チャック・CIAサラの声はこの人!魏涼子の海外ドラマ吹き替え│海外ドラマは吹き替え派
訪問ありがとうございます。海外ドラマの吹き替えで気になる声優さんと、演じた新旧交えたドラマのキャラクターを自分勝手に解説中!主役はもちろん、サブや1話限りの吹き替えなど、とにかく印象に残ったキャラを紹介。また、レビューや視聴中のドラマ紹介、ブログ運営にまつわることなども投稿しています。コメントはお気軽に!

チャック・CIAサラの声はこの人!魏涼子の海外ドラマ吹き替え

湿度低めの涼しげな声で美女の吹き替えを担当、魏 涼子さん

チャン・ツィイーにブリタニー・マーフィにマリオン・コティヤールなどなど、全世界の綺麗どころの吹き替えを担当する魏涼子さん。
魏さんの声のイメージは、耳にスーーーッと入ってくる爽やかでありながら女性らしさも感じるそれはそれはいいお声。
映画やドラマのヒロインの吹き替えがすんなり納得。
かといってヒロインばかり吹き替えするわけでもなく、いじわるキャラや敏腕エージェントに悪女までさまざまな美女を演じ分けています。
※紹介しているのは私が今まで観たドラマ限定です。カッコ内は吹き替えです。

美人すぎるCIAエージェント、チャックのサラ・ウォーカー

(↑チャック&サラ。projectintersectより)

魏 涼子さんは『CHUCK/チャック』で主人公のチャックの護衛をするCIAエージェント、サラ・ウォーカーの声を担当。
『チャック』は何系ドラマといったらいいのか…スパイアクションコメディ?
主人公のチャックが頭はいいけど要領が悪くて運動音痴でオタク、だけど純粋でかわいい憎めない好青年。

チャックは脳内に国家機密のデータを勝手にインプットされてしまったせいで狙われるはめに。
その護衛のために派遣されたのが魏さんが吹き替えるCIAエージェントのサラ。
ヒロインだから当然美人、そして高い格闘能力で敵をバンバン倒す逞しさもあり。
普段はフローズンヨーグルト店の店員として常にチャックの近くで目を光らせている彼女。
仕事中はツインテールのかわいい系、潜入するためのピタピタ全身黒装束もいいし、パーティーに潜り込むときのドレスアップもまぁそれは素敵なこと。
そういえば、サラを演じるイヴォンヌ・ストラホフスキーが出演する映画『白い闇の女』でも魏さんが吹き替えを担当しています。

同じくチャックを護衛するために派遣されているケイシー、吹き替えは『CSI:科学捜査班』のウォリックでおなじみの山野井仁さん。
チャックのお隣に住み、いかついガタイ&超武闘派のケイシーにあの声はピッタリ。
そういえば、どんくさくていつも足を引っ張るチャックをよく「ドアホ」呼ばわりしてて、う~んケイシーらしい愛を感じられて私は嫌いじゃない。

サラは、任務でチャックと関わることになるのですが、純粋で優しいチャックにだんだん惹かれていくという設定。
仕事と割り切っていたはずなのに、と揺れ動くサラ。
まぁチャックに惹かれるのはわからないでもないけど、サラにはもっといい男がいるんじゃないの?と思ってしまう。
ちなみにドラマ内の元カレ・ブライスは『ホワイトカラー』の主人公ニールも演じたマット・ボマー。
画面で見るとサラは170cmくらいかなと思っていたらなんと176cmもあるじゃないの!
チャックとケイシーが190cm超えなので彼女がそんなに背が高いと思わなかった。

チャックは脳内の国家機密データを利用しスパイとして現場に潜入することも多いのに、とにかくどんくさいためサラ&ケイシーによーく助けてもらう始末。
なので魏サラは「チャック!!」とよーく叫んでて、一生懸命助けてます、仕事とはいえあまりにお荷物なチャック、もうほっときゃいいのに!
チャックの吹き替えを担当する草毅さんの少年っぽい声と魏サラのしっかり者の声の対比!声からわかる力関係。
ちなみに草尾さん1965年生まれのアラ還ですよ!ちょっと!!
あのチャックの若々しい声にびっくり。

青年声の草尾チャックと美人でしっかり者の魏サラと、ドアホと護衛対象者を呼び捨てる山野井ケイシー、3人のキャラクターを声が的確に表していてぜひ吹き替えで観て!

