よも”ヤマ”話 第143話 吾妻連峰縦走 その1 (天元台~西吾妻山~弥兵衛平) 〔山形県・福島県〕 '96・7中大巓 1964m 、西吾妻山 2035m【名峰百選 58峰目】稜線に散りばめられた池塘と周りを囲み咲くワタスゲ 吾妻連峰 あづまれんぽう (磐梯朝日国立公園)東北の名峰の中で“ピリッ”とスパイスを効かした存在が、この吾妻連峰であろう。 しかし、この美しき連峰も、スキー場やスカイライ...
『路線の思い出』 第444回 日高本線・荻伏駅 〔北海道〕他の貨車駅舎とひと味違う貨車駅舎だった荻伏駅※ ウィキペディア画像を拝借《路線データ》 営業区間と営業キロ 輸送密度 / 営業係数(’15) 苫小牧~様似 146.5km 185 / 812運行本数(’10) 苫小牧~様似 下り5本・上り6本 静...
『日本百景』 春 第477回 和名倉山 〔埼玉県〕東仙波より望む和名倉山・・遠かった あらゆる面で 和名倉山 わなくらやま (秩父多摩国立公園)和名倉山(わなくらやま)は埼玉県秩父市にある標高2,036mの山で、奥秩父の山の一つ。別名白石山(しろいしやま)。国土地理院の地形図には白石山とあるが、和名倉山が古くからの秩父側の呼称である。「奥秩父の秘峰」と呼ばれる山深い場所に位置し、四方を谷が刻んだ巨大な...
秩父で最も名の知れた雲取山は、東京都なんですよね そして、この和名倉山は埼玉県と、首都圏なんですよね。 でも、周囲や登山口は、『田舎県』の山梨線なんですけど。
でも、東京都や埼玉県と山梨線のイメージの違いは、デカイですね。
また、いつかのイベント(30万カウンターなどが候補です)で、いろんな山からの富士山の絶景をしようかな・・と目論んでいます。
若い時に東京出向していた際、和名倉沢からの登頂を企てるも結局中止。未訪のままになってしまいました。
千葉時代に行けばよかったと後悔しきりです。。
和名倉山は、私にとっても難攻不落の山でした。 実は、3度目にしてようやく登頂できた山です。
1度目は5年ほど前のゴールデンウィークに行ったのですが、残雪で道が覆われていて、間違って無名峰を藪漕ぎで登ってしまって、下りはブッシュ+倒木+崖で半分ソー○ンしかけました。 2度目は同じ年のゴールデンウイークにリベンジしたのですが、将監峠までの道を林道でなく展望ルートを行ったのですが、ここでも道を間違えて谷の方に下ってしまって、戻り返すのに2時間ロスって東仙波でタイムオーバーの撤退と相成りました。
これはさすがに悔しくて、その年の5月末に有給を取ってムリヤリ行って、シャクナゲ満開のシーズンだった事もあり、ブッシュも残雪もなく、何とか本願成就しました。 さすがに3度目だと、駐車場の茶屋のおばちゃんに顔と車(大阪ナンバーなので)を憶えられて、「また来たの?」「この山が好きなんだねぇ」と言われました。 まぁ、2度の失敗は隠していたので、和名倉山フリークとして通しましたよ。
このように和名倉山は、私も思い入れ深き山ですね。
『路線の思い出』 第443回 日田彦山線、上山田線・豊前川崎駅 〔福岡県〕側線が何本もあった主要駅から棒線駅へと変わり果てた豊前川崎駅※ ウィキペディア画像を拝借《路線データ》日田彦山線 営業区間と営業キロ 輸送密度 / 営業係数(’15) 運行本数城野~夜明 68.7km 1429 / 326 小倉~田川後藤寺 上下とも毎時1~2本 ...
よも”ヤマ”話 第142話 岩手山 〔岩手県〕 '96・7岩手山 2039m【名峰百選 57峰目】夕空に端正なシルエットを魅せる岩手山 岩手山 いわてさん (十和田八幡平国立公園)その美しい山容から、『南部富士』と呼ばれている岩手山 2038メートル の見どころは、『焼走溶岩流』とその付近に立つ樹氷林であろう。 季節は秋がいい。 山頂には新雪をまとった白い姿を、中腹はダケカンバ・ナナカマドなどの木々が紅や黄色に...
