ビジネスバッグといえば手に持つタイプのブリーフケースが主流でしたが、近年はリュックタイプやトートバッグタイプも登場し、選択肢の幅が大きく広がりました。
しかし、選択肢が多いと、どのバッグを購入するか悩んでしまうこともあるでしょう。使い勝手や見た目、サイズなどは各バッグで異なるため、自分に合うものを選ぶことが大切です。
この記事ではビジネスバッグの種類や選び方、おすすめのビジネスバッグを紹介します。初めてビジネスバッグを買う方はもちろん、バッグの買い替えを検討している方もぜひ参考にしてください。
ビジネスバッグ主な4種類の特徴
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ビジネスバッグは、定番のブリーフケース以外にもさまざまな選択肢があります。現在主流となっているのは下記の4種類です。
- ブリーフケース
- トートバッグ
- リュック
- 3WAYバッグ
以下でそれぞれのバッグの特徴を見ていきましょう。
ブリーフケース
ブリーフケースは、薄い箱のような形をしているビジネスバッグです。主に書類を入れるためのバッグとして活用されており、A4サイズが入るバッグ、A3サイズが入る少し大きめのバッグなど、さまざまなサイズがあります。
バッグの素材はレザー製やナイロン製が主流で、上品な見た目をしている商品が多いです。定番のビジネスバッグとして広く浸透しているため、どのようなシーンでも違和感なく使えます。
トートバッグ
プライベートでも使えるビジネスバッグを探している方には、トートバッグという選択肢もあります。
トートバッグは見た目がカジュアルなので、ビジネスだけでなく普段使いのバッグとしても違和感なく使いやすいです。また、レザー製のトートバッグなら上品な印象を与えられるため、ビジネスシーンにもマッチします。
このほか、出し入れのしやすさもトートバッグの魅力です。バッグの開口部が広いので、書類やパソコンを頻繁に出し入れするシーンでは特に役立ちます。
リュック
通勤時の負担を減らしたい方には、リュックタイプのビジネスバッグがおすすめです。手に持つタイプのバッグは腕に負担が集中しやすいですが、リュックなら荷物の重さを分散できるため、体の負担を感じにくくなります。
また、両手を自由に使える点も大きなメリットのひとつです。両手が空くことで快適に自転車に乗れる、地図を確認しながら移動できるなど、荷物を持っている状態でできることの幅が広がります。
リュックはカジュアルな印象が強いものの、近年ではフォーマルシーンで使いやすいデザインの商品も数多く販売されています。
3WAYバッグ
3WAYバッグとは、手で持つ・肩にかける・背負うの3パターンの持ち方をできるバッグをさします。
用途に応じて使い分けでき、あらゆる場面で役立つところが3WAYバッグの魅力です。例えば、リュックのように背負えば通勤時の負担を減らせますし、手で持つ場合はフォーマルシーンでも違和感なく使えます。
ビジネスバッグの選び方
素材やサイズ、カラーなどビジネスバッグは各商品で特徴が異なります。欲しい商品が明確に決まっていない場合は、どんな特徴があるバッグを選ぶべきか悩んでしまいます。
そこでここからは、ビジネスバッグを選ぶ際に注目したいポイントを5つ紹介します。購入するバッグ選びに悩んでいる方は、ぜひ参考にしてくださいね。
利用シーンに合わせて素材を選ぶ
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ビジネスバッグは商品によって異なる素材が使われています。バッグに使われている素材で相手に与える印象や使い勝手が変わるため、自分の利用シーンに適する素材を選びましょう。
例えば、レザーを使ったビジネスバッグは、相手に上品な印象を与えられるところが魅力です。しかし、水分に弱い傾向があるため、天気が悪い日に持ち歩く場合は濡れないように気をつけながら移動しなければいけません。
また、カジュアルな印象があるナイロン素材のビジネスバッグはフォーマルシーンに向かない一方で、軽くて汚れにも強く実用性が高いというメリットがあります。
このように、素材によって良い部分・悪い部分は異なります。ビジネスバッグを選ぶ際は実際に自分が使っているシーンを想像し、どの素材が適しているかを考えながら選ぶことをおすすめします。
荷物の量に応じてサイズを選ぶ
ビジネスバッグのサイズは、自分がバッグに入れたい荷物の大きさや量に合わせて選びましょう。
例えば、営業や商談の際に必要な資料を入れるために使うなら、A4サイズが入るブリーフケースが適しています。資料に加えて、ノートパソコンをはじめとした電化製品やお弁当も入れる場合は、容量が大きいリュックを選んでおくと安心です。
なお、入れるものに対してビジネスバッグの容量がぎりぎりだと、荷物を出し入れしにくくなるため気をつけてください。どんな状況でもスムーズに荷物を出せるように、ある程度余裕のあるサイズを選ぶと良いでしょう。
使い勝手が良いものを選ぶ
ビジネスバッグは勤務時に毎回使うアイテムなので、できるだけ使い勝手の良い製品を選びたいところです。特に以下の5点は使い勝手の良さに影響しやすいため、事前に確認しておくことをおすすめします。
- 自立するかどうか
- 防水性の有無
- 開口部の大きさ
- ファスナーの開けやすさ
- ショルダーストラップの長さ
バッグが自立するかどうかは、営業や商談が多い方にとって重要です。床にペタンと倒れたバッグよりも、自立するバッグの方が好印象につながります。
