生産者の声 vol.10~赤村の大自然の中で育った“養生豚”|JALふるさと納税
vol.10~赤村の大自然の中で育った“養生豚” vol.10~赤村の大自然の中で育った“養生豚”

JALふるさと納税のおススメ返礼品を実際に生産している「生産者」の声をお届けします。今回は、健康と食にこだわった赤村ブランド“養生豚”の魅力をご紹介します。農林水産大臣賞を受賞(令和3年度)した旨味抜群の豚肉をぜひ、味わってください。

肥沃な大地 赤村

福岡県の筑豊地域東部に位置する赤村は、福岡空港から車で1時間半程の場所にあります。全国の自治体で市町村に色を漢字一字で表記するところは、唯一「赤村」のみです。JALのコーポレートカラーも「赤」で親しみを感じます。
筑豊地域は昔、炭鉱が盛んだったことで有名ですが、ここ赤村は唯一鉱山がなかったこともあり、近代化による開発の影響を受けることなく、古くからの自然環境が残り清廉な水と新鮮な空気を活かして、米や野菜作りが盛んに行われてきました。村内には英彦山を源流とする清流が流れ、自然豊かな田園風景が広がり、穏やかな時間が流れています。
春は、ローカル鉄道「平成筑豊鉄道」が桜のトンネルを走る風景はまさに絶景で多くの写真愛好家が集います。初夏は、その清らかな水には数多くのホタルが舞い幻想的な風景を見ることができます。夏は、村内にある「源じいの森」キャンプ場に多くのファミリーやキャンパーが訪れ、併設された温泉やサウナも賑わっています。冬は、「あか村ふるさと竹あかり」が開催され、竹林にあたたかい灯がともされます。
四季折々を通じて思い思いの楽しみ方ができる心と体を解放できる場所、それが赤村です。
【赤村公式動画】https://www.youtube.com/watch?v=tMEAuEwBP4g

赤村

医・食・農にこだわった「養生豚」とは

今回、養生豚を飼育する舩原畜産の舩原務さんにお話をうかがいました。54年の歴史があり、現在は後継者の息子さんと一緒に養豚に励まれています。「健康の源は食から」安全で美味しい豚肉を食卓に届けたい、食べ物を通して平和の有難さや健康の大切さを考える、そんな想いをこめてブランド名が「養生豚」と名付けられました。
赤村のマイナスイオンがいっぱいの戸城山の麓にある養豚場には、11mX50mの豚舎が5棟あり、発酵土が敷き詰められていることで、冷暖房なしでも1年を通して過ごしやすい環境が作られています。
広い豚舎は走り回ることができ、のびのびと飼育され、飼料水は、ミネラル豊富な地下から汲みあげた天然水を利用。
飼料は、とうもろこし、米、大麦など穀類を80%以上利用し、体に優しい植物主体の無添加オリジナルブレンドでこだわりを感じます。更に、出荷前には食用炭をあたえて、こくとまろやかさを出しているそうです。
舩原さんの優しい穏やかな雰囲気の中にも、食に対する強い信念のもと育てられた養生豚が、これから全国に広がっていくのがとても楽しみです。

養生豚

2年越しの復活!
地元に愛される精肉・加工品販売所

 長年、赤村の肉売り場として愛され、令和3年度には農林水産大臣賞 金賞を受賞した養生豚の直売所「赤村養生館」が、2年ぶりに復活しました。笑顔が素敵な店主の小林早江美さんをはじめ、4名のスタッフのみなさまが出迎えてくれます。養豚豚はデリケートで、薄く均等に切るには経験がいるとのことですが、肉屋の仕事30年のプロの腕により、鮮度抜群の商品が並んでいます。地元の方からは「ロースはとても柔らかく、鍋にしてもあくが少ない」「油に甘みがある」と大好評です。夏は焼肉やトンテキに冬はしゃぶしゃぶにして食べるのがおススメです。
小林さんのおすすめ商品は、毎日一つひとつを丹精込めて手作業で作る養生豚100%の絶品ハンバーグです。赤村養生館では「ハンバーグ用」にバラやロースなどいろいろな部位をミックスして成型するのが一番のこだわりで、養生豚の旨味が凝縮され、繋ぎはすべて国産の片栗粉・卵・パン粉を使用。片栗粉を使っているのでふわふわに仕上がっており、玉ねぎの甘みも感じられます。中までしっかり火を通していますので、レンジで1分半加熱すれば簡単に食べられますが、フライパンで焼き目をつけてひと手間加えると、さらに香ばしく風味豊かな味になります!
商品はこちらの店舗だけではなく、赤村特産物センターでもご購入いただくことができます。

加工販売所
ハンバーグをこねる画像
手作り画像

養生豚を地域ブランドに!
地元のみなさまの奮闘と熱い思い

 赤村では、養生豚を地域住民の食卓や学校給食としてしっかり地域に根ざし、ゆくゆくは日本全国のみなさまにも愛していただけるブランド豚として育つよう、さまざまな取り組みを行っております。その一つとして現在取り組んでいるのが、開業から一周年を迎えた「村のレストランモクモク」での新メニューの開発です。赤村の豊かな自然の中で育った食材をふんだんに使ったメニュー作りをモットーに、シェフの長谷川渉さんが養生豚を極上グルメに昇華させようと奮闘中です。試食会で好評だったのは「コンフィ 養生豚肩肉のやわらかロティ 甘夏の甘酸っぱいソース」や「シューファルシ 養生豚と春キャベツのトロトロ丸ごとロールキャベツ」などですが、どれも養生豚の旨味が感じられる美味しい料理でした。お店のグランドメニューとして登場する日が待ち遠しいです。赤村へお越しの際には、是非「村のレストランモクモク」にも足をお運びください。また、このように地元住民に愛されている養生豚を、是非ふるさと納税を活用し、この機会にお試しいただけますと幸いです。

調理画像