オホーツク縦貫鉄道の夢の旅 - 風来梨のブログ

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このブログは、筆者であるワテの『オチャメ』な日本全国各地への探勝・訪問・体験記です。

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オホーツク縦貫鉄道の夢 序章

オホーツク縦貫鉄道の夢 序章

我がメインサイトで細々と好評のハチャメチャ空想旅行記『オホーツク縦貫鉄道の夢』をブログでも記していこう。 これは、1984年から1989年にかけて廃止となったローカル線を全部つなげて、根室の納沙布岬から稚内の宗谷岬・ノシャップ岬へとオホーツク海沿いを伝う空想の旅である。空想の旅だから時系列は無視!、訪れた季節も飛び飛びに最もいい時期を選び、時間観念も列車の所要時間も全て無視の空想ならではの旅紀行だが、...

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No title * by カムイ
あぁ、僕も北海道行きてえなぁ~

先輩は今年の冬に行くそうですね。 羨ますぃ~

No title * by 風来梨
風連湖で白鳥などを撮ってくるよ・・。

それと、○鉄は日高本線と根室本線ね。
自己紹介の橋も撮ってくるよ。
インクラの滝も再び・・。

乞う、御期待・・(できないね、スペル間違う位だしぃ~)

No title * by カムイ
先輩・・、続きはいつですか?

No title * by 風来梨
とりあえず、正月に風連湖と春国岱に行ってから・・だね。

上手くいけば、白鳥や丹頂の姿が拝めるかも。

乞う、御期待 ←だからできねぇって

オホーツク縦貫鉄道の夢  第1回  納沙布岬

オホーツク縦貫鉄道の夢  第1回  納沙布岬

さて、ようやく下準備が一部完了したので、我がメインサイトで“消えかけのローソクのともし火”の如く細々と人気のあるこのテーマを、ブログでも旅していこう・・。  ほんの四半世紀前のオホーツク沿岸地域はほぼ鉄道がつながっていたのだ もし、自由に鉄道を運行できる魔法があれば、私はきっと『オホーツク縦貫鉄道』を思い描くだろう。 そう・・、私が鉄道に夢中になったあの頃のあの路線を全てつなげて・・。 ...

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No title * by オータ
オホーツク縦貫鉄道、HPともども読ませていただきました。
観光鉄道という概念が、日本にあれば一級品だったと思いますね。

今後も記事楽しみにします。お気に入り登録させていただきますので、どうぞよろしく。

No title * by 風来梨
オータ様、こんばんは。

オホーツク縦貫鉄道をつないで、根室~稚内に急行列車が運行される空想を何度も抱いた事を覚えています。 列車名はやっぱり【オホーツク】! 今の特急は【大雪】に名称変更です。

そんなヘンな夢を抱いて書き連ねたのが、『オホーツク縦貫鉄道』なんですね。

お気に入りに加えて頂いて、ありがとうございます。 そして、こちらこそ宜しくお願い致します。 旅の事、山の事、滝の事、鉄道の事・・といろいろ書いていきますので、時折覗いて見てください。

No title * by カムイ
やっと始まりましたね。 待ってました。

早く続きの鉄道が出るところが見たい。

・・例会でのお約束、有難うっス。 おかげさまで、合計7点で7席に入れたっス。 先輩の6席に届かなかったけど。
これも傑作入れときますんで、次回もお願い!

No title * by 風来梨
>これも傑作入れときますんで、次回もお願い!

カムイ君よ・・、コリってあからさまな賄賂の要求でないかい?
でも、ワテが入れた所で6位以上の壁は破れんぞ・・。
だって、風景写真や鉄道写真より、ポートレートや大学の写真部員の撮ったような写真を好む人の方が多いからね。

相当スゲーのが撮れた時に上位に食い込む事はできるけど、鉄道写真では無理っぽいなぁ・・。 ワテも12年会に所属して、1席撮ったの2回だけだよ。 まだ入って1年ちょっとのカムイ君には解ららん変な障壁なんだろうね。

