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初心者に人気の多肉植物16選!育て方が簡単な種類とは?選び方も解説

多肉植物は、さまざまな種類があり特徴も変わるため、なにを選べば良いか、選び方がわからないと悩んでいる人も多いのではないでしょうか。多肉植物を選ぶ際は、生育型や品種ごとの特徴をチェックしたうえで選ぶことが大切です。

そこで今回は多肉植物の選び方を紹介したうえで、おすすめの多肉植物を8種類ごとに分けて解説します。多肉植物の育て方についても紹介しているので、購入したあとの育て方が不安な人も、ぜひ参考にしてください。

多肉植物とは?

多肉植物とは、葉・茎・根に水分をためる多肉質な植物で、北アフリカや南アフリカ、南米など雨の少ない地域が原産地にあたります。砂漠や海岸などの乾燥している・塩分の多い土地でも成長できるように、葉や茎などに水分を溜めこむ作りとなっています。

さまざまな原種があり品種改良も個性豊かなため、豊富な種類を楽しめることがポイントです。「ロゼット状に葉を広げるタイプ」や、「根の部分が肥大した塊根植物」など、見た目や特徴に応じて、自分好みの種類を選べます。

多肉植物の選び方

多肉植物は、以下のポイントを踏まえて選ぶことが大切です。

  • 生育型で選ぶ
  • 育てる環境で選ぶ
  • 大きさ・形で選ぶ
  • 特徴から選ぶ
  • 健康状態を見極めて選ぶ

それぞれのポイントが理解できるように、チェックしていきましょう。

生育型で選ぶ

多肉植物の生育型は、以下の3種類に分けられます。

  • 春秋型種
  • 夏型種
  • 冬型種

住んでいる地域の気候や、育てる環境に応じて選ぶことがポイントです。各種類の特徴を見ていきましょう。

春秋型種

春秋型種は多肉植物のなかで一番多い生育型で、代表的な春秋型種は以下の6つです。

  • ハオルチア
  • エケベリア
  • セダム
  • グラプトペタルム
  • パキフィツム
  • センペルビウム

生育の適温は10~25度で春と秋に成長し、夏と冬は休眠します。

生育期の春と秋は風通しと日当たりの良い場所で育てて、真夏と真冬はほぼ水やりをせずに管理します。

夏型種

夏型種は夏の暑い時期が生育時期で、代表的な夏型種は以下の5つです。

  • アロエ
  • アガベ
  • カランコエ
  • クラッスラ(夏型)
  • ユーフォルビア

春と秋はやや生育が鈍くなり、冬は休眠します。
約20~35度が生育適温で、極端な湿気に弱いことが特徴です。根腐れを防止するため、日当たりと風通しが良い場所で管理します。また、日中に土が乾いた状態をつくれるよう、水やりの量やタイミングには注意しましょう。

冬型種

冬型種は、冬が生育期で、主な種類は以下のとおりです。

  • アエオニウム
  • クラッスラ(冬型)
  • リトープス
  • オトンナ
  • コノフィツム
  • プレイオスピロス

春・秋はやや生育が鈍くなり、夏は休眠期に入ります。低温を好み5~20度が生育適温で極端な暑さと寒さが苦手なため、「5度以下」または「25度以上」では枯れてしまうことがあります。

そして冬型種の多肉植物は、日当たりと風通しの良い場所で育てましょう。冬型といっても寒さに強いわけではないため、極端に寒い時期や夜は、霜に当たらないよう室内に移します。また、土の表面が乾いたら、たっぷり水やりを行ってください。

育てる環境で選ぶ

多肉植物は、どこでどのように育てるのかで適する種類が異なるため、環境に合った種類を選ぶことも大切です。

屋内で育てる場合は少ない光量でもすくすく育つハオルチアがおすすめです。

逆に屋外で育てる場合は、アロエやクラッスラなどの暑さ・寒さ・雨に強いものがおすすめです。

多肉植物のなかには、強い日差しや極端な寒さに弱い種類もあるので注意しましょう。

大きさ・形で選ぶ

多肉植物は多種多様な大きさや形のなかから、自分が好むものを選ぶこともおすすめです。

多肉植物のサイズはさまざまで、小さなものから直径15cm以上の大きさまで種類が豊富です。また、種類によって見た目も異なり、葉や茎の形・色・花が咲くものなどたくさん種類があるため、自分の好みに合ったタイプを選びましょう。

特徴から選ぶ

多肉植物は花が咲くものや虫よけになるものなど、種類によって特徴もさまざまです。

カランコエやエケベリアなど、可憐な花を咲かせる品種や、セダムやエケベリアといった、紅葉を楽しめる種類もあります。

そしてアロマティカはミントのような清涼感の香りがあるため、虫よけ対策ができます。

見た目の特徴はもちろん、種類ごとの特性もチェックしてみましょう。

健康状態を見極めて選ぶ

多肉植物は葉にハリがあり、みずみずしいものを選ぶこともポイントです。株を手で触ったときぶよぶよした感触だったり、シワが寄っていたりする場合、根が弱っている可能性があるため注意が必要です。

