ミシュラン2025でとうとう三つ星になりましたね!
(「セザン」記事→
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この東京旅は鮨部で上海蟹を食べることが目的だったので、上海蟹と白トリュフのコースを。10万1200円(税サ込)とアホバカ高いけど大好きセザンだし、上海蟹だし、トリュフは興味ないけどセザンだし、、ということで奢侈を尽くしに尽くします。
◆東京都千代田区 ◆三つ星(2025)「Krug Grande Cuvée 172ème Édition」
ピノ・ノワール44%、シャルドネ36%、ムニエ20%
ペアリングにアペリティフは付いていません。今回は特に提案はなくリストを渡されました。シャンパンに明るくないので教えてもらえませんかと尋ねると、シェフがアンバサダーを務めていますので、とクリュッグを勧められました。
聞いといてなんやけど面白くない答えだなぁ、などと思いながら、聞いといてなんなのでそのまま注文。まぁ滅多に飲まんしね。 48 MONTH AGED COMTÉ CHEESE GOUGÈRE
48ヵ月熟成コンテチーズのグジェール
PACIFIC SAURY WITH CARAMELIZED ONIONS AND GREEN OLIVES
秋刀魚 オニオンキャラメリゼ グリーンオリーブ
酢で締めた秋刀魚、キャラメリゼにした玉ねぎ、グリーンオリーブをパイ仕立てに。
DUCK FOIE GRAS WITH SOY SAUCE AND DATES
フォアグラ 醤油 デーツ
鴨フォアブラ、醤油鶏、中華醤油のゼリー。八角の香りがヨ。めちゃくちゃ良いアミューズブーシュ。
本日はよろしくお願いします。
SHANGHAI HAIRY CRAB SOUP
上海蟹 スープ
上海蟹と毛蟹のスープ、コシヒカリ玄米、白味噌、玉ねぎ。上海蟹の味噌や脚の身がたっぷり。足りません倍ください。
KOSHIHIKARI RICE AND WHITE MISO SOURDOUGH WITH BRITTANY BUTTER
コシヒカリ 白みそ サワードウ ブルターニュバター
「NIKI Hills Winery HATSUYUKI」
北海道余市郡、ニキヒルズワイナリー。ケルナー。
KASUGODAI WITH BAFUN SEA URCHIN AND MITSUBA
春子鯛 バフンウニ 三つ葉
湯引きした春子鯛、ウニのピューレ、キャビア、オリーブオイル。春子鯛独特の柔らかさ。上に載っているのは三つ葉と柑橘の皮。この皮、味は完全にオレンジピールなのに香りはレモンで脳がバグる。食後に確認すると、マイヤーレモンというオレンジとレモンの交雑種だそう、超納得。
「Saint-Joseph Blanc Rue des Poulies」
コート・デュ・ローヌ北部、ファミーユ・ドゥ・ボエル・フランス。マルサンヌ50%、ルーサンヌ50%。
'KINKI' FROM HOKKAIDO WITH YOUNG NASU AND SAFFRON FROM OITA
北海道産キンキ 小茄子 サフラン
炭火で皮を炙ったキンキ、小茄子、つる菜、オレンジサフランソース、シャルドネソース。このお皿がおいしいのはもちろん、このペアリングもとても好きでした。すっきりしているのに脂とうまく纏まるというか、キンキを食べながら口に含むと日本酒を彷彿するというか、うーん、うまく言えないな…。
SHANGHAI HAIRY CRAB MARINATED IN YELLOW WINE FROM JURA
上海ガニ ヴァン・ジョーヌ コシヒカリ米
5日間ヴァンジョーヌに漬け込んだ上海蟹のタルト。コシヒカリ、蟹の内子、外子、蟹身。上海蟹の紹興酒漬けのセザンバージョンですね。米が全部をうまくまとめてくれます。足りませんもう一つください。
「Chateau De Fargues Sauternes 1996」
ボルドー/ソーテルヌ、シャトー・ド・ファルグ。セミヨン、ソーヴィニヨン・ブラン。
ANKIMO WITH SAUTERNES CONSOMMÉ AND FOIE GRAS FAT
あん肝 ソーテルヌ コンソメ フォアグラ
