VirtualBox に「AlmaLinux 9.0」をインストール〈H154〉 - Linux あれこれ

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Linux 関連(一部 Windows11 )の備忘録です。

VirtualBox に「AlmaLinux 9.0」をインストール〈H154〉

登録日: 2022-06-19 更新日: 2022-06-26

RHEL9 (Red Hat Enterprise Linux) がリリースされました。

そのリリースに貢献したと思われる「CentOS Stream」で、最新の「CentOS Stream 9 」を前回の投稿時にインストールしましたが、RHEL の開発版だからなのか、問題が多く、通常の使用には向かない印象でした。

RHEL クーロンである「AlmaLinux 9.0」ではどうなのか、興味深いので試してみました。 開発版ではなく、公式版のRHEL で試したのと同じ結果が得られると思います。

その備忘録です。

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使用したPC は「ASUS Chromebox CN60 」で、プロセッサは第4世代の「Intel Celeron 2955U 」です。

UEFI 立ち上げ」のPC です。

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(注)リンクを戻るときはブラウザの左上の「←」をクリック

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目次

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以前の作業:

ホストOS に「VirtualBox をインストール」

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今回の作業:

「最小限のインストールの ISO イメージをダウンロード:」

「ネットワークインストールの ISO イメージをダウンロード:」

「仮想マシンの作成:」

「AlmaLinux 9.0 のインストール」

「日本語入力:」

「便利に使える設定:」

「VirtualBox 「Guest Additions CD」をインストール:」

「気づいたこと」

「まとめ へ」

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「目次詳細 へ」

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「AlmaLinux 9.0」のインストール別の画面

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最小限のイメージ(minimal.iso)でインストールしたときの画面:

→インストール時にGUI の選択はできないので、テキストログインの画面になります。

サーバーをインストールするときのイメージです。

手間ですが、ここから、GUI をインストールすることも出来ます。

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ネットワークインストールイ メージ(boot.iso)でインストールしたときの画面:

「スタンダード(Wayland)」セッションの「GNOME」デスクトップ画面:

→インストール時にGUI の選択ができます。「ワークステーション」を選びました。

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VirtualBox にて、ログイン時に画面解像度が「1024x768」にリセットされる「RHEL 9」の不具合? があるので、回避策として「Guest Additoons CD」をインストールしました。

→画面を最大化しておけば、自動でリアルタイムに解像度が調整され、不具合が解消しました。 スケールモードとの相性が良いです。

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こちらの画面は、ウィンドウを最大化して、「右Ctrl+C」(スケールモード)で、VirtualBox の画面上下のパネルバーを隠しています。

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画面下のバーはホストOS の「Xubuntu 20.04.4 LTS」のパネルです。

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VirtualBox」について:

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  • 仮想マシンを使うことで、ハードウェアで問題となるPC でも、最新のLinux ディストリビューションをインストールできる可能性が高いです。

  • 余計なソフトが一緒に動くので、その分、負荷が大きいことと、メモリとストレージを使います。

→今回使った「ASUS Chromebox CN60」は、メモリ8GB、M.2 SSD 240GB に増設しています。

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「AlmaLinux」について:

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公式サイト:

AlmaLinux

抜粋:

AlmaLinux OS は、CentOS Linux 安定版リリースの廃止によって残された溝を埋めるための、オープンソースのコミュニティ主導の Linux オペレーティングシステムで、RHEL の 1:1 のバイナリ レベルで完全に互換なクローンです。

AlmaLinux OS は、単独の無料の OS として、CloudLinux Inc. から支援を受けています。
進行中の開発は、コミュニティのメンバーによって管理されています。

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AlmaLinux 9.0 の現在のバージョンを表示:

2022-06-19 現在

カーネル:

$ uname -r
5.14.0-70.13.1.el9_0.x86_64

カーネルのバージョンは「CentOS Stream 9」よりも遅れています。

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リリース:

$ cat /etc/almalinux-release
AlmaLinux release 9.0 (Emerald Puma)

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「AlmaLinux 9.0」が、「x11」と「Wayland」のどちらで動作しているか、を確認:
$ echo $XDG_SESSION_TYPE
wayland

→選んだセッションにより変化します。

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1. ホストOS : Xubuntu 20.04.4 LTS

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Xubuntu 20.04.4 LTS の現在のバージョンを表示:

2022-06-19 現在

カーネル:

$ uname -r
5.13.0-51-generic

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リリース:

$ cat /etc/lsb-release
DISTRIB_ID=Ubuntu
DISTRIB_RELEASE=20.04
DISTRIB_CODENAME=focal
DISTRIB_DESCRIPTION="Ubuntu 20.04.4 LTS"

→ひとつ前のリリースを使う、安定志向のポイントリリース版(延命版)です。 ポイントリリースの番号がひとつずつアップします。 (20.04.4)

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システム更新で最新にしました:

$ sudo apt update
$ sudo apt upgrade

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再起動

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2. ホストOS 「Xubuntu 20.04.4 LTS」に「VirtualBox」をインストール:

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前回の作業 を参照:

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3. 「最小限のインストール」のISO イメージ(minimal.iso)をダウンロードする場合:

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サーバーをインストールするときのイメージです。

インストール時に、最小限の構成しか選べません。ソフトウェアの選択は制限されます。

インストール完了後、テキストログインになります。GUI で使えるようにするには手間です。

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1).「AlmaLinux 9.0」をダウンロード:

https://mirrors.almalinux.org/isos/x86_64/9.0.html

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ミラー:

AlmaLinux-9.0-x86_64-minimal.iso 2022-05-26 00:29 1.4G

→「AlmaLinux-9.0-x86_64-minimal.iso」をダウンロード

「~/ダウンロード/AlmaLinux/」に移動

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2). CHECKSUM ファイルをダウンロード:

CHECKSUM

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3). チェックサムの確認:

$ cd ~/ダウンロード/AlmaLinux/

$ sha256sum AlmaLinux-9.0-x86_64-minimal.iso
d9c644122aafdb3aa6b635d252d59d7f719fa5de5e77ec103eff9c5fe291c1b6  AlmaLinux-9.0-x86_64-minimal.iso

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4. 「ネットワークインストール」のISO イメージ(boot.iso)をダウンロードする場合:

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ネットワークからのインストールです。インストール時にソフトウェアが選べます。

インストール完了後、GUI でのログインを選べます。(GNOME デスクトップ)

PC として使うなら、インストールの手間を減らせるので、こちらのダウンロードがオススメ。

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1).「AlmaLinux 9.0」をダウンロード:

https://mirrors.almalinux.org/isos/x86_64/9.0.html

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ミラー:

AlmaLinux-9.0-x86_64-boot.iso 2022-05-26 00:25 763M

→「AlmaLinux-9.0-x86_64-boot.iso」をダウンロード

「~/ダウンロード/AlmaLinux/」に移動

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2). CHECKSUM ファイルをダウンロード:

CHECKSUM

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3). チェックサムの確認:

$ cd ~/ダウンロード/AlmaLinux/

$ sha256sum AlmaLinux-9.0-x86_64-boot.iso
c41ce7bc2f4ab27a3597b3e160fc8b01c56a6b58e1046a4a23b8518fb9e9a61f  AlmaLinux-9.0-x86_64-boot.iso

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5. 「仮想マシン」の作成:

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1). システム→「VirtualBox」→「VirtualBox」を起動

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2). 右上の「新規」ボタンをクリック

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3). 名前とオペレーティングシステム:

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名前:AlmaLinux-9  ←(好きな英字の名前、フォルダ名になります)
タイプ:Linux
バージョン:Red Hat (64-bit)

→「次へ」

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4). メモリサイズ:

3000 MB   ←(大きく取りすぎると、 ホストOS が不調になります)

→「次へ」

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5). ハードディスク:

「仮想ハードディスクを作成する」にチェック ←(つまり、ファイルが使われます)

→「作成」

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6). ハードディスクのファイルタイプ:

「VDI(VirtualBox Disk Image)」にチェック ←(つまり、VirtualBox 形式)

→「次へ」

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7). 物理ハードディスクにあるストレージ:

「可変サイズ」にチェック

→「次へ」

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8). ファイルの場所とサイズ:

仮想ハードディスクとなるファイルが格納される、フォルダの指定:

「/home/ubn/VirtualBox VMs/AlmaLinux-9/AlmaLinux-9.vdi」

→すでに入っている指定のまま、にしました。

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可変サイズにした場合の、ファイルサイズの上限値:

8.00 GB →「30.00 GB」に変更(10 GB だとシステム更新だけですぐ一杯 になりました)

→「作成」

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9). 仮想マシンの「AlmaLinux-9」が作成されました:

実際のハードウェアによっての制限はありますが、汎用のドライバーが使われることと、下記のように設定値を後から見直して、すぐに変更が反映できるのがすごいところ。

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10). 「ディスプレイ」の設定を変更:

「ディスプレイ」をクリック→「スクリーン」タブ

- ビデオメモリー: 16MB →「128MB」に変更
- グラフィックコントローラー: VMSVGA   ←(そのままで変更せず) 

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「VBoxSVGA」に変更すると、解像度が「1024 x 768」のままで変更できません。

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11). 「システム」の設定を変更:

「システム」をクリック→「マザーボード」タブ

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- ポインティングデバイス: PS/2 マウス →「USBタブレット」に変更

→「マウス統合」を有効にします。無効の場合、いちいちホットキー(右Ctrl キー)の操作が必要ですが、有効にすると、マウスポインタを持っていくだけで、ホストOS とゲストOS を行き来(キャプチャ機能をオンに)出来ます。

画面右下のマウスのアイコンで確認できます。

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- 「EFI を有効化」にチェック

→ゆくゆくは、実機(ホストOS )にインストールすることを考えて、同じ手順になるようしました。

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「システム」をクリック→「プロセッサー」タブ

- プロセッサー数 : 1 CPU →「2 CPU」に変更

→使われているプロセッサが持つ、物理的な数と合わせると、速度の向上が期待できます。 使われているプロセッサにより数は違うので注意。

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→「OK」

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6. 仮想マシンに、ゲストOS として「AlmaLinux 9.0」をインストール

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1). 「ライブ CD」をセットして、仮想マシンを起動

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(1). インストールする仮想マシンを選択

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(2). 右側の「ストレージ」にて、「ライブ CD」をセット

