『ネームトレイン』 第43回 リアス【リアス】の急行時代は山田線の終点が釜石の国鉄時代だった※『国鉄急行列車《東日本編》』廣田尚敬 著 より 急行【リアス】 ・・ 現在は、JR東日本が盛岡~宮古を山田線経由で運行する快速列車であるが、列車名の出自は釜石~盛岡のかつての山田線全線(釜石~宮古 55.4kmが2019年3月23日に三陸鉄道に路線譲渡され、現在の山田線は盛岡~宮古 102.1kmと)を走破する急行列車で、急行...
先行して書き貯めしていたのであるが、6月中頃に白山に行って記事をかける土日を留守にした為に、記事が書けずに書き貯めた記事を吐き出してしまったし、7月21~23でまた山に行くので、書き貯めの記事を完全に掃いてしまいますた。それに、記事って書けば書く程に拘りが増して、最近は長大記事ばかりとなっているしィ。 長大記事は作成に半日以上かかるから、土日を目一杯使って記事を書いても3記事作成が限界だわ。・・という事...
廃線鉄道 第108回 中央本線・武蔵野競技場線、下河原支線 〔東京都〕武蔵野競技場線を示した地図※『国土地理院・1956年』より武蔵野競技場線(むさしのきょうぎじょうせん)は、かつて国鉄が運行していた中央本線の支線の通称である。 三鷹駅よりプロ野球球団の招致を目的に建設された『武蔵野グリーンパーク野球場』との1区間3.2kmを運行していた。収容5万人の本格的なスタジアムだったが突貫工事だったがゆえに問題が露...
『日本百景』 夏 第559回 北日高国境稜線 その2 (七ッ沼カール) 〔北海道〕エゾノハクサンイチゲ越しに七つの沼がおりなす楽園を見下ろして 七ッ沼カール ななつぬまかーる (日高山脈襟裳国定公園)日高の主峰・幌尻岳周辺には山体上部に第四紀の氷期に形成されたカールが認められ、2007年に『幌尻岳の七ッ沼カール』として日本の地質百選に選定されている。 ナキウサギ、クマゲラなどが生息している大自然のおりな...
『路線の思い出』 第532回 磐越西線・山都駅 〔福島県〕もはや鉄道を使っての飯豊山登山は皆無となったが一応登山口の駅である山都駅※ ウィキペディア画像を拝借《路線データ》 営業区間と営業キロ 輸送密度 / 営業係数(’15) 郡山~新津 175.6km 1923 / 228 運行本数(’23)山都駅発着列車 下り新津方面・上り会津若松方...
『日本百景』 夏 第558回 北日高国境稜線 その1 (国境稜線へ) 〔北海道〕ピラミタルな戸蔦別岳と北カールを従えた幌尻岳が夕日に染まる絶景 戸蔦別岳 とったべつたけ (日高山脈襟裳国定公園)標高1959mと日高山脈で4番目に高い標高を示す峰で、日高山脈の最高峰・幌尻岳(ほろしりだけ)とは尾根続きで登山道が続いている為、一度に登られる事が多い。 その容姿は巨大な幌尻岳とは対照的に、スッキリと尖ったピラミ...
『ネームトレイン』 第42回 近鉄・名阪特急中坊の時に初めて手にしたズームレンズ(2万円で叩き売りだったシグマズームカッパー)で撮ったビスタカーの難波行ノンストップ特急 近鉄・名阪特急 ・・ 近畿日本鉄道(近鉄)が運行している特急列車の総称・ブランドである。運賃に加えて、座席指定制の特急料金が必要である。 大阪・京都・名古屋と、奈良県や三重県北中部を結ぶ近鉄の鉄道路線網で幅広く運行されている。現...
よも”ヤマ”話 第197話 コイカクシュサツナイ岳 〔北海道〕 '98・ 8夏尾根ノ頭 1719m、コイカクシュサツナイ岳 1721m上二俣より見上げるコイカクシュサツナイ岳 コイカクシュサツナイ岳 こいかくしゅさつないたけ (日高山脈襟裳国定公園)札内川の支流コイカクシュサツナイ沢の上流にある山で、山名を訳せば『東側を通るサツナイ(の峰)』という事となるだろうか。 コイカクシュサツナイ沢を遡ってある奥の二股か...
『路線の思い出』 第531回 山陰本線、境港線・米子駅 〔鳥取県〕南北の通り抜けの駅舎大改築工事で仮駅となっていた米子駅《路線データ》山陰本線 営業区間と営業キロ 輸送密度 / 営業係数(’15) 京都~幡生・長門市~仙崎 677.6km 4785 / 309米子駅 発着本数特急【サンライズ...
『日本百景』 夏 第557回 白山 その2 (大汝峰とお池めぐり) 〔石川県・岐阜県〕“大汝”より“剣”水墨画のような情景 白山固有種の高山植物白山は日本有数の花の山としても知られ、甚ノ助小屋を越える標高2000m辺りから、さまざまな高山植物の花畑が広がる。 中でもクロユリは日本一の個体数と言われ、群生するさまはみごとである。クロユリは、石川県の郷土の花にもなっている。『ハクサン』の小さく可憐な桜の花ハ...