ワテはあの手の写真は好きくないから投票した事ないけど、あの手の写真を撮る人も、ワテらの風景写真や鉄道写真には興味なさそうだし・・。 いつも取っ替えひっ替えで、撮った人が違うだけの同じような写真が1席から5席までを連ねとるしね。

まぁ、ワテは、6位を1位と思ってやってるし、フイルムカメラで写真を撮りに行くのが楽しくてやってるんで、作品作りは正直どうでもいいんだがね・・。 まぁ、カムイ君も、こういう写真の会に何年か所属すると、そういう流れが理解できると思うよ。

オホーツク縦貫鉄道の夢  第2回  納沙布岬~根室駅

オホーツク縦貫鉄道の夢  第2回  納沙布岬~根室駅

さて、我が国の最東端である納沙布岬を後にして、この国の最も東の町である根室市街に向かう。根室半島突端の納沙布岬から根室市街へは、海岸沿いに周回するように東廻りと西廻りの道がつけられいる。 だが集落は東廻りの道路上にしかなく、公共交通機関のバスも東廻りにしかない。 当時は車をもってないハイティーン(死語)だったので、バスで東廻りのルートを取らざるを得なかったし、四半世紀振りに訪れた今回はレンタカ...

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オホーツク縦貫鉄道の夢  第3回  根室駅・東根室駅

オホーツク縦貫鉄道の夢  第3回  根室駅・東根室駅

2回の話数をかけて、納沙布岬から根室駅までをめぐってきた。さて、この根室駅からは『オホーツク縦貫鉄道』のお題通り、鉄道に乗ってめぐっていこう。 急行【ノサップ】のサボ・・ 急行の列車名は旅情を駆り立てる名称が多い・・  さぁ、いよいよ鉄道線めぐりである。 『オホーツク縦貫鉄道』のローカル線たちが在りし時代は、気動車の急行列車の全盛時でもあった。 その当時は、根室より札幌まで直通する急行...

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No title * by オータ
もっと昔は、函館まで上り急行ニセコが直通していましたね。15時間くらいかかっていたとか。
根室は鉄道で訪れていないので、詳しく書いていただけるとありがたいです。

No title * by 風来梨
オータさん、こんばんは。

そうですね。 私の一世代前なので見た事はありませんが、寝台付の普通列車【からまつ】もあったし、【おおぞら】も函館発だったようですね。

これは聞いた笑い話?ですが、苫小牧を20分先に出たキハ80の特急【北斗】が、冬になるとしょっちゅう様似発の急行【えりも】に抜かれていたとか・・。 原因は、キハ80が雪に弱いポンコツで、キハ56は極寒冷地仕様で寒さに強かった為だという事だそうで・・。

次は、風連湖や温根沼、春国岱の野鳥の楽園を訪ねてみようと思います。

オホーツク縦貫鉄道の夢  第4回  西和田駅より風連湖へ・・

オホーツク縦貫鉄道の夢  第4回  西和田駅より風連湖へ・・

我が国最東端の駅・東根室を出た列車は大きく周り込む様に進路を取り、根室半島の東海岸の方へ向かう。だが海辺は通らずに、1.5km程内陸を進んでいく。 やがて根室市街の住宅が途切れ、市街地とは別のひと塊りの集落を見ると貨車駅・花咲に着く。 ここから花咲の港や岬へは2kmほど離れている。  花咲の駅を出ると集落は途切れ、原野とは言い辛い荒地のような中を進んでいく。花咲駅を出て程なく根室市街へと結ぶ主...

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No title * by オータ
まさにまさに地の果ての楽園! 何でもアリという感じわかります。
自然が好きな人なら、何日いても飽きないことでしょう。

No title * by 風来梨
オータ様、こんばんは。

見て頂いてありがとうございます。
根室へ旅するなら、是非とも訪れたい所ですね。 この春国岱は。
鳥が一斉に羽ばたくシーンやエゾシカが群れを成して湿地を渡るシーンは大陸的な情景で、これを目にすると今自分は旅してるんだ・・という気持ちをかみしめる事ができます。