IDE セカンダリマスター: [光学ドライブ] 空 をクリック

→「ディスクファイルを選択」

→「~/ダウンロード/AlmaLinux/AlmaLinux-9.0-x86_64-boot.iso」を選んで「開く」

「空」→「AlmaLinux-9.0-x86_64-boot.iso」に変わりました。

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→こちらはインストールしたときのイメージです。

グラフィックコントローラー: 「VMSVGA」で「3D」オンにしています。

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(3). 「起動」(緑色の右矢印)ボタンをクリック

→ライブ CD を作成する手間が要らないので楽です。

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2). ブート選択画面が表示

→2番めの「Test this media ...」が選択されています。

1番めの「Install AlmaLinux 9.0」を選択して、

→「Enter」キー

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3). 起動メッセージ画面が表示:

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4). インストーラの「ALMALINUX 9.0 へようこそ。」画面が表示

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→自動で「日本語 Japanese」が選ばれて、 日本語表示になりました。

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(1). インストール時に使用する言語 を選択

「日本語 Japanese」、「日本語(日本)」が選択されました。

→「続行」

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(2). 「インストール概要」画面が表示

-

(3). 「キーボード」を選択

「日本語」が選ばれていました。「日本語」

右にある「レイアウト設定をテストする」に「@@」を入力して確認

→画面左上の「完了」をクリック

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(4).「言語サポート」を選択

インストールしたい追加の言語サポートを選択:

「日本語 Japanese」、「日本語(日本)」がすでに選択されています。

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→画面左上の「完了」をクリック

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(5).「時刻と日付」を選択

→地域「アジア」、都市「東京」、ネットワーク時刻「オン」が選ばれています。

もし、選ばれていない時は、地図で「日本」をクリック

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→画面左上の「完了」をクリック

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(6). 「ユーザーの作成」を選択

フルネーム: 任意

ユーザー名: 任意

「このユーザーを管理者にする」にチェック

「このアカウントを使用する場合にパスワードを必要とする」にチェック

パスワード: 任意

パスワードの確認: 任意

→画面左上の「完了」をクリック

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(7). 「root パスワード」を選択

概要には、「 root アカウントは無効になっています。」表示

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「 root アカウントをロック」にチェック

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今回は、ユーザを管理者として使うので、パスワードは設定しません。

→画面左上の「完了」をクリック

-

(8). 「インストールソース」を選択

概要に、「最寄りのミラー」が表示されていればOK です。確認するときは下記を参照:

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「ネットワーク上」にチェックがあることを確認

-

→画面左上の「完了」をクリック

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(9). 「ソフトウェアの選択」を選択

概要に、「Server with GUI」が表示。

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↓ 変更

ベース環境:

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選択した環境用のその他のソフトウェア:
  • 「オフィススイートと生産性」
  • GNOME アプリケーション」
  • RPM 開発ツール」(RPM Development Tools)
  • 「グラフィカル管理ツール」
  • 「システムツール」 (System Tools)
  • 「開発ツール」(Development Tools)

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→画面左上の「完了」をクリック

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(10). 「KDUMP」を選択

「Kdunp を有効にする」にチェックがあることを確認。

→画面左上の「完了」をクリック

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→メモリが少ない時は、無効にします。

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(11). 「ネットワークとホスト名」を選択

ネットワーク時刻を「オン」にするには、ネットワークを接続しておく必要がありますが、すでに接続済みです。

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右上にある「Ethernet (enp0s3)」が「オン」かを確認

「接続済みです」かを確認

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右下に、現在のホスト名: 「localhost」と表示

↓ 変更

左下にある、ホスト名:「自分のコンピュータ名」を入力

→ここでは、「任意: ubn-box」を入れました。

ホスト名は、コマンドプロンプトに含まれるので、短い名前がオススメです。

→「適用」

右下にある、ホスト名:「ubn-box」に変ったことを確認

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→画面左上の「完了」をクリック

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(12). 「インストール先」を選択

(参考: VirtualBox の場合の表示です)

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バイスの選択

ローカルの標準ディスク

内蔵HDD:

30 GiB
ATA VBOX HARDDISK
sda / 30 GiB の空き

→上記のアイコンにチェックが付いていることを確認

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ストレージの設定

「自動構成」→「カスタム」にチェック

→左上の「完了」

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「手動パーティション設定」画面

左側にて、

「LVM」→「標準パーティション」に変更

ここをクリックすると自動的に作成します」の水色のリンクをクリック

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自動でパーティション分割:

sda1  /boot/efi   600 MiB  EFI System Partition
sda2  /boot    1024 MiB  xfs
sda4  /     25.47 GiB  xfs
sda3  swap    2.94 GiB  swap

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もしくは、「手動」で設定しても良いです:

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今回の手動設定:

sda1  /boot/efi   600 MiB  EFI System Partition
sda2  /      29.41 GiB  ext4

→swap なし(USB メモリへのインストール前提の設定)

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右下のラベル: 「CentOS」を入力  ←(マウントしたときにボリューム名がわかりやすいです)

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→画面右下の「設定を更新」をクリック

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→画面左上の「完了」をクリック

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→オレンジ色で「ストレージ設定の確認中に警告が出されました」

「クリックして詳細を表示させる」をクリック

「swap パーティションが指定されていません…」

→「閉じる」

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→画面左上の「完了」をクリック

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「変更の概要」画面表示

→「変更を許可する」

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(13). 「インストール概要」画面に戻りました

→すべての項目に、オレンジ色のチェックがないことを確認。

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(14). 右下の「インストールの開始」をクリック

→インストール処理が開始

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(15). 「インストールが完了しました!」表示

→「システムの再起動」をクリック

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(16). 「インストーラ」が終了して、再起動されました

ちなみに、VirtualBox のウィンドウの下にある、「CD-ROM」アイコンはグレーです。 「インストール イメージ」はマウント解除されていました。

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5). カーネル選択メニュー:

一番上のカーネルが選ばれています。

→そのまま、Enter

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7. インストール完了後の最初の再起動:

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1). GUI のログイン画面が表示:

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→設定した「ユーザ名」が選ばれています。

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2). ログイン画面をマウスでクリックして、パスワード入力画面にします

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3). 右下の「歯車」アイコンをクリックして、セッション一覧を表示:

VirtualBox の「ディスプレイ」の設定により、セッション一覧が異なります:

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「VMSVGA 」に設定した場合:

「スタンダード(Wayland)」と「GNOME Classic on Xorg」が表示されるのは、「VMSVGA 」にした場合だけです。

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→デフォルトの「スタンダード(Wayland)」を選択しました。

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参考: 「ディスプレイ」の設定のやり方:

電源オフ後に設定します:

→クリックすれば、選択画面が表示されます。

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4). ログイン画面にて、「パスワード」を入力

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「VBoxSVGA」に設定した場合、不具合があります:

→ログインのパスワードを入力、 デスクトップが表示されるまでに、マウスを動かすと、

マウスの軌跡が黒く塗りつぶされます。

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「VMSVGA 」に設定した場合は正常:

→ログインのパスワードを入力、 デスクトップが表示されるまでに、画面が一度、真っ暗に更新されます。

なので、このようにはなりません。正常です。

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5). デスクトップ画面になり、「Welcom to AlmaLinux」が表示:

→「No Thanks」でツワーは表示されません。

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「Take Tour」をクリックした場合:

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→和訳:

アプリを自分のものにする
アプリグリッドをお好みに合わせて配置します。

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→和訳:

ワークスペースでトップを維持
新しいワークスペースビューでウィンドウを簡単に整理できます。

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6). インストール直後のシステムの情報を確認:

インストール直後のカーネル:

$ uname -r
5.14.0-70.13.1.el9_0.x86_64

CentOS Streem は「5.14.0-105.el9.x86_64」なので、少し遅れています。

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リリース情報:

$ ls -1 /etc/ | grep release
almalinux-release
os-release
redhat-release
system-release
system-release-cpe

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$ ls -l /etc/ | grep release
-rw-r--r--.  1 root root   37  5月 25 03:07 almalinux-release
lrwxrwxrwx.  1 root root   21  5月 25 03:07 os-release -> ../usr/lib/os-release
lrwxrwxrwx.  1 root root   17  5月 25 03:07 redhat-release -> almalinux-release
lrwxrwxrwx.  1 root root   17  5月 25 03:07 system-release -> almalinux-release
-rw-r--r--.  1 root root   37  5月 25 03:07 system-release-cpe

→リンクされています。

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$ cat /etc/almalinux-release
AlmaLinux release 9.0 (Emerald Puma)

$ cat /etc/redhat-release
AlmaLinux release 9.0 (Emerald Puma)

$ cat /etc/system-release
AlmaLinux release 9.0 (Emerald Puma)

→同じ内容です。

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$ cat /etc/system-release-cpe
cpe:/o:almalinux:almalinux:9::baseos

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$ cat /etc/os-release
NAME="AlmaLinux"
VERSION="9.0 (Emerald Puma)"
ID="almalinux"
ID_LIKE="rhel centos fedora"
VERSION_ID="9.0"
PLATFORM_ID="platform:el9"
PRETTY_NAME="AlmaLinux 9.0 (Emerald Puma)"
ANSI_COLOR="0;34"
LOGO="fedora-logo-icon"
CPE_NAME="cpe:/o:almalinux:almalinux:9::baseos"
HOME_URL="https://almalinux.org/"
DOCUMENTATION_URL="https://wiki.almalinux.org/"
BUG_REPORT_URL="https://bugs.almalinux.org/"

ALMALINUX_MANTISBT_PROJECT="AlmaLinux-9"
ALMALINUX_MANTISBT_PROJECT_VERSION="9.0"
REDHAT_SUPPORT_PRODUCT="AlmaLinux"
REDHAT_SUPPORT_PRODUCT_VERSION="9.0"

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7). システム更新

$ sudo dnf update
[sudo] パスワード:
:
依存関係が解決しました。
行うべきことはありません。
完了しました!

