意外と知られていないビアン用語と見た目の名称
ゲイにはゲイ用語があるようにレズビアンにもレズビアン用語という言葉があります。
それらは基本的にはセクシュアルマイノリティの人たちの間でだけ使われるワード。
なので一般人の耳にはほとんど耳なじみがないかもしれません。
テレビなどでも聞くことはほとんどありません。
そういったレズビアン用語を紹介してみようというのが今回の記事です。
自分で使うことはないかもしれませんが、レズビアンと話すタイミングがあれば知ってると喜ばれること間違いなし。
一応覚えておいて損はないと思います!
ゲイにはゲイ用語があるようにレズビアンにもレズビアン用語という言葉があります。
それらは基本的にはセクシュアルマイノリティの人たちの間でだけ使われるワード。
なので一般人の耳にはほとんど耳なじみがないかもしれません。
テレビなどでも聞くことはほとんどありません。
そういったレズビアン用語を紹介してみようというのが今回の記事です。
自分で使うことはないかもしれませんが、レズビアンと話すタイミングがあれば知ってると喜ばれること間違いなし。
一応覚えておいて損はないと思います!
レズビアンの外見に関する用語
まずは外見に関する用語を紹介していきます。
フェム
フェミニンの略でファッションが女性女性しているレズビアンのこと。
人口的にはいちばん多数派です。
フェミニンな服やロングの髪などが特徴です。
ボイ
ボーイッシュの略でファッションが男性っぽいレズビアンのこと。
ショートカットであったりメイクが薄いことなどが特徴。
ファッションがボーイッシュなら振る舞いはボーイッシュとは限りません。
しかし見た目がボーイッシュな女性は、振る舞いもボーイッシュになることが多いような気がします。
中性
中性的なファッションや振る舞いのレズビアン。
線引きがなかなか微妙なところです。
ダナー
フェムのような感じで女性的ではあるが振る舞いは男性的なレズビアンのこと。
人口的には少数派です。
特徴的な響きのこの言葉、語源は旦那(だんな)から来ているとされています。
レズビアンのセックスに関する用語
次はレズビアンのセックスに関する用語です。
タチ
セックスにおいて責める側のこと。
レズビアンに限らず、同性同士の関係で使われる言葉です。
派生として「バリタチ」という言葉もあり、こちらはバリバリのタチ。
つまり完全に責める側に特化した人のことを指します。
タチの逆は以下で説明する「ネコ」になります。
ネコ
セックスにおいて受ける側のこと。
これもレズビアンに限らず、ゲイの間でも使われる言葉です。
ネコも「バリネコ」という派生語があり、意味はこれもバリバリのネコ。
完全に受ける側に特化したネコのことを指します。
リバ
リバとはリバーシブルの略でタチにもネコにもなれる人のこと。
どちらもOKではありますが、完全に真ん中という人は少ないです。
だいたいは「ネコ寄りのリバ」か「タチ寄りのリバ」のどちらかになることが多いです。
貝合わせ
貝合わせとはレズビアンのセックスでお互いの性器を擦り合わせるプレイ。
性感帯を擦り合わせる快感と混じり合う愛液にとても興奮するプレイです。
貝合わせは様々な体位で行うことができる、レズビアンセックスの基本的なプレイ。
ちなみにゲイにも同じようなプレイがあり、そちらは「兜合わせ」と呼ばれます。
誘いネコ
誘いネコとはネコ(受け身側)であるが自分から積極的に誘うネコのこと。
またの言い方を「誘い受け」。
誘いはしますがセックスにおいてはあくまでもネコ。
用語の中ではあまり使われない部類に入ります。
レズビアン・LGBT関連の用語
最後はレズビアンとLGBT界隈で使われる用語の紹介です。
百合(ゆり)
女性の同性愛をテーマにしたマンガやライトノベルやアニメのこと。
ボーイズラブのBLがあるように、ガールズラブでGLと略して呼ばれることもある。
最近では男性の百合好きも多いが、元々は女性向けのジャンル。
カミングアウト
カミングアウトとは周りの人に自分がレズビアンであることを公表すること。
LGBTの人々にとって永遠のテーマであり、誰もが一度は必ず悩む問題。
カミングアウトすることを略して「カムする」という場合もあります。
