周囲を陸に囲まれた瀬戸内海は豊かな生態系を育んでいる一方で、乱獲や温暖化により漁獲量減少という課題に直面しています。
この豊かな海がもたらす恵みを多くの方に届け、未来につなげるため、持続可能な漁業実現に取り組んでいます。

その一つとして大漁のときに全てを市場で販売せず備蓄をする「集荷備蓄事業」を行っています。需給バランスの管理だけでなく、水揚げ時に傷ついた魚を低塩分飼育（広島県特許技術）し、傷の回復を促すことで魚を健康な状態で出荷しています。

他にも、福山大学が開発した養殖技術を活用し、“海の女王”とも呼ばれるシロギスの完全養殖に成功しました。「獲る漁業から育む漁業へ」を目指しています。

●－KURAHASHI CHANNEL－
魚の良さを知ってもらうための取り組みとして、旬の紹介や魚のさばき方をYoutubeにて発信中！

●尾道ケンスイ朝市
地元の漁師から直接仕入れた魚は新鮮さに自信あり！　プロの目利きと触れ合う場として地元の方々に好評です。

その他にも、地域貢献の一環として福山市の小学校を対象に社会科見学の受け入れを実施しています。市場を間近で見学していただき、仕事や仕組みを覚え、魚の紹介を行うことにより、魚食文化への興味を高めます。