来年も行きたいな・・と考えています。

オホーツク縦貫鉄道の夢  第5回  温根沼~西和田~落石

オホーツク縦貫鉄道の夢  第5回  温根沼~西和田~落石

さて、『オホーツク縦貫鉄道の夢』の第5回目は、前回で訪れた風連湖・春国岱の隣にある温根沼の朝景を味わってから西和田駅に戻り、次の下車駅である落石まで話を進めよう。 風連湖や春国岱は根室半島の西側でオホーツク海に面しているので、夕陽や落日の情景が特にお勧めだろう。なら、朝の日の出は・・というと、やはり陽の昇る東側に湖沼や湿地帯が広がる温根沼が素晴らしい情景を見せてくれる。 それでは、その美しい情...

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No title * by オータ
-14℃の朝ですか! 寒かったでしょうが、こんな美しい光景が見られるのですね… 傑作です!

そして落石駅の幻想的な夜景…かつてこの辺りの駅は皆有人でした。乗降客は少なくても、郵便物や手荷物・小荷物扱いのため25年ほど前までは、駅員が配置されていたのです。それは私が旅し始めた頃のことで、廃止前にそんな荷物の積み下ろしなどを見れました。

No title * by 風来梨
オータ様、こんばんは。

あの情景は心を熱くしてくれました。 思わず手袋を脱いで、素手でシャッターを押していました。

それと、落石駅や西和田駅・花咲駅ですが、昔に買った宮脇俊三著書の『北海道690駅』に、取り壊される前の駅舎が載っていました。 どれも、木造の立派な駅で、古きよき時代が偲ばれました。

鉄道の原風景を一度でも見た者は、やはりそれの虜になってしまいますね。

No title * by オータ
拝復、「北海道690駅」は私にも資料として、とっても!価値があって重宝しています。配線図や小さいながらほとんどの駅の写真がありますからね… 当時の旅について書く時、必ず見返すようにしています。

No title * by カムイ
先輩! 例会以来のお久です。

すげー、綺麗っすねぇ。 北海道の朝って・・。 それと、先輩のホームページの旅行記見ましたよ~。 日高線が最高っス。 さすが、オレの鉄道写真のお師匠さんだけありますね~。

あんなのやこんなのを見せられると、すぐにでも初の北海道遠征がしたくなっちゃうスよ。

No title * by 風来梨
オータ様、こんばんは。

ほんとに役立つ本ですよね。 今の配線図と比較するのも楽しいし・・。 これと、もう倒産しちゃったけどワラジヤの道路地図は、我が旅の計画時のアイテムとなっています。 ワラジヤの地図の観光案内ガイドは秀逸なんですよね。

No title * by 風来梨
カムイ君、久しぶり!

>さすが、オレの鉄道写真のお師匠さんだけありますね~。
いやいや、チミの方が鉄道写真に対して熱心だし、何でも貪欲に撮ってるからすぐに下克上となるよ。 1年後、ワテがセンセェ~ってすがりついてるかも・・。

まぁワテは、新型撮らない・・、電車撮らない・・、年に数回しか撮らない・・、SL興味ないから撮らない・・、地元大阪では撮らない・・と選り好みが激しいから、積み上げはないよな・・。

オホーツク縦貫鉄道の夢  第6回  落石岬と海岸段丘

オホーツク縦貫鉄道の夢  第6回  落石岬と海岸段丘

『オホーツク縦貫鉄道の夢』の第6回目は、最も心の中に抱く『岬』のイメージを魅せる落石岬と、それに続く海岸段丘を訪ねてみよう。 そして、このシリーズで初めて、鉄道撮影もしてみようと思う。 前回は落石駅の夜の風景を御披露した事であるし、今日の行程は朝夜明け前からの行動が望ましいので、この落石で宿泊した事を前提として話を進めよう。 ちなみに、落石周辺の宿泊施設のデータはないので悪しからず。&nb...

