Air Cooled Lunch その1 : Sauntering 
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Sauntering  古錆日記・気に入った物、コトをつらつらと。

Air Cooled Lunch その1

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週末はのんびりしてきました。





ちょっと遠くが見渡せる場所に行きたくなり
車を走らせて県内(まあまあ近所)へ。




更に、今回はエキサイトさんより依頼をいただいたので
それのお試しを兼ねています。

のんびりしながら、ちょっとした体験も出来るとは優雅なもんで、
特に指示・指定は無いので今回は(も)好き勝手に書いちゃおうという算段です。
毎回本当にいい機会を頂けるものです。


今回はPR記事と言っても良いのですが、その匂いは限りなく薄いかも。
こんな物があって、こんな可能性もあるのかと読んでもらえると嬉しいです。




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やってきたのは人工物が見当たらない原野。
神奈川県にそんな所はあるのかとお思いですが、舐めちゃいけない。
横浜市内と言えど予想外に野深い場所があるのです。




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さて、本題。
エキサイトさんからの依頼とは何か。



それは・・・こちらです。





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む。分かりにくい。



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とにかくボロい車内ではございますが笑



この後部座席に収まっているのはクーラーなのです。
手前はポータブル電源です、
同じメーカーで使ったほうが宜しいと思い
こちらも同時にお借りしました。


ボロい内装に最新鋭の機器、サイバーパンクです。
にしてもこのサイズ、隔世の感を覚える・・・。



車中泊を繰り返していた当時の自分にとって夢の装備。
「あ?車のエアコンがあるじゃないか」という方、愚問です。
こちらの車にはそのような装備は無い。


数多くの朝をこの車で迎えたのですが、夏に限っては
汗だくで目覚める事が多かった。
蚊を防ぐ為に閉め切った地獄の車内よ・・・。

この方式、ライ◯ップもびっくりの激ヤセを実現できます。
脱水症状に陥りますが。
今考えても良く乗り越えられた。






ん?いや待てよ。
このように振り返らなくとも、相変わらずエアコンは無いではないか。
20数年、何も変わっていない。
その気になればあの暑い寝起きはいつでも体験できるのである。





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出してから線を繋ぎ、稼働させてみる。
ほぼノータイムで冷たい風が出始めます。
当時これがあれば・・・と感慨深く眺める。




もうお気付きだとは思いますが、不便時間が長かった反動で、
こうした利器に対して大体感嘆してしまう。
そんな旧人類に正常なレビューというものができるかちょっと不安笑




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そして細かなスペックは以下HPにお任せします。
今回は使ってみた体感をお届けするので、ご参考までに。









届いて、箱を開けてそのまま持ち出してきた。
見た感じ直感で使えるのではと思い、取り扱い説明書は家に置いてきた。
面倒だったらそれを書いてやろうと意地悪した次第。

だが、簡単すぎたのでその必要は無かった。





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色やデザインは白物家電とは違うので違和感はほぼない。
いや、主流のアウトドア・プロダクトデザインド真ん中。
ミリタリー的な色はクーラーBOXのように見えて
クーラーというのを感じさせないかも。

余計なボタンや突起が少ないのも実に今っぽい。




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遠目に見てもクーラーBOX。
中からビールが出てきそうです。


一番気になる稼働音ですが、近付いてみないと聞こえません。
むしろ動いているか動いてないのか分からない位。
小型の除湿機程度の音です。






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とりあえず消費電力も見たいので、設定の最低温度にして風量は最大に。
つけっぱにして検証してみる。

見ての通り、ボタンは4個にジョグダイヤルのみ。



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オールドなキャンプ道具には似合わないかと思ったけど、
現代的なキャンプとしては違和感が無い。
というか・・・今は現代だし。

細かい事を言うならスマホもカメラも捨てないといけない。
そんな根性は自分には無いし既に趣味の世界なので
自己満足以外の何物でもないな。





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こちらは同社のポータブル電源。
細かく実況で消費電力を示すので便利。
この手の物の進化は途轍もないスピードです。


こちらはレビューしてくれと言われていませんが、いい感じなので取り上げる。
ついで感がありますが・・・詳細・スペックはこちらで。


とんでもない大容量なのでミチミチに電池が詰まっています。
なので石のように重たいですが、あまり動かすものでもないので
不便は感じない。とはいえ軽いは正義とも思った。


これも借り物ですが欲しくなった。




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さて、そのままテントの中へインストールしてみよう。
テントは広めの2人用。

MSRのVEROです。




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吹き出し口にワンタッチで付けられるのでこのように。
取り回しは長くなくていいのでこんな感じでいいかなぁ。


ちなみにアライテントのエアライズであれば
吹き流しにズコッと入れられる。古いテントによく見られるので
ピンときた人もいるかと思います。

タープ下で使うのが条件ですが。




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絶賛稼働中ながら移動も簡単。
冷気が出たまま動かすシチュエーションはありそう。
ちなみにクーラー本体は結構軽いのです。




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閉めてもパイプ自重は軽めなので、テント突っ込みスタイルは簡単。
くねくねさせて好きな向きに出来る。



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道具の中だといよいよ違和感が無くなってきます。
上に何かを乗せられるのは大きいかも。