また、書類やパソコンを持ち歩く方は、防水性の有無を必ず確認しましょう。防水加工がされたバッグなら、雨が降っているタイミングで移動する際に書類やパソコンを濡らしにくくなります。
そのほか、荷物を取り出すための開口部の大きさ、ビジネスバッグの使い勝手に大きく影響するファスナーの開けやすさやショルダーストラップの長さにも注目すると良いでしょう。
落ち着きがあるカラーを選ぶ
ビジネスバッグを選ぶ際は、バッグのカラーにもこだわりましょう。素材やバッグの種類で相手に与える印象が変わるように、カラーも印象の良さに影響する重要な要素です。
選べるカラーは商品によって異なりますが、基本的には黒やネイビーをはじめとした落ち着いたカラーを選ぶのがおすすめです。落ち着いたカラーのバッグはスーツに合いやすく、相手に引き締まった印象を与えられます。
黒やネイビー以外には、ブラウンも定番のカラーです。ブラウンのバッグは程良いカジュアル感があり、おしゃれなビジネスマンを演出できるため、堅苦しい印象を与えたくない方に向いています。
好きなブランドのビジネスバッグを選ぶ
ビジネスバッグ選びに悩む場合は、人気のブランドから探すのもひとつの方法です。
人気ブランドのビジネスバッグは使用者が多いため、機能性や使い勝手に関するレビューを見つけやすい傾向があります。事前に得られる情報が多ければ、納得のいくお買い物をしやすくなるでしょう。
以下のブランドをはじめとした、さまざまなブランドからビジネスバッグは販売されています。
- トゥミ(TUMI)
- ポーター(PORTER)
- コーチ(COACH)
- ブリーフィング(BRIEFING)
- 土屋鞄製造所(TSUCHIYA KABAN)
- ザ・ノース・フェイス(THE NORTH FACE)
好きなブランドや気になっているブランドがある場合は、取り扱っているビジネスバッグの種類をチェックしてみましょう。自分にピッタリのバッグが見つかるかもしれません。
メンズ向けビジネスバッグ15選!種類別に紹介
ここからは、メンズ向けのおすすめビジネスバッグをブリーフケース・トートバッグ・リュック・3WAYバッグに分けて紹介します。自分の利用シーンに合うかどうかを考えながらチェックしてくださいね。
【ブリーフケース】おすすめのビジネスバッグ
定番のブリーフケースは、フォーマルシーンに適したバッグを探している方におすすめです。以下でおすすめのブリーフケースを4種類紹介します。
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トゥミ(TUMI) オーガナイザー・ポートフォリオ・ブリーフ
ビジネスバッグの代表的なブランド・トゥミ(TUMI)が販売している、収納力に優れたブリーフケースです。内装と外装、あらゆる部分に収納ポケットが付いており、さまざまな書類を種類別に分けて入れられます。
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土屋鞄製造所(TSUCHIYA KABAN) プロータ 防水ジッパーソフトブリーフ
外で活動するシーンが多い方におすすめのビジネスバッグです。素材に防水機能を兼ね備えたレザーを使っているため、雨や雪の日でも安心して書類やパソコンを持ち歩けます。A4サイズが収納できるマグネット式ポケットがついており、収納力の高さも特徴です。
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ポーター(PORTER) TAG 2WAY BRIEFCASE 125-04488
持ち歩きやすいブリーフケースを探している方におすすめのビジネスバッグです。2WAY仕様になっており、手で持つほかに肩にかけることもできます。重量は845gと軽く、重さによる体の負担を感じにくいところもポイントです。
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コーチ(COACH) メトロポリタン スリム ブリーフ 55565 JIBLK
耐久性に優れたグラブタン・レザーを素材に作られたブリーフケースです。ロゴマーク入りのタグがアクセントとなり、上品な印象をもたらします。全体的に高級感のあるデザインに仕上がっているため、フォーマルシーンにピッタリです。
【トートバッグ】おすすめのビジネスバッグ
トートバッグタイプのビジネスバッグは、プライベートとビジネスシーンの両方で使える商品を探している方におすすめです。以下では、デザイン性に優れた3種類のトートバッグを紹介します。
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土屋鞄製造所(TSUCHIYA KABAN) アルマス バッファロービジネストート
スタイリッシュなデザインのトートバッグです。主にレザーを素材にしており、フォーマルシーンでも違和感なく使えます。マチが最大22.5cm(外寸)と収納力抜群で、小物を出し入れしやすい大小4つのポケットも付属しています。
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ポーター(PORTER) TANKER 2WAY TOTE BAG 622-76673
手持ち&肩かけで持ち歩ける2WAYタイプの商品です。ファスナーを開け閉めすることでバッグの幅を調整でき、荷物の量が多い日でもストレスなく使えます。裏面には、鮮やかながらも落ち着きがあるオレンジ系の配色が施されており、おしゃれな印象を与えます。
