2008年03月 - プロの料理人がしたためる 人生の落園
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記事一覧

ぶどう酒

「シェフ、興味ある白を買って来たんですけど仕事が終わったら飲んでみませんか?」スタッフが休日に買って来たと言う白。頂くとすっきりとした飲み口ですこぶるいい感じ。ワインについてはとかくうんちくが多いが、私の自論は、誰がなんと言おうが料理も飲み物もとにかく自分が美味しいと思うものが一番(^^)v。頂いたワインは小売店で一本1200円程度・・。これが高いか安いかは人それぞれ。おそらくかの地では500円程度のものなのか...

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うつろい

あんたいい男ねぇそう言うキミだって男と女裏と表探りあい馴れ合いやがて・・・春が来て燃えあがる夏・・秋の深まりとともに飽きもくる冷たい冬が・・・...

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葛藤

人は生き物の命を頂く。頂きながらも残したり捨てたり・・・。命を頂くことを生業とする人も・・。葛藤が生まれる・・。人はどこかでそれを鎮めたいと考える。碑を見かけた・・。そこはかとない葛藤の心を感じた・・・。...

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武器よさらば

米国でも高まる銃器根絶論。使い方を誤ると危険極まりない道具なのであるからして無理もない話しですね。しかも悪意を持った者の手にかかると、銃は単なる道具から「凶器」と言う名の恐ろしい道具に変わってしまいます。日本を含め、お隣の韓国から始まり中国でもロシアでもアメリカでもオーストリアでもブラジルでもベルギーでもドイツでもイギリスでもイタリアでもスウェーデンでも、世界中どこでもかんでも銃器の製造が行われて...

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鴨の回収

とある町の田園地帯を車で走っていると、何やら貯水池で水面を叩いている男性を発見。車を停めてしばし観察。どうも何かを引き寄せようとしている様子。双眼鏡を取り出して見てみると、水面に浮いている鴨らしき鳥を回収しているようだ。しばし水面と格闘した後、彼は首尾よく獲物を回収。戻って来たところで声をかけ、写真を撮らせていただいた。メスのキンクロハジロ。主に海に棲息している鴨ですが、内陸部にも飛んで来ることが...

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華やかさの裏側

今期はハンティングと銃についての書き込みを意識して少なくしていました。理由?それは昨年、銃による事件や事故が多発したから。人は銃が狩猟やスポーツに使われていることが分かっていても、いざ事件や事故が起こるとつい「危険なモノ」として過敏に矛先を向けがちです。またそう言う感情が湧き起こるのもごく普通の道理と思えます。なのでそれらに直接携わる私としては、世間の目を気にしながら日々ビクビクとして銃の維持をし...

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愛がほしい・・・

おばあちゃんの味・・・おかあさんの味・・受け継がれる味・・・・味はいつも心の温かさと愛を感じさせてくれた今も変わらないのかな?野のもの 山のもの・・・季節は旬を運んでくれた・・・旬は四季を感じさせてくれた・・・・今は・・・?あたりを見回してみた何も変わっていないのかな?疑問が湧いた・・・...

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取材当日

写真は農家向けに売られているカラス除けのふくろう。買ってきた時はリアルなカラーリングで怖い感じのものだったんだけど、風が吹くと首が360度くるくる回転してかわいいので、色を塗り替えて店の外にある花壇に置いてあります。店の前がゴミステーションになっているのですが、青いフクロウはカラスに対してまったく効果がありません。また、幸せも呼んできてはくれなさそうです(笑笑)。今日はとあるメディアの取材日。この時点...

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料理は基本が大切です

飲食店なんてものをやっていると、いろんな人間たちと出会えます。以前採用した若いコック・・。「君、ベシャメルは作ったことある?」『はい。あります』採用して半月も経ったころの話し・・・。「それじゃ作り方を口で説明してごらん」『えーと、まず袋を開けて鍋に粉を入れ、それから水を入れて火にかけてトロっとなったら完成です』「・・・」「粉に水を入れるって何? 何のコト???」『え、いや、あのぅ~、ホワイトソースの粉に水...

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豊かさがもたらす狂気の事件

茨城県の無差別殺傷事件・・・。何がどうしたら人間はあんなふうになっちゃうんでしょう・・・。人間の中にひとたび悪意や狂気が芽生えた場合、包丁やナイフ程度でも人を大量に殺傷出来ると言うリアリティを日本人はもっと知らなければいけませんね。銃による犯罪が起こると「銃なんて許可しなければいい」と言うヒステリックな国民も多く、そうしてヒステリックな矛先を銃と言う道具に向けることで自分達のいらだち的欲求不満を解消して...

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プロフィール

あれこしぇふ

Author:あれこしぇふ
人生は自己満足の積み重ねと悟るに至る

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