大量のさつまいもが家にある時や、使いかけのさつまいもの保存方法に悩んでいませんか?
実はさつまいもは気温の変化に弱いため、正しく保存しないと味や食感が損なわれてしまいます。
季節によって保存方法を変える必要があるため、さつまいもの正しい保存方法を知っておくことはさつまいもを美味しく食べるためにも重要です。
そこで本記事では、季節ごとの正しい保存方法や、使いかけの場合などケースごとにさつまいもの保存方法について解説しています。
本記事を読めば、さつまいもの保存方法で悩むことはなくなることが期待できます。
ではさっそく、さつまいもの保存方法をチェックしていきましょう!
【丸ごとの場合】夏以外なら常温保存がおすすめ
さつまいもを丸ごと保存する場合、夏以外の時期は常温保存がおすすめです。
これは、さつまいもは大きな気温の変化に弱いからです。
基本的にさつまいもは、常温保存が適しているとされています。
常温保存する際には次のようにして保存してください。
2.風通しが良く直射日光の当たらない場所で保管
さつまいもは新聞紙で包むだけでOK。
ポリ袋などに入れてしまうと湿気が発生するので、新聞紙で包むだけにとどめましょう。
湿度はさつまいもにとって大敵です。
また、さつまいもを丸ごと常温保存する際には水洗いせず、そのままの状態で保存することが重要です。
さつまいもを水洗いしてしまうと湿気が発生しやすくなり、傷んでしまうことも。
常温保存する場合、さつまいもは1ヶ月から3ヶ月程持つとされています。
ただし、スーパーのさつまいもはすでに水洗いされているものが多いため、早めに使い切るようにしましょう。
20℃以上の時は野菜室に入れよう
気温が20℃を超える時期になったら、野菜室に入れることがおすすめです。
なぜならさつまいもは20℃を超えると、発芽する可能性が高くなるから。
そのため20℃を超える夏場は、次のようにして保管してください。
2.ポリ袋に入れて、袋の口を軽く結ぶ
3.冷蔵庫の野菜室に入れる
乾燥や蒸れを防ぐために、ポリ袋の口はゆるく結ぶことがポイントです。
冬の寒さが厳しい地域なら発泡スチロールがおすすめ
さつまいもは寒さに弱く、5℃以下の環境では腐りやすくなります。
そのため冬は常温保存にプラスして、発泡スチロールの箱に入れることがおすすめです。
発泡スチロールには保湿効果が期待できるため、さつまいもが好む「気温13℃~15℃」「湿度80%~90%」の環境が作りやすいです!
冬の時期や冷え込みが厳しい地域の方は、ぜひ身近にある発泡スチロールを利用してさつまいもを保存してください。
発泡スチロールでさつまいもを保存する際の手順は、以下の通りです。
2.発泡スチロールの箱やフタに直径1㎝程の空気穴を開ける
3.さつまいもを発泡スチロールの箱に入れる
発泡スチロールの箱はフタをすると密閉状態になり、さつまいもが腐る原因になってしまいます。
空気穴を開けることで適切な温度と湿度を保てるので、必ず空気穴を開けるようにしてください。
発泡スチロールで保管する場合、さつまいもは3ヶ月から半年程度持つとされています。
【使い切れない場合】野菜室か冷凍庫で保存
さつまいもを料理に使って余った場合は、野菜室か冷凍庫で保存しましょう。
余ったさつまいもが「生か」「加熱したか」によって、保存方法が少し変わってきます。
それぞれのケースについて、保存方法をご紹介していきます。
使いかけの生のさつまいも
使いかけの生のさつまいもは、保管したい期間によって保存方法を変えることがおすすめです。
1ヶ月程度のストック保存:冷凍庫
それぞれの保存方法について詳しく確認していきましょう。
1.野菜室
使いかけの生のさつまいもをラップで包んで、野菜室に入れます。
野菜室での保管があまりに長引くとさつまいもが傷んでしまうため、早めに使い切ることが重要です。
遅くとも1週間以内には使い切るようにしてください。
なるべく新鮮なさつまいもを味わいたいのであれば、野菜室での保管は2~3日までにとどめることがおすすめです。
2.冷凍保存
生のさつまいもを冷凍保存すると、野菜室で保管した時よりも長持ちさせることが可能です。
2.水気を拭き取った後、冷凍用保存袋に入れて冷凍庫へ
使う時は凍ったまま調理します。