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ユナイテッドアローズ(UNITED ARROWS) ファンクショナル レザートート バッグ 3232-699-1147
シンプルなデザインのトートバッグです。見た目に癖がなく、フォーマルシーンからプライベートシーンまであらゆる場所で活躍します。内装にはクッション材入りの大きめのポケットがついており、タブレットやパソコンを持ち運ぶ際に役立ちます。
【リュック】おすすめのビジネスバッグ
荷物の量が多い方や移動時のストレスを減らしたい方には、リュックタイプのビジネスバッグがおすすめです。以下では、ビジネスシーンでも使いやすいリュックを4種類紹介します。
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ザ・ノース・フェイス(THE NORTH FACE) シャトルデイパック NM82214
24.5リットルの大容量リュックです。お弁当や飲み物、仕事に必要な書類やタブレットなど、あらゆる荷物をひとつのリュックに収納できます。リュックの内装には、15インチまでのノートパソコンを収納できる大きめのポケットもついています。
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マンハッタンポーテージ(Manhattan Portage) Big Apple Backpack MP1210
ダブルジップ仕様で荷物の出し入れがしやすいリュックです。カジュアル寄りのデザインに仕上がっているため、ファッションアイテムとしても活用できます。ショルダーの肩部分に入ったパッドと滑り止め加工がうれしいポイントです。
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エース(ACE) ガジェタブル ビジネスリュック 55531-01
比較的コンパクトなサイズの商品です。奥行きは9〜10cmとスリムに設計されており、満員電車でもほかの乗客に気を遣わずに背負えます。コンパクトでありながら、A4サイズのファイルや13インチまでのノートパソコンを収納できるポケットが搭載されています。
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土屋鞄製造所(TSUCHIYA KABAN) 大人ランドセル
フォーマルシーンに向いているリュックを探している方におすすめです。主な素材には上質感が溢れるヌメ革を採用し、背負っているだけで上品な雰囲気を演出してくれます。箱型に設計されているため、厚みのあるファイルや書類の出し入れもスムーズに行えます。
【3WAYバッグ】おすすめのビジネスバッグ
利用シーンに応じて持ち方を変えられる3WAYバッグは、使い勝手の良さを重視する方に向いています。ここからは、おすすめの3WAYバッグを4種類紹介します。
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ブリーフィング(BRIEFING) A4 3WAY LINER BRM181401
耐久性のあるバッグを探している方におすすめです。防弾チョッキにも採用されるバリスティックナイロンを素材に作られており、衝撃に弱いタブレットやノートパソコンを安心して持ち運べます。
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スノーピーク(Snow Peak) 3Way Business Bag AC-21AU413BK
キャンプ用品でも有名なスノーピークが販売する、出し入れのしやすさが魅力の3WAYバッグです。開口部をスーツケースのように開けられるため、大きめのファイルやノートパソコンをストレスなく出し入れできます。
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サムソナイト(SAMSONITE) エピッド 3 スリーウェイバッグ
高級感のある見た目と収納力の高さが特徴です。大きさの異なるポケットを複数搭載し、スマホやタブレット、ペンなどビジネスシーンで多用するアイテムをバッグの中で分けて収納できます。
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トゥミ(TUMI) スリム・スリーウェイ・ブリーフ
フォーマルシーンで使いやすい3WAYバッグです。主な素材に牛革を使っており、全体的に上品なデザインに仕上がっています。内装には保護パッド付きのタブレット用ポケット、ノートパソコン用ポケットがそれぞれ付いているため、複数のデバイスをバッグに入れて持ち歩きたい方にもおすすめです。
まとめ
仕事の資料やノートパソコンを収納できるビジネスバッグは、社会人にとってマストともいえるアイテムです。素材やカラーが異なる商品が多数販売されているので、この機会に好みの商品を探してみてはいかがでしょうか。
また、ビジネスバッグの購入費用を抑えたいなら、「楽天ラクマ」の利用がおすすめです。「楽天ラクマ」にはさまざまなビジネスバッグが出品されており、商品によっては通常よりも安い価格で購入できます。
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