あこがれのウマヅラコウモリ

ウマヅラコウモリというオオコウモリは、1996年にOxford University Pressから発行されたJohn AltringhamによるBats: Biology and Behaviour で、夜オスが木にぶら下がって鳴きながらメスにアピールする話を読んで、そのために大きく膨らんだ喉をもつユーモラスなオスのウマヅラコウモリのイラストを見て初めて知った。レックという言葉を知ったのもこの本からだった。

それ以来、オオコウモリ好きとしては、世界で一番見たいオオコウモリとなった。

2010年11月にケニアのカカメガの森に行ったときは、鳥のガイドが連れて行ってくれたのは、あいにくストローオオコウモリのコロニーだった。

しかし今回は本物のウマヅラコウモリがちゃんと見られた。メスにアピールする声がよく通るように、オスの鼻面周辺は、大きく膨らんで声が共鳴するようになっている。

実際ウマヅラコウモリのオスがアピールしている声はかなり遠くからも聞こえる。

24T_A223882.jpg

にほんブログ村 アウトドアブログへ
にほんブログ村にほんブログ村 アウトドアブログ 野生生物へ
にほんブログ村にほんブログ村 アウトドアブログ 自然観察へ
にほんブログ村

この記事へのコメント