualBox VMs\Xubuntu-22-04\VirtualBox_Xubuntu-22-04_05_05_2023_09_41_10.png

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3). ゲストOS の「Xubuntu 22.04 LTS」でスクリーンショットを撮る場合:

Ubuntu 22.04 LTS」のウィンドウを選んで、「PrintScreen」キーを押下:

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GUI で「ウィンドウ」を選択すると全画面が撮れます:

/home/ubn/ピクチャ/Screenshot from 2023-05-01 09-16-45.png

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タイマーの機能が欲しいときは、Xfce で使われている「xfce4-screenshooter」アプリ等をインストールすると便利です。

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15. 参考:「VirtualBox 7.0.8」で、気付いたところ:

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問題: 「VirtualBox 7.0.8」のヘルプで「ユーザマニュアル」を表示させると、肝心の内容が見えません:

→「Ubuntu 22.04 LTS」の画面ですが、同じ表示。

「Help Viewer」アプリにて、「ウィンドウ」のテーマをダーク系にした場合の確認漏れみたい。

白い背景に白い文字なので見えません。 マウスで範囲選択すると、背景が反転するので文字が確認できます。 他のディストリビューションでも起こると思われます。

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どちらにしても、日本語に翻訳されていないので使わない(使えない?)です。

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回避策:
→「オンラインマニュアル」を参照:

User Manual (HTML version) :

→修正があってもすぐに反映されます。ブラウザの「翻訳」プラグオンを使えば、日本語で確認できます。

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16. 参考:「無人インストール」について:

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「オンラインマニュアル」からの抜粋:

1.8.6. Some Examples of Unattended Installation

  • 選択した ISO で、「無人インストール」がサポートされている場合:
     →ゲスト OS は自動的にインストールされます。ユーザによる入力は必要ありません。
     
  • 選択した ISO で、「無人インストール」がサポートされていない場合:
     →ゲスト OS のインストールを手動で行う必要があります。
     
  • 選択した ISO で、「OSの種類」が自動検出されない場合:
     →タイプとバージョンを入力、ゲスト OS のインストールを手動で行う必要があります。

→どちらにしても、ISO イメージで「無人インストール」がサポートされていないと、使えない
(限定的な)機能です。

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無人インストール」がサポートされていて、実行した場合:

1.8.2. (Optional) Create Virtual Machine Wizard: Unattended Guest OS Install

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ゲストOS のインストールにて、ウィザード中の設定画面で、色々なインストール時の指定ができるみたい。例えば、 (うまく動くかは別にして)Guest Additions を自動的にインストールするかどうかも指定できます。

ちなみに、デフォルトだと、「ホスト名」は「VM 名」になるみたい。

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→設定値や推奨値を確認したり、修正できるので、「Gnome-boxes」の「かんたんインストール」機能よりも使えそうです。

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(指定するISO イメージや、設定されている値によって)うまくインストールできるかはわからないので、個人的には、最初から「無人インストール」はスキップした方が結果的には楽かも。途中で失敗するかもしれないし、インストールが完了しても、ちゃんとインストールされたか確認する手間があります。将来的に成功率が上がれば話は別かな。

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17. 参考:「VBoxManage コマンド」の使用例:

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VirtualBox」のインストールで、「Windows11」にて「VBoxManage コマンド」が使えるようになります。

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「オンラインマニュアル」からの抜粋:

VBoxManage コマンドの使用例:

3.2.1. Using VBoxManage Commands for Unattended Guest Installation

→VBoxManage コマンドを使用してゲスト OS をインストールできます。

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コマンドのパスが通っていないので移動:

> cd "c:\Program Files\Oracle\VirtualBox"

-

ファイルを確認:
PS C:\Program Files\Oracle\VirtualBox> ls -name

-

無人インストール」関連のファイルを確認:
PS C:\Program Files\Oracle\VirtualBox> ls -name UnattendedTemplates
debian_postinstall.sh
debian_preseed.cfg
fedora_ks.cfg
lgw_ks.cfg
lgw_postinstall.sh
ol_ks.cfg
ol_postinstall.sh
os2_cid_install.cmd
os2_response_files.rsp
os2_util.exe
redhat67_ks.cfg
redhat_postinstall.sh
rhel3_ks.cfg
rhel4_ks.cfg
rhel5_ks.cfg
ubuntu_preseed.cfg
win_nt5_unattended.sif
win_nt6_unattended.xml
win_postinstall.cmd