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No title * by オータ
こんばんは。ロラン局は45年くらい前まであったそうですね。
航海する船に、信号を出しつづけていたとか…
国道を一度通ったことがあるので、想像はつくのですが、やはりこんなさびしいところだったのですか…

No title * by 風来梨
オータ様、こんばんは。

20年ほど前に初めて立ち寄った時は、記述にあるようにほったらかしの廃墟で、中はコンクリートの結露が鍾乳石となっていた記憶があります。 中はがらんどうで、本当に放ったらかし状態だったような・・。 でも、今回訪れた時は、建物は綺麗にお色直しされて、戦前に使ってたかのようなレトロのプレートが掲げてあり、鉄扉も新調されて錠前が掛けられていました。

たぶん、文化財指定でも受けての事だと思います。
20年前と180度間逆の対応を見ていると滑稽に思えましたね。

オホーツク縦貫鉄道の夢  第7回  糸魚沢とチライカリベツ川

オホーツク縦貫鉄道の夢  第7回  糸魚沢とチライカリベツ川

『オホーツク縦貫鉄道の夢』の第7回目は、ちょっと寄り道して貴重な木造駅舎が現存する糸魚沢駅とラムサール条約登録湿地である別寒辺牛(べかんべうし)湿原から厚岸湖に注ぐチライカリベツ川を訪ねてみよう。 自然とロマンの宝庫・落石岬の探勝を終えて・・ 落石岬など落石の名所を心ゆくまで堪能したなら、落石駅より列車に乗って西に進もう。落石駅を出た列車は、先ほど風景鉄道撮影をした海岸段丘の縁を一瞬かすめ...

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オホーツク縦貫鉄道の夢  第8回  霧多布湿原・霧多布岬 周遊

オホーツク縦貫鉄道の夢  第8回  霧多布湿原・霧多布岬 周遊

『オホーツク縦貫鉄道の夢』の第8回目は、前回予告の通りに季節は変って『躍動感溢れる北の夏』となる。 なぜならば、架空・空想旅行と言う事で、話の展開上では筆者の都合が最優先されるからである。 ・・と言う訳で(どんな訳?)、夏の花咲き乱れる海沿いの湿原・霧多布をめぐってみよう。そして、その地が魅せる穏やかな情景を堪能しよう。 それでは、筆者が魅せられた道東・霧多布の魅力的な夏をひとつまみ・・。 ...

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No title * by ed75
はじめまして。101Dさんよりお邪魔させていただきました。
霧多布は2度訪れました。
1回目は文字通り霧の中。
2回目は初夏快晴でした(滅多にないそうです)。
快晴時の霧多布は美しいの一言です。

No title * by 風来梨
ed75さん、こんばんは。
コメントありがとうございます。

霧多布は、その名の通り霧の多い所です。 それだけに、野馬や霧の露に濡れた湿生植物が雰囲気を盛り上げてくれます。
また、快晴時に湿原を見下ろす高台から前景を望むのもいいですね。

私の時はアヤメヶ原と岬の時は霧風景となり、湿原を見下ろせる火散布沼前の丘陵地や霧多布の湿原では晴れ間が広がる絶好のコンディションでした。

後、この先の春国岱も凄くいいですよ。

オホーツク縦貫鉄道の夢  第9回  標津線・奥行臼原野

オホーツク縦貫鉄道の夢  第9回   標津線・奥行臼原野

しばらく開いてしまったが、この開きは季節がジャンプするには丁度良い(何が?)。それでは、オホーツク縦貫鉄道の夢の第9回目は、春か訪れる前のいっときに標津線の奥行臼を訪ねてみよう。“春遠からじ”の別海原野をゆく 前回は、この『オホーツク縦貫鉄道の夢』の“さわり”の部分である根室~厚床を記してきた。だが、この区間は肝心の“オホーツク”がほとんどなかった・・のである。 そして、この厚床~中標津~根室標...

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No title * by オータ
厚床の小さな駅舎のキオスクで、ほたて弁当を買って11時前の中標津行きに乗って食べました。秋だったのでキハ40単行でした。
台風が海上を通り過ぎていて、あまりの切なさに駅前の電話ボックスから100円玉がなくなるまで母と話した記憶があります。齢18、初めての北海道でした。

No title * by 風来梨
オータ様、こんばんは。

秋の北海道・・、行ってみたいですね。
標津線のアップダウンと紅葉の並木・・
想像しただけでヨダレが・・