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もし、システム更新があるときは:

y/N   ←(「y」Enter)

→AlmaLinux ではデフォルトが「N」です。「y」を入力しないと中止されます。

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8). 再起動:

$ reboot

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9). もしくは、シャットダウン:

$ shutdown -h now

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10). 起動後、ログイン画面で、設定した「ユーザ名」を入力

→選んだセッションのデスクトップ画面が表示されます。

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「VMSVGA 」に設定した場合の問題点:

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問題点: 「ゲストOS の画面を自動リサイズ」が無効です:

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「ディスプレイの解像度」の設定は「1024 x 768」以外も表示されます:

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問題点: ログアウトすると、設定していた「ディスプレイの解像度」が「1024 x 768」にリセットされます:

→ログインするごとに、解像度の設定が必要なので面倒です。

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「VBoxSVGA」に設定した場合の問題点:

他のディストリビューションと違い、「ゲストOS の画面を自動リサイズ」が無効です:

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「ディスプレイの解像度」の設定は「1024 x 768」のみで選択肢がありません:

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8. 「スタンダード(Wayland)」セッションの「GNOME」デスクトップ画面:

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デフォルトのセッションで、Wayland で動作します。

Fedora と同じ純正の「GNOME」デスクトップです。
カスタマイズされた、UbuntuGNOME とは少し動きが違います。

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デスクトップを起動した直後:

→「アクティビティ」が選ばれた状態で起動されます。

必ずアプリを起動するわけで、ひと手間減らす合理的なやり方です。

自分の場合は、「Firefox」をドックで起動してから、Ctrl+Alt+T で「端末」を起動しています。
何も起動しないのなら「Esc」か「Enter」を押します。

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こちらは、「Guest Additions CD」をインストールして、解像度がリセットされる問題を回避しているときの画面です。 何もしなければ、ログイン後は「1024x768」の解像度になります。

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Windows+A」としたとき:

→「アクティビティ」で、ドックの右端の四角のアイコンをクリックしたときと同じです。

-

注目すべきは、ドックにあるアイコンが上部のアイコンと重複していないということ。

仮想デスクトップの選択が上部にあるということ。

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インストール時にいろいろなソフトにチェックしたのですが、それほどアイコンは増えていません。 目立つのは「オフィス」が増えているくらい。

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「ユーティリティ」を開いたとき:

-

「壁紙」の変更画面:

→いくつかの壁紙が準備されていました。デフォルトはクールだけど、明るすぎ。

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9. リポジトリについて:

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問題点: 「AlmaLinux 9.0」では、「powertools」リポジトリが使えません。

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1). 「epel」リポジトリを追加インストール:

$ sudo dnf install epel-release
:
インストール:
 epel-release       noarch       9-2.el9        extras        17 k

-

→インストール途中で、「AlmaLinux 9 - Extras」のGPG-Key のインストールを聞いてきました: 「y」
AlmaLinux 9 - Extras               2.0 MB/s | 3.1 kB     00:00    
GPG 鍵 0xB86B3716 をインポート中:
 Userid     : "AlmaLinux OS 9 <packager@almalinux.org>"
 Fingerprint: BF18 AC28 7617 8908 D6E7 1267 D36C B86C B86B 3716
 From       : /etc/pki/rpm-gpg/RPM-GPG-KEY-AlmaLinux-9
これでよろしいですか? [y/N]: y

→「epel-release」をインストールすることで、epel リポジトリが自動的に登録されます。

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2). 追加されたリポジトリを確認:

$ dnf repolist epel*
repo id                repo の名前                           状態
epel                   Extra Packages for Enterprise Linux 9 有効化
epel-debuginfo         Extra Packages for Enterprise Linux 9 無効化
epel-source            Extra Packages for Enterprise Linux 9 無効化
epel-testing           Extra Packages for Enterprise Linux 9 無効化
epel-testing-debuginfo Extra Packages for Enterprise Linux 9 無効化
epel-testing-source    Extra Packages for Enterprise Linux 9 無効化

→デフォルトで、一部が「enabled」(有効)になっています。

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3). 現在、有効なリポジトリの一覧:

$ dnf repolist
:
repo id        repo の名前
appstream      AlmaLinux 9 - AppStream
baseos         AlmaLinux 9 - BaseOS
epel           Extra Packages for Enterprise Linux 9 - x86_64
extras         AlmaLinux 9 - Extras

→「epel」リポジトリは追加したので有効化されています。

→「powertools」が見当たりません。無効化されているからです。

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4). 試しに、powertools リポジトリを有効化:

$ sudo dnf config-manager --set-enabled powertools
エラー: 修正用の一致する repo はありません: powertools.

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5). 無効化されているリポジトリも含めて、すべてのリポジトリを表示:

$ dnf repolist --all
:
repo id                 repo の名前                          状態
appstream               AlmaLinux 9 - AppStream              有効化
appstream-debug         AlmaLinux 9 - AppStream - Debug      無効化
appstream-source        AlmaLinux 9 - AppStream - Source     無効化
baseos                  AlmaLinux 9 - BaseOS                 有効化
baseos-debug            AlmaLinux 9 - BaseOS - Debug         無効化
baseos-source           AlmaLinux 9 - BaseOS - Source        無効化
crb                     AlmaLinux 9 - CRB                    無効化
crb-debug               AlmaLinux 9 - CRB - Debug            無効化
crb-source              AlmaLinux 9 - CRB - Source           無効化
epel                    Extra Packages for Enterprise Linux  有効化
epel-debuginfo          Extra Packages for Enterprise Linux  無効化
epel-source             Extra Packages for Enterprise Linux  無効化
epel-testing            Extra Packages for Enterprise Linux  無効化
epel-testing-debuginfo  Extra Packages for Enterprise Linux  無効化
epel-testing-source     Extra Packages for Enterprise Linux  無効化
extras                  AlmaLinux 9 - Extras                 有効化
extras-debug            AlmaLinux 9 - Extras - Debug         無効化
extras-source           AlmaLinux 9 - Extras - Source        無効化
highavailability        AlmaLinux 9 - HighAvailability       無効化
highavailability-debug  AlmaLinux 9 - HighAvailability - Deb 無効化
highavailability-source AlmaLinux 9 - HighAvailability - Sou 無効化
nfv                     AlmaLinux 9 - NFV                    無効化
nfv-debug               AlmaLinux 9 - NFV - Debug            無効化
nfv-source              AlmaLinux 9 - NFV - Source           無効化
plus                    AlmaLinux 9 - Plus                   無効化
plus-debug              AlmaLinux 9 - Plus - Debug           無効化
plus-source             AlmaLinux 9 - Plus - Source          無効化
resilientstorage        AlmaLinux 9 - ResilientStorage       無効化
resilientstorage-debug  AlmaLinux 9 - ResilientStorage - Deb 無効化
resilientstorage-source AlmaLinux 9 - ResilientStorage - Sou 無効化
rt                      AlmaLinux 9 - RT                     無効化
rt-debug                AlmaLinux 9 - RT - Debug             無効化
rt-source               AlmaLinux 9 - RT - Source            無効化
sap                     AlmaLinux 9 - SAP                    無効化
sap-debug               AlmaLinux 9 - SAP - Debug            無効化
sap-source              AlmaLinux 9 - SAP - Source           無効化
saphana                 AlmaLinux 9 - SAPHANA                無効化
saphana-debug           AlmaLinux 9 - SAPHANA - Debug        無効化
saphana-source          AlmaLinux 9 - SAPHANA - Source       無効化
→「powertools」が見当たりません。

-

6). 参考: リポジトリの実際のファイルを確認:

$ ls -1 /etc/yum.repos.d/
:
almalinux-appstream.repo
almalinux-baseos.repo
almalinux-crb.repo
almalinux-extras.repo
almalinux-highavailability.repo
almalinux-nfv.repo
almalinux-plus.repo
almalinux-resilientstorage.repo
almalinux-rt.repo
almalinux-sap.repo
almalinux-saphana.repo
epel-testing.repo      ←(epel で追加)
epel.repo           ←(epel で追加)
→「powertools」が見当たりません。

ファイルがあるからと言っても、リポジトリが有効かどうかはファイルの記述しだい。

ちなみに、「yum」は「dnf」より前に使われていたコマンドです。

-

7). 参考: 「CentOS Stream 8」で確認:

$ dnf repolist --all | grep PowerTools
powertools         CentOS Stream 8 - PowerTools   有効化

→「powertools」があります。

-

参考: ファイルの内容:

GitHub austinsonger/CentOS-PowerTools.repo

$ gedit /etc/yum.repos.d/CentOS-PowerTools.repo
# CentOS-PowerTools.repo
#
# The mirror system uses the connecting IP address of the client and the
# update status of each mirror to pick mirrors that are updated to and
# geographically close to the client.  You should use this for CentOS updates
# unless you are manually picking other mirrors.
#
# If the mirrorlist= does not work for you, as a fall back you can try the
# remarked out baseurl= line instead.
#
#

[PowerTools]
name=CentOS-$releasever - PowerTools
mirrorlist=http://mirrorlist.centos.org/?release=$releasever&arch=$basearch&repo=PowerTools&infra=$infra
#baseurl=http://mirror.centos.org/$contentdir/$releasever/PowerTools/$basearch/os/
gpgcheck=1
enabled=1
gpgkey=file:///etc/pki/rpm-gpg/RPM-GPG-KEY-centosofficial

→「CentOS Linux」のときの内容です。「CentOS Stream」とは微妙に違うので注意。

-

8). 参考: 「CentOS Stream 8」と「CentOS Stream 9」のリポジトリを比較:

-


CentOS 9 Stream:

CentOS BaseOS x86_64 Official

centos-stream-repos-9.0-12.el9.noarch.rpm

-

Files:

$ ls -1 /etc/yum.repos.d/
:
centos-addons.repo
centos.repo

→ファイル数が減っています。

-

ひとつのファイルにリポジトリをまとめたのか確認:

$ cat /etc/yum.repos.d/centos-addons.repo
:
[highavailability]
name=CentOS Stream $releasever - HighAvailability
metalink=https://mirrors.centos.org/metalink?repo=centos-highavailability-$stream&arch=$basearch&protocol=https,http
gpgkey=file:///etc/pki/rpm-gpg/RPM-GPG-KEY-centosofficial
gpgcheck=1
repo_gpgcheck=0
metadata_expire=6h
countme=1
enabled=0

[highavailability-debug]
name=CentOS Stream $releasever - HighAvailability - Debug
metalink=https://mirrors.centos.org/metalink?repo=centos-highavailability-debug-$stream&arch=$basearch&protocol=https,http
gpgkey=file:///etc/pki/rpm-gpg/RPM-GPG-KEY-centosofficial
gpgcheck=1
repo_gpgcheck=0
metadata_expire=6h
enabled=0