-

実行ファイルを確認
PS C:\Program Files\Oracle\VirtualBox> ls -name VBoxM*
VBoxManage.exe

-

実行ファイルの「VBoxManage」を実行してみる:

バージョンの表示:

PS C:\Program Files\Oracle\VirtualBox> VBoxManage --version
VBoxManage : 用語 'VBoxManage' は、コマンドレット、関数、スクリプト ファイル、
または操作可能なプログラムの名前として認識されません。
:
Suggestion [3,General]: コマンド VBoxManage は見つかりませんでしたが、現在の場所に存在します。
Windows PowerShell は、既定では、現在の場所からコマンドを読み込みません。
このコマンドを信頼する場合は、".\VBoxManage" と入力してください。

→実行のさせ方(形式)が良くないようで、実行できません。

-


1). 指示された形式で、「VBoxManage」コマンドのバージョンを表示:

> cd "c:\Program Files\Oracle\VirtualBox"

-

PS C:\Program Files\Oracle\VirtualBox> .\VBoxManage --version
7.0.8r156879

→実行できました。

-


2). 作成されている仮想マシンの一覧を表示:

PS C:\Program Files\Oracle\VirtualBox> .\VBoxManage list vms
"Xubuntu22-04" {2163cf6a-de42-4b3b-9340-aea9c528b749}

→「仮想マシン名」と「uuid」が表示

-


3). 仮想マシンの電源オフ・再起動・シャットダウン・強制的なシャットダウン:

> .\VBoxManage controlvm "Xubuntu22-04" poweroff
> .\VBoxManage controlvm "Xubuntu22-04" reboot
> .\VBoxManage controlvm "Xubuntu22-04" shutdown
> .\VBoxManage controlvm "Xubuntu22-04" shutdown --force

→「"Xubuntu22-04"」の部分には、対象の「仮想マシン名」か「uuid」を指定します:

-


4). よく使いそうなコマンド、「PC スペック」の表示:

PS C:\Program Files\Oracle\VirtualBox> .\VBoxManage list hostinfo
Host Information:

Host time: 2023-05-29T01:34:13.318000000Z
Processor online count: 4
Processor count: 4
Processor online core count: 2
Processor core count: 2
Processor supports HW virtualization: yes
Processor supports PAE: yes
Processor supports long mode: yes
Processor supports nested paging: yes
Processor supports unrestricted guest: no
Processor supports nested HW virtualization: no
Processor supports virt. vmsave/vmload: no
Processor#0 speed: unknown
Processor#0 description: Intel(R) Core(TM) i5-3340M CPU @ 2.70GHz
Processor#1 speed: unknown
Processor#1 description: Intel(R) Core(TM) i5-3340M CPU @ 2.70GHz
Processor#2 speed: unknown
Processor#2 description: Intel(R) Core(TM) i5-3340M CPU @ 2.70GHz
Processor#3 speed: unknown
Processor#3 description: Intel(R) Core(TM) i5-3340M CPU @ 2.70GHz
Memory size: 12129 MByte
Memory available: 7727 MByte
Operating system: Windows 11
Operating system version: 10.0.22621

→「プロセッサ数」は 2つと思っていたら、4つでした。

仮想マシン」の作成の画面にある、割当てできるプロセッサの最大値が 4つですが、それは、仮想のプロセッサの最大値だと思っていたら、「論理的なプロセッサ数」の最大値だったみたい。

設定を「2」にしているので、もう少し増やしても良さそう。

-

Intel「i5-3340M」CPU の仕様をネットで確認:
コアの数: 2  
スレッド数: 4

→「スレッド数」を「プロセッサ数」と数えるみたい。

-

Window 11 の「タスクマネージャー」で、CPU の性能を確認:

Windows」ボタン →「task」で絞り込み →「タスクマネージャー」→「タスクマネージャー」画面:

