鳥の目の特殊性と異世界ファンタジー
現在、カクヨムコンというウエブ小説コンテストで異世界ファンタジーの作品を公開しています。主役の一人にクロードがいます。彼は翼族という設定です。
翼族とは、作品のなかで鳥人に分類しています。
ところで、鳥の能力ってご存知でしたでしょうか?
古代には恐竜だったと言われる鳥類。
夜は目が見えない。それを鳥目と言うと思っておりました。
これ、誤解だそうで、ニワトリが夜間によく見えないため、鳥全般も夜が見えないと、勝手に思い込まれているのだそう。
では、鳥の目は本当はどう見えているのでしょうか。
あまり知られていませんが、人とは別の面白い特殊能力を持っています。
人間には見えない紫外線を見ることができるのです。
鳥の色範囲は、驚きの4原色!
人の目は実際には3原色しか見えていません。
赤、青、緑。
この光を感知することができるのが、人の目です。
いろんな色が見えるのは、この三原色の組み合わせで見えているようです。
例えば、黒はすべての色を混ぜた色。
黄色は、赤に緑を混ぜた色。
紫色は、赤に青を混ぜた色。
という具合です。
では、鳥には、この3原色、赤、青、緑以外に何が見えるかというと、紫外線なんです。
もともと古代の恐竜が進化したのが鳥と聞いています。
だから、恐竜も4原色が見えていたことになる。世界はどう見えていたんでしょうか。
紫外線とは、 380 nmよりもさらに短波長(左側)の領域です。
これには案外と重要な役割があって、人の目には単色でしか見えない、たとえば植物の実など。その実が太陽光(紫外線)に反射するなら、光って見えたりするのです。
また、人間の目、視野のスイートスポットは片目に1つ、両目合わせて2個しかありません。
しかし、鳥は視野のスイートスポットを片目に2つ、両目合わせて4つ持つという研究成果があります。
つまり、鳥は片目で人間の両目と同じ性能を持っているんです。
これを応用して、翼属のハーフとして生まれた、異世界ファンタジーの主人公であるクロードは300度の視野を持っています。いわば鳥の目です。
さらに飛べる。
この能力から、クロードの活躍がはじまります。
お読みくださると、とても嬉しいです。
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現在、もう一昨、恋愛心理ミステリ長編作品も毎日、公開しております。
ミステリー作品ですが、公開は10月から。悪手だと言われましたが、やはりその通りで埋もれております。
よほどの人気の方でない限り、カクコンには、12月1日前後に公開するほうが良いと思います。この作品、10月頃はミステリー部門で1位。その後も2ヶ月は10位以内に入っていたのですが。12月からどんどん下がってきました。
やはり、お星さまが入らないと難しいですよね。頑張ります(ショボン)
カクヨムコンで頑張っております。お星さまなど、もし、お星さまなど、レビューとか、そんな身の程知らずの贅沢。けっして望みません(大嘘)。
でも、お読みいただけると、本当に嬉しいです。