[highavailability-source]
name=CentOS Stream $releasever - HighAvailability - Source
metalink=https://mirrors.centos.org/metalink?repo=centos-highavailability-source-$stream&arch=source&protocol=https,http
gpgkey=file:///etc/pki/rpm-gpg/RPM-GPG-KEY-centosofficial
gpgcheck=1
repo_gpgcheck=0
metadata_expire=6h
enabled=0

[nfv]
name=CentOS Stream $releasever - NFV
metalink=https://mirrors.centos.org/metalink?repo=centos-nfv-$stream&arch=$basearch&protocol=https,http
gpgkey=file:///etc/pki/rpm-gpg/RPM-GPG-KEY-centosofficial
gpgcheck=1
repo_gpgcheck=0
metadata_expire=6h
countme=1
enabled=0

[nfv-debug]
name=CentOS Stream $releasever - NFV - Debug
metalink=https://mirrors.centos.org/metalink?repo=centos-nfv-debug-$stream&arch=$basearch&protocol=https,http
gpgkey=file:///etc/pki/rpm-gpg/RPM-GPG-KEY-centosofficial
gpgcheck=1
repo_gpgcheck=0
metadata_expire=6h
enabled=0

[nfv-source]
name=CentOS Stream $releasever - NFV - Source
metalink=https://mirrors.centos.org/metalink?repo=centos-nfv-source-$stream&arch=source&protocol=https,http
gpgkey=file:///etc/pki/rpm-gpg/RPM-GPG-KEY-centosofficial
gpgcheck=1
repo_gpgcheck=0
metadata_expire=6h
enabled=0

[rt]
name=CentOS Stream $releasever - RT
metalink=https://mirrors.centos.org/metalink?repo=centos-rt-$stream&arch=$basearch&protocol=https,http
gpgkey=file:///etc/pki/rpm-gpg/RPM-GPG-KEY-centosofficial
gpgcheck=1
repo_gpgcheck=0
metadata_expire=6h
countme=1
enabled=0

[rt-debug]
name=CentOS Stream $releasever - RT - Debug
metalink=https://mirrors.centos.org/metalink?repo=centos-rt-debug-$stream&arch=$basearch&protocol=https,http
gpgkey=file:///etc/pki/rpm-gpg/RPM-GPG-KEY-centosofficial
gpgcheck=1
repo_gpgcheck=0
metadata_expire=6h
enabled=0

[rt-source]
name=CentOS Stream $releasever - RT - Source
metalink=https://mirrors.centos.org/metalink?repo=centos-rt-source-$stream&arch=source&protocol=https,http
gpgkey=file:///etc/pki/rpm-gpg/RPM-GPG-KEY-centosofficial
gpgcheck=1
repo_gpgcheck=0
metadata_expire=6h
enabled=0

[resilientstorage]
name=CentOS Stream $releasever - ResilientStorage
metalink=https://mirrors.centos.org/metalink?repo=centos-resilientstorage-$stream&arch=$basearch&protocol=https,http
gpgkey=file:///etc/pki/rpm-gpg/RPM-GPG-KEY-centosofficial
gpgcheck=1
repo_gpgcheck=0
metadata_expire=6h
countme=1
enabled=0

[resilientstorage-debug]
name=CentOS Stream $releasever - ResilientStorage - Debug
metalink=https://mirrors.centos.org/metalink?repo=centos-resilientstorage-debug-$stream&arch=$basearch&protocol=https,http
gpgkey=file:///etc/pki/rpm-gpg/RPM-GPG-KEY-centosofficial
gpgcheck=1
repo_gpgcheck=0
metadata_expire=6h
enabled=0

[resilientstorage-source]
name=CentOS Stream $releasever - ResilientStorage - Source
metalink=https://mirrors.centos.org/metalink?repo=centos-resilientstorage-source-$stream&arch=source&protocol=https,http
gpgkey=file:///etc/pki/rpm-gpg/RPM-GPG-KEY-centosofficial
gpgcheck=1
repo_gpgcheck=0
metadata_expire=6h
enabled=0

[extras-common]
name=CentOS Stream $releasever - Extras packages
metalink=https://mirrors.centos.org/metalink?repo=centos-extras-sig-extras-common-$stream&arch=$basearch&protocol=https,http
gpgkey=file:///etc/pki/rpm-gpg/RPM-GPG-KEY-CentOS-SIG-Extras-SHA512
gpgcheck=1
repo_gpgcheck=0
metadata_expire=6h
countme=1
enabled=1

[extras-common-source]
name=CentOS Stream $releasever - Extras packages - Source
metalink=https://mirrors.centos.org/metalink?repo=centos-extras-sig-extras-common-source-$stream&arch=source&protocol=https,http
gpgkey=file:///etc/pki/rpm-gpg/RPM-GPG-KEY-CentOS-SIG-Extras-SHA512
gpgcheck=1
repo_gpgcheck=0
metadata_expire=6h
enabled=0

-

$ cat /etc/yum.repos.d/centos.repo
:
[baseos]
name=CentOS Stream $releasever - BaseOS
metalink=https://mirrors.centos.org/metalink?repo=centos-baseos-$stream&arch=$basearch&protocol=https,http
gpgkey=file:///etc/pki/rpm-gpg/RPM-GPG-KEY-centosofficial
gpgcheck=1
repo_gpgcheck=0
metadata_expire=6h
countme=1
enabled=1

[baseos-debug]
name=CentOS Stream $releasever - BaseOS - Debug
metalink=https://mirrors.centos.org/metalink?repo=centos-baseos-debug-$stream&arch=$basearch&protocol=https,http
gpgkey=file:///etc/pki/rpm-gpg/RPM-GPG-KEY-centosofficial
gpgcheck=1
repo_gpgcheck=0
metadata_expire=6h
enabled=0

[baseos-source]
name=CentOS Stream $releasever - BaseOS - Source
metalink=https://mirrors.centos.org/metalink?repo=centos-baseos-source-$stream&arch=source&protocol=https,http
gpgkey=file:///etc/pki/rpm-gpg/RPM-GPG-KEY-centosofficial
gpgcheck=1
repo_gpgcheck=0
metadata_expire=6h
enabled=0

[appstream]
name=CentOS Stream $releasever - AppStream
metalink=https://mirrors.centos.org/metalink?repo=centos-appstream-$stream&arch=$basearch&protocol=https,http
gpgkey=file:///etc/pki/rpm-gpg/RPM-GPG-KEY-centosofficial
gpgcheck=1
repo_gpgcheck=0
metadata_expire=6h
countme=1
enabled=1

[appstream-debug]
name=CentOS Stream $releasever - AppStream - Debug
metalink=https://mirrors.centos.org/metalink?repo=centos-appstream-debug-$stream&arch=$basearch&protocol=https,http
gpgkey=file:///etc/pki/rpm-gpg/RPM-GPG-KEY-centosofficial
gpgcheck=1
repo_gpgcheck=0
metadata_expire=6h
enabled=0

[appstream-source]
name=CentOS Stream $releasever - AppStream - Source
metalink=https://mirrors.centos.org/metalink?repo=centos-appstream-source-$stream&arch=source&protocol=https,http
gpgkey=file:///etc/pki/rpm-gpg/RPM-GPG-KEY-centosofficial
gpgcheck=1
repo_gpgcheck=0
metadata_expire=6h
enabled=0

[crb]
name=CentOS Stream $releasever - CRB
metalink=https://mirrors.centos.org/metalink?repo=centos-crb-$stream&arch=$basearch&protocol=https,http
gpgkey=file:///etc/pki/rpm-gpg/RPM-GPG-KEY-centosofficial
gpgcheck=1
repo_gpgcheck=0
metadata_expire=6h
countme=1
enabled=0

[crb-debug]
name=CentOS Stream $releasever - CRB - Debug
metalink=https://mirrors.centos.org/metalink?repo=centos-crb-debug-$stream&arch=$basearch&protocol=https,http
gpgkey=file:///etc/pki/rpm-gpg/RPM-GPG-KEY-centosofficial
gpgcheck=1
repo_gpgcheck=0
metadata_expire=6h
enabled=0

[crb-source]
name=CentOS Stream $releasever - CRB - Source
metalink=https://mirrors.centos.org/metalink?repo=centos-crb-source-$stream&arch=source&protocol=https,http
gpgkey=file:///etc/pki/rpm-gpg/RPM-GPG-KEY-centosofficial
gpgcheck=1
repo_gpgcheck=0
metadata_expire=6h
enabled=0

-


CentOS 8 Stream:

centos-stream-repos-8-6.el8.noarch.rpm

-

Files:

$ ls -1 /etc/yum.repos.d/
:
CentOS-Stream-AppStream.repo
CentOS-Stream-BaseOS.repo
CentOS-Stream-Debuginfo.repo
CentOS-Stream-Extras-common.repo
CentOS-Stream-Extras.repo
CentOS-Stream-HighAvailability.repo
CentOS-Stream-Media.repo
CentOS-Stream-NFV.repo
CentOS-Stream-PowerTools.repo
CentOS-Stream-RealTime.repo
CentOS-Stream-ResilientStorage.repo
CentOS-Stream-Sources.repo

→今までと同じようなファイル構成です。

CentOS-Stream-PowerTools.repo」があることに注目。

  • rpm ファイルを展開して、.repo ファイルを入手して流用しても、指定のURL のサイトのファイル配置がどうなっているかはわかりません。

-

-


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10. パッケージグループについて:

-

問題点: 「AlmaLinux 9.0」には、(今のところ?)「Xfce」グループがありません。

-

1). インストール済みのパッケージグループ:

$ dnf group list --installed
:
インストール済みの環境グループ:
   ワークステーション
インストール済みのグループ:
   RPM 開発ツール
   グラフィカル管理ツール
   システムツール
   開発ツール

-

$ LANG=C dnf group list --installed
:
Installed Environment Groups:
   Workstation
Installed Groups:
   RPM Development Tools
   Graphical Administration Tools
   System Tools
   Development Tools

-

2). システムで利用可能なパッケージグループを確認:

$ dnf group
:
インストール済みのグループ: 4
利用可能なグループ: 10

-

$ dnf group list
:
利用可能な環境グループ:
   サーバー (GUI 使用)
   サーバー
   最小限のインストール
   KDE Plasma デスクトップワークスペース
   仮想化ホスト
   カスタムオペレーティングシステム
インストール済みの環境グループ:
   ワークステーション
インストール済みのグループ:
   RPM 開発ツール
   グラフィカル管理ツール
   システムツール
   開発ツール
利用可能なグループ:
   .NET Development
   コンテナー管理
   コンソールインターネットツール
   ネットワークサーバー
   ヘッドレス管理
   レガシーな UNIX 互換性
   科学的サポート
   スマートカードサポート
   セキュリティーツール
   Fedora パッケージャ
→「Xfce」グループが見当たりません。

-

非表示のグループも表示:
$ dnf group list --hidden
:
利用可能な環境グループ:
   サーバー (GUI 使用)
   サーバー
   最小限のインストール
   KDE Plasma デスクトップワークスペース
   仮想化ホスト
   カスタムオペレーティングシステム
インストール済みの環境グループ:
   ワークステーション
インストール済みのグループ:
   RPM 開発ツール
   インターネットブラウザー
   GNOME アプリケーション
   グラフィカル管理ツール
   コア
   システムツール
   標準
   GNOME
   ワークステーション製品コア
   開発ツール
   base-x
   フォント
   ゲストデスクトップエージェント
   ハードウェアサポート
   マルチメディア
   一般的な NetworkManager サブモジュール
   オフィススイートと生産性
   印刷クライアント
利用可能なグループ:
   AppStream と競合
   FTP サーバー
   ゲストエージェント
   レガシーな X ウィンドウシステム互換性
   KVM プラットフォーム固有のパッケージ
   Hyper-v プラットフォーム固有のパッケージ
   VMware プラットフォーム固有のパッケージ
   TeX フォーマットシステム
   仮想化ハイパーバイザー
   プラットフォーム開発
   Java 開発
   リモートデスクトップ接続クライアント
   DNS ネームサーバー
   ベーシック Web サーバー
   .NET Development
   コンテナー管理
   仮想化ツール
   Java プラットフォーム
   グラフィックスツール
   バックアップクライアント
   デスクトップのデバッグとパフォーマンスツール
   コンソールインターネットツール
   仮想化プラットフォーム
   仮想化クライアント
   Emacs
   デバッグツール
   イメージベースの rpm-ostree サポート
   インターネットアプリケーション
   ダイヤルアップネットワークサポート
   ネットワークサーバー
   BaseOS と競合
   ファイルとストレージサーバー
   ヘッドレス管理
   レガシーな UNIX 互換性
   メインフレームアクセス
   Linux 向けリモート管理
   科学的サポート
   ネットワーキングツール
   ベース
   Anaconda ツール
   ハードウェアモニタリングユーティリティー
   Windows ファイルサーバー
   スマートカードサポート
   サーバー製品コア
   パフォーマンスツール
   Python Web
   Infiniband のサポート
   その他の開発
   メールサーバー
   ネットワークファイルシステムクライアント
   セキュリティーツール
   大規模システムのパフォーマンス
   Critical Path (KDE)
   Fedora パッケージャ
   firefox
   入力メソッド
   KDE アプリケーションズ
   KDE
   KDE 教育系アプリケーション
   KDE マルチメディアサポート
   KDE オフィス
   KDE ソフトウェア開発環境
   KDE Frameworks 5 Software Development

-

3). インストール時に使う、パッケージグループ名の確認:

$ dnf group list --ids
:
利用可能な環境グループ:
   サーバー (GUI 使用) (graphical-server-environment)
   サーバー (server-product-environment)
   最小限のインストール (minimal-environment)
   KDE Plasma デスクトップワークスペース (kde-desktop-environment)
   仮想化ホスト (virtualization-host-environment)
   カスタムオペレーティングシステム (custom-environment)
インストール済みの環境グループ:
   ワークステーション (workstation-product-environment)
インストール済みのグループ:
   RPM 開発ツール (rpm-development-tools)
   グラフィカル管理ツール (graphical-admin-tools)
   システムツール (system-tools)
   開発ツール (development)
利用可能なグループ:
   .NET Development (dotnet)
   コンテナー管理 (container-management)
   コンソールインターネットツール (console-internet)
   ネットワークサーバー (network-server)
   ヘッドレス管理 (headless-management)
   レガシーな UNIX 互換性 (legacy-unix)
   科学的サポート (scientific)
   スマートカードサポート (smart-card)
   セキュリティーツール (security-tools)
   Fedora パッケージャ (fedora-packager)
→「Xfce」グループが見当たりません。

-

4). 試しに、「Xfce」デスクトップのグループインストールができるか確認:

$ sudo dnf group install "xfce" "base-x"
:
モジュールまたはグループ 'xfce' は利用不可です。
エラー: 行うべきことはありません。

-


5). 参考: 「CentOS Stream 8」には「Xfce」がありました:

$ dnf group list
:
Fedora Packager
Xfce

→「Xfce」グループがありました。

-


参考: 「CentOS Stream 8」にて、Xfce デスクトップをインストールする手順:
$ sudo dnf groupinstall "Xfce" "base-x"

-

デフォルトのターゲットシステムをグラフィカルに設定
$ echo "exec /usr/bin/xfce4-session" >> ~/.xinitrc

$ cat ~/.xinitrc
exec /usr/bin/xfce4-session
$ sudo systemctl set-default graphical.target

Removed /etc/systemd/system/default.target.
Created symlink /etc/systemd/system/default.target → /usr/lib/systemd/system/graphical.target.

→デフォルトがグラフィカルログインのリンクに変更されました。

-

変更されたか確認:

$ systemctl get-default
graphical.target

$ ls -l /etc/systemd/system/default.target
lrwxrwxrwx. 1 root root 40 May 25 06:01 /etc/systemd/system/default.target -> /usr/lib/systemd/system/graphical.target

-

システムを再起動
$ reboot

-

ログインのパスワード入力画面の右下の「設定」(ギア)ボタンをクリックすることで

デスクトップ環境を確認

Xfceセッション」

-

Xfceデスクトップパッケージを更新
$ sudo dnf upgrade --refresh

-

-


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11. 便利に使えるように設定:

-


1). 「端末」の起動をショートカットキーに登録:

デスクトップの空きで右クリック→設定 →「Keyboard」

-

キーボードショートカット:

「Customize Shortcuts >」をクリック

一番下の「独自のショートカット >」をクリック

水色の「Add Shortcut」をクリック(まだ、何も登録していない場合)

-

「独自のショートカットを追加」画面:

ショートカット: 「Ctrl+Alt+T」を登録

名前: 「端末」を入力
コマンド: 「gnome-terminal」を入力

右上の「追加」をクリック

-

動作確認:

デスクトップ画面にて、「Ctrl+Alt+T」

→「端末」が起動されました。

-


2). 「解像度を1920x1080」にセットするコマンドをショートカットキーに登録:

もし、「Guest Additions CD」をインストールするなら、こちらの作業は要りません。

-

デスクトップの空きで右クリック→設定 →「Keyboard」

-

キーボードショートカット:

「Customize Shortcuts >」をクリック

一番下の「独自のショートカット >」をクリック

「+」をクリック

ショートカット: 「ショートカットを設定…」をクリック

-

ショートカット: 「Ctrl+Alt+D」を登録

名前: 「解像度1920x1080」を入力
コマンド: 「xrandr --output Virtual1 --mode 1920x1080」を入力

右上の「追加」をクリック

-

動作確認:

ログアウト →ログイン

デスクトップ画面にて、「Ctrl+Alt+D」

→解像度が「1920x1080」に変更されました。

-

違うセッションでは無効なコマンドなので注意。

-


3). システムの確認に便利な「 Neofetch」をインストール:

-

(1). 「 Neofetch」をインストール:
$ sudo dnf install neofetch
:
インストール:
 neofetch           noarch   7.1.0-7.el9               epel         90 k
依存関係のインストール:
 ImageMagick-libs   x86_64   6.9.12.50-1.el9           epel        2.3 M
 LibRaw             x86_64   0.20.2-5.el9              appstream   376 k
 catimg             x86_64   2.7.0-4.el9               epel         54 k
 imath              x86_64   3.1.2-1.el9               appstream    93 k
 imlib2             x86_64   1.7.4-1.el9               epel        225 k
 jasper-libs        x86_64   2.0.28-3.el9              appstream   151 k
 libcaca            x86_64   0.99-0.60.beta20.el9      epel        219 k
 liblqr-1           x86_64   0.4.2-19.el9              epel         48 k
 libraqm            x86_64   0.8.0-1.el9               epel         19 k
 libwmf-lite        x86_64   0.2.12-9.el9              appstream    73 k
 openexr-libs       x86_64   3.1.1-2.el9               appstream   1.1 M
弱い依存関係のインストール:
 ImageMagick        x86_64   6.9.12.50-1.el9           epel         77 k
 caca-utils         x86_64   0.99-0.60.beta20.el9      epel         92 k

