2021-07-01から1ヶ月間の記事一覧
調子はまあまあ、といった感じです。 『夢の木坂分岐点』筒井康隆 サラリーマンの主人公が、多重的な人生を夢経由で移行していき、全体がメタフィクション化する幻想文学作品。ただユングやフロイトを背景にしたところやサラリーマンの生活や内面といったフ…
時事ネタはどうもあれこれ考えてしまうので、ブログに書くのは苦手で(反応がヴィヴィットなtwitterだと、もっとかもしれないが元気な時はたまに書いてたな)、極力避けている。 が、いちおう記録しておいた方が良いかなと思い、書いてみる。 渋谷陽一とその…
今年はルパン三世アニメ化50周年とかで、WOWOWプラスでルパン三世のアニメをいろいろ放送している。 そういえば評価の高い劇場映画の第一作、第二作を除けば観たことなかったよなー、と気づいた。 とはいえ、劇場用とTVスペシャルを合わせると当然かなりの数…
ランキング参加中読書 国書刊行会《未来の文学》がついに完結。 フェアのやっているジュンク堂書店藤沢店に行って、冊子を入手した。 最初の冊子には第1回配本ジーン・ウルフ『ケルベロス第五の首』 2004年夏刊行予定とある。(実際に刊行されたのは2004年7…
丸屋九兵衛さんオンラインイベント(2021年6月)いつものことだが備忘録的に。 ・【Q-B-CONTINUED vol.59】種の保存スペシャル! 道徳的に認められないLGBTQで振り返る世界史と日本史 丸屋さんの専門分野((?)だけに毎度動物の生態学や歴史いろいろ新しい…
先日、自分がNYにいた頃の大リーグの話を書いた。 すると今度は、そのパッとしなかったヤンキースが気になってきた。 やはり脇道好きなのですよね、当ブログ(苦笑)。 これも資料はある。いい時代だよね。 1973年のア・リーグのチーム成績とヤンキースの個…
「草の上の月」(1996) ロバート・E・ハワードの伝記的な映画があると知り、DVDを購入。ハワードの生涯には興味があるのよね。ハワードの短い生涯で唯一交際したノーヴェリン・プライス・エリス (Novalyne Price Ellis) による、ハワードの回想録"One Who Wal…
まあなんとかかんとかやっていて、本も読んでいます。 『博物館の裏庭で』ケイト・アトキンソン ケイト・アトキンソンの処女長編。『ライフ・アフター・ライフ』と共通する、イングランドの平凡な家族の日々を戦争の影を映しながら苦いユーモアを交えて描い…