秩父の有名なお祭りといえば、毎年12/2と12/3に行われる秩父夜祭。
実際にこの2日間に秩父に訪れたことがある人もいれば、仕事などの関係で休みがとれず、秩父夜祭に行ったことがないという方もいると思います。秩父夜祭は日にちが固定なので、毎年曜日が変わります。
そんな方におすすめなのが、秩父まつり会館です。秩父神社のすぐ隣にありアクセスもしやすい秩父まつり会館で、秩父夜祭を体験してみください。
ここでは、秩父夜祭に参加したことがある人にもない人にもぜひ訪問して欲しい、秩父まつり会館について紹介していきます。
秩父まつり会館とは
秩父まつり会館はおもに、①屋台・笠鉾(かさほこ)を間近で見られてプロジェクションマッピングも行われる屋台・笠鉾コーナー、②秩父夜祭の歴史を資料と共に紹介する資料展示コーナー、③秩父の祭りを3D映像で紹介する3Dシアターの3つに分かれています。
その他にも、秩父のグッズを販売している売店や、行楽シーズンのみ行われる実演コーナー、記念撮影コーナーなどがあります。
いちばんのおすすめは、プロジェクションマッピングも行われる屋台・笠鉾コーナーです。実際に秩父夜祭に参加しているような体験ができます。
約40分で館内を見て回ることができます。
屋台・笠鉾コーナー
屋台・笠鉾コーナーは入り口から入ってすぐの右手にあります。国の重要文化財である屋台と笠鉾を目の前でじっくり見ることができます。
左側が沢山の造花が特徴の笠鉾、右側が屋台です。
実際の秩父夜祭の時には、ここまで近くで見ることはできませんので、秩父まつり会館でしかできない体験です。
屋台の後ろ側や車輪の部分までのぞき込んでじっくり見ることができます。
屋台・笠鉾コーナーは吹き抜けになっていて、2階からも屋台と笠鉾を見ることができます。
下からは見えにくい、屋台の飾りや屋根の部分も、近くでよく見ることができます。
時間ごとにプロジェクションマッピングが行われていて、実際の秩父夜祭の雰囲気を体験できます。ここでは一部をご紹介します。
資料展示コーナー
秩父まつり会館の2階に資料展示コーナーがあります。
資料展示コーナーの入り口のところに古い神輿(みこし)が展示されています。
この神輿は約450年前の室町時代に作られたもので、江戸時代末まで使われていたものです。
秩父夜祭の移り変わりなどもまとめられていて、一目で歴史がわかります。
他にも資料や、屋台の車輪なども展示されていて近くで見ることができます。
屋台や笠鉾には向きを変えるハンドルがついていないのですが、数十トンもの屋台や笠鉾をてこの原理で方向転換させるときに使う、ギリ廻しも展示されていました。
3Dシアター
30分おきに約10分の3D映像で秩父のまつりを紹介する3Dシアターは、1階の屋台・笠鉾コーナーにあります。
3Dメガネをかけて、秩父の祭りについての解説映像を見ることができます。3Dシアターの中は撮影禁止になっています。
上映時間の少し前に呼び出しをお願いすることもできますので、呼び出しが必要な方は係の人にお願いしてみてください。
売店
売店には秩父夜祭に関するグッズや本に加えて、秩父市のイメージキャラクター「ポテくまくん」のグッズも売っています。
秩父まつり会館の営業時間・入館料金やアクセス・駐車場
入館料金
個人 | 団体 | |
一般 | 500円 | 450円 |
小・中学生 | 250円 | 200円 |
※団体は25名以上、障害者手帳をお持ちの方は無料です
ペットを連れての入館はできませんが、補助犬の同伴は可能です。
開館時間・アクセス
秩父まつり会館
〒368-0041 埼玉県秩父市番場町2-8
開館時間 9:00~17:00(4月~11月) 10:00~17:00(12月~3月)
休館日 第4・第5火曜日、12/29~1/1
最寄り駅は秩父鉄道秩父駅です。秩父駅から約3分くらい。すぐ隣には秩父神社があります。
駐車場
秩父まつり会館のすぐ隣に、20~30台駐められる無料駐車場があります。
また、もし無料駐車場がいっぱいでも近くにコインパーキングなどもあります。
まとめ
秩父夜祭を体験して学ぶことができる秩父まつり会館。
ちなみに秩父まつり会館裏手の線路脇にはアニメ「あの花」で登場した看板などがあります。
秩父まつり会館は秩父神社のすぐ隣にありますので、ぜひ秩父神社参拝と一緒に立ち寄ってみてください。
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