廃線鉄道 第55回 歌登町営軌道 〔北海道〕多客時はディーゼル機関車が車両定員の多い客車を牽引していた※ 『地方私鉄1960年代の回想』より歌登町営軌道(うたのぼりちょうえいきどう)は、かつて北海道枝幸郡歌登町・枝幸町(2006年に歌登町が枝幸町に吸収合併されて、現在は枝幸町)にあった歌登町営の簡易軌道である。当時『本線』だった天北線も1989年5月に路線廃止となってしまった元々は、1989年5月1日に廃線となった...
昭和30年代以前は鶴居村営、浜中町営等、道内各地にこのような簡易軌道が走っていましたね。
私が小学生の頃までこんな軌道が実際に走っていた事実、隔世の感があります。
歌登町営軌道などの簡易軌道は、私にとっては一回り前でした。 でも、私の世代で廃止となった興浜北線が、遠回りでも速度の差で、馬車の歌登町営軌道を廃止に追い込んだのは面白い史実でしたね。
でも、国鉄の廃止線を追っかけてる時は、残念ながら植民軌道はガン無視でした。 小僧の頃って、一つの事しか目に入らなかったので。
『路線の思い出』 第442回 根室本線・初田牛駅 〔北海道〕若き鉄道を追っかけていた頃なら駅寝駅候補となったであろう建付けのいい初田牛駅の駅待合室※ ウィキペディア画像を拝借《路線データ》 営業区間と営業キロ 輸送密度 / 営業係数(’15) 滝川~根室 446.8km 976 / 424 ...
先の話ですが、今年の年末年始は今年の『残念』(手術の)無念を晴らすべく、2年ぶりに春国岱・温根沼に行こうかと。 あと、釧路湿原の塘路でタンチョウと、コッタラ湿原めぐりをしようとしてます。 その際は、駅跡で冬の駅昼寝をしようかと。
『日本百景』 春 第476回 大峰・奥駈 その4 (前鬼~不動七重滝~下山) 〔奈良県〕不動七重滝前鬼からの長い林道歩きでの唯一の清涼剤がみの名瀑だ 不動七重滝 ふどうななえたき (吉野熊野国立公園)その名の通り七段に別れている事が特徴の滝で、総落差は160メートルを越えると言われている。七段それぞれに深いグリーンの滝壺を持ち、滝壺から溢れ出した水が滝となってまた一つ下の滝壺へと連なって落ちていく。水量...
前回の日記『自分の命を守るのは当たり前でしょ』の続編です。日本を滅亡の際まで追い込みかねない東京五輪の開催。 今現在の状況は、日の感染者数が6000人と言う。 そして、死者は日に50~100人を推移している。 それが東京五輪の開催で、初っ端から1000人増の7000人となろう。コレでますます医療現場が逼迫し、看護を受けれない感染者が増えて、この感染者達が新たな感染源となって雪だるま式に感染者が増えていくのである。...
よも”ヤマ”話 第141話 ニペソツ山 〔北海道〕 '96・7東大雪・天狗岳 1868m、ニペソツ山 2013m【名峰百選 56峰目】天高く尖峰を突き立てるその姿から『北の槍』と称されるニペソツ山※ 所有する写真集『北海道の山』より ニベソツ山 にぺそつやま (大雪山国立公園)北海道の東大雪にある標高2,013 mの山で、北海道十勝総合振興局管内新得町と上士幌町の境にあり、標高2,000mを超える山としては国内で最も東に位置...
ナキウサギはホトンドハムスターのような成りですが、れっきとしたエサギ目のウサギ科で、氷河時代の生き残りと云われる如く
、氷河時代から世代を伝える生態的にはたくましい種なのですね。
そして花は、エゾノハクサンイチゲ・エゾコザクラ・カラフトハナシノブ・チシマフウロなど、「エゾ」・「カラフト」・「チシマ」の北海道固有種は元より、ピハイロキンバイ・ユウバリソウ・リシリリンドウなど、山名を冠した固有種も数多くある花の楽園ですね。