『日本百景』 春 第229回 徳本峠・積雪期 〔長野県〕徳本峠道標と素朴な造りの徳本峠小屋 徳本峠 とくごうとうげ常念山脈の南部にある標高2135mの峠。 峠より北方は蝶ヶ岳や主脈の常念岳へ、南方には霞沢岳への縦走路が延びている。 また、松本市島々より、上高地を経ずにこの峠に至る登山道も整備されていて、喧噪を避けたい登山者の間では注目されている登山ルートとなっている。 なお、峠上には食事提供の...
路線の思い出 第141回 石勝線・東追分駅(最後の夜) 〔北海道〕翌年のダイヤ改正で廃止となる駅の最後の年越しの夜《路線データ》 営業区間と営業キロ 輸送密度 / 営業係数 (’83) 南千歳~新得・新夕張~夕張 148.5km 4413 / 288運行本数(’15) 南千歳~新得 特急【おおぞら】6往復、特急【とかち】5往復 ※ 新夕張~新得 普通列...
実はこの東追分、割と知られていた駅だったんですね…こちらに住み着いてから『おぉ、ゆっくり撮れるし景色もいいし、家から近くてなかなかいいわい』くらいの意識しかなかったんですよ。ホントに。
半分、『我が駅』みたいな感覚でしたからね…。
この手の駅に興味がある方には、かなり有名だったらしい、と知ったのは廃止が決まってからでした。
『天の川作戦』決行しましょう!
仰るとおり、あの踏み切りはそのままですから。
ワタシも、東追分駅廃止のキズが癒えた頃、三脚持ってあの踏切付近で『星』を主体にレリーズ握っていると思いますよ。
ローカル線がこうして一つ一つ、歯が欠けるようにして消えていくのには、心が痛みやるせない気持ちになります。
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コメント有難うございます。
御返事が遅くなり、スミマセン。
>ローカル線は国鉄のみしか追わない
たぶんコレは、私鉄は周遊券などが使えない=金がかかる
が本音だったのでしょうが、それにしても勿体無い事をしました。
私も、野辺地や枕崎のどちらも行ってますし。
東追分・・いい駅でした。 でも、信号所として残るので、撮影地としてはまた行こうかなって思います。
ぢ・つ・わ・・、『天の川踏切』・・、いろいろと空想してます。
「踏切とシェルターと尾灯」とか、「防雪林に光線ビーム」とか、それはもう『撮らぬ狸の何とやら』でお腹いっぱいにしております(笑)。
この駅周辺のビート畑で、サントリーのCMが撮られて、それで一躍有名になった様ですね。
ほんとに、いい駅でした。
『日本百景』 春 第228回 鳥取砂丘 〔鳥取県〕大自然が魅せるもの 山陰海岸 さんいんかいがん (山陰海岸国立公園)山陰海岸で最も印象的な所は、鳥取砂丘であろう。 東西16kmにも及ぶ大砂丘は、千代川が運んできた砂と、岬や海岸が波によって洗われて出る海食砂が集まり、季節風に乗って陸地に吹き上げられてできたものである。 この砂丘は砂がスッポリと陸地を覆う被覆地形であるので起伏に富み、“すり鉢”と...
私は只々の読後の感傷に耽るだけです。
☆ナイス!〜
この3月26日に北海道新幹線が開業する。 その引き換えに、もはや地域輸送業務の放棄ともいえる道内在来線の運行縮小計画が同時進行するのである。その第一弾が、老朽化したローカル線用気動車の廃車を理由に、閑散線区の普通列車の運行本数大幅削減である。 何でも、石勝線の夕張支線は9往復から5往復、3往復と現在でも利用に耐えない札沼線の浦臼~新十津川は、ついに1日1往復となるらしい。何でも1日1往復にしたのは...