左の「パフォーマンス」タブ →「CPU」を選択

右下の「ソケット、コア、論理プロセッサ数」を確認:

ソケット:        1
コア:           2
論理プロセッサ数: 4

→こちらの「論理プロセッサ数」の表示の方が良さそう。

-

-


5). 「VirtualBox」でサポートされるゲスト OS を一覧表示:

PS C:\Program Files\Oracle\VirtualBox> .\VBoxManage list ostypes
:
: 省略
:
ID:          VBoxBS_64
Description: VirtualBox Bootsector Test (64-bit)
Family ID:   Other
Family Desc: Other
64 bit:      true

→表示が多すぎるので画面での確認は難しいです。ファイルに出力するか、grep 等での抽出が良さそう。

-


6).「VirtualBox」でサポートされるゲスト OS の一覧を「抜粋」して表示:

PowerShell」には「grep」コマンドがないので、代わりに「Select-String」コマンドで抽出:

-


(1).「arch」を指定:
PS C:\Program Files\Oracle\VirtualBox> .\VBoxManage list ostypes | Select-String -SimpleMatch "arch"
ID:          ArchLinux
Description: Arch Linux (32-bit)
ID:          ArchLinux_64
Description: Arch Linux (64-bit)

→大文字、小文字に関係なく抽出。

-

「archlinux」を指定:

PS C:\Program Files\Oracle\VirtualBox> .\VBoxManage list ostypes | Select-String -SimpleMatch "archlinux"
ID:          ArchLinux
ID:          ArchLinux_64

→指定する文字列を変えると、結果が異なります。「ID: 」部が表示。

-

「arch linux」を指定:

PS C:\Program Files\Oracle\VirtualBox> .\VBoxManage list ostypes | Select-String -SimpleMatch "arch linux"
Description: Arch Linux (32-bit)
Description: Arch Linux (64-bit)

→指定する文字列を変えると、結果が異なります。「Description: 」部が表示。

-


(2).「debian」を指定:
PS C:\Program Files\Oracle\VirtualBox> .\VBoxManage list ostypes | Select-String -SimpleMatch "debian"
ID:          Debian
Description: Debian (32-bit)
ID:          Debian_64
Description: Debian (64-bit)
ID:          Debian31
Description: Debian 3.1 Sarge (32-bit)
ID:          Debian4
Description: Debian 4.0 Etch (32-bit)
ID:          Debian4_64
Description: Debian 4.0 Etch (64-bit)
ID:          Debian5
Description: Debian 5.0 Lenny (32-bit)
ID:          Debian5_64
Description: Debian 5.0 Lenny (64-bit)
ID:          Debian6
Description: Debian 6.0 Squeeze (32-bit)
ID:          Debian6_64
Description: Debian 6.0 Squeeze (64-bit)
ID:          Debian7
Description: Debian 7 Wheezy (32-bit)
ID:          Debian7_64
Description: Debian 7 Wheezy (64-bit)
ID:          Debian8
Description: Debian 8 Jessie (32-bit)
ID:          Debian8_64
Description: Debian 8 Jessie (64-bit)
ID:          Debian9
Description: Debian 9 Stretch (32-bit)
ID:          Debian9_64
Description: Debian 9 Stretch (64-bit)
ID:          Debian10
Description: Debian 10 Buster (32-bit)
ID:          Debian10_64
Description: Debian 10 Buster (64-bit)
ID:          Debian11
Description: Debian 11 Bullseye (32-bit)
ID:          Debian11_64
Description: Debian 11 Bullseye (64-bit)

→大文字、小文字に関係なく抽出。

-

「debian11」を指定:

PS C:\Program Files\Oracle\VirtualBox> .\VBoxManage list ostypes | Select-String -SimpleMatch "debian11"
ID:          Debian11
ID:          Debian11_64

→指定する文字列で結果が異なります。「ID: 」部が表示。

-

debian 11」を指定:

PS C:\Program Files\Oracle\VirtualBox> .\VBoxManage list ostypes | Select-String -SimpleMatch "debian 11"
Description: Debian 11 Bullseye (32-bit)
Description: Debian 11 Bullseye (64-bit)

