アグリーベティ・ダニエルの声はこの人!東地宏樹の海外ドラマ吹き替え│海外ドラマは吹き替え派
訪問ありがとうございます。海外ドラマの吹き替えで気になる声優さんと、演じた新旧交えたドラマのキャラクターを自分勝手に解説中!主役はもちろん、サブや1話限りの吹き替えなど、とにかく印象に残ったキャラを紹介。また、レビューや視聴中のドラマ紹介、ブログ運営にまつわることなども投稿しています。コメントはお気軽に!

アグリーベティ・ダニエルの声はこの人!東地宏樹の海外ドラマ吹き替え

タフで男前率高し!選びきれない東地宏樹さんのドラマ吹き替え

低くて太めのいい声、東地宏樹さん。
とにかく吹き替え作品が多い!で、選びきれない!でも選んでみた。
選んだ基準は、もちろん自分が観たドラマ&キャラが自分好みかつ印象的かどうか、以上です。
ウィキペディア見てみてください、すんごい出演作品が多いので。
※紹介しているのは私が今まで観たドラマ限定です。

お坊ちゃんはどう変わった?アグリー・ベティのダニエル・ミード

 

 
 
 
 
 
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(↑向かって一番右がダニエル。vanessawilliamsofficialより)

『アグリー・ベティ』、結構前の作品ですね、2008年からNHKで放送されていたのを観てました。
東地さんは主人公ベティが務める出版社オーナーの息子、そしてファッション誌「モード」の編集長でもあるダニエル・ミードの声を担当。

お金持ちでイケメン、女性にモテます。
いろんな女性を泣かせてきたプレイボーイ、ちょっと鼻につく男ですね。
で、秘書になった決して美人とはいえないベティを最初はバカにしてるんですが、だんだん彼女の有能さに気づき、大切な友人になるのです。
ベティの頭の良さとポジティブさ、そして家族を大切にする優しさがお坊ちゃんダニエルをだんだん一人前の男性に変えていくんですよ。

プレイボーイの彼ですが、ある日運命の人と出会います。
それが友人の彼女モリー。
今までのモデルのような見た目重視の恋人とは一線を画す自然体な彼女にダニエルは惹かれていきます。
でね、ダニエルがとっても誠実な男に変わっていくんですよ、かっこいいの、私の中の好感度急上昇。
でも彼女とはある日永遠の別れがやってきて…。

東地さんの声は低くて太めの男性らしい声なんですが、なぜかチャラいダニエルに違和感がなく、かえって軽さが際立つ感じに。
ちょっと頭悪そうな感じがまたダニエルらしくてかわいいの。
東地さんの声のイメージってこんな感じあんまりないと思うんですが。
ダニエルみたいな等身大のキャラの声もいいなぁと思わせてくれる作品です。

『アグリー・ベティ』他の主な吹き替え声優
ベティ/冠野智美
ウィルミナ/五十嵐 麗
マーク/近藤 隆
アマンダ/斎藤恵理

問題解決屋!レイ・ドノヴァン ザ・フィクサーのレイ・ドノヴァン

(↑レイ・ドノヴァン。raydonovanより)

セレブの問題をあらゆる手を使って解決するフィクサーの主人公レイ・ドノヴァンのハードボイルドな生き様を描いたドラマ『レイ・ドノヴァン ザ・フィクサー』
東地さんは主人公のレイ・ドノヴァンを担当。

ハリウッドのセレブお抱え法律事務所ゴールドマン&ドレクスラーに持ち込まれるセレブがらみの問題を解決するのがレイの役目。
フィクサーというだけあって、問題が解決できれば手段を問わないということで、裏で手を回したり力技で解決したりとなかなかハードな仕事ぶり。
でもレイ、相手に一度は猶予を与えるんです、でそれを守らないとガッツリ痛い目にあわせる。
これはかっこいいと思う。
部下の元モサド工作員のアヴィや男前な同性愛者のリーナに毎日無茶ぶりしながら仕事をこなすレイ。
そんな彼の目の上のたんこぶは父のミッキー。
服役中のミッキーが予定よりも早く出所してくるところからドラマは始まります。