そもそも商品レビューで物を乗せても良いのか?笑
まあ良いか笑




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ランタンとも色が結構似合う。
この色合いって大事です。
個人的には大手メーカーがミスるのはこの点だと思う。


仮に色が真っ黄色だったら即断っていたな。



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さあ、実際に温度を計測してみます。




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このエリアは現在24℃~26℃位。
直射日光の当たる所はもうちょいあるかも。
つまり風が無いと「ちょっと暑いな~」的な温度です。
動くと汗が滲む。



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ついでに車載の信頼しているアナログ温度計も動員。
車の中は35℃を超えていた笑
木陰で外気にあてたら下がってきた。

大体近い温度なのでこんなところか。




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設定温度は変わらず16℃で風量は最大。
テントを閉めて10分程待ちます。




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さあ、どんなもんじゃろ。
アツアツだったらたまらんばい。
「効果を感じられず記事に出来ませんでした」とか。
どうしてくれよう。



チーとZIPを上げて中に入る・・・・。




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寒っ!



いや、寒!
12℃って。

フルで回してやり過ぎたかも。
おっ、涼しい〜というのが正当な感想なのに。



しかし設定以下になることってあるのか。
まあまあパイプに近かったのでこの数字かも。
ひんやりとした冷気にちょっとビックリしました。



後で確認したら使い方が逆で、テント内に本体を入れないとこのように冷やし続けてしまうようです。
なぜなら本体に温度センサーがあり、いつまでも外気温に反応して冷やし続けるからとか。
ちょっと考えたらそりゃそうだ笑
勿論これでも良いのですが、フル回転が続くので
コンプレッサーに負荷が掛かる上、消費電力も多くなります。
取説はちゃんと読もうぜ!




中に入って寝てみますが、冷たい空気は下に来るので
寒くなってくる。Tシャツ1枚では厳しい寒さ。
むしろ背中のマットの暖かみが心地よい。。



ふと何故耐える必要があると途中で気付き、
設定温度を20℃にしたら快適に。
テント内に丁度よく風が周り、眠くなる。
この位で良いなぁ。




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(ちゃんとリモコンもあるのでテントを開け閉めしなくとも色々変えられる)



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(排水はこのように。今日は湿度が少なかったので4-5時間で水の量はシェラカップの3分の1ほどかと)





日頃の疲れもあり、少し寝てしまった。。




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季節が進んで夏になったら快適な夜が約束される。
この感じだと昼間もこもって涼を取りそうですが、
暑さに弱い子供やワンちゃんにとても良いかも。
キャンプ用のサーキュレーターを併用すると効果は何倍にもなるかも。




あとは推奨されてるか不明ですが車中泊にも最適だと思います。
エンジンを止めて、排気とドレンをやれば比較的簡単に運用出来るでしょう。
稼働音はかなり小さいのでかなり良いはずと見た。

サイズも小さいので軽バンとかで使ったら良いだろうなぁ。
今回大きなテントで試せなかったのが唯一心残り。




結果としては4.5時間フルで稼働して
ポータブル電源の残量は76%だった(もちろんフル充電の100%から推移です)
最強でも風が吹き荒れる感じでは無いので、このように消費が少ないかも。

更にこの日は26℃と冷えやすい気温。
真夏の過激な暑さの下だと消費電力は上がると思う。
やっぱりサーキュレーターを併用すると良いだろうな。



このポータブル電源の容量も大きいので消費比較検証は各々で。
コンセントに挿して使うのが多いと思いますが
家庭用の除湿機程度の消費電力でこの効果は優秀かもしれない。


重さは13.8kgなので大型犬ほど(例えが分かりません笑)
灯油缶14L分というか。


平均的な体型の女性にも試してもらいましたが
「平坦な100mくらいなら一休み入れれば運べる。
但し持つ場所が限られているのでそれがキツい」の談。

カートに乗せるのが安全で楽だと思います。




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今回のレビューについては商品が貰える訳では無かったので、
損得より使ってみたい欲求の方が勝ちました。
好奇心というやつです。


そもそも「屋外でエアコン?」なんて発想すらありませんでしたが
使ってみたら「欲しいかも・・・」と思ってしまった。
一度贅沢を味わうと忘れられなくなるというやつです笑


また、キャンプじゃなくとも、生活の中で欲しいシーンが思い浮かんでしまった。
夏やジメジメ時期を快適に過ごせるならあっても良いなぁ。
庭とかガレージとかね。


「これ貰えないっすか」と言いたい体験でした笑





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さてさて、続きます。




Commented by sakanatsuko at 2023-06-08 20:11
なるほど。快適そうですね。
それよりエアコンがない車なんて❗️
驚いたのと、可愛い車だなぁ思いました。
暑くてもエアコンつけずに窓全開で走りたい人種なので😆
Commented by kkai0318 at 2023-06-13 23:10
さかなっこさん

こんばんは〜。
これ、あったらかなり快適です。
真夏の平地のキャンプだったら最高ですね〜。
車はクーラーが無いので現代の車の快適さに驚く事ばかり。真夏はなかなかなもんです笑笑
そう!汗を流しながら走ると気持ち良いですよね。
渋滞は…死にます笑
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by kkai0318 | 2023-06-08 10:00 | 道具 | Trackback | Comments(2)