とにかく、オジュウチョウサン vs アップトゥデイトの「伝説のレース」を観てほしい。 - いつか電池がきれるまで

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”To write a diary is to die a little.”

とにかく、オジュウチョウサン vs アップトゥデイトの「伝説のレース」を観てほしい。

競馬は、今日が皐月賞
春のG1も日本ダービーに向けて盛り上がりつつあるのですが(皐月賞は馬券的には難しいですね)、昨日、4月14日に、競馬ファンにとって注目のレースが行われたのです。

中山グランドジャンプ、JG1。
日頃ほとんど話題になることがなく、重賞でもメインレースとなることが少ない障害レースなのですが、このレースは、数少ない障害のG1レースであるのと同時に、2頭の宿命のライバルの再戦だったのです。
2015年に障害G1を2勝したアップトゥデイトと、その後、障害G1を4連勝しているオジュウチョウサン
去年、2017年の12月23日に行われた中山大障害は、本当に凄いレースでした。
まずはこの動画をご覧下さい。


www.youtube.com


うーん、スペクタクル!

逃げるアップトゥデイトに追いすがるオジュウチョウサン
まさに二頭のマッチレースです。
こんなに離されて、直線で届くのか、オジュウチョウサン
馬券的にはガチガチなのですが、実力馬二頭の死闘は、日頃スポットライトが当たることが少ない障害レース界を大いに盛り上げました。
というか、何も言わずに、このレース映像を見てくれ!という感じです。


この2頭、宿命のライバルの再戦が、4月14日に行われたのです。
前哨戦を圧勝したアップトゥデイトと、調整が遅れて、この中山グランドジャンプが今年発出走となったオジュウチョウサン
順調さでは、ステップレースを走ってきているアップトゥデイトに分がありました。
そして、アップトゥデイトにずっと乗ってきた、障害の名手・林満明騎手(51歳)は、障害レース2000回騎乗を機に引退することを発表しています。
このレースの時点で、あと7戦。
林騎手とアップトゥデイトのコンビがG1でオジュウチョウサンに挑めるのは、これが最後になるでしょう。
僕は、今回に関しては、アップトゥデイトが少し有利なのではないか、と思っていましたし、応援してもいたのです。
それ以上に、あの中山大障害のような、凄いレースをまた見たいな、とワクワクしていました。


そして、運命の中山グランドジャンプの発走です。

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昨年の中山大障害のような大接戦にはならず、休み明けのオジュウチョウサンの圧勝!
これもまた、スペクタクル!
逃げ馬のアップトゥデイトとしては、道中他の馬に入れ替わり立ち替わりプレッシャーをかけられる厳しい展開になってしまいました。
それでも、2着も危ういか、というところからまた3着以下を突き放した姿には、せめて、オジュウチョウサン以外の馬には負けん!という意地を見せつけられた気がします。
しかし、勝負というのは厳しい。今日はオジュウチョウサンも、負けてあげてもいいんじゃないか……みたいなことをほんのり考えていた僕は、この容赦ない強さにテレビの前でひとり拍手するしかありませんでした。
去年の伝説の中山大障害とは違うレースになったけれど、今回もまた、伝説のレースを見せてもらいました。
去年の中山大障害は、年間ベストレースだったと思うし、今年のこのレースも、すでにベストレース大本命!年度代表馬オジュウチョウサン


いやほんと、また今回もすごいものを見せてもらいました。
障害レースが面白いのか、この2頭の馬が凄すぎるのか。
そして、競馬っていうのは、馬券を買っていないと、こんなに素直な気持ちでみることができるのだな、と(馬券が売れることは、競馬が続いていくためには、すごく大事なことなんですけどね)。


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