道内の専門家でも ここまで提言する方 見たこと無いです。せいぜい、夜行列車くらい復活させてほしいなぁ… と、ツブヤク程度。これでは ダメだなぁ とあきらめております。
そうです… JR北海道にお金が入る方法だけは 考えなければなりませんね。赤字を理由に 合理化の連続ですから… これを止めなければ、ローカル線の崩壊は もう目に見えていますし。
肝心なのは、新幹線に浮かれるコトより 地方路線の維持なのです。本当に 目のつけどころに感心しました。さすが、乗っておられますね!! 私も あの地方の雄大な 景色が 鉄道で見れなくなるのはしごく残念に思います。景色がロクに見れない新幹線など、観光客にとってどれほど魅力があるのか? 過疎った閑散路線にこそ、すばらしい景色と魅力があるはずで、そこへ観光客を誘導しなきゃいけませんね。 私も 愚痴メインですが、新幹線について連載中です。
失礼しました。
JR北海道にないモノ・・。 それは増収を模索する姿ですね。
札幌口で飛行機と張り合って敵わないのは、今更ながら・・の事です。 なら、そんな中でもお金を落してくれる『鉄』をターゲットに絞るべきだと思い、この記事を書きました。
そして、『青春18キップ』や『東日本・北海道パス』のような普通列車専用乗車券で旅する者の目的は、ズバリ『鉄』であって速度や利便ではない訳で。 そして、こういう連中の要望は、如何にして旅費を安くできるか・・なんですよね。
私は、その「如何にして安くできるか」を違う方向(駅寝や野宿で宿泊費を削る)に持っていきましたが、ビジネスや所要で渡道する以外は「考える事は皆同じ」なんだと思います。
周遊券・・良かったなぁ。 でも、『周遊きっぷ』になって往復運賃が乗せられて、途端不人気になって打ち切られたのも、旅人の『ニーズ』に応えれなかったからですね。
➤❮北海道新幹線開業の引き換えに、地域輸送業務の放棄・・、日本国の地域輸送を担う企業としての重要な使命である地域国土保全の放棄ともいえる運行縮小計画にひた進もうとしている❯・・・全く持ってご指摘の通りで悲しくなります。
☆ナイス!〜
コメントありがとうございました。
でも私は、まだ貴方に天皇の反日行為を糾弾する正当な行動を「同和同様の国家観」と罵られた事がまだ引っかかってます。
そして、私の記事のコメに
>私の心底に淀む物と共鳴、共振するものがあります
といい、自身の記事では天皇を批判するのは同和なみの国家観と返答し・・。
このようなダブスタを見た上では、貴方による記事への賞賛の言葉に対して素直に喜べないです。
少なくとも、あの言葉は消してください。
もし消さないのならばそれはあなたの意志として尊重しますが、私もこの件では譲る気はありませんので、私のスタンスとしては「日本を陥れるチョンのプロパガンダを信奉するダブスタな方に、私の撮った日本の風景を見てもらいたくない」という事になります。
キツいのは私の性格ですので悪しからず。
路線の思い出 第140回 標津線・光進駅 〔北海道〕地形に逆らわぬアップダウンをゆく標津線列車《路線データ》 営業区間と営業キロ 輸送密度 / 営業係数(’83)標茶~根室標津・厚床~中標津 116.9km 391 / 1366 廃止年月日 転換処置 廃止時運行本数 ’89/ 4/30 阿寒バス・根室交通...
標津線といえばこの光景ですよね!
しかし、光進駅・・・こんなところに人が降りるのだろうかというくらい何も無さそうな様子ですね。こんな駅で一度降りてみたいです(笑)
(ちなみに私はずっと昔に訪問してまして、計根別という駅で降りたんですが写真が1枚だけ残っているだけで当時の記憶はなし・・・)
あと、計根別駅は有人駅でしたね。 最初に標津線を訪れた時に降りましたよ。 でも写真は痛恨のフイルム間違い(室内用タングステンフイルムを使ってしまって、青みがかかってしまった)で全てボツりました。
この超ド級のしくじりが、私を「リベンジの鬼」に変えましたね(笑)
私の記憶では、確か光進駅を出だ直後の中標津側に警報器付の踏切り、反対側のアップダウンの下り口(6枚目の「人生の機微・・」の写真)には農作業用の渡り踏切があったかと。 もちろん、警報器など一切ない踏切です。