『CHUCK/チャック』他の主な吹き替え声優
チャック/草尾 毅
ケイシー/山野井 仁
モーガン/粟野志門
エリー/寺川府公子

美人で性悪、私はラブリーガルのキム・カズウェル

(↑とってもキムらしいショット 。@DropDeadDiva/Drop Dead Divaより)

魏さんは『私はラブ・リーガル』の主人公の弁護士ジェーンの同僚キム・カズウェルの声を担当。
私思うに『私はラブ・リーガル』は『アグリー・ベティ』と同じジャンル「見終わって元気がでる系ドラマ」ではないかと。
共通点は主人公が超前向き&自分を変えずに突き進むけど周りに敵を作らないところ。
何かしら問題が起きても頭の良さで切り抜けていくたくましさとチャーミングさを持っているところが大好き。
でも魏さんはその主人公のライバル役の吹き替えですが…。

キム・カズウェルは弁護士で有能。
でも弱い人を助ける正義感あふれる弁護士かと聞かれれば答えはNo。
お金や注目度の高い裁判に目が無い野心家。
『アグリー・ベティ』でいうところのウィルミナ的な感じ。

主人公のジェーンを小馬鹿にしつつ、ジェーンの片思いの相手グレイソン(森川智之)に手を出し(ちょびっと付き合う)、所属する法律事務所の代表とくっつき子どもまでもうる!(でも結婚はしない)
ジェーンを常に敵視し、いつも上から目線。
自分が美人であることに絶対的な自信を持つ、典型的な同性から嫌われるタイプ。

ちなみにシーズン1の第1話に登場するキムは美人だけどどこか垢抜けない感じ。
高級ブランドのバッグに派手目のスーツ、でもどこか成金ぽいのが、シーズンが進むとどんどん垢抜けて素敵になっていく彼女、でも性格はイヤなまんまだけど。

魏さんの湿度を感じない声がキムの自己中心的な高飛車口調にぴったり。
面倒くさそうな依頼や興味がない依頼はジェーンに振って、えっ、あの裁判注目されてるの?じゃぁ私もヘルプで加わるわ!と自分勝手に仕事をこなす彼女、たまに依頼人に同情して弁護にスイッチが入ったりして、ときどきいい人になるけど根底はやっぱりいけ好かない女…。
そんなキムがグレイソンとちょっといい関係になったときは「グレイソン女見る目ないなぁ」とかなりガッカリ。

魏さんの吹き替えってこういう役、いいですよね~。
美しい声だからこそ余計に憎たらしくなるというか。
キムの高飛車感がすごくアップするし、やっぱりライバルはこうでなくちゃドラマが面白くない。
でもちゃんと男性のハートをつかむ色気も持ち合わせた声!それ私にちょうだい。

『私はラブ・リーガル』他の主な吹き替え声優(森川智之さんも参照)
ジェーン/野々目良子
グレイソン/森川智之
ステイシー/寺田はるひ
テリー/鯨 エマ

他にもこんなキャラクター吹き替えてます

私が今まで観たドラマ限定です。

24 -TWENTY FOUR-のルネ・ウォーカー

 
 
 
 
 
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Annie Werschingさん(@anniewersching)がシェアした投稿

(↑ルネ・ウォーカー。anniewersching/Annie Werschingより)

『24 -TWENTY FOUR-』シーズン7ではルネ・ウォーカーを担当。
彼女は上院の公聴会で責任追及を受けていた主人公ジャック・バウアーに捜査協力を依頼し、一緒にテロの阻止にあたるFBI捜査官。
ご存知テロの阻止のためなら手段を問わないジャックに翻弄されるも、だんだん彼に感化されるルネ。
ルネの上司ラリー・モス(咲野俊介)はルネに対して部下以上の気持ちを持っているようで、余計に二人の無茶な捜査にハラハラドキドキ&口を出しまくります。
エピソードが進むにつれジャックばりに口調が激しくなるルネ、要チェックです。

【追記】ルネ・ウォーカー役のアニー・ワーシングがガンで死去

ルネ・ウォーカーを演じていたアニー・ワーシングが2023年1月29日、ガンでお亡くなりに。
まだ45歳の若さ。
彼女は『BOSCH/ボッシュ』で主人公ボッシュといい仲になる新人警官ジュリアも演じていて(田中杏沙)、そばかすと赤毛がチャーミングな女優さんでした。
ご冥福をお祈りします。

(↑ボッシュでのアニー・ワーシング。anniewerschingより)

ザ・ルーキーのグレース・ソーヤー

(↑グレースとノーラン。therookieabcより)