冷凍保存したさつまいもは、1ヶ月を目安に使い切りましょう。
加熱したさつまいも
茹でたりレンジ加熱したりして余ったさつまいもは、冷凍庫で保存します。
加熱した際の粗熱をとったあと、冷凍用保存袋に入れて冷凍庫に保存。
冷凍用保存袋に入れる際には、輪切りや角切りなど使いやすいサイズに切っておくと、次に使う時に凍ったままでも楽に利用できます。
ペースト状にしたさつまいもは、冷凍用保存袋に入れて平らにして保存します。
袋の上から箸などでさつまいもを分割しておくと、使う分だけ折って取り出せるので便利です。
さつまいもの保存で重要なのは湿度
さつまいもは他の野菜に比べて繊細であるため、気温によっては次のように状態が悪くなってしまうという特徴があります。
気温が5℃以下:腐りやすくなってしまう
特にさつまいもは5℃以下になると、さつまいもの細胞が寒さで死んでしまう「低温障害」を起こすといわれています。
低温障害が起こったさつまいもは黒く変色してしまい、この状態のさつまいもは甘さがなく苦みが強くなりがちです。
万が一さつまいもが変色してしまった場合は、変色した部分を切り取ってください。
また、さつまいもには「水分に弱い」という特徴もあります。
濡れていたり湿気が多かったりすると、腐る原因になるのです。
購入したさつまいもに土が付いていると、水で洗う方も多いかもしれません。
しかし水洗いしてしまうとさつまいもの水分量が多くなるため、腐りやすくなってしまいます。
さつまいもを使うタイミングになるまでは、水で洗わないようにしてください。
さつまいもに付いた土が気になる際には、手で軽くはらうだけで十分です。
もし濡れてしまった場合は、天日干しでよく乾かしてから保存するようにしましょう。
このように、さつまいもは暑さも寒さも苦手な野菜です。
秋から冬にかけては常温保存
季節によって保存方法を変えてあげることで、さつまいもは長持ちします。
さつまいもをお取り寄せで楽しむならふるさと納税がおすすめ
さつまいもに適した保存方法がわかったところで、まずは美味しいさつまいもをゲットしましょう!
ふるさと納税の返礼品には、全国の選りすぐりのさつまいもが多数取り揃えられているのでおすすめです。
ここではマイナビふるさと納税で返礼品として選べる、おすすめのさつまいもを5つ紹介します。
2.茨城県 つくばみらい市 さつまいも シルクスイート
3.愛媛県 新居浜市 幻のさつまいも「白いも」
4.茨城県 つくばみらい市 オーガニックさつまいも 紅はるか
5.兵庫県 加西市 imo.dot 紅はるか
どのさつまいもも、その地域でしか取れない希少価値の高い品種です。
ではさっそく、それぞれのさつまいもの特徴や魅力をみていきましょう。
1.鹿児島 南大隅町 感動さつまいも
鹿児島県南大隅町のさつまいも・紅はるかは特別なレシピでじっくりと熟成されています。
100%天然スイーツでありながらその甘さは絶品で、糖度は時に70度を超えることも。
着色料や保存料などが一切使われていない、無添加であることも嬉しいポイントです。
お子様から大人まで、安心して楽しめるスイーツだといえるでしょう。
感動さつまいもは、昨年は前年よりも2ヶ月早く完売した実績もあり、かなり人気のさつまいもです。
冷凍で届くので、解凍したらそのままスプーンですくって食べられます。
鹿児島は、さつまいもの生産量が日本一であることでも知られています。
2.茨城県 つくばみらい市 さつまいも シルクスイート
さつまいもの生産量で全国2位を誇る茨城県。
なかでもシルクスイートは、最高ランクのさつまいもに君臨しています。
繊維が少ないため滑らかな舌触りが最大の魅力で、甘みも強い品種です。
加熱するとホクホク感が増すため、焼き芋や天ぷらにおすすめ。
こちらのシルクスイートは常温で配送されます。
届いたら、季節によって常温保存や発泡スチロール保存などで適切に保存してください。
3.愛媛県 新居浜市 幻のさつまいも「白いも」
さつまいもといえば紫色が一番の特徴ですが、こちらのさつまいもはその白さに目を奪われます。
この白いもは瀬戸内海に浮かぶ新居大島でしか取れない、特殊なさつまいもです。
他の土地のさつまいもにはない甘さとねっとり感が魅力で、焼き芋やスイートポテトにぴったり!
