『ネームトレイン』 第63回 うわじま・いよ最盛期はオール座席の夜行列車もあり周遊券を使うと宿泊費ゼロで四国を周る事ができるなど鉄道が謳歌していたあの頃:もう40年以上経つのか・・ 急行【うわじま】・【いよ】 ・・ 急行【うわじま】と急行【いよ】は、昭和時代の四国の主力列車として四国の屋台骨を支えていた伝統の急行列車である。 特急【しおかぜ】なども設定されていたが、利便性や運行本数・リーズナブルな...
『ネームトレイン』 第54回 伊豆東京から伊豆の温泉地を結ぶ観光急行【伊豆】※『国鉄急行列車《東日本編》』廣田尚敬 著 より 急行【伊豆】 ・・ 1953年3月15日に、湘南型の80系電車を使用した準急〔伊豆〕として東京~伊東・修善寺で運転を開始している。 この列車は準急〔あまぎ〕を改称したものであるが、末期は【あまぎ】は特急列車に格上げされている。 急行に格上げされた【伊豆】は、特急【あまぎ】に格上げされ...
『ネームトレイン』 第45回 あおぞら♪アイツはアイツ顔デカ~イby Dr,スランプ(2期目)の主題歌より 団体専用列車【あおぞら】 ・・ 伊勢志摩や奈良・京都など修学旅行先を沿線に持つ近鉄では、専属の団体列車【あおぞら】の運行開始以前からも修学旅行などにおいて団体専用列車を運行してきたが、1959年に登場した特急列車用の10100系『ビスタカーⅡ世』が好評だった事もあり、2階建て電車の人気をフィードバックする...
『ネームトレイン』 第37回 大隅国分駅を発車する快速〔大隅〕:停車駅が多くなった事以外は急行時代からの貫禄を魅せていた※『鉄道ホビタス』より 快速〔大隅〕 ・・ 鹿児島と県内の大隅、宮崎県の日南地方を結んだ元急行列車で、1980年10月1日のいわゆる『ゴーゴートウ』のダイヤ改正による急行列車大幅削減の煽りを受けて快速列車に格下げとなった。 この改正では、大隅線の鹿屋と宮崎を結び、かつては博多発のエリ...
『ネームトレイン』 第28回 えびの旧国鉄の急行ツートンの正統派編成のキハ58による急行えびの※ ウィキペディア画像を拝借 急行【えびの】 ・・ 熊本~宮崎を肥薩線・吉都線経由で結んでいた急行列車で、2000年3月12日ダイヤ改正にて姿を消した。 【えびの】の愛称そのものは1959年に準急列車として設定されたのが始まりで、それは最初のブルートレイン・20系の登場の翌年であり、トレインネーム【えびの】の歴史の長さ...
『ネームトレイン』 第19回 うそり・しもきた急行【陸中】などに使われてていた急行用の車内設備を有した車両を引っ張ってきたようだ※ ウィキペディア画像を拝借 快速〔うそり〕・〔しもきた〕 ・・ JR東日本及び青い森鉄道が、現在も八戸~大湊などで運転している快速列車である。 現在は上り4本・下り3本の運転で、運行区間は八戸~大湊の上り2本・下り2本、八戸~野辺地(野辺地~大湊は普通列車に格下げ)上り1本・...
『ネームトレイン』 第10回 いさぶろう・しんぺい大畑の2段スイッチバックの2段目に進入する下り吉松行の〔いさぶろう〕 普通 〔いざぶろう〕・〔しんぺい〕 ・・ 熊本・人吉~吉松を、鹿児島本線・肥薩線経由で運行する観光目的で運用される臨時列車である。 臨時扱いではあるが、肥薩線の人吉~吉松に運行される4往復の内の1往復にこの列車名を当てがっていて、事実上は毎日運行の定期列車であった。両列車を総称し...
肥薩線の場合は被害が甚大過ぎて、JR九州では復旧する余力がないでしょうね。
となると、国が復旧費用を出すしかないですが、出すとしても復旧工事に取り掛かれるのは数年後かと。
そして復旧したとしても、1日3往復で観光列車の〔いさぶろう・しんぺい〕以外に乗客皆無の人吉~吉松は復旧を見送られる公算がありますね。 函館本線のように、歴史的な鉄道遺産をムダなシンカンセンと引き換えに廃止するのが今の政府やJRの体質ですから、同じく歴史遺産の肥薩線の閑散区間も同様な判断をくだされるかもしれません。
10年ほど前に乗った体験を元に書いたのが、この記事ですね。
『ネームトレイン』 第1回 AIZUマウントエクスプレス快速〔AIZUマウントエクスプレス〕はJR東日本・会津鉄道・野岩鉄道・東武鉄道と4つの会社線を跨ぐ快速列車だ※ ウィキペディア画像を拝借 快速〔AIZUマウントエクスプレス〕 ・・ 会津鉄道AIZUマウントエクスプレス(あいづマウントエクスプレス)は、会津鉄道が保有する優等列車用の車内設備を備えた気動車の愛称、及びこの気動車を使用した快速列車の愛称である。 2...
もはや風前の灯火でしょうか。
これに乗ったのはもう40年近くも前の事になります。
切ないですねぇ。。