海外の映画などでもたびたび登場するマネークリップは、お札をコンパクトにまとめられ、お店での支払いもスマートに済ませられる紳士のアイテムです。
しかし見た目も使い方も普通の財布と異なるため、人によっては少々ハードルが高いと感じられるかもしれません。
そこでこの記事では、マネークリップが持つ魅力や選び方などを解説するとともに、おすすめの商品を紹介します。
さらに、普通であればなかなか手が届かないハイブランドのマネークリップを安く手に入れる方法も解説するので、ぜひ最後までご覧ください。
マネークリップのメリットとは？２つの魅力を紹介
マネークリップは、チップを渡す文化のある欧州が発祥のアイテムです。現在は普通の財布のように使えるものもあり、日本でも知名度が高まりつつあります。
「おしゃれでかっこ良い」というイメージから、マネークリップに興味を抱くケースも多いでしょう。
しかしマネークリップの魅力は、それだけではありません。以下に挙げるような、実用面におけるメリットもあります。
お札をスマートに持ち運べる
マネークリップが持つ最大の魅力は、お札を挟んでスマートに携帯できる点です。
普通の財布と違ってポケットが備わっていない、あるいは少ないものが一般的で、そのぶん携帯性に優れています。服やズボンのポケットに収納しても膨らみにくいのも利点です。
近ごろはキャッシュレス化の流れもあり、そもそも現金をあまり持ち歩かない人が増えています。とはいっても、クレジットカードや電子マネーが使えない店舗も少なくありません。
そのような店舗を利用した際に困らないよう、数千円程度のお金を持ち歩くような使い方にも適しています。まさに、キャッシュレス化が進む現代に合ったアイテムといえるでしょう。
お札を挟むだけと使い方が簡単
マネークリップは種類によって形状が異なり、使い方にも多少の違いはあるものの、いずれも簡単に使用できます。基本的には、クリップにお札を挟むだけです。
その際にお札をそのままの状態で挟むか、あるいは二つ折りや四つ折りにして挟むか、自分にとって使いやすい方法を選べます。
お札を折りたたまずにそのまま挟むと、枚数を数えやすいメリットがある反面、厚みがないために滑り落ちやすいデメリットが生じます。
一方、二つ折りや四つ折りにして挟むメリットは、よりコンパクトに携帯できる点です。しかし挟める枚数が減るため、人によっては不都合が生じるかもしれません。
そして「小銭はどうするの？」といった疑問も、マネークリップの購入を検討していると気になるところ。
小銭の問題に関しては、コインケースを携帯したり、小銭入れが備わったマネークリップを選んだりすることでクリアできます。小銭だけはそのままポケットに放り込むというスタイルを選択する方もいるようです。
マネークリップの選び方
マネークリップをより便利に使いこなすためには、選び方のポイントを知ることが大切です。以下にピックアップする、３つのポイントをチェックしましょう。
クリップの形状で選ぶ
マネークリップの主な形状として、「クリップ型」と「札ばさみ型」の２種類があります。それぞれの特徴を把握し、自分にとってどちらの形状が理想的かを考えましょう。
クリップ型
クリップ型のマネークリップは、一般的なクリップとよく似た形状を特徴としています。クリップで書類を挟むのと同様にお金を挟んで使う、シンプルな構造です。
多くのお金やカード類を携帯するのには向いていないものの、シンプルさにおいては札ばさみ型より優位といえます。
ただし、クリップ型のマネークリップはお札がむき出しの状態になるため、人前で出すのをためらう場面があるかもしれません。
摩擦によってお札が傷みやすいのも、クリップ型のデメリットといえます。
札ばさみ型
札ばさみ型のマネークリップは、二つ折り財布の中央部に、細いクリップが備わったタイプです。
お札がむき出しにならないため普通の財布と似た感覚で使用でき、初めて使う場合においても抵抗なく愛用できます。
いずれの製品も基本的にカードポケットを備えており、製品によっては小銭入れが付いている場合もあります。
