『日本百景』 秋 第599回 黒姫山 〔長野県〕春の妙高・笹ヶ峰高原より望む雪の黒姫山※ 黒姫山全体を撮った写真はコレしか無かったの・・ 黒姫山 くろひめやま (戸隠妙高連山国立公園)長野県上水内郡信濃町にある標高2053 mの成層火山で、南東方向より見た整った姿から郷土の富士の高嶺として『信濃富士』とも呼ばれている。 斑尾山、妙高山、戸隠山、飯縄山と共に北信五岳のひとつに数えられている峰で、妙...
『日本百景』 晩夏 第598回 30年ぶりの五竜・鹿島槍・その4 (鹿島槍ヶ岳~下山) 〔長野県〕美しい双耳峰を魅せる鹿島槍ヶ岳※ 秋に鹿島槍で引き返した時の山行で撮影 鹿島槍ヶ岳 かしまやりがたけ (中部山岳混率公園)富山県黒部市・中新川郡立山町及び長野県大町市にまたがる後立山連峰の標高2889mの峰で、後立山連峰の盟主とされる峰である。 中部山岳国立公園内にある。 山頂は南峰(標高2889 m)と北峰(標...
『日本百景』 晩夏 第597回 30年ぶりの五竜・鹿島槍・その3 (八峰キレット) 〔長野県〕八峰キレットの核心部:鎖とハシゴが連続するもそれほどキツい上下はなく思ったより通過は簡単だった 八峰キレット はちみねきれっと (中部山岳国立公園)北アルプス・後立山連峰の五竜岳と鹿島槍ヶ岳の間にあるキレットで、富山県・長野県の県境を成している。 南岳と北穂高岳の間にある大キレットと、天狗ノ頭~唐松岳...
『日本百景』 晩夏 第596回 30年ぶりの五竜・鹿島槍・その2 (五竜岳) 〔長野県〕爽快な空の下を名峰・五竜岳へ 五竜岳 ごりゅうたけ (中部山岳国立公園)北アルプス・後立山連峰にある標高2,814 mの峰で、山体は富山県黒部市と長野県大町市にまたがり、山頂部は富山県側に位置する。 男性的な山容で、岩峰の醸し出す美しい姿を魅せている。『竜』のみを旧字体にして、五龍岳と表記される事もある。八峰キレッ...
『日本百景』 晩夏 第595回 30年ぶりの五竜・鹿島槍・その1(遠見尾根~五竜山荘)〔長野県〕30年前に魅せられた景色をもう一度・・※ 30年前の遠見尾根にて 遠見尾根 とおみおね (中部山岳国立公園)後立山連峰の中央部に位置し、我が【名峰百選】に選びし名峰・五竜岳・・。 この『五竜』の名は、この峰の頂にある雪形が武田氏の家紋である割菱を模り、これが『御領菱』から訛って『五竜岳』となったものである。 そ...
『日本百景』 夏 第594回 カムイミンタラ大回遊・その8 (双子池~オプタテシケ山~十勝岳~富良野岳)〔北海道〕三川台より望む十勝連峰の山なみ 十勝岳 とかちたけ (大雪山国立公園)北海道の中央部にある上川管内の美瑛町・上富良野町と十勝管内の新得町にまたがる標高2077 mの活火山で、十勝岳連峰(十勝火山群)の主峰である。 山名は十勝川の源流の山である事から採られている。大...
『日本百景』 夏 第593回 カムイミンタラ大回遊・その7 (トムラウシ・南沼~黄金ヶ原~双子池)〔北海道〕あの大地が白く光る所まで歩いていこうあの光が何なのかを確かめる為に 黄金ヶ原 こがねがはら (大雪山国立公園)トムラウシ山の東側にある五色ヶ原とは別に、山を挟んだ反対側にも五色ヶ原を凌ぐ規模の広大な花の野があるのを御存知だろうか。 そこは、トムラウシからの下山路...
『日本百景』 夏 第592回 カムイミンタラ大回遊・その6 (ヒサゴ沼避難小屋~トムラウシ日本庭園~トムラウシ山)〔北海道〕白雲岳避難小屋より望む高根ヶ原とトムラウシ山の織りなすモルゲンロード:トムラウシの王冠のような山容が印象的だ トムラウシ山 とむらうしやま (大雪山国立公園)北海道中央部、上川管内美瑛町と十勝管内新得町の境にそびえる大雪山系南部の標高2,141 mの山で...
『日本百景』 夏 第591回 カムイミンタラ大回遊・その5 (忠別岳避難小屋~五色ヶ原~ヒサゴ沼避難小屋)〔北海道〕花とトムラウシの織りなす奇跡の絶景 五色ヶ原・沼ノ原 ごしきがはら・ぬまのはら (大雪山国立公園)五色ヶ原に優るお花畑はなく、沼ノ原を凌ぐ湿原もない。 そして、人影もまばらで原始の香り立つ『奥大雪』の最奥。 この素晴らしき大自然を味わうには、必ず山...
『日本百景』 夏 第590回 カムイミンタラ大回遊・その4 (白雲岳避難小屋~高根ヶ原~忠別岳避難小屋)〔北海道〕神秘の絶景を魅せる大平原それが高根ヶ原(カムイミンタラ)だ 高根ヶ原 たかねがはら (大雪山国立公園)表大雪の南端である白雲岳 2230m を越えると、大雪縦走路は次のピークである忠別岳 1963m まで7kmに渡る大平原となる。 この標高1700m辺りに広がる大平...