確認した訳ではないですが、オレカの写真もそういった農作業用の渡り踏切からの撮影では?と思います。 でもこの写真は、請け負ったプロの写真家が当時は数十万はしたという500ミリ以上の高価なレンズを付けて撮影したと思います。
とうてい、素人趣味では撮れない写真ですね。 それと、知床に鉄道遺稿を訪ねる旅を計画されているのなら、ぜひにも根北線・越川の「渡らずの橋」もどうぞ。 ギリシャ神話の神殿のような雰囲気ですよ。
この近所出身で廃止までこの駅から高校に通っていました
最後はここから乗っていたのは自分を含めて3人でした
3人とも別々の高校でしたが
ホームを降りたところに待合所があり、何人かのグループが待合所泊をしていたようです
旅人だったり昆虫採集だったりしたようです
懐かしいですね
光進駅を利用された方にコメント頂いて、とても嬉しいです。 あの広大な原野を気動車が喘ぎながら上下する姿に、人生の機微を見ているようでした。
私もそうでしたが、あの頃はバックパックの貧乏旅が(少し)流行っていて、野宿用具一式を担いで駅寝しながら旅をする若者が多かったです。
あの頃を思い浮かべると、私も懐かしさでいっぱいになりますね。
コメント頂き、本当に有難うございます。
『日本百景』 春 第227回 燕岳 〔長野県〕積雪期の岩のオブジェの峰・燕岳 燕 ・ 常 念 つばくろ・じょうねん (中部山岳国立公園)槍・穂高の展望台として、岩のオブジェを抱く魅力的な峰として人気の高いのが、この燕・常念山系である。 温泉郷である中房の登山口から“北ア三大急登”といわれる合戦尾根を伝い、“大自然の美術館”・燕岳 2763メートル の岩のオブジェに魅せられる山旅。 そして、常念岳 2...
ワテが最も許せないと思う奴は、愛国者のフリをして実は売国奴って奴である。 それは、反日パヨクの連中を凌ぐ卑劣さであるからだ。 そう、天皇や天皇信奉右翼の連中がコレに当たるのだ。なぜなら、この輩共は言ってる事と行動が全て矛盾しているからだ。 それは、安保推進・憲法改正・憲法9条の破棄などを言いながら、これら全てを否定するチョンのプロパガンダ・天皇に下賜づけ!と支離滅裂な主張をしているからである。そし...
日本の滝を訪ねて 第136回 常布ノ滝 〔群馬県〕奇怪な岩肌と虹を従えて 常布ノ滝 じょうふのたき 落差 40m 群馬県・草津町異様な色を纏った絶壁に囲まれて、長い年月をかけ削り取られた滝口から勢い良く落下している。コントラストの豊かな情景を魅せる最も訪れたき『憧れの滝』である。だが、現在は沢筋の崩落によって滝への探勝ルートが破壊されてそのまま放棄されているようで、以前に増してかなり厳しい...
路線の思い出 第139回 小湊鉄道・飯給駅、月崎駅 〔千葉県〕春になれば前の芝生が一面の花で彩られる駅・飯給駅《路線データ》 営業区間と営業キロ ’12年・運行本数 五井~上総中野 39.1km 五井~上総中野 下り3本・上り4本(土・休日は6往復) 上総牛久~上総中野 下り1本(土・休日は五井始発) ...
首都圏から2時間圏内とは思えない情景を魅せる路線ですね、この小湊鉄道線は。 そして、JRさんと違って、しっかりと鉄道を維持して利益を上げていこう・・という姿勢も素晴らしいです。
上総鶴舞の田んぼの中から出現する列車のシーン、上総久保の大銀杏の大樹、花の駅・飯給、月崎の長閑な駅風景、トトロの駅・上総大久保、終点の上総中野のいすみ鉄道との共演など、撮る所いっぱいですね。
でも、撮り鉄が殺到するので、私は敢えて人のいなさそうな時期・正月明けを狙ってみました。
また行きたいですね。 周囲に位置する銚子や屏風ヶ浜や犬吠埼も絡めて・・。
『日本百景』 春 第226回 禄剛崎 〔石川県〕最突端の想いを伝えるもの 奥能登 おくのと (能登半島国定公園)能登半島の最北端・禄剛崎付近はひと昔前までは交通が至って不便な“秘境”であった為、『奥能登』と呼ばれている。 この『奥能登』の見どころとしては、高さ47mの断崖絶壁に白亜の灯台が建つ禄剛崎。そして、奇岩連なる狼煙 のろし 海岸などである。 特に、禄剛崎の海岸段丘に栽培されているスイセン...
南部縦貫鉄道も野辺地まで行ったのに乗ってません・・・今思えば惜しいことをしてしまったなあ(笑)
しかし、東追分駅、訪問前に無くなってしまい残念です。