クリップ型とくらべ、お札がダメージを受けにくい点も魅力的です。
小銭入れ付きなどの機能性で選ぶ
「マネークリップを使いたいけれど、カードや小銭も一緒に収納したい」といった場合には、機能性に注目して選びましょう。
先述したとおり、カードや小銭が収納できるマネークリップもあり、収納力は製品によってさまざまです。
しかし、カードポケットや小銭入れがある製品は優れた機能性を持つ反面、マネークリップの良さであるコンパクトさに欠ける場合がある点には注意しましょう。
また、カードポケット付きのマネークリップは数多く販売されていますが、小銭入れ付きの製品は、選択肢がやや限定されます。
お札を挟むだけのシンプルなマネークリップを使いたい場合、先にも少し触れましたが、小銭入れと一緒に使用するのも有効な手段です。
金属や革などの素材で選ぶ
マネークリップは素材により、使用感や見た目の印象が大きく異なります。
クリップ型で使われることが多い素材はステンレスや真鍮（しんちゅう）などの金属で、札ばさみ型には本革や人工皮革がよく用いられています。
金属製のマネークリップの魅力は、金属ならではの美しい輝きがもたらすスマートな印象や、シンプルな構造ゆえの優れた耐久性です。
ミニマルなスタイルでお金を携帯したい場合は、金属製かつクリップ型のマネークリップで決まりでしょう。
対する革製のマネークリップは、使い込むほどに味わいを増す素材感や、革素材特有の高級感を楽しめます。
さらにカードポケットや小銭入れの有無、素材の種類や使用した部位、染色や仕上げの方法など、さまざまな特徴を持った製品があるのも革製の面白いところです。
金属製・革製それぞれの特徴を考慮し、「普段は金属製を使って、フォーマルな場では本革製を携帯する」などと使い分けるのも良いでしょう。
「楽天ラクマ」の公式ショップではハイブランド商品の出品も！
マネークリップにはスマートかつスタイリッシュな魅力があるだけに、誰もが知るハイブランドの製品も、ぜひ選択肢に入れたいところです。
個人間で気軽に売買ができるフリマアプリ「楽天ラクマ」では、ハイブランドの製品を含む、数多くのマネークリップが出品されています。
多くのフリマサービスが存在しますが「楽天ラクマ」では、購入時に楽天ポイントを利用できたり、安心して取引できるシステムが充実していたり、フリマサービスの利用が初めての方にも使いやすいサービスです。
ハイブランドの購入を検討する際、注目してほしいのが「公式ショップ」が出品する商品です。
公式ショップとは楽天の厳しい審査を通過した事業者が出店しているショップのこと。「ブランディア」「大黒屋」「コメ兵」などの有名リユースショップも登録しており、出品前にプロが商品を検品しています。そのため、信頼度が高く、取引もスムーズ。
公式ショップで購入する方法は、個人の出品者から購入する場合と手順は変わりません。「楽天ラクマ」の検索結果画面で、公式ショップに絞り込んで商品をチェックできます。方法は以下のとおりです。
Step１ 検索画面に表示される「詳細検索」をクリックする
Step２ 「＋さらに詳しく検索する」をクリックする
Step３ 「公式ショップのみ」にマークする
インターネットで中古のブランドものを買うのに不安がある方は、「楽天ラクマ」の公式ショップの商品から選ぶことをおすすめします。
【クリップの形状別】おすすめのマネークリップ18選
クリップ型・札ばさみ型の２種類に分けて、おすすめのマネークリップをピックアップします。
ここまで解説したポイントをおさえて、自分にとって理想的なアイテムを見つけましょう！
クリップ型のおすすめマネークリップ８選
まずはミニマルなスタイルを好む方に最適な、クリップ型のマネークリップを紹介します。
クリップ型は普通の財布より価格が安い傾向があるため、ハイブランドのアイテムであっても手が届きやすい利点があります。そのため家族や恋人へのプレゼントとしてもおすすめです。
ストラス（STORUS） スマートマネークリップ