→指定する文字列で結果が異なります。「Description: 」部が表示。

-


(3).「ubuntu」を指定:
PS C:\Program Files\Oracle\VirtualBox> .\VBoxManage list ostypes | Select-String -SimpleMatch "ubuntu"
ID:          Ubuntu
Description: Ubuntu (32-bit)
ID:          Ubuntu_64
Description: Ubuntu (64-bit)
ID:          Ubuntu10_LTS
:
: 省略
:
ID:          Lubuntu
Description: Lubuntu (32-bit)
ID:          Lubuntu_64
Description: Lubuntu (64-bit)
ID:          Xubuntu
Description: Xubuntu (32-bit)
ID:          Xubuntu_64
Description: Xubuntu (64-bit)

→「Ubuntu」、「Lubuntu」、「Xubuntu」が表示。「Kubuntu」は表示されず。

-


(4).「fedora」を指定:
PS C:\Program Files\Oracle\VirtualBox> .\VBoxManage list ostypes | Select-String -SimpleMatch "fedora"
ID:          Fedora
Description: Fedora (32-bit)
ID:          Fedora_64
Description: Fedora (64-bit)

-


(5).「red」を指定:
PS C:\Program Files\Oracle\VirtualBox> .\VBoxManage list ostypes | Select-String -SimpleMatch "red"
ID:          RedHat
Description: Red Hat (32-bit)
ID:          RedHat_64
Description: Red Hat (64-bit)
ID:          RedHat3
Description: Red Hat 3.x (32-bit)
ID:          RedHat3_64
Description: Red Hat 3.x (64-bit)
ID:          RedHat4
Description: Red Hat 4.x (32-bit)
ID:          RedHat4_64
Description: Red Hat 4.x (64-bit)
ID:          RedHat5
Description: Red Hat 5.x (32-bit)
ID:          RedHat5_64
Description: Red Hat 5.x (64-bit)
ID:          RedHat6
Description: Red Hat 6.x (32-bit)
ID:          RedHat6_64
Description: Red Hat 6.x (64-bit)
ID:          RedHat7_64
Description: Red Hat 7.x (64-bit)
ID:          RedHat8_64
Description: Red Hat 8.x (64-bit)
ID:          RedHat9_64
Description: Red Hat 9.x (64-bit)

→「RHEL」では登録されていません。「CentOS」を使うときもこちら。

-


(6).「mac」を指定:
PS C:\Program Files\Oracle\VirtualBox> .\VBoxManage list ostypes | Select-String -SimpleMatch "mac"
ID:          MacOS
Description: Mac OS X (32-bit)
Family ID:   MacOS
Family Desc: Mac OS X
ID:          MacOS_64
Description: Mac OS X (64-bit)
Family ID:   MacOS
Family Desc: Mac OS X
ID:          MacOS106
Description: Mac OS X 10.6 Snow Leopard (32-bit)
Family ID:   MacOS
Family Desc: Mac OS X
ID:          MacOS106_64
Description: Mac OS X 10.6 Snow Leopard (64-bit)
Family ID:   MacOS
Family Desc: Mac OS X
ID:          MacOS107_64
Description: Mac OS X 10.7 Lion (64-bit)
Family ID:   MacOS
Family Desc: Mac OS X
ID:          MacOS108_64
Description: Mac OS X 10.8 Mountain Lion (64-bit)
Family ID:   MacOS
Family Desc: Mac OS X
ID:          MacOS109_64
Description: Mac OS X 10.9 Mavericks (64-bit)
Family ID:   MacOS
Family Desc: Mac OS X
ID:          MacOS1010_64
Description: Mac OS X 10.10 Yosemite (64-bit)
Family ID:   MacOS
Family Desc: Mac OS X
ID:          MacOS1011_64
Description: Mac OS X 10.11 El Capitan (64-bit)
Family ID:   MacOS
Family Desc: Mac OS X
ID:          MacOS1012_64
Description: macOS 10.12 Sierra (64-bit)
Family ID:   MacOS
Family Desc: Mac OS X
ID:          MacOS1013_64
Description: macOS 10.13 High Sierra (64-bit)
Family ID:   MacOS
Family Desc: Mac OS X