40歳で警察官になった男ジョン・ノーラン(堀内賢雄)の新人警官奮闘記『ザ・ルーキー』
魏さんはシーズン2から登場する医師のグレース・ソーヤーを担当。
主人公ノーランの大学時代の恋人というほろ苦い思い出も。
病院で暴れる男を対応のためやって来たノーランと再会するグレース。
ノーランの方は懐かしさに喜んでいるものの、グレースはどこかひっかかることがあるようで、ノーランにちょっと冷たい感じ。
その理由は、大学時代にグレースではなく後に妻となる女性を選んだといういやな別れ方のせい。
でも大人になった二人は話し合いで誤解とわだかまりを解消。
その後は仲のいい友人として関係を復活。

ノーランは現場でひどい怪我を負った犯人の応急処置をグレースにスマホで聞いたり、グレースの子どもがいない夜は一緒に出かけたりといい感じ。
まだシーズン2の途中までしか観てないけど、この先なんかあるんじゃないの?と期待させてくれるグレース。
ちなみに私はノーランの別れた恋人ジェシカ(宮島依里)よりはグレースの方が好き。
見た目と魏さんのテキパキとした働く女の吹き替えが好きだから。

無実はさいなむのグェンダ・ヴォーン

(↑グェンダ・ヴォーン。aaliceeveより)

アガサ・クリスティ原作、イギリスBBC制作の『無実はさいなむ』ではグェンダ・ヴォーンの吹き替えを担当。
この吹き替えは「吹替小ネタの部屋|女性声優さんの巻その1【2019.8】」でも紹介しているので簡単に紹介することに。
恵まれない子どもを養子にしている資産家のレイチェルの夫レオの秘書をしている妖艶なグェンダ。
このレイチェルが殺され、1年後にレオはグェンダと再婚をすることに。
そこに現れたのがレイチェル殺しで逮捕され、その後獄中死した養子の一人ジャックの無実を訴えるある青年。
誰もが犯人に思えるさまざまな背景、いったい誰がレイチェルを殺したのか。
安定の面白さアガサ・クリスティ作品、機会があればぜひ。

法医学医 ダニエル・ハロウのステファニー・トルソン

(↑ステファニー・トルソン。rgmartistsより)

『法医学医 ダニエル・ハロウ』はオーストラリア・クイーンズランドが舞台の法医学医ハロウが活躍するサスペンスドラマ。
魏さんはハロウ(森川智之)の元妻で非常勤の教師ステファニー・トルソンを担当。
ハロウとの出会いは事故で両親が死亡した際、法医学医としてハロウが彼らの最後をステファニーに説明したとき。
その後結婚、一人娘をもうけるも離婚、その娘もしょっちゅう家出する問題児。
娘のことでハロウとやりあうこともあるなかなか気の強うそうな女性。
こういう役は、魏さんにぴったりじゃないでしょうか。

華麗なるペテン師たちのステイシー・モンロー

強欲な金持ちだけを騙してお金を巻き上げる詐欺師たちを描いた『華麗なるペテン師たち』
魏さんが担当するのはこの詐欺師チームの紅一点ステイシー・モンロー
ステイシー、容姿を生かしてさまざまなキャラクターになりすまし金持ちを騙す有能な女性。
個人的には黒縁メガネに出っ歯をくっつけた「いけてない女子」の扮装がお気に入り。
チームのリーダー・ミッキーとはなんとも微妙な関係で、お互い好きなんだろうなとは思うものの波風立てず詐欺のお仕事に励むのが大人って感じで素敵。
ちなみにミッキーの吹き替えは宮内敦士さん、まぁ素敵です、必聴です、よろしく。

ブルーブラッドのエリン・レーガン・ボイル

(↑エリンと兄ダニー、スワイプすると弟ジェイミーも。bluebloods_cbsより)

ニューヨーク市警察を舞台にした『ブルーブラッド 〜NYPD家族の絆〜』
祖父、父、兄、弟と警察一家のレーガン家の中で唯一検事補なのが、魏さんが吹き替える長女のエリン。
ちなみに父のフランクを吹き替えるのは激渋声でお馴染みの菅生隆之さん。(大好き!)
刑事の兄ダニーが担当した事件を検事補として担当することもあり、ダニーの無謀な捜査に裁判の行方があやしくなったりなど振り回されることも。
立場ややり方は違えど、兄と同じく犯罪を許さない姿勢はレーガン家ゆずり。
頭がよくしっかり者のエリンは魏さんらしいキャラの一人。

一部ですが、魏 涼子さんが声を演じたキャラクターを紹介しました。
吹き替え以外にも女優としてドラマに出演したり、ドキュメンタリー番組の吹き替えなどでもしています。↓
こちらもチェックしてみてください。

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気になるキャラは随時追加していく予定です。

また、ドラマ名はわかるけど声優がわからない、そんなときは「ドラマ別吹き替え声優インデックス」へどうぞ!
※当ブログで今まで紹介したドラマと声優限定です。

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