なんかね、レイ大変。
仕事では絶対的ボスのゴールドマンに、わがままなセレブ、身勝手なプロデューサーなどなど面倒な人ばっかり。
そこに一番面倒な奴、父ミッキー(樋浦勉)がやってきて、さらにトラブルの波が次から次へとやってくる始末。
そんな状況でも兄弟や家族を大切にするレイ。
いい男だな〜と思ってたらそうでもなかった(笑)。
妻を大切にしてると思ったら、やっぱり浮気はするし、仕事柄うそは日常で真実を知りたい妻はレイに対して不信感を募らせるばかり。
妻がなんか文句いい始めたら家買ったりセクシーな下着をプレゼントしたりと、にせの誠実を金にものをいわせて与えるタイプ。(でも妻のことは愛してるんです、これでも)
もう見てて痛々しったりゃありゃしない。
でも、彼が抱える子どもの頃からのトラウマを考えたら仕方がないのかもしれないけど。
都合の悪いことを片付けようとすると、次から次へと大切な人を巻き込んでぐっちゃぐちゃにする破壊屋レイ。

『レイ・ドノヴァン』の吹き替え的みどころは…
息子レイ東地宏樹 vs 父ミッキー樋浦勉の生々しい親子バトルでしょう。
戦う手段をたくさん身につけたレイに、老年ミッキーも経験値を生かした戦い方で応戦。(ミッキーなかなかやるんです)
バッキバキにかっこいい東地さんの声に、三国志TKの曹操をもっと下品にさせた樋浦さんのクソジジイぶりが素晴らしい!
そしてレイの弟バンチーの宮内敦士さんの聞いたことないような弱っちい吹き替え。
いろんなタイプの問題児勢揃いの『レイ・ドノヴァン ザ・フィクサー』はぜひ吹き替えで!
(まだシーズン2までしか観てないので頑張って完走目指します!)

(↑クソジジイ・ミッキーと息子たち。raydonovanより)

『レイ・ドノヴァン ザ・フィクサー』他の主な吹き替え声優
ミッキー/樋浦勉
アビー/冬馬由美
テリー/坂東尚樹
バンチー/宮内敦士
アヴィ/谷昌樹
リーナ/鷄冠井美智子

謎多きFBI捜査官、グレイスランドのポール・ブリッグス

 
 
 
 
 
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(↑ポール・ブリッグス。graceland_tv/Official Graceland page.より)

『西海岸捜査ファイル グレイスランド』ではFBI捜査官のポール・ブリッグスの吹き替えをしています。
FBIやDEA、税関などの潜入捜査官たちが一緒に暮らすシェアハウス「グレイスランド」を舞台にしたドラマ。
ブリッグスはグレイスランドのリーダー的存在で、仕事がデキる優秀&タフな男。
私が思う東地さんの吹き替えイメージに近いキャラとも言えます。

ブリッグスは伝説的な捜査官ですが謎の多い男で、グレイスランドの新入りFBI捜査官マイクは秘密裏にブリッグスを監視しろと命令を受けます。
それだけブリッグスには「何か」があってそれを隠しているということですが。

ドラマは潜入捜査ということもあり、正体がバレるかバレないかのハラハラあり、グレイスランド内の恋愛模様ありでとってもスリリングな展開。
ブリッグスは特にどこまで信用していいのか分からない人物で、何が本当で何が嘘か観てて分からなくなることも…。
で、たぶんシーズン2までしか観ていないのでラストがどうなったか消化不良のまま終わっています。
機会があったらちゃんと最後まで観たいですね、ブリッグスがどうなったか。

ブリッグス役の東地さん以外にも、ジェイクス役の桐本拓哉さん(この人もイケメン吹き替え率高し)、ペイジ役の甲斐田裕子さん、チャーリー役の小松由佳さんなどなど。
吹き替えがとても豪華&私好みなのもあり、より強く印象に残っています。

『西海岸捜査ファイル グレイスランド』他の主な吹き替え声優
マイク/羽多野渉
チャーリー/小松由佳
ジョニー/保村 真
ジェイクス/桐本拓哉
ペイジ/甲斐田裕子

頼れるボス、マスケティアーズのトレヴィル隊長

 
 