インテルMac のみの対応。最近のバージョンの登録はありません。

-

イメージファイル (.iso) が入手できれば、「Mac OS X」が動くかも:

-

参考:

まずはイメージファイル (.iso) の入手で苦労します。「Mac App Store」で手に入るのはセキュリティアップデートの .dmg ファイル。

iso イメージを入手できたら、仮想マシンを作成して VM を終了、仮想マシンに「修正」を当てます。
起動して、「ディスクユーティリティ」で初期化、「インストール」を実行。

成功したとしても、重くてカクカクみたい。「Mac OS X」は、Mac の専用チップ(Apple セキュリティチップ?)がないとうまく動かない(OS の使用がMac のみに制限された)システムなのかも。

-

インストールが成功するかは別、インテルCPU 時の仮想マシンの「修正」例:

> cd "c:\Program Files\Oracle\VirtualBox"
> .\VBoxManage modifyvm "MacOS" --cpuidset 00000001 000106e5 00100800 0098e3fd bfebfbff
> .\VBoxManage setextradata "MacOS" "VBoxInternal/Devices/efi/0/Config/DmiSystemProduct" "MacBookPro15,1"
> .\VBoxManage setextradata "MacOS" "VBoxInternal/Devices/efi/0/Config/DmiSystemVersion" "1.0"
> .\VBoxManage setextradata "MacOS" "VBoxInternal/Devices/efi/0/Config/DmiBoardProduct" "Mac-551B86E5744E2388"
> .\VBoxManage setextradata "MacOS" "VBoxInternal/Devices/smc/0/Config/DeviceKey" "ourhardworkbythesewordsguardedpleasedontsteal(c)AppleComputerInc"
> .\VBoxManage setextradata "MacOS" "VBoxInternal/Devices/smc/0/Config/GetKeyFromRealSMC" 1

→「"MacOS"」の部分は仮想マシン名と同じ文字列にします。

-

インストールしたいOS バージョンによって、Product の部分(機種 ID とボード ID)を変える必要があるかも:

 Can I Upgrade or Downgrade macOS? Every Mac From 2006-2020

  • 「機種 ID」と「Board ID」を確認:

 List of Mac BoardID, DeviceID, Model Identifiers & Machine Models

-


(7).「windows」を指定:
PS C:\Program Files\Oracle\VirtualBox> .\VBoxManage list ostypes | Select-String -SimpleMatch "windows"
ID:          Windows31
Description: Windows 3.1
Family ID:   Windows
Family Desc: Microsoft Windows
ID:          Windows95
Description: Windows 95
Family ID:   Windows
Family Desc: Microsoft Windows
ID:          Windows98
Description: Windows 98
Family ID:   Windows
Family Desc: Microsoft Windows
ID:          WindowsMe
Description: Windows ME
Family ID:   Windows
Family Desc: Microsoft Windows
ID:          WindowsNT3x
Description: Windows NT 3.x
Family ID:   Windows
Family Desc: Microsoft Windows
ID:          WindowsNT4
Description: Windows NT 4
Family ID:   Windows
Family Desc: Microsoft Windows
ID:          Windows2000
Description: Windows 2000
Family ID:   Windows
Family Desc: Microsoft Windows
ID:          WindowsXP
Description: Windows XP (32-bit)
Family ID:   Windows
Family Desc: Microsoft Windows
ID:          WindowsXP_64
Description: Windows XP (64-bit)
Family ID:   Windows
Family Desc: Microsoft Windows
ID:          Windows2003
Description: Windows 2003 (32-bit)
Family ID:   Windows
Family Desc: Microsoft Windows
ID:          Windows2003_64
Description: Windows 2003 (64-bit)
Family ID:   Windows
Family Desc: Microsoft Windows
ID:          WindowsVista
Description: Windows Vista (32-bit)
Family ID:   Windows
Family Desc: Microsoft Windows
ID:          WindowsVista_64
Description: Windows Vista (64-bit)
Family ID:   Windows
Family Desc: Microsoft Windows
ID:          Windows2008
Description: Windows 2008 (32-bit)
Family ID:   Windows
Family Desc: Microsoft Windows
ID:          Windows2008_64
Description: Windows 2008 (64-bit)
Family ID:   Windows
Family Desc: Microsoft Windows
ID:          Windows7
Description: Windows 7 (32-bit)
Family ID:   Windows
Family Desc: Microsoft Windows
ID:          Windows7_64
Description: Windows 7 (64-bit)
Family ID:   Windows
Family Desc: Microsoft Windows
ID:          Windows8
Description: Windows 8 (32-bit)
Family ID:   Windows
Family Desc: Microsoft Windows
ID:          Windows8_64
Description: Windows 8 (64-bit)
Family ID:   Windows
Family Desc: Microsoft Windows
ID:          Windows81
Description: Windows 8.1 (32-bit)
Family ID:   Windows
Family Desc: Microsoft Windows
ID:          Windows81_64
Description: Windows 8.1 (64-bit)
Family ID:   Windows
Family Desc: Microsoft Windows
ID:          Windows2012_64
Description: Windows 2012 (64-bit)
Family ID:   Windows
Family Desc: Microsoft Windows
ID:          Windows10
Description: Windows 10 (32-bit)
Family ID:   Windows
Family Desc: Microsoft Windows
ID:          Windows10_64
Description: Windows 10 (64-bit)
Family ID:   Windows
Family Desc: Microsoft Windows
ID:          Windows2016_64
Description: Windows 2016 (64-bit)
Family ID:   Windows
Family Desc: Microsoft Windows
ID:          Windows2019_64
Description: Windows 2019 (64-bit)
Family ID:   Windows
Family Desc: Microsoft Windows
ID:          Windows11_64
Description: Windows 11 (64-bit)
Family ID:   Windows
Family Desc: Microsoft Windows
ID:          Windows2022_64
Description: Windows 2022 (64-bit)
Family ID:   Windows
Family Desc: Microsoft Windows
ID:          WindowsNT
Description: Other Windows (32-bit)
Family ID:   Windows
Family Desc: Microsoft Windows
ID:          WindowsNT_64
Description: Other Windows (64-bit)
Family ID:   Windows
Family Desc: Microsoft Windows

→「Windows」の歴史が見えます。「Windows 3.1」も登録されていることにびっくり。

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(8).「bsd」を指定:
PS C:\Program Files\Oracle\VirtualBox> .\VBoxManage list ostypes | Select-String -SimpleMatch "bsd"
ID:          FreeBSD
Description: FreeBSD (32-bit)
Family ID:   BSD
Family Desc: BSD
ID:          FreeBSD_64
Description: FreeBSD (64-bit)
Family ID:   BSD
Family Desc: BSD
ID:          OpenBSD
Description: OpenBSD (32-bit)
Family ID:   BSD
Family Desc: BSD
ID:          OpenBSD_64
Description: OpenBSD (64-bit)
Family ID:   BSD
Family Desc: BSD
ID:          NetBSD
Description: NetBSD (32-bit)
Family ID:   BSD
Family Desc: BSD
ID:          NetBSD_64
Description: NetBSD (64-bit)
Family ID:   BSD
Family Desc: BSD

Unix の流れをくむ「Mac OS X」の元になったOS の無料版です。Linux とはカーネルやシステムが異なります。

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たぶん、一覧にあっても、仮想マシンの作成時の一部のパラメータが自動入力されるだけと思います。 登録がなくても、「その他」で登録できます。

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まとめ

今回、手持ちの「Windows11」(22H2) のノートPC に、「VirtualBox 7.0.8」を用いて「Xubuntu 22.04 LTS」をインストールしました。

「Windows11」のバージョン (22H2) を「VirtualBox 7.0.8」のホストOS として使うのは今のところ未サポートですが、 支障が出るほどの問題?もなく、普通にゲストOS のインストールができて、普通に使えています。

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個人的に、「VirtualBox」は「確実にゲストOS がインストールできれば良い」だけなので、 新しい機能で、デフォルトで有効の「無人インストール」は「チェック」を外しており、使っていません。
実際の動作は未確認です。

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