お札とカード類をスマートにまとめられる、特許取得済みの独自システムを採用したアイテム。お札は30枚まで、カードは5枚まで収納できます。
耐久性に優れるステンレス製で、ゴールドやピンクゴールドなどのメッキ加工による、高級感あふれる外観も魅力的な逸品です。
ルイ・ヴィトン（LOUIS VUITTON） ビルクリップ・シャンゼリゼ M65041
フランスのパリにあるルイ・ヴィトンのストアの壁画をモチーフにした、個性的かつゴージャスな雰囲気のマネークリップ。
「モノグラム・フラワー」のデザインを用いたアイコニックなスタイルと、中央にあしらわれた存在感のあるロゴが、華やかな印象をよりいっそう高めています。
グッチ（GUCCI） アニマリエ レザー マネークリップ 522914 DJ20T 1000
グッチを象徴するようなハチのモチーフが、「GUCCI」のロゴとともにあしらわれたマネークリップです。個性的ともいえるデザインですが、レザーを用いていることから落ち着いた雰囲気があり、個性を主張しすぎません。
このハチは、1970年代にグッチのウェアに初めて採用された装飾です。ブラックレザーが持つ質感の高さと相まって、その姿からは格式の高さが感じられます。
タバラット（TAVARAT） マネークリップ ホーニング加工 真鍮製 Tps-021
大阪府泉佐野市で生まれた日本ブランド・タバラット。シンプルをきわめた真鍮製マネークリップです「まじめを楽しむ」を旨とする、同社の精神を体現したようなアイテムは一つ一つ、大阪の職人の手によって仕上げられたもの。
微粒子で表面を研磨するホーニング加工により指紋がつきにくく、落ち着きのあるマットな質感をキープしてくれます。
ルイ・ヴィトン（LOUIS VUITTON） パンス ア ビエ マネークリップ M64692
タンニンを鞣（なめ）した「ヌメ革」を用いたマネークリップです。ひと目でルイ・ヴィトンの商品だとわかる、ＬとＶをかけあわせたロゴがアクセント。
温かさを感じるベージュの色味で、ナチュラルかつ落ち着いた印象を与えます。
クロムハーツ（Chrome Hearts） ダガーモチーフ マネークリップ
力強さを感じさせるダガー（短剣）のモチーフをあしらった、クロムハーツらしさに満ちたアイテム。クロムハーツのファンにとってはたまらない魅力を持つマネークリップです。
シルバーを素材としており、使い込むほどに蓄積される細かな傷やくすみによって、より存在感のある姿に変わっていきます。
エルメス（Hermes） マネークリップ
馬具メーカーとして誕生したエルメスの伝統を象徴するような、馬の頭をモチーフとしたユニークなマネークリップ。
インパクトがある独特なデザインですが、素材にステンレススチールを採用しており、シルバーの落ち着いた色味なので主張しすぎません。シルバーの輝きからは気品も感じられます。
カルティエ（Cartier） マネークリップ サントス T1220332
シルバー×ゴールドで、圧倒的な高級感を醸し出すマネークリップです。洗練された上品なデザインに加え、背面にあしらわれた「Cartier」のロゴもポイント。
横4.5cm、高さ2cmと片手にすっぽり収まるサイズ感ながらも、お札を30枚程度まで挟むことができます。
札ばさみ型のおすすめマネークリップ10選
クレジットカードや運転免許証なども一緒に収納したい方に最適な、札ばさみ型のおすすめモデルをピックアップします。
普段から携帯しているカードの枚数などを考慮しながら、自分にとって使いやすそうなマネークリップを探しましょう！
ポーター（PORTER） PLUME MONEY CLIP
高品質な牛革を、ポーターならではのていねいな縫製で仕上げた「プリュム」シリーズのひとつ。まさに、違いのわかる大人にこそふさわしいアイテムです。
直線を基調としたシャープなシルエットと緻密に作り上げられたディテールからは、都会的で洗練された、隙のない雰囲気を感じさせます。