 
 
 
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(↑トレヴィル隊長。bbcone/BBC One now we’re suckin’ dieselより)

東地さんが吹き替える『マスケティアーズ パリの四銃士』のトレヴィル隊長、好きです。
以前も書きましたが、四銃士の中ではダントツにアラミス(イケメン担当)がお気に入りの私。
恋人にするならアラミス、でも結婚するならトレヴィル隊長ですね。(←誰も聞いてない)

トレヴィルは王宮に仕える銃士隊の隊長で四銃士の上司、部下からはもちろん王からも厚い信頼を得ています。
主人公の四銃士たちがトラブルに見舞われたときも必ず彼らを信じ助けるボス、とっても素敵なの。
ただ、まっすぐすぎて融通がきかないこともあり、生き方が少々下手な男。
でもこういう人って特に同性からの支持が高くてそういうとこも好き。

トレヴィルが仕える王様が少々頼りない王で。
これもドラマのお約束ですね。
その王様を操ってどうにかしたい男がリシュリュー枢機卿(吹き替えはドンピシャ大塚芳忠さん)、声が大塚さんというだけで初見でリシュリューは悪役決定!
リシュリューの策略に、四銃士やトレヴィル隊長が王や王妃を守る分かりやすいストーリー。
私がイケメンのアラミスがいい!とか言っているので女性向けドラマと思われるかもしれませんが、男性も楽しめるので一度観てみてください。
もちろん東地さんのトレヴィル隊長、要チェックです。

『マスケティアーズ パリの四銃士』他の主な吹き替え声優(主要人物の吹き替えは大塚芳忠さん参照)
ルイ13世/河本邦弘
アンヌ王妃/清水理沙
コンスタンス/花村さやか
ミレディ/林真里花

他にもこんなキャラクター吹き替えてます

私が今まで観たドラマ限定です。

BULLのDr.ジェイソン・ブル

(↑ジェイソン・ブル。bullcbsより)

東地さんは裁判を科学的に分析し、依頼人の裁判に役立つ情報を提供する審理コンサルタント会社TACを舞台にした『BULL / ブル 法廷を操る男』で、主人公の心理学者Dr.ジェイソン・ブルの声を演じています。
イメージは『メンタリスト』のジェーンを科学やデータで武装させた感じ。
そのデータ部門を担当するのが各方面のプロたち。
海外ドラマではお約束の元ハッカーとか元FBIとか、珍しいところでは依頼人のイメーッジアップを担うスタイリストまで勢揃い。
シーズン1を観ましたが、1話完結でまぁまぁ面白いのですが、ブル以外のキャラでこれぞ!というお気に入りが見つからなかったため、早々にリタイアしてしまいました。

エイリアニストのジョン・ムーア

(↑ジョン・ムーア。thealienisttntより)

(↑左からサラ、クライズラー、ムーア。thealienisttntより)

19世紀のNYを舞台に、サイコパスの犯罪心理を探求する主人公の精神科医クライズラーと彼の同級生ムーア、NY市警初の女性職員サラ(うえだ星子)、市警のユダヤ人兄弟が独自の捜査チームを組織し、事件を追うドラマ『エイリアニスト』。(ネットフリックスで配信中。2022.08.12現在)

東地さんが担当するのは主人公クライズラーの友だちムーア
ニューヨークタイムズの挿絵を担当する画家でお金持ちのお坊ちゃん。
婚約者に捨てられてからは酒に溺れ、売春宿に入り浸るように。
東地さんは主役を担当することが多く、ムーアのようにNo.2は珍しいかも。
そういうのもあって、ムーアという役はすごく新鮮で、私はかなりお気に入りのキャラ。
同じ捜査チームで幼馴染のサラに対する告白も、半分冗談半分本気というテレ隠し具合が女心をくすぐる!
私は主人公の頑固者クライズラーより、断然ムーア派。
あのクライズラーに直球で意見を言える貴重な一人。
サラと上手くいってほしいと思うものの、たぶん主人公のクライズラーといい仲になるんだろうなとちょっとがっかり。
まだシーズン1しか観ていないので、今後のムーアの恋の行方にも注目していきます!