また、虫がついていないか、葉の表面だけでなく裏も確認します。

ただし、ECサイトなどのインターネット通販で購入する場合、商品を直接見て確認することはできません。そのため、出品者の取引実績を参考にして信用できる相手から購入することが重要です。楽天ラクマでは出品者の取引実績や相手からの評価をチェックでき、安心して購入できるためおすすめです。

多肉植物の代表的な種類とおすすめ商品16選

多肉植物の代表的な8種類は以下のとおりです。

  • セダム
  • エケベリア
  • アエオニウム
  • ハオルチア
  • クラッスラ
  • センペルビウム
  • アロエ
  • カランコエ

種類ごとに、おすすめの商品を2つずつ紹介していきます。多肉植物を選ぶ際の参考にしてください。

セダム

セダムは春秋型種の多肉植物で、寒さ・暑さや乾燥に強く、丈夫で育てやすいため、多肉植物を初めて育てる方にもおすすめです。

葉は小さくぷっくりとしており、肉感のある多肉植物らしい見た目をしています。また、葉の形状やカラーバリエーションも豊富です。

セダム オーロラ

セダム オーロラは、セダムの一種である「セダム 虹の玉」のなかのバリエーションの一つです。小さくぷっくりとした肉感のある葉が特徴で、葉の色は気温が下がるにつれて変化し、淡いグリーンからピンク色に紅葉します。

過度な暑さ・寒さにはやや弱いため、日当たりが良い場所で育てて、水は土が乾いたら与えましょう。

セダム アラントイデス

セダム アラントイデスは、「白い粉をまとっているように見える白粉葉」が特徴です。サンゴのようなぷにぷにした見た目が可愛い、多肉質な白粉葉です。

暑さ・寒さにも強く丈夫な品種であるため、初心者でも育てやすいでしょう。直射日光が当たる、風通しの良い場所で育てることがおすすめです。

エケベリア

エケベリアは色鮮やかな葉が重なり、花びらのように広がることが特徴の、春秋型種の多肉植物です。種類は200以上と豊富で、中南米やメキシコが主な原産地です。

気温が下がると葉が紅葉するほか、春から初夏にかけて花を咲かせることも特徴で、一年を通してさまざまな変化を楽しめる種類となっています。

エケベリア 七福神

エケベリア 七福神は、葉が密に重なったバラのような形と、葉の先端が少しとがった見た目が特徴的です。

春から夏にかけてオレンジ色の花を咲かせるほか、冬になると葉の縁が赤色に紅葉します。大きさは5~15cm程度で、育て方によっては大型に成長することもあります。

エケベリア 桃太郎

エケベリア 桃太郎は病気や害虫に強く丈夫なため、初心者でも育てやすい品種です。
お花のように葉が広がり、先端が少し尖った形をしています。

冬になると尖った葉先が赤色に紅葉し、美しく変化する品種です。また、春から夏にかけて黄色い花を咲かせます。

アエオニウム

アエオニウムは冬型種の代表的な多肉植物です。カナリア諸島を中心として、36種類の原種が存在しています。

流通しているアエオニウムは、茎の先に葉が放射状に広がっており、まるでお花が咲いているような見た目が特徴です。葉の色は緑や黒、斑入りの場合は黄色や白などとなっています。

アエオニウム サンバースト

アエオニウム サンバーストはグリーンの大きな葉に、ピンクの縁取りと白や黄色の斑入りが魅力的な多肉植物です。日当たりの良い環境で育てることにより、きれいな葉の色を維持できます。

頻繁に水やりをしすぎると、枯れてしまう可能性があるため注意しましょう。また、鉢植えと地植えの両方で楽しめることも特徴です。

アエオニウム 黒法師

アエオニウムの黒法師は、赤褐色の葉が特徴的です。上に向かって茎が高く成長していき、その先にきれいな赤褐色の葉を放射状に広げて育ちます。

赤褐色の葉色を維持するためには、太陽の光に当てることが重要です。そのため、春から夏の間に日差しを浴びると、葉がつやつやと赤褐色に色づきます。

ハオルチア

ハオルチアは、ロゼット状に育つ春秋型種の多肉植物です。南アフリカが原産で、ほとんどが大きく育ったとしても最大15cm程度の小ぶりなサイズです。

また、種類や栽培環境にもよりますが、春から夏にかけて白やピンクの小さな花が咲きます。

ハオルチア オブツーサ

ハオルチアのなかでも定番の種類がオブツーサです。和名では「雫石(しずくいし)」と呼びます。葉の先端がふっくらとふくらみ、美しく透き通っていることが魅力的です。この部分は「窓」と呼ばれ、光にかざすとキラキラと輝きます。