天ぷらにしても絶品だとか。
希少価値の高い白いも、ぜひ一度召し上がってみてはいかがでしょうか。
こちらの白いもは常温の状態で配送されます。
届いたら、先にご紹介したように季節ごとに適した保存方法を試してくださいね。
4.茨城県 つくばみらい市 オーガニックさつまいも 紅はるか
茨城県つくばみらい市産のオーガニックさつまいもは、農薬や肥料、除草剤などを一切使わずに育てられています。
土に住む微生物の力を借りて育てる「炭素循環農法」を用いているほか、抗生物質や添加物の残留の心配がない土作りを行っていることが大きな魅力。
無農薬、無肥料で育てたさつまいもは、大地のミネラルをしっかりと吸収し、野菜本来の栄養とうまみがぎっしり詰まっています。
えぐ味のない自然な味わいから、「野菜嫌いの子どもでも食べる」という声があるほど。
野菜の栄養価と味を競い合う「オーガニックエコフェスタ」で最優秀賞に選ばれた実績もあり、健康を考えるならぜひ選びたい品種だといえるでしょう。
子どもから大人まで安心して食べられるオーガニックさつまいも、一度食べてみてはいかがでしょうか。
5.兵庫県 加西市 imo.dot 紅はるか
こちらはさつまいも専門店のimo.dotが提供している、冷やし焼き芋です。
甘みを凝縮した冷凍焼き芋は食物繊維が豊富で、ダイエットの味方にも。
上品でしっとりした食感が特徴で、クセのない濃厚な甘さが強みです。
こちらはお試しサイズであるため、冷凍焼き芋2本のお届けとなります。
寄附金額も他のさつまいもと比べてお手頃であるため、一人暮らしの方や試しに食べてみたい方におすすめです。
他にもマイナビふるさと納税では、たくさんのさつまいもの返礼品を取り揃えております。
さつまいもをふるさと納税の返礼品として考えている方は、ぜひ下記よりさつまいもを探してみてください。
まとめ
今回は、長持ちするさつまいもの保存方法をご紹介しました。
まとめると、以下の通りです。
・春から夏:野菜室
・秋から冬:常温保存(寒さが厳しい地域は発泡スチロールに入れる)
【使いかけの場合】
・2~3日の保存:ラップで包んで野菜室
・1ヶ月の保存:冷凍庫
※加熱したさつまいも:冷凍用保存袋に入れて冷凍庫に入れる
さつまいもは気温や湿度の変化に敏感な野菜です。
その時の季節に応じて、さつまいもが常に「気温13℃~15℃」「湿度80%~90%」を保てるように注意を払いましょう。
また、美味しいさつまいもを食べるならふるさと納税の返礼品でさつまいもを探すのがおすすめです。
全国各地の高品質なさつまいもがたくさんあるため、きっとお気に入りのさつまいもが見つかりますよ。
ぜひマイナビふるさと納税で、美味しいさつまいもを探してみてください。