-

(2). GPG キーの登録を聞いてきましたが、中断したら、インストールができなくなりました:
$ sudo dnf install neofetch
:
インストール:
 neofetch         noarch 7.1.0-7.el9            epel       90 k
依存関係のインストール:
 ImageMagick-libs x86_64 6.9.12.50-1.el9        epel      2.3 M
 LibRaw           x86_64 0.20.2-5.el9           appstream 376 k
 catimg           x86_64 2.7.0-4.el9            epel       54 k
 imath            x86_64 3.1.2-1.el9            appstream  93 k
 imlib2           x86_64 1.7.4-1.el9            epel      225 k
 jasper-libs      x86_64 2.0.28-3.el9           appstream 151 k
 libcaca          x86_64 0.99-0.60.beta20.el9   epel      219 k
 liblqr-1         x86_64 0.4.2-19.el9           epel       48 k
 libraqm          x86_64 0.8.0-1.el9            epel       19 k
 libwmf-lite      x86_64 0.2.12-9.el9           appstream  73 k
 openexr-libs     x86_64 3.1.1-2.el9            appstream 1.1 M
弱い依存関係のインストール:
 ImageMagick      x86_64 6.9.12.50-1.el9        epel       77 k
 caca-utils       x86_64 0.99-0.60.beta20.el9   epel       92 k
:
これでよろしいですか? [y/N]: y
パッケージのダウンロード:
[SKIPPED] LibRaw-0.20.2-5.el9.x86_64.rpm: Already downloaded   
[SKIPPED] imath-3.1.2-1.el9.x86_64.rpm: Already downloaded     
[SKIPPED] jasper-libs-2.0.28-3.el9.x86_64.rpm: Already downloaded
[SKIPPED] libwmf-lite-0.2.12-9.el9.x86_64.rpm: Already downloaded
[SKIPPED] openexr-libs-3.1.1-2.el9.x86_64.rpm: Already downloaded
[SKIPPED] ImageMagick-6.9.12.50-1.el9.x86_64.rpm: Already downloaded
[SKIPPED] ImageMagick-libs-6.9.12.50-1.el9.x86_64.rpm: Already downloaded
[SKIPPED] caca-utils-0.99-0.60.beta20.el9.x86_64.rpm: Already downloaded
[SKIPPED] catimg-2.7.0-4.el9.x86_64.rpm: Already downloaded    
[SKIPPED] imlib2-1.7.4-1.el9.x86_64.rpm: Already downloaded    
[SKIPPED] libcaca-0.99-0.60.beta20.el9.x86_64.rpm: Already downloaded
[SKIPPED] liblqr-1-0.4.2-19.el9.x86_64.rpm: Already downloaded 
[SKIPPED] libraqm-0.8.0-1.el9.x86_64.rpm: Already downloaded   
[SKIPPED] neofetch-7.1.0-7.el9.noarch.rpm: Already downloaded  

ダウンロード済みのパッケージは、次の正常なトランザクションまでキャッシュに保存されました。
'dnf clean packages' を実行することでキャッシュパッケージを削除できます。
エラー: パッケージのダウンロード中にエラーが発生しました:
  LibRaw-0.20.2-5.el9.x86_64: Already downloaded
  imath-3.1.2-1.el9.x86_64: Already downloaded
  jasper-libs-2.0.28-3.el9.x86_64: Already downloaded
  libwmf-lite-0.2.12-9.el9.x86_64: Already downloaded
  openexr-libs-3.1.1-2.el9.x86_64: Already downloaded
  ImageMagick-6.9.12.50-1.el9.x86_64: Already downloaded
  ImageMagick-libs-6.9.12.50-1.el9.x86_64: Already downloaded
  caca-utils-0.99-0.60.beta20.el9.x86_64: Already downloaded
  catimg-2.7.0-4.el9.x86_64: Already downloaded
  imlib2-1.7.4-1.el9.x86_64: Already downloaded
  libcaca-0.99-0.60.beta20.el9.x86_64: Already downloaded
  liblqr-1-0.4.2-19.el9.x86_64: Already downloaded
  libraqm-0.8.0-1.el9.x86_64: Already downloaded
  neofetch-7.1.0-7.el9.noarch: Already downloaded

→dnf で何かしらの操作が失敗したときに、その結果がキャッシュされて、修正しても直らない場合があるみたい。

-

キャッシュのクリア:
$ sudo dnf clean packages
14 ファイルが削除されました

もしくは、

$ sudo dnf clean all

-

(3). 再インストール:
$ sudo dnf install neofetch
:
インストール:
 neofetch         noarch 7.1.0-7.el9            epel       90 k
依存関係のインストール:
 ImageMagick-libs x86_64 6.9.12.50-1.el9        epel      2.3 M
 LibRaw           x86_64 0.20.2-5.el9           appstream 376 k
 catimg           x86_64 2.7.0-4.el9            epel       54 k
 imath            x86_64 3.1.2-1.el9            appstream  93 k
 imlib2           x86_64 1.7.4-1.el9            epel      225 k
 jasper-libs      x86_64 2.0.28-3.el9           appstream 151 k
 libcaca          x86_64 0.99-0.60.beta20.el9   epel      219 k
 liblqr-1         x86_64 0.4.2-19.el9           epel       48 k
 libraqm          x86_64 0.8.0-1.el9            epel       19 k
 libwmf-lite      x86_64 0.2.12-9.el9           appstream  73 k
 openexr-libs     x86_64 3.1.1-2.el9            appstream 1.1 M
弱い依存関係のインストール:
 ImageMagick      x86_64 6.9.12.50-1.el9        epel       77 k
 caca-utils       x86_64 0.99-0.60.beta20.el9   epel       92 k
:
これでよろしいですか? [y/N]: y
パッケージのダウンロード:
(1/14): LibRaw-0.20.2-5.el9.x86 156 kB/s | 376 kB     00:02    
(2/14): libwmf-lite-0.2.12-9.el 202 kB/s |  73 kB     00:00    
(3/14): imath-3.1.2-1.el9.x86_6  33 kB/s |  93 kB     00:02    
(4/14): jasper-libs-2.0.28-3.el  52 kB/s | 151 kB     00:02    
(5/14): ImageMagick-6.9.12.50-1  94 kB/s |  77 kB     00:00    
(6/14): caca-utils-0.99-0.60.be 213 kB/s |  92 kB     00:00    
(7/14): catimg-2.7.0-4.el9.x86_ 228 kB/s |  54 kB     00:00    
(8/14): imlib2-1.7.4-1.el9.x86_ 432 kB/s | 225 kB     00:00    
(9/14): libcaca-0.99-0.60.beta2 415 kB/s | 219 kB     00:00    
(10/14): liblqr-1-0.4.2-19.el9. 375 kB/s |  48 kB     00:00    
(11/14): libraqm-0.8.0-1.el9.x8 223 kB/s |  19 kB     00:00    
(12/14): neofetch-7.1.0-7.el9.n 276 kB/s |  90 kB     00:00    
(13/14): openexr-libs-3.1.1-2.e 222 kB/s | 1.1 MB     00:04    
(14/14): ImageMagick-libs-6.9.1 393 kB/s | 2.3 MB     00:05    

→ダウンロードがやり直されました。

-

(4). インストール途中でGPG キーを登録するか聞いてきました:
Extra Packages for Enterprise L 1.6 MB/s | 1.6 kB     00:00    
GPG 鍵 0x3228467C をインポート中:
 Userid     : "Fedora (epel9) <epel@fedoraproject.org>"
 Fingerprint: FF8A D134 4597 106E CE81 3B91 8A38 72BF 3228 467C
 From       : /etc/pki/rpm-gpg/RPM-GPG-KEY-EPEL-9
これでよろしいですか? [y/N]: 

→「y」

-

(5). 実行:
$ neofetch

-

起動した画面:

→ペンギンです。

-


4). ダウンロードした rpm ファイルを格納するフォルダを準備:

$ mkdir -p ~/ダウンロード/rpm

-


5). ダウンロードした fonts ファイルを格納するフォルダを準備:

$ mkdir -p ~/ダウンロード/fonts

-


6). 使用するツールをインストール:

$ sudo dnf install wget curl dpkg
 :
パッケージ wget-1.21.1-7.el9.x86_64 は既にインストールされています。
パッケージ curl-7.76.1-14.el9.x86_64 は既にインストールされています。
:
インストール:
 dpkg          x86_64      1.21.8-1.el9       epel     1.5 M

-

確認:
$ dnf list curl dpkg wget
:
インストール済みパッケージ
curl.x86_64             7.76.1-14.el9             @baseos   
dpkg.x86_64             1.21.8-1.el9              @epel     
wget.x86_64             1.21.1-7.el9              @appstream

-


7). 参考:「解像度を1920x1080」にセットするコマンドについての補足:

使える画面解像度を確認:

-

1920 x 1080 に設定している場合:
$ xrandr
:
Screen 0: minimum 1 x 1, current 1920 x 1080, maximum 8192 x 8192
Virtual1 connected primary 1920x1080+0+0 (normal left inverted right x axis y axis) 0mm x 0mm
   1024x768      60.00 +  60.00  
   3840x2400     59.97  
   3840x2160     59.97  
   2880x1800     59.95  
   2560x1600     59.99  
   2560x1440     59.95  
   1920x1440     60.00  
   1856x1392     60.00  
   1792x1344     60.00  
   1920x1200     59.88  
   1920x1080     59.96* 
   1600x1200     60.00  
   1680x1050     59.95  
   1400x1050     59.98  
   1280x1024     60.02  
   1440x900      59.89  
   1280x960      60.00  
   1360x768      60.02  
   1280x800      59.81  
   1152x864      75.00  
   1280x768      59.87  
   1280x720      59.86  
   800x600       60.32  
   640x480       59.94  
Virtual2 disconnected (normal left inverted right x axis y axis)
Virtual3 disconnected (normal left inverted right x axis y axis)
Virtual4 disconnected (normal left inverted right x axis y axis)
Virtual5 disconnected (normal left inverted right x axis y axis)
Virtual6 disconnected (normal left inverted right x axis y axis)
Virtual7 disconnected (normal left inverted right x axis y axis)
Virtual8 disconnected (normal left inverted right x axis y axis)

→「1920x1080 59.96* 」が現在の設定値です。

-

ログアウト後に確認:
$ xrandr
:
Screen 0: minimum 1 x 1, current 1024 x 768, maximum 8192 x 8192
Virtual1 connected primary 1024x768+0+0 (normal left inverted right x axis y axis) 0mm x 0mm
   1024x768      60.00*+  60.00  
   3840x2400     59.97  
   3840x2160     59.97  
   2880x1800     59.95  
   2560x1600     59.99  
   2560x1440     59.95  
   1920x1440     60.00  
   1856x1392     60.00  
   1792x1344     60.00  
   1920x1200     59.88  
   1920x1080     59.96  
   1600x1200     60.00  
   1680x1050     59.95  
   1400x1050     59.98  
   1280x1024     60.02  
   1440x900      59.89  
   1280x960      60.00  
   1360x768      60.02  
   1280x800      59.81  
   1152x864      75.00  
   1280x768      59.87  
   1280x720      59.86  
   800x600       60.32  
   640x480       59.94  
Virtual2 disconnected (normal left inverted right x axis y axis)
Virtual3 disconnected (normal left inverted right x axis y axis)
Virtual4 disconnected (normal left inverted right x axis y axis)
Virtual5 disconnected (normal left inverted right x axis y axis)
Virtual6 disconnected (normal left inverted right x axis y axis)
Virtual7 disconnected (normal left inverted right x axis y axis)
Virtual8 disconnected (normal left inverted right x axis y axis)