グレンロイヤル（GLENROYAL） マネークリップ 小銭入れ付 03-6164
カードポケットや小銭入れを備え、普通の二つ折り財布と遜色ない機能性を持つ人気モデル。マネークリップデビューにうってつけのアイテムです。
素材として用いられている「ブライドルレザー」は、使い込むほど深みを増すツヤが魅力的。革を育てる楽しみを存分に味わうことができ、それとともに愛着も増していく逸品です。
ガンゾ（GANZO） THIN BRIDLE（シンブライドル） マネークリップ 57159
外側には滑らかで美しいツヤが特徴のブライドルレザーを、内側にはナチュラルな質感を持つショルダーヌメを採用したマネークリップです。
上質な革素材ならではの味わいとともに、ガンゾが誇る優れた技術をその手で感じられます。
コウドウ（Kohdou） マネークリップ
カードポケットや小銭入れを備えながらも、厚さ１cmほどに抑えたコンパクト設計。本革ではなくPUレザーを採用し、お手頃な価格を実現しています。
高級感においては本革製に劣る反面、汚れや水濡れに強いため、より気軽に使えるのが良いところです。ブラック×イエローなどの、おしゃれなツートンカラーも選べます。
ルイ・ヴィトン（LOUIS VUITTON） ポルトフォイユ・パンス M62978
表面に細かな型押し加工がほどこされた「タイガ・レザー」を採用し、シックにまとめたマネークリップ。ブランドロゴの刻印もひかえめです。
設計こそシンプルですが、やはりルイ・ヴィトンらしいラグジュアリーな雰囲気に満ちており、男性のスーツスタイルをいっそう魅力的に見せてくれます。
イルビゾンテ（IL BISONTE） マネークリップ 54_1_411621
イルビゾンテのコレクションに一貫している、素朴で品のあるたたずまい。マネークリップにもその特徴がよくあらわれています。
ハイブランドの製品が持つ特別感とは違い、よりカジュアルに愛用できる親しみやすさを備えた、性別を問わず使いやすいアイテムです。
プラダ（PRADA） マネークリップ 2M1077
６つのカードポケットを備えたシンプルなマネークリップで、ハイブランドのアイテムながら主張がひかえめ。
表面に細かな凹凸がある型押しレザーの採用により、光の当たり具合によって変化する表情を楽しめます。シンプルなだけに、飽きずに長く使い続けられるアイテムです。
ボッテガ・ヴェネタ（Bottega Veneta） マネークリップ
レザーを編み込んで作るボッテガ・ヴェネタの象徴的なデザイン「イントレチャート」を用いた本革製マネークリップ。
気取った感じがなく、それでいて卓越したデザインセンスやクラフトマンシップをうかがわせる凄みを備えています。外側にブランドロゴを刻印せず、全体的なデザインそのものをアイコンとしているのも特徴です。
メゾン・マルジェラ（Maison Margiela） マネークリップレザーウォレット
ブランドを象徴する４つのステッチを大胆に取り入れつつ、カードポケットやジッパー付きのポケットで機能性を確保したモデル。
大人っぽく、かつクールでスタイリッシュなデザインにまとめられており、年齢を問わず愛用できます。レザーの質感と金属パーツの輝きが生み出すコントラストも魅惑的です。
サンローラン（Saint Laurent） レザー マネークリップ 607738
サンローランのアイコンともいえる「YSL」のロゴが目を引くマネークリップです。ベースカラーのブラックにゴールドの金具があしらわれており、高級さと上品さが際立ちます。
縦8.3cm・横11.5cmの手のひらサイズで、マチのサイズは0.7cmなので、洋服のポケットに入れてもスマートに持ち歩きやすそうです。
まとめ
マネークリップは、主にお札を挟んで持ち運べるアイテムであり、製品によってはカードや小銭を収納できる場合もあります。
記事内で紹介した選び方のポイントを参考にして、お気に入りのマネークリップを見つけましょう。
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