アンダー・ザ・ドームのデイル・“バービー”・バーバラ

 
 
 
 
 
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(↑デイル・バーバラ。officialunderthedomecbs/Official Under The Dome Instagram Accountより)

『アンダー・ザ・ドーム』はスティーヴン・キング原作の小説をドラマ化したもの。
東地さんは主人公バービーことデイル・“バービー”・バーバラの吹き替えを担当。
最初、男性の名前がバービーと聞いてかわいいと思ってしまった私。
『アンダー・ザ・ドーム』は、ある日見えないドームに町全体が覆われるという奇想天外、先がまったく読めないドラマ。
バービーはこのドームに閉じ込められた一人、そこで親しくなる新聞記者のジュリア(安藤麻吹)と恋人になるのですが、東地さんと安藤さんの声の組み合わせが「THE・大人の恋愛」って感じでとても好きでした。

誰もがダイヤを愛してるのレオナルド・ノタルバルトロ

(↑真ん中がレオナルド。films_and_books_diaryより)

イタリアのドラマ『誰もがダイヤを愛してる』
実際の事件をもとにしているらしい。(この手のやつ好き)
東地さんは主人公のレオナルド・ノタルバルトロを担当。

ベルギーのダイヤモンドセンターでの10億円のダイヤの強奪を計画。
仲間を集めて計画するもレオ本人がちゃらんぽらんで、緻密な計画を立てて実行するなんて無理な話。
いろんなトラブルが発生しても、全部その場しのぎのいい加減さ。
そこがイタリアっぽいといえばそうなんだけど。

実話をベースにしているところと、東地さんの吹き替えというので期待してた。
でも多言語のドラマなので東地さん吹き替えは少なめで、声を存分に楽しめず。(字幕部分も多い&観にくい)
そしてレオ自体に魅力を感じないし、仲間のギーゴもサンドラもレオの弟も妻のアンナも誰ひとり共感も応援する気持ちも持てなかった。
ラストは見事に妻に裏切られたレオに納得。
泥棒、嘘、浮気などなどとにかく妻アンナはレオが許せなかった、それが全部ラストに集約。
そこだけはアンナよくやった!の気分。

カイルXYのトム・フォス

『カイルXY』、不思議なドラマです。
東地さんは主人公カイルの謎を知る人物トム・フォスを担当。
カイルはある日森の中で発見され、ある家族と一緒に暮らすようになるのですが、以前の記憶は何もなく、なぜかおへそがない謎の少年。
超人的な能力を持ち、その能力を伸ばそうとカイルを訓練するのがトム。
カイルは何者なのか、なぜおへそがないのか、トムはいったい何を企んでいるのか…謎だらけのストーリーですが、どうやら謎は解明されずドラマが終了したようです、残念。

トンイのソ・ヨンギ

トンイ』は李氏朝鮮時代、王の粛宗(スクチョン)の側室となる賎民出身のトンイを中心に描く韓国ドラマ。
主人公トンイを演じるハン・ヒョジュの可憐で透明感のある美しさといったら!
東地さんは当時の警察の役割を果たす左捕盗庁の従事官ソ・ヨンギを担当。
王宮が権力争いでドロドロの人間関係の中、数少ない誠実な人物でトンイの味方でもある彼。
演じている俳優チョン・ジニョンは当時40代後半、そこに東地さんの声だったのでとっても凛々しく若々しく見えたのを覚えています。

一部ですが、東地宏樹さんが声を演じたキャラクターを紹介しました。
超有名キャラの『プリズン・ブレイク』の主人公マイケル・スコフィールドも東地さんの吹き替え。
ただ残念ながら観てないのです、こんな人気ドラマを。

また、『スーパーナチュラル』の主人公ディーン・ウィンチェスターも東地さんが担当。
こちらも観ていません…、すんません。
ところで東地さんは途中から担当しています、そう声優の交代がありました。
そのあたりはこちらをどうぞ↓

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