→「 1024x768 60.00*+ 60.00 」に注目。

-

解像度のコマンドが使えるかを確認:
$ xrandr --output Virtual1 --mode 1920x1080

→エラーがないことを確認。解像度が変更されました。

-

違うセッション(WAYLAND)を選ぶと、解像度の変更が効かないので注意:

→1024x768 以上の解像度の設定が消えています。
 コマンドで指定する解像度の登録がなくなるので、コマンドが効きません。

$ xrandr
Screen 0: minimum 16 x 16, current 1024 x 768, maximum 32767 x 32767
XWAYLAND0 connected primary 1024x768+0+0 (normal left inverted right x axis y axis) 0mm x 0mm
   1024x768      59.92*+
   800x600       59.86  
   640x480       59.38  
   320x240       59.52  
   720x480       59.71  
   640x400       59.95  
   320x200       58.96  
   1024x576      59.90  
   864x486       59.92  
   720x400       59.55  
   640x350       59.77  

→「XWAYLAND0」に注目。

ちなみに、「ディスプレイの設定」で大きな値の解像度を選んでやると、1024x768 以上の解像度の設定が追加されました。その後はコマンドが有効になりますが、ログアウトするとリセットされるので、使えないのと同じです。

-

他のセッションにも対応するなら、解像度を登録するコマンドを先に実行してから、変更のコマンドを実行する必要があります。

-


8). GNOME デスクトップをメインで使うのなら、「Guest Additions CD」をインストールして、解像度の機能を拡張した方が楽です

-

-


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12. 「GNOME クラッシック」(x11) をメインで使うとき:

-

インストール予定の「Xfce」デスクトップ環境がインストールできないので、
デスクトップが似ている「GNOME クラッシック」(x11) を使ってみました。

もし、「Guest Additions CD」をインストールするなら、こちらの作業は要りません。

-

1). 電源オフ後、VertualBox の「ディスプレイ」の設定を「VMSVGA」に設定:

-

-

「ディスプレイ」のところにある、下記の項目を確認:
- グラフィックコントローラー: 「VMSVGA」

-

2). ログイン画面にて、セッションを選択:

→「GNOME Classic on Xorg」を選択して、パスワードを入力

-

3). デスクトップ画面が表示:

-

注意: セッションに関係なく、ログインのたびに画面解像度が「1024x768」にリセットされます

→これが一番の問題点。ログインのたびに設定が必要なので面倒です。

-

4). 画面の階層度を「1920 x 1080(16:9)」に設定:

デスクトップの空きで右クリック→「ディスプレイの設定」(Display settings) :

→画面の階層度を「1920 x 1080(16:9)」に設定

-

スケールモードでは、解像度のサイズが実画面に調整されて広がるので、違和感がないように、実画面に近い解像度を選びました。

対比率を同じにして、解像度を上げれば、文字を小さく出来ます。ただし、ボケてきます。

-

5). 「右Ctrl+C」とすると、「スケールモード」にするかを聞いてきます:

→Enter

-

VertualBox のメニューバーやステータスバーが隠れます:

→画面を広く使えます。

-

6). 解像度を「1024 x 768」にセットするコマンドを「Ctrl+Alt+D」に登録 しました:

立ち上げ時に解像度を設定するやり方よりも、こちらが簡単で融通が効きます。

-

7). 次回のログインで画面解像度が「1024x768」にリセットされたら、「Ctrl+Alt+D」とします:

→「右Ctrl+C」のモードは継続されます。

もう一度、「右Ctrl+C」とすると、画面上下のパネルが元の表示に戻ります

-

-


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13. VirtualBox 「Guest Additions CD」をインストールする場合:

-

VirtualBox Guest Additions」は、VirtualBox の追加のグラフィック・ドライバです。描画性能の向上と機能の追加が行われます。

インストールすることで、画面のサイズに合わせて自動で解像度が調整されるようになり、今回の解像度がリセットされる問題が緩和されました。

-

参考: カーネルのビルドに必要なツール「gcc make perl」と「カーネルヘッダー」のインストールが必要ですが、インストール時にチェックして指示したので、作業は要りませんでした:

$ dnf list kernel-headers gcc make perl elfutils-libelf-devel
:
インストール済みパッケージ
elfutils-libelf-devel.x86_64  0.186-1.el9           @appstream
gcc.x86_64                    11.2.1-9.4.el9.alma   @appstream
kernel-headers.x86_64         5.14.0-70.13.1.el9_0  @appstream
make.x86_64                   1:4.3-7.el9           @baseos   
利用可能なパッケージ
perl.x86_64                   4:5.32.1-479.el9      appstream 

→「perl」はインストールされていませんが、ビルドができました。

-

1). 電源オフ後、VertualBox の「ディスプレイ」の設定を確認:

-

下記の設定にしないと、デスクトップが表示されないので注意:

- グラフィックコントローラー: 「VMSVGA」
- アクセラレーション: 「3Dアクセラレーションを有効化 」にチェック

-

2). 起動

-

3). ログイン画面にて、マウスクリック後、セッションを選択:

→「スタンダード(Wayland ディスプレイサーバー)」を選択

パスワードを入力

-

4). デスクトップ画面が表示:

-

5). VertualBox の「デバイス」→「Guest Additions CD」の挿入:

-

(1). ダウンロードしますか?:

→「ダウンロード」をクリック

-

(2). 仮想光学ドライブ (CD) に挿入しますか?:

→「挿入」をクリック

-

参考: 挿入を聞いてこない場合:

CD イメージを仮想マシンにマウントする操作(どこにあるファイルを、どこにマウントするかの指示)が必要:

例: マウントされている場合の、マウントされた場所を探す

$ df -hT | grep VBox
/dev/sr0   iso9660    60M   60M    0  100% /run/media/ubn/VBox_GAs_6.1.32

→表示されているのは、「光学ドライブ」のマウントポイント(マウント先のフォルダ)です。

-

右下のパネルの「CD ドライブ」のアイコンの上にマウスを持っていくと、マウントされている「ファイル名」が表示されます:

/home/ubn/.config/VirtualBox/VBoxGuestAdditions_6.1.32.iso

→ホストOS から見えるパスです。このファイルを VirtualBox マネージャの「光学ドライブ」に指定してゲストOS を起動すればマウントできます。このパスは先ほどのインストール時のダイアログにも表示されました。現在はマウントされているはずです。

ちなみに、内部ディスクにOS がインストールされていると、そちらが優先されるので、手順を踏まないと光学ドライブはマウントされるだけで、起動時には使われません。

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(3). 実行しますか?:

→「実行」をクリック

-

参考: 実行するかを聞いてこない場合:

ISO イメージにあるスクリプトの実行操作が必要:

例:

$ cd /run/media/ubn/VBox_GAs_6.1.32/

$ ls -1
AUTORUN.INF
NT3x
OS2
TRANS.TBL
VBoxDarwinAdditions.pkg
VBoxDarwinAdditionsUninstall.tool
VBoxLinuxAdditions.run
VBoxSolarisAdditions.pkg
VBoxWindowsAdditions-amd64.exe
VBoxWindowsAdditions-x86.exe
VBoxWindowsAdditions.exe
autorun.sh
cert
runasroot.sh
windows11-bypass.reg

$ ls -l autorun.sh
-r-xr-xr-x. 1 ubn ubn 6384  1月 14 04:11 autorun.sh

$ ls -l VBoxLinuxAdditions.run
-r-xr-xr-x. 1 ubn ubn 7474611  1月 14 04:11 VBoxLinuxAdditions.run

→「実行」権限がファイルにないと、自動実行されません。

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例: 手動で、Linux 用のスクリプトを実行する場合:

$ sudo ./VBoxLinuxAdditions.run

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(4). パスワード入力:

-

(5). 実行画面:

→完了にて「Press Return to close this window...」が表示

-

→「Enter」にて、実行ウィンドウが閉じました。

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6). CD がマウントされたままなので、取り外します:

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(1). ゲストOS(AlmaLinux 9.0) をシャットダウン

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(2). 右側の「ストレージ」にて、「CD」を取り外し:

IDE セカンダリマスター: [光学ドライブ] VBoxGuestAdditions_6.1.32.iso をクリック

→「仮想ドライブからディスクを除去」

→「空」に変わりました。

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(3). 参考: ダウンロードされたイメージの保管場所:
$ ls -l ~/.config/VirtualBox/VBoxGuestAdditions*
-rw------- 1 ubn ubn 60987392  4月 29  2021 /home/ubn/.config/VirtualBox/VBoxGuestAdditions_6.1.16.iso
-rw------- 1 ubn ubn 61073408 12月 18 23:56 /home/ubn/.config/VirtualBox/VBoxGuestAdditions_6.1.26.iso
-rw------- 1 ubn ubn 62388224  6月 17 00:34 /home/ubn/.config/VirtualBox/VBoxGuestAdditions_6.1.32.iso

→違うバージョンも置かれていました。半年くらいでバージョンが更新されています。

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7). 念の為に、ホストOS を再起動:

-

8). 動作確認:

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(1). 機能が有効になっているかを確認:

→チェックがついたアイコンになっていることを確認

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(2). 実際にウィンドウを広げて、解像度を確認してみました:

→最大化ボタンで、ウィンドウを広げると、リアルタイムに解像度が変更されました:

自動的に画面解像度が自由な値「1920x985」(バネルバーを除いた最大の解像度)に設定されていることに注目。

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14. 日本語入力:

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ibus-anthy 」がインストールされていました。
ただし、パネルに「キーボード」アイコンがないため、日本語入力できません。

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1). 事前に「epel」リポジトリは有効化しています

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2). インストールされているパッケージを確認:

$ dnf list --installed ibus-*
インストール済みパッケージ
ibus-anthy.x86_64                  1.5.13-1.el9          @appstream
ibus-anthy-python.noarch           1.5.13-1.el9          @appstream
ibus-gtk2.x86_64                   1.5.25-2.el9          @appstream
ibus-gtk3.x86_64                   1.5.25-2.el9          @appstream
ibus-hangul.x86_64                 1.5.4-7.el9           @appstream
ibus-libpinyin.x86_64              1.12.0-5.el9          @appstream
ibus-libs.x86_64                   1.5.25-2.el9          @appstream
ibus-libzhuyin.x86_64              1.10.0-4.el9          @appstream
ibus-m17n.x86_64                   1.4.4-3.el9           @appstream
ibus-setup.noarch                  1.5.25-2.el9          @appstream
ibus-typing-booster.noarch         2.11.0-5.el9          @appstream

