焼きケチャップで作る絶品「チキンライス」レシピ【サラダチキンアレンジ】
こんにちは、筋肉料理人です。
今日は自家製サラダチキンを使った「チキンライス」をご紹介させていただきます。
粗みじんに切った大量のキャベツをケチャップとサラダ油で炒め、コクのある焼きケチャップ風味を出してご飯と合わせます。ケチャップをサラダ油、もしくはバターで炒めるのがレシピの肝で、ケチャップと混ざりあって乳化した油がチキンライスにコクと旨味を入れます。
今回、サラダチキンは鶏むね肉で作った自家製サラダチキンを使います。私のサラダチキンレシピはブロックのままの鶏むね肉をポン酢しょうゆやウスターソース、ケチャップ等の酸味のある調味料に漬けてからレンジ蒸しします。すると調味料の酸味で加熱しても鶏むね肉が固くならず、やわらかジューシーに仕上がります。市販のサラダチキンより肉を食べてるって食感があり、自分好みの味にできるのと、圧倒的にコスパがよいので日常の食事に無理なく使えるのがいいところです。
今日はその中からケチャップに漬けて作る方法でサラダチキンを作ります。鶏むね肉1枚を使って作るので、チキンライスに使っても余りますが、残ったのは普通にサラダチキンとして食べてください。
自家製サラダチキンレシピ(ケチャップ味)
調理時間
8分(鶏むね肉の漬け時間を除く)
材料
鶏むね肉…1枚(300~350g)
A ケチャップ…大さじ2
A コンソメ顆粒…小さじ1/2
A おろしにんにく…小さじ1/4
A 黒こしょう…適量
作り方
1. フォークで鶏むね肉を刺して穴だらけにし、ポリ袋に鶏むね肉とAを入れて口をとじてもみ、室温に30分置いて漬け込みます。漬け込んだ鶏むね肉を耐熱皿にのせ、ラップをかけて電子レンジ600Wで5分加熱します。
※半分加熱したところで肉を裏返し、加熱むらを防ぎます
※加熱時間の目安は鶏むね肉1gに対して、電子レンジ600Wで1秒です。鶏むね肉が300gなら5分加熱し、350gなら5分50秒加熱してください
※加熱後は大変熱くなっています。粗熱が取れてから切ると肉汁が流れ出にくくなるので、よりおいしく食べられます。
焼きケチャップで旨味アップ!サラダチキンを使った「チキンライス」レシピ
調理時間
20分
分量
3人分
材料
自家製サラダチキン…1/3枚
※市販のサラダチキンを使う場合は1枚(100g前後)
温かいご飯…400g
卵…3個
キャベツ…200g
ケチャップ…大さじ6
おろしにんにく…小さじ1/2
おろししょうが…小さじ1/4
コンソメ顆粒…小さじ1
刻みねぎ…適量
黒こしょう…適量
サラダ油…大さじ1と小さじ1/2
作り方
1. 粗熱を取った自家製サラダチキン1/3枚を5mm角に切ります。キャベツは1cm角に切ります。
※キャベツのかたい部分は薄く切ってから刻んでください
※余ったサラダチキンは薄めに切って、サラダチキンとして食べてください。おいしいですよ
2. フライパンにサラダ油大さじ1をひいて強めの中火にかけます。刻んだキャベツを入れ、しんなりするまで炒めます。
3. ケチャップ、おろしにんにく、おろししょうが、コンソメ顆粒を加え、中火で炒めます。2分程炒めたら刻んだサラダチキン、温かいご飯を入れ、木べらなどで切るように混ぜながら炒めます。混ざってきたら強火にして焦げる寸前を狙う感じで炒めます。
4. 香ばしい香りがしてきたら仕上げです。サラダ油小さじ1/2をかけ、黒こしょうをふって炒めます。皿に小高く盛り付けます。
※最後にサラダ油をまぶしてパラパラ感を出します
5. 別フライパンまたは4のフライパンをきれい洗い、サラダ油をひいて目玉焼きを作ります。お好みの焼き加減になったらチキンライスの上にのせ、刻みねぎをちらします。お好みで黒こしょうを振ってできあがり。
サラダチキン入りの「チキンライス」の完成です!
キャベツと一緒に炒めた焼きケチャップで味付けしたチキンライスは、フレッシュのケチャップとは違うコクのある味わい。いつものチキンライスより深みがあり、半熟の目玉焼きと一緒に食べると一層おいしかったです。
焼きケチャップですが、カゴメのトマトケチャップの包装に焼きケチャップの使い方が紹介してあります。要はケチャップと食用油(サラダ油、バターなど)を一緒に炒めてケチャップに乳化した油を取り込んで旨味を増す、焼くことでメーラード反応が起こるのでこれでも旨味が入ります。目新しいようですが、実は洋食のシェフが昔からやってきたチキンライスやナポリタンをおいしく作るコツでもあります。改めて「焼きケチャップ」を意識して料理すると一味変ります。
今回、3人分のレシピにしていますが、大盛りにしたいときは2人分にしてください。ボリューム満点になります。サラダチキンを使ったチキンライス、ぜひお試しください。