町の65%が国立公園の恵まれた自然の中で若者よ、新しい生き方を探してみよう! - 2024 ふるさとワーキングホリデー ポータルサイト

自治体・団体の声

町の65%が国立公園の恵まれた自然の中で若者よ、新しい生き方を探してみよう!

自治体・団体: 北海道弟子屈町

北海道の道東地方にある弟子屈町は、面積の65%が阿寒摩周国立公園に属する、深い森と美しい水に囲まれた自然豊かなエリアです。弟子屈とはアイヌ語で「岩盤(テシカ)の上(ガ)」を意味し、日本一の透明度を誇る摩周湖、日本一のカルデラ湖である屈斜路湖、今なお噴煙をあげる硫黄山や川湯温泉などがあり見どころも豊富です。
夏は平均気温が20℃に満たないためエアコンいらずといわれるほど過ごしやすい気候です。冬は晴天の日が多く、積雪量50~100cmと道内では降雪量は比較的少ない方ですが、12~3月までの平均気温はすべて氷点下になります。
主な産業は酪農業を主体にした農業と観光業です。また、たんちょう釧路空港、女満別空港、中標津空港と1時間ほどで行ける空港が3つもあり、どこに行くのにも便利な立地です。

そんな弟子屈町の「ふるさとワーホリ」は、老舗温泉ホテルや旅館、新しくできたゲストハウスでの客室の清掃、受付、観光PRなどの旅館業務が主な仕事になります。ときには宿泊施設にかかわっている地域おこし協力隊(シティープロモーション支援員)に同行し、地域のPR動画作成業務に同行するなどクリエイティブな活動も。昨年からは民間キャンプ場での仕事もあり、場内整備や交通整理、受付業務、テントの設置などさまざまな作業を行っています。仕事をしながら北海道らしい自然をより身近に感じることもできそうです。

これらのワーホリは繁忙期の人材不足解消に大きな効果がありました。しかし「田舎で働き生きていく」ことの体験がメインですから、実際にワーホリに参加した人たちにとって一番大きかったのは、地域との関係や交流から生まれる人間関係、知り合い、友人作りなどでした。そして、弟子屈町を第2のふるさととして感じてもらえるようになったことです。

また、地域のイベントに準備期間からスタッフとして参加し、地域の子どもたちのためにイベントを企画、盛り上げるということも弟子屈町を知るための大切な要素です。
ボランティアではありますが、イベントへの関わりは「ふるさとワーホリ」への参加条件の一つになっています。これは地域交流への意識が高い若者世代にとっては魅力的な取り組みといえそうです。

「ふるさとワーホリ」への町からの思いは、毎年20~30名ほどの若い人たちに参加してもらい、関係人口や交流人口の創出につなげること。そしてそれを継続することでリピーターも確保していくこと。
そういったところから「弟子屈ファン」が作り出され、さらに増えていけば、それはやがて観光業への経済効果にもつながります。
そして、弟子屈に来て体験して感じたことを、若い世代らしくSNSなどで発信してもらい、情報の拡散をしてもらいたいという思いもあります。それが移住、転職などにつながり、ひいては地域を担う若者が育っていくことになります。
ワーホリ終了後もプライベートで観光で遊びに来たり、受け入れ施設への就職につながった人もいます。そういった町のファンが増えることが弟子屈の未来につながるのは間違いありません。

「行きたいまちへ、生きたいまちへ。」を標榜し、移住・定住も促進している弟子屈町ですが、移住体験プログラムを通年で開催しているのも面白い試みです。
旅行や観光とは違う地元の暮らしに触れてみたい、夏は知っているけれど冬の雪国も体験してみたいなど、さまざまな声にこたえるためオーダーメイドのプログラムを実施しているのが大きな特徴です。
地域おこし協力隊の隊員の体験談、先輩移住者のお宅訪問、空き家物件や病院、学校、スーパーなどの生活関連施設の見学、就職相談などもありますので、より具体的なイメージを膨らますことができます。

ふるさとワーホリから移住・定住へ。
田舎で働き、生きていくことに興味があり、道外からの移住し、活躍する若者が多くいる町・弟子屈で、地域の方と交流して新しい考え方、新しい人生観とふれあい、自分と自分のこれからを見つめなおしてみませんか。
地域おこし協力隊はじめ地方への移住は今後の人生を豊かにします。まずは弟子屈町に来て、弟子屈町を知ってください。皆さんとの出会いを楽しみにしています。
北海道ならではの雄大な自然の中で、新しい自分を見つけに出かけてみませんか。