醤油とソーテルヌに漬けたあん肝、フォアグラの脂、薄いパスタ、ピーナッツ、ほうれん草。はぁ~~~~こんなもんおいしいに決まてるやんのやつ。フォアグラの脂でコク深くなってて一層うまい。
この白撮り忘れたぽい。
SHANGHAI HAIRY CRAB PORRIDGE WITH WHITE TRUFFLE FROM ALBA
上海蟹 粥 アルバ産白トリュフ
日本語では「粥」と表記されていますが、正しくは(シェフのこだわりとしては)「ポリッジ」という、イギリスでは朝食でよく食べられるオートミール煮だそうです。蟹身、内子、アルバ産トリュフ。
「P.L. & J.F. Bersan Saint Bris Fyé Gris」
ブルゴーニュ/サン・ブリ、ドメーヌ ピエール=ルイ&ジャン=フランソワ ベルサン。フィエ・グリ(ソーヴィニヨン・グリ)
MARINATED IKURA WITH CUCUMBERS AND HORSERADISH
北海道産イクラ 胡瓜 ホースラディッシュ
昆布出汁、鰹出汁、胡瓜ゼリー、ビシソワーズ、ホースラディッシュ、削ったマイヤーレモン。
「ANNE GROS Clos de Vougeot Grand Maupertuis Grand Cru」
ブルゴーニュ/コート・ド・ニュイ、ドメーヌ・アンヌ・グロ。
MEGUMI GAMO FROM AICHI WITH GIROLLE MUSHROOMS AND "SAUCE MEURETTE"
愛知県産めぐみ鴨 ジロール茸 ムーレットソース
一週間熟成した鴨を北京ダックのように調理し、炭火で仕上げ。鴨の肝と赤ワインのソース、ジロール茸とマッシュルームのソース。一時間ローストしたジャガイモにラルド。
「Nicolas Renard Madame Rêve」
ロワール、ニコラ・ルナール。シュナン・ブラン。
鴨のセカンド料理はスープ。
骨から取った出汁、コンソメ、モモ肉、ショートパスタ。
MEYER LEMON FROM KOCHI WITH LEMON THYME
高知県産マイヤーレモン レモンタイム
マイヤーレモンのグラニテ、中にはレモンクリーム。
「JM SELEQUE CHAMPAGNE Ratafia」
シャンパーニュ、JM セレック。シャルドネ50%、ピノ・ムニエ40%、ピノ・ノワール10%。
CHESTNUT SABAYON WITH RUM AND COCOA
梨 サバイヨン ラム ココア
サバイヨンと栗のタルト、白トリュフ。
SHANGHAI HAIRY CRAB AND CARROT CAKE
上海蟹 キャロットケーキ
デザートまで上海蟹!内子と外子を使用したケーキ。バチバチに蟹。
ミニャルディーズはブラウニー。
食後にいただける本日のメニュー。
食後にレストラン手前↑のバーラウンジで一杯飲んだので、後日まとめ記事で。
今回も満足。ただ、もう上海蟹のトリュフのコースは食べんでもええかな。上海蟹のメニューはどれもこれもおいしかったですが、もうちょい蟹まみれコースを期待していたので、正直やや物足りんかったんですよね。ちなみに上海蟹は全部メスだったので、オスが旬の11月下旬になるとまたガラリとメニューが変わるのかな?この日のお気に入りはアミューズブーシュのフォアグラ、キンキ、ヴァンジョーヌ漬け上海蟹、あん肝、めぐみ鴨です。多い。また来ます。
ごちそうさまでした!
(「セザン」記事→
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【セザン (SÉZANNE)】住所:東京都千代田区丸の内1-11-1 パシフィックセンチュリープレイス
電話番号:050-5890-5240
定休日:月曜日 火曜日
営業時間:ランチ 12:00 - 13:30 最終入店
ディナー 18:00 - 20:00 最終入店
https://www.sezanne.tokyo/ https://www.instagram.com/sezannetokyo◆東京都千代田区 ◆三つ星(2025)
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