昨年、感染症対策を呼びかけながらも”いつものフジロック”を取り戻すべく、前夜祭からのべ4日間で計6万9千人を動員したフジロック’22。そして、今年はコロナ禍で制限された声出しを解禁。4年ぶりに通常開催されたフジロック’23は、のべ11万4千人の動員を記録し、前夜祭を含め多くの来場者の歓声に包まれた4日間でした。フジロック名物の変わりやすい天候も、今年は3日間ともに晴天。再出発を切るフジロックを、苗場の天気も歓迎してくれているようです。
目玉となるラインナップは、FOO FIGHTERS、THE STROKESなど海外勢のパワフルな顔ぶれ。国内アーティストも勢いは劣らず、ELLEGARDEN、YUKI、そして<フジロック>初参戦となる矢沢永吉。その他、総勢200を超えるアーティストのライブアクトは、<フジロック>ファンたち、そして初めて<フジロック>に訪れた人々を熱狂させました。
そして、これら多種多様なアーティストに加え、<フジロック>を盛り上げる一翼を担っていたのが、さまざまな体験を提供してくれる企業・団体ブースです。
シトロエンはフジロック来場者を迎えるゲート前・イエロークリフにシトロエンブースを出店。3日間ともにブース前には長蛇の列が見え、盛況ぶりが窺えました。今回、その模様についてレポートします。
アンケートプレゼント&缶バッヂづくりワークショップ
今年3回目の出店となるシトロエンは昨年と引き続き、大好評のアンケートプレゼントを実施。アンケートに答えると、シトロエン×<フジロック>のオリジナルデザインのサコッシュをプレゼント。お子様連れの方へはオリジナルTシャツも配布。
キュートでPOPなイラストがデザインされたサコッシュとTシャツをゲットして、ご家族で喜ぶ姿も多く見られました。
一方、参加無料のワークショップでは、講師役を務めたデザイナー・金子 洋典さんから缶バッヂづくりをレクチャー。布の端切れとシトロエンをモチーフにしたスタンプを使って、自分だけのオリジナル缶バッヂづくりを体験できます。
ワークショップを覗くと、時には、先生やお父さんお母さんのサポートを受けながら、缶バッヂを作るのに夢中になっている子どもたちの一生懸命な姿が。毎年シトロエンブースへ足を運んでいるという親子に話を伺うと、「大人だけじゃなくて、子どもと一緒に楽しめる場所があるのが嬉しいです。子ども自身もずっと何ができるか楽しみにしているみたいで」とのことで、このシトロエンブースが家族で<フジロック>を楽しめる一つの場になっているようです。
CITROËN BERLINGO展示
そして、ブース横にはパワフルさとシトロエンらしい個性を兼ね備えた『CITROËN BERLINGO(シトロエン・ベルランゴ)』が展示。ラゲッジスペースが広々と使える5人乗り仕様は、家族とのアクティブなライフスタイルをサポートしてくれます。
一緒に出かける家族や友人たちの使いやすさを重視し、左右のリアドアは開口部が広いスライド式。車内や展示車の周りにはレジャー・アウトドアを楽しむギアや道具もあわせて展示され、思わず家族と楽しむひとときに夢が広がります。
フジロック来場者たちの安全を見守るパトロールカー
シトロエンによる<フジロック>のサポートはブースだけにとどまりません。天候の変化など山間部での開催ならではのトラブルが発生する<フジロック>。不慮のアクシデントに備え、今年は、全5車種(『BERLINGO』『BERLINGO LONG』『C3 AIRCROSS SUV』『NEW C5 X & C5 X PLUG-IN HYBRID』『NEW CITROËN C5 AIRCROSS SUV』)がパトロールカーとして出動し、来場者たちを3日間サポートしました。
<フジロック>でパトロールしているシトロエンの姿をキャッチ。実際に<フジロック>場内で見かけた方もいるのではないでしょうか。
今年からコロナ禍の制限が解かれ、来場者は思い思いの<いつものフジロック>を楽しめたのではないでしょうか。その裏では、シトロエンのパトロールカーが来場者の安全を見守っているのでした。すでに来年の開催が決定した<フジロック’24>。今年の余韻に浸りつつ、来年も期待して待ちましょう。
text&interview by 富士祭電子瓦版 編集部/Hizuki Yamada
photo by RYOSEIKAI, Masato Yokoyama, Kazuma Kobayashi