繊細そうな見た目をしていますが、丈夫で育てやすい種類です。

ハオルチア 十二の巻

ハオルチア 十二の巻は、尖った濃い緑色の葉を放射状にのばし、白い縞模様が入った見た目が特徴です。

成長は比較的ゆっくりですが、高さ15~20cm程度まで育ちます。非常に丈夫で育てやすい種類のため、初めて多肉植物を育てる場合やギフトにも最適です。

クラッスラ

クラッスラは、南アフリカ・東アフリカ・マダガスカルなどが原産の多肉植物です。

ぷっくりとした葉と可愛らしい小さな花を咲かせ、インテリアとしても楽しめます。花の開花時期は種類によって異なり、「小型で群生するもの」「垂直に伸びて成長するもの」など、さまざまな種類があります。

クラッスラ 星の王子

クラッスラ 星の王子は、ふっくらとした緑色の葉が特徴です。また、秋には葉の縁が赤く紅葉します。

寒さには強いですが、過度な湿度には弱い傾向にあります。湿度が高すぎると根腐れする恐れがあるため、風通しの良い場所に置き、水やりの量には注意しましょう。

クラッスラ 火祭り

クラッスラ 火祭りは、成長期は明るい緑色で、秋になると葉が赤く紅葉します。葉の先端がやや尖ったヘラ状になっており、スプーンのように湾曲しています。

日当たりの良い場所で育ちやすく、日光が当たらないと紅葉が褪せてしまうため注意しましょう。また、火祭りは耐熱性と耐寒性があり、丈夫で育てやすいため初心者でも育てやすいことが魅力です。

センペルビウム

センペルビウムは、ベンケイソウ科センペルビウム属の春秋型多肉植物です。春や秋に生育し、寒くなると葉の色が変わって赤黒く紅葉します。

ラテン語の「semper(常に)」「vivum(生きています)」から名づけられており、名前のとおり寒さに強く丈夫で育てやすい品種です。

センペルビウム ゴールドナゲット

センペルビウム ゴールドナゲットは黄緑色の葉が美しい品種で、きれいなロゼット状に成長します。

生育期は黄緑色の葉をしていますが、寒くなるとオレンジや赤色に紅葉し、雰囲気の変化を楽しめます。比較的育てやすい品種ではありますが、日影が苦手であるため、日の当たる場所で育てましょう。

センペルビウム バニラシフォン

センペルビウム バニラシフォンは緑色の葉に、他の色がまだらに斑入りするタイプです。センペルビウムで斑入りする品種は稀なため、見た目の美しさから人気があります。

春には子株がピンクや白色に変化し、冬には紅葉して赤色になります。直射日光が当たり、風通しの良い場所で育てましょう。

アロエ

アロエは、日本各地で育てられている有名な多肉植物です。肉厚な葉が特徴的で、12~2月あたりで花を咲かせます。

葉のなかのゼリー状の成分は、食べ物や薬としても使用されており、なじみ深い品種だといえるでしょう。

アロエ ベラ

アロエ ベラは、苦みの少ない味が特徴です。

可食部であるゼリー状の部分は、粘り気のある食感となっています。ジュースやヨーグルトに混ぜるなどの食用でも使われており、鑑賞用・インテリア・食用などで幅広く活用されています。

アロエ キダチアロエ

キダチアロエは、株が立ち上がり成長することが特徴です。日本ではキダチアロエが数多く栽培され、アロエのなかでも代表的な品種となっています。

12~3月頃が開花時期で、赤く鮮やかな花を咲かせることも魅力です。葉の縁にはトゲがあり、一般的にイメージするアロエの品種だといえるでしょう。

カランコエ

カランコエはベンケイソウ科カランコエ属の品種で、主な原産地は南アフリカ・東アフリカ・東南アジアです。

葉の全体が短い毛で覆われており、ギザギザした形のものや・丸い形でツヤのあるもの・紅葉するものなど種類がたくさんあります。

カランコエ ブロスフェルディアナ

カランコエ ブロスフェルディアナは、赤色やピンク色などの可愛らしい花をたくさん咲かせるため、多肉植物よりも草花に近い見た目であることが特徴です。花は1cm程度の大きさで、一重咲きや八重咲きなどさまざまな咲き方があります。

ブロスフェルディアナはカランコエのなかでも代表的な種類で、和名は「紅弁慶(べにべんけい)」といわれます。

カランコエ ウェンディ

カランコエ ウェンディは、ブドウの皮に似た赤紫色の釣鐘形の花を、下向きに咲かせた品種。コンパクトな大きさでありながら、花付きが良いことが特徴です。

耐寒性が高く0度以上であれば冬を乗り超えられ、比較的育てやすい品種となっています。

多肉植物の育て方

多肉植物がよく育つ環境を整えるため、鉢や用土を用意し、風通しの良い場所で育てることが大切です。

水やりは土の表面が乾いたら行います。夏型種の場合は夕方以降に、冬型種の場合は晴れた日の午前中に水やりをしましょう。

また、適切に肥料を与えることで株が長持ちします。春秋型種の場合は、春から秋の生育期に追肥(植物の生育に合わせて必要な肥料を追加で与えること)をするのがおすすめです。

まとめ

多肉植物には、さまざまな大きさ・形・特徴・種類があります。見た目だけでなく、育成型や育てる環境を考えたうえで選ぶことが大切です。

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