長岡 桃子 - 採用情報 : 富士通株式会社

My purposeは…

大切なのは技術に関わる「人」!
人の面からイノベーションをサポートしたい

長岡 桃子 Momoko Nagaoka 富士通株式会社 CHRO室
コーポレート(人事)
2010年入社/新卒採用

  • 人事メンバーの力を一つに
  • 大所帯の横連携
  • HRビジョン
  • あつまれ学びの森
  • 元エンジニア人事

Q. 私にとってのパーパス

例えば富士通のような、グローバルなTech companyの人に、発見と喜びをもたらすことです。

物事の仕組みに興味があり大学では物理学を専攻し、グローバルに展開する技術系企業で働きたいと富士通を選びました。ソフトウェアエンジニアとしてキャリアをスタートさせましたが、ある時、自分が本当に興味があるのは技術そのものではなく、技術に関わる「人」だということに気づきました。高い技術はもちろん大切ですが、それだけでは不十分。製品やサービスとしてお客様に届くまでのプロセスに関わる人が、どう連携していくとお客様を喜ばせることができるのか?人の面から考えていくことを仕事にしたいと思うようになりました。

お客様だけでなく、世界の富士通グループで何かをつくる人、届ける人、ビジネスに関わるすべての人の仕事と暮らしが、発見と喜びにあふれるものになれば、イノベーションはもっと起こせると信じています。人事として、そのような場を作っていきたいと思っています。

Q. 今取り組んでいる業務

CHRO(グローバルに人事の責任を持つ、最高人事責任者)が描く人事ビジョンを社内に浸透させることがミッションです。CHROの発信全般、人事のメンバーを始めとする社内にむけた人事の方針説明や社外講演のサポートをしています。また、国内外の人事メンバーのコミュニケーション活性化と人材育成もリードしています。富士通の人事職は国内だけで700人を抱える大所帯。人数が多い組織はどうしても縦割りになりがちなので、人事メンバー向けのセミナー・イベント、情報発信を通じて風通しを良くしています。富士通グループがよりグローバルに展開できるよう、人事メンバーの力をひとつにするのが私の仕事です。

Q. 担当業務×My purpose

表情や本音が見えづらいテレワークで、どのようにコミュニケーションを活発化させるかを考えていたのですが、考えても答えが出なかったので、まずは自分から発信してみることにしました。 社内SNSの人事メンバー向けグループに連続投稿をしたところ、どんな投稿に「いいね」が集まりやすいかがわかってきました。ITツールの便利な使い方や、新しくできたオフィスの会議室の情報など、自分が発見して嬉しかったことは小さなことでも喜ばれることがわかりました。まだ積極的に投稿をしてくれる人は少ないのですが、小さなことでもシェアし合える人事のコミュニティをオンライン上で育てていきたいと思っています。

また、人材育成の仕事の一環で、人事としてスキルアップをしたい人向けの勉強会「あつまれ学びの森」も運営しています。そこで顔見知りになった人同士が業務で連携を始めたりといったことも増えてきて嬉しいです。

CHROが発信している人事ビジョンは「社内外の多彩な人材が俊敏に集い、社会のいたるところでイノベーションを創出する企業へ」というもの。このビジョンに私は心から共感しているのです。自分のパーパスとのつながりを感じながら、ビジョン実現にむけて日々仕事をしています。

Q. Fujitsu×My purpose

挑戦できる機会に恵まれていると思っています。インキュベーションセンターという製品開発事業部門の企画部に在籍していたとき、本格的に新規事業の立ち上げを学ぶため、エンジニアばかりの20人ほどの富士通発Tech系スタートアップに2年間出向していました。

ここで初めてコーポレート系の業務に携わりました。人数の少ないスタートアップでしたので幅広く担当しましたが、やはり「人」に興味があった私はメンバーの活躍をサポートする人事領域に大きなやりがいを感じました。出向期間終了後、この経験を深めて人事を自分のキャリアの軸にしたいと思うようになり、ポスティングで人事部門に異動しました。

自らのパーパスの実現のためにIT系の資格を受験。その際の勉強風景のひとコマ

Q. 未来×My purpose

パーパスに「Tech(技術)」というワードを入れている人事は珍しいようです。元エンジニアであり、スタートアップで経営層のそばで仕事をした経験がある自分の独自性を活かしつつ、さまざまな部門から頼られる人事として成長していきたいです。

Q. 未来の仲間にメッセージ

子どもの頃に過ごした海外では「日本人」、日本に帰国してからは「帰国子女」、理工系の学生だった頃からエンジニアだった頃までは「女性」、人事に異動してからは人事部門外からの「異動者」と、ふりかえると常にマイノリティです。しかし、どんなときも受け入れてくれる人たちがいたのでマイノリティであることのマイナス面を強く意識することはありませんでした。富士通にも、どんな人の声にも耳を傾けられる暖かい雰囲気があると思います。

また会社全体が、個人のパーパスに基づくアクションを支援してくれるように変わってきているのを感じます。そのためマイノリティ=単なる変わり者ではなく、独自の特別な経験をしている人としてより一層尊重されていくようになると思っています。多様な仲間と一緒に、新しいカルチャーを作っていきましょう。