圧倒的な才能ってあるんだと、あらためて思ったんです。
なんの話かって。
HULUで放映していたオーディション番組がありまして、そこで、BE:FIRSTというグループができるまでを放映したんです。
2021年の話です。
それからオーディション系のサバイバルドキュメントにはまってます。血が騒ぎます。
こうしたオーディション番組が面白しろいと目覚め。
そして、昨年9月頃かな。
X-japanでドラムとピアノを演奏していたYOSHIKIさんがプロデュースするオーディション番組がありました。
『YOSHIKI SUPERSTAR PROJECT X』
やはり、HULUでの配信です。
とりあえず、いろいろ紆余曲折がありすぎて、半分、これじゃあ、グループのデビューなんて無理だろうな、なんて生暖かい目で見ていました。
実はわたし、X-japanに詳しいわけでもなく、ドラムやピアノを壊した天才肌のミュージシャンとしてYOSHIKIさんを認識しているくらいの、ファンでもなんでもないんですが(ファンの方、ごめんなさい。素晴らしい実績を残された方だと思います)。
長々と書いてきましたが、ことは単純で。
何が言いたいかと言うと、『YOSHIKI SUPERSTAR PROJECT X』から、ボーイズグループがデビューした、そのデビュー曲がすごく好きって話です。
グループ名は「XY」
デビュー曲「Crazy Love」
8人のボーカルダンスグループと5人のバンドとしてデビューです。
「Crazy Love」
3日で楽曲を作ったなんて、そんなことを思わせないメロディーラインと、ラップパート。
わたしの感想が凡人すぎで、お恥ずかしいけど。
この曲を聴き、ダンスを見て、表現とは単純なひとつの要素からだけでは成功しないと感じたのです。
そして、表現とは傷つきやすさと対をなすのではないかとも思い至りました。
エモーショナルな感情を呼び起こすには、聞くものの心の奥底、普段は核に包み、隠している繊細な感情、つまり人の傷つきやすさを掘り起こすことが大切なのだと思った次第です。
この要素が成功してこそ、心に突き刺さる作品ができるのじゃないかって。
YOSHIKIさんは、このデビュー曲を三日で作り、発表する当日の朝まで詩の変更をしたそうです。
これについていくグループも大変ですけど。
楽曲自体は、割とシンプルな作りで、同じフレーズを繰り返すことで、曲調を盛り上げていくだけなんですが、それが何とも何とも美しい。
ラップ部分では、ダークな愛が強調され、バラード部分に心が癒される。
美しい天使の声と、ダークな声の悪魔が同時に存在するような曲です。
ため息しかなくて、こういうことに必死に感動する自分を好きであったりします。
年を取ると感動することが少なくなる。これは事実でもあり、事実でもない気がします。
何が言いたいのかわからなくなってます。
天才が努力した結果の才能には、本当にかなわないなって、それを書きたかったこともあります。
オーディションを見ながら、YOSHIKIさんの無茶振りに笑い、これでは、絶対にいいものができないなんて、凡人アメは思っていました。そんな不安も全てぶち壊して、やってくれたわけです。
終わり良ければ、すべて、よし。
グループとしては、まだ、これからなんでしょうが。
次の曲がすでに楽しみでしょうがない。
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アーティストの世界では、こうした圧倒的な才能が努力を怠らないと、誰も勝てん、なんて思いです。
ちょっと前は、WBCで日本の誇る天才二刀流、大谷選手に脱帽していたんですが。
日本、いろんな世界で、なかなかやるね。
なぜか、それが嬉しい。
みな、応援しております。がんばれ、日本、皆さん、そして、わたし!
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この流れで言うかって話ですが。厚顔無恥に宣伝です。
カクヨムで下記、小説を連載しております。
お暇なおりにお読みくださると嬉しいです。