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3). 使わない言語のパッケージを削除:

$ sudo dnf remove ibus-hangul ibus-libpinyin ibus-libzhuyin ibus-m17n ibus-typing-booster
:
削除中:
 ibus-hangul               x86_64 1.5.4-7.el9     @appstream 203 k
 ibus-libpinyin            x86_64 1.12.0-5.el9    @appstream 3.0 M
 ibus-libzhuyin            x86_64 1.10.0-4.el9    @appstream  40 M
 ibus-m17n                 x86_64 1.4.4-3.el9     @appstream 152 k
 ibus-typing-booster       noarch 2.11.0-5.el9    @appstream 3.4 M
未使用の依存関係の削除:
 cldr-emoji-annotation     noarch 39-2.el9        @appstream  77 M
 cldr-emoji-annotation-dtd noarch 39-2.el9        @appstream 204 k
 enchant                   x86_64 1:1.6.0-30.el9  @appstream 157 k
 langtable                 noarch 0.0.54-4.el9    @appstream 172 k
 libhangul                 x86_64 0.1.0-25.el9    @appstream 6.3 M
 libpinyin                 x86_64 2.6.0-4.el9     @appstream 644 k
 libpinyin-data            x86_64 2.6.0-4.el9     @appstream  49 M
 libzhuyin                 x86_64 2.6.0-4.el9     @appstream 545 k
 m17n-db                   noarch 1.8.0-16.el9    @appstream 1.9 M
 m17n-lib                  x86_64 1.8.0-13.el9    @appstream 459 k
 python3-distro            noarch 1.5.0-7.el9     @appstream 153 k
 python3-enchant           noarch 3.2.0-5.el9     @appstream 311 k
 python3-pyxdg             noarch 0.27-3.el9      @appstream 332 k
 unicode-ucd               noarch 13.0.0-5.el9    @appstream  33 M

→「m17n」、「ibus-typing-booster」はインドで使われます。

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4). 「ibus-mozc」を入れるつもりなので、「ibus-anthy」があるか確認:

$ dnf list ibus-mozc mozc
:
エラー: 表示するための一致したパッケージはありません
→問題点:「ibus-mozc」、「mozc」がリポジトリにありません。

-


5). しかたないので、「ibus-anthy」を使います:

→もし、rpm で「ibus-mozc」をインストールするなら「こちら() 」を参照:

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→問題点:「ibus-anthy」がインストールされていても、パネルに「キーボード」アイコンが表示されません

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6). パネルに「キーボード」アイコンを表示:

アプリケーション →設定 →Keyboard →入力ソース

-

「入力ソース」の設定を変更:

日本語

↓ 追加

日本語
日本語(Anthy)

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7). デフォルトの入力メソッドを切り替えるキーを「半角/全角」キーに割当て:

-

(1). デスクトップの空きで右クリック→「設定」→「Keyboard」→「Keyboard」画面

-

(2). 一番下までスクロール→「キーボードショートカット」

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「Customize Shortcuts     >」をクリック

「 タイピング        >」をクリック

-

「 次の入力ソースへ切り替える  Super+space」をクリック

「ショートカットを設定」画面

「半角/全角」キー→「Zenkaku Hankaku」表示→「設定」

-

(3). 下記の表示に変わりました:
「 次の入力ソースへ切り替える  Zenkaku Hankaku」

-


10). 日本語オンとオフのキーを別々に割り当て:

- 「ひらがな」にて日本語オン(日本語入力)
- 「無変換」にて日本語オフ(英文字入力)

-

(1). パネルの「あ」を右クリック→「設定 -Anthy」→「IBus-Anthy の設定」画面

「ja」では右クリックは無効です。「半角/全角」キーで「あ」にします。

-

(2). 「キー割り当て」タブ:

-

latin_mode [ ] を選んで、「編集」

キーコード右の「…」→「無変換」キー→「Muhenkan」→「追加」→「OK」

-

下記の表示に変わりました:

latin_mode       [Muhenkan]

-

(3). 「ひらがな」キーの割り当て

hiragana_mode [ ] を選んで、「編集」

キーコード右の「…」→「ひらがな」キー→「Hiragana_Katakana」→「追加」→「OK」

-

(4). 下記の表示に変わりました:
hiragana_mode  [Hiragana_Katakana] 

→「閉じる」

-


11). 入力メソッドのアイコン文字を テーマが変わっても見やすい「オレンジ色」に変更:

$ gsettings set org.freedesktop.ibus.panel xkb-icon-rgba '#f57900'

→「x11」モードの場合、反映されるはずですが、モノクロなのか効きません。失敗

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15. 気づいたことのまとめ:

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RHEL 9.0」になって、出来ないこと

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前提条件: 事前に「epel」リポジトリは有効化しています:
$ dnf repolist
repo id        repo の名前
appstream      AlmaLinux 9 - AppStream
baseos         AlmaLinux 9 - BaseOS
epel           Extra Packages for Enterprise Linux 9 - x86_64
extras         AlmaLinux 9 - Extras

-


1). 「Xfce」デスクトップのグループインストールができません:

$ sudo dnf group install "xfce" "base-x"
:
モジュールまたはグループ 'xfce' は利用不可です。
エラー: 行うべきことはありません。

→「xfce」がありません

-

$ dnf group list

→「xfce」がありません

-

→追記: 「rpmfind.net」で「epel 9」リポジトリの「xfce」関連のパッケージを検索してみました:

-

xfce」関連:

https://rpmfind.net/linux/epel/9/Everything/x86_64/Packages/x/

→すでにいくつかのパッケージが登録されています。何が足りないのかわかりませんが、今後が楽しみ。

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2). 日本語フォント「vlgothic」のインストールができません:

$ sudo dnf install vlgothic-fonts
:
一致した引数がありません: vlgothic-fonts
エラー: 一致するものが見つかりません: vlgothic-fonts

→「epel 8」にはありますが、「epel 9」にはありません。

-

→追記: rpm で「vlgothic 」をインストールしてみました

-


3). 「mozc」のインストールができません:

$ sudo dnf install mozc
:
一致した引数がありません: mozc
エラー: 一致するものが見つかりません: mozc

→「epel 8」にはありますが、「epel 9」にはありません。

-

→追記: rpm で「mozc 」をインストールしてみました

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4). 「ibus-mozc」のインストールができません:

$ sudo dnf install ibus-mozc
:
一致した引数がありません: ibus-mozc
エラー: 一致するものが見つかりません: ibus-mozc

→「epel 8」にはありますが、「epel 9」にはありません。

-

→追記: rpm で「ibus-mozc 」をインストールしてみました

-


5). 「audacious」のインストールができません:

$ sudo dnf install audacious
:
一致した引数がありません: audacious
エラー: 一致するものが見つかりません: audacious

→「epel 8」にはありますが、「epel 9」にはありません。

-

→追記: rpm で「audacious 」をインストールしてみました

-


6). 「geany」のインストールができません:

$ sudo dnf install geany
:
一致した引数がありません: geany
エラー: 一致するものが見つかりません: geany

→「epel 8」にはありますが、「epel 9」にはありません。

-

→追記: rpm で「geany 」をインストールしてみました

-


7). 「PowerTools」リポジトリがありません:

-

(1). powertools リポジトリを有効化してみると:
$ sudo dnf config-manager --set-enabled powertools
エラー: 修正用の一致する repo はありません: powertools.

→「PowerTools」リポジトリがありません。

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(2). 無効化されているリポジトリも含めて、すべてのリポジトリを表示:
$ dnf repolist --all

→「PowerTools」リポジトリがありません。

-

(3). 例: 「qpdfview (QT5)」のインストールができません:
$ sudo dnf install qpdfview-qt5
:
エラー: 
 問題: 競合するリクエスト
  - libpoppler-qt5.so.1()(64bit) が提供されません qpdfview-qt5-0.4.18-9.el9.x86_64 に必要です
(インストール不可のパッケージをスキップするには、'--skip-broken' を追加してみてください または、'--nobest' を追加して、最適候補のパッケージのみを使用しないでください)

→依存として「poppler-qt5」が必要です:

-

$ sudo dnf --enablerepo=powertools install poppler-qt5
エラー: 不明な repo : 'powertools'

→「PowerTools」リポジトリにある依存パッケージ「poppler-qt5」がインストールできません。
なので、「qpdfview (QT5)」がインストールできません。

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→追記: rpm で「qpdfview (QT5) 」をインストールしてみました

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CentOS Stream 9」と「AlmaLinux 9.0」の問題は、「RHEL 9」共通の問題みたい

RHEL 9」は、長期サポートに対応できるように、最初から カーネル 5.1 以降で使える、Libc.so.6 (glibc_2.34) に移行しています。また、「Python 3.9.10」がシステムのデフォルトです。

glibc」のバージョンが上がれば、動的にリンクしているプログラムはビルドし直しです。 未対応のアプリが除外されているのかもしれません。

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これらの問題は、「周辺のアプリが上位のシステム(カーネル、共有ライブラリ、Python 3.9 等)へ移行するのが遅れている」ということかな。

→時間が経過すれば解決される(バージョンアップされる)アプリもありそう。

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追記: ちなみに、「Fedora 34」のリポジトリにあるrpm ファイルが、インストールの成功率が高かったです。

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まとめ

VirtualBoxRHEL クローンの「AlmaLinux 9.0」をインストールしました。

CentOS Stream 9」をインストールしたことがありますが、アイコンと壁紙が違うくらいで、
問題点 」まで同じでした。(それが売り)

ただし、アップストリーム(RHEL よりも前の版)とダウンストリーム(RHEL よりも後の版)の差で、カーネルのバージョンと、リポジトリのファイルの構成は違っています。

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「AlmaLinux 9.0」と「CentOS Stream 9」で気づいた問題点は、「RHEL 9」の共通の問題点のようです。

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ちなみに、VirtalBox で使うときは、画面解像度の不具合が解消されて使いやすくなるので、「Guest Additions CD」 のインストールがオススメです。インストール は自動実行されるので、他のディストリビューションと比べても楽です。

→「VMSVGA」の設定で「3D」オンにしないとデスクトップが表示されないので注意。

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