ちなみにカミングアウトとは和製英語で、正しい英語ではカムアウトと言います。
アウティング
当事者の同意なく、勝手にその人がレズビアンであるということを周囲に公表する人のこと。
レズビアンに限ったことではなく、LGBT全般で使われる言葉。
当事者にとっては迷惑この上ない存在です。
当事者の人生に関わる問題なので絶対にやめておきましょう。
ビアン
レズビアンの略。
昔(昭和?)はレズという呼び方が一般的でしたが、最近ではビアンの方が一般的です。
レズ
こちらもレズビアンの略。
今ではビアンという言い方の方が主流になっているのでつ、使われることは少なくなりました。
セクマイ
セクシャルマイノリティ、またはセクシュアルマイノリティの略。
意味は性的少数者。
当事者的には聞いていてあまり気持ちいい言葉ではないかもしれません。
ちなみにマイノリティ(少数派)の反対はマジョリティ(多数派)です。
ストレート
ストレートとは同性愛者から見た異性愛者のこと。
ノンケとも言われます。
似たような言葉で「ノーマル」という言葉があります。
しかしノーマルの対義語はアブノーマルです。
そう考えるとちょっと違いますね。
バイ
バイセクシャル、バイセクシュアルの略。
意味は両性愛者。
男性でも女性でもどちらでも恋愛・性的な対象として見ることができる人を指します。
ややこしい言葉として最近時々耳にする「パンセクシュアル」という言葉があります。
どちらも全てが恋愛・性的な対象でありますが、パンセクシュアルの場合は男性や女性といった概念すら超越しているイメージです。
パン
パンとはパンセクシャル、またはパンセクシュアルの略。
すべての性を恋愛・性的な対象とする人を指します。
バイの項目でも書きましたが、バイセクシュアルと似たような意味を持つため混同されがちです。
男女どちらでもOKのバイセクシュアルからさらに性別という概念を取っ払った意味での全てOK、というのがパンセクシュアルのイメージです。
バイセクシュアルよりももう少しスピリチュアルな感じです。
トランスジェンダー
生物学的な性別と自認する性別が一致しない人を指す言葉。
心と体が一致していない状態。
性同一性障害との違いは、性同一性障害は性自認と肉体的な性を一致させたい人。
トランスジェンダーはそれ以外のそういった考えが特にない人のことを指します。
また、性同一性障害は医学用語でもあります。
クエスチョニング
クエスチョニングとは自身の性自認が決まっていない状態の人のこと。
または決めるつもりがない人のこと。
LGBTQのQはこのクエスチョニング(Questioning)やクィア(Queer)という意味でもあります。
クィアとは「変態」や「風変わり」といった意味の言葉ですが、LGBTQの中ではポジティブな意味で使われます。
FTM
FTMとは「Female-to-Male」の略。
生物学的性別には女性であるが、性自認が男性である人のことを指す。
MTF
MTFとは「Male-to-Female」の略。
FTMの逆で生物学的性別には男性であるが、性自認が女性である人のことを指す。
FTX
FTXとは生物学的には女性であるが、自分自身を特定の性別に当てはめることをしていない人を指す言葉。
どの性にも属していないといった状態の人。
自分の性にしっくりきていない、近い言葉を当てはめれば「無性」や「中性」や「両性」といった感じでこの辺のニュアンスは人それぞれです。
Xジェンダーとも言われます。
ミックス
レズビアン系のお店やイベントなどで男性もOKとしている場合の呼び方。
ミックス系●●と呼ばれたりします。
クローゼット
自分のセクシャリティ(レズビアンであること)を公にしていない人を指す言葉。
一部にはカミングアウトしてるけど、一部にはしていない。
そういった方もクローゼットに含まれます。
どちらかというと隠語になるのであまり使われない言葉ではあります。
まとめ
以上レズビアン用語紹介でした!
無理して覚える必要はありませんが、知っておくと役に立つかもしれません。
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