航空会社:タイ国際航空
便名:TG 315
フライト区間:バンコク→デリー
フライト利用日:2017年1月16日(月)
予定出発時刻:20:00発
実際の離陸時刻:20:31発
予定到着時刻:23:00着
実際の着陸時刻:22:59着
時刻表上のフライト時間:4時間30分
実際の飛行時間:3時間58分
機種:ボーイング777-300
利用クラス:ビジネス
座席番号:12A
機材番号:HS-TKC
機材導入日:1999年10月18日
バンコクって意外にデリーから遠いと思います。インドが広いから、インドの東端から行けば凄い近いですが。今回のフライトはほぼ4時間でした。ドバイやマスカットの方が結構近いですね。
機材は90年代後半にデリバリーされたもの。タイ航空の中でもかなり古い機材です。シートはレノベートされているので、比較的古さは感じさせられません。
クアラルンプール→バンコクで乗ったB777-200ERのシートとほぼ同型です。こちらの-300型の方が新しいシートなので、ペットボトル入れが追加であるぐらいでほとんど違いはありません。シートに付いての説明は前回の記事を参照下さい。
シートアレンジには大きな違いがあります。前者が2-2-2の配列に対し、後者は2-3-2配列。一般的な同機材のビジネスクラスの配列ですね。ただし、座席自体の広さはほとんど一緒で、前者はその分通路が広いだけなので、勿体ないですね。
アメニティーキットが提供されるのは嬉しいです。結構4時間ぐらいのフライトってあまりしっかりとしたアメニティーキットを提供しない航空会社が多いですからね。ブランドはタイのTHANN。バスルームのハンドソープもTHANNでした。
メニューが配られました。ドリンクメニューは先ほどのクアラルンプール→バンコク便と一緒なので省きます。
そして驚く事に3年前に乗った同便とメニューの内容は9割一緒!
前回と同じサモサの突き出しから。
ドリンクサービス。カートで運ばれるのは嬉しい。実際目で見て決めるって楽しみがあります。
シャンパンはDuval-Leroy Brut Pur Chardonnay。ルフトハンザやエティハドのビジネスと一緒のブランドですね。
前菜は鴨肉スモークのアスパラロールと海老と貝柱のタイ風サラダ。3年前の写真の内容と全く一緒(笑)。でも美味しいから問題ありません。
TGのガーリックブレッドはなかなかです。
メインはタイ風チキンカレーを選びました。いつか同社のエコノミーでも食べたことある様な味です。エコノミーで提供されれば「うまい!」と感じますが、ビジネス的にはまあまあでした。付け合わせはカブの卵炒め。
チーズとデザートは前回と比べるとコストダウンが明らかでした。チーズはパックされたもので前回の様なカマンベールでは無く。デザートは小さななプラスチックケースに入ったチーズケーキと色付けっぽいココナッツゼリー。フルーツの量も減少。
残念!せめて前回提供されたアップルパイは機内食のデザートとしてはトップレベルの質だったのに!
機内ではひたすらコメディーや映画を見ました。定刻通りの着陸。これで4泊5日の弾丸一時国の旅が終わりました。2日間は睡眠時間がほぼ無しなので、とても疲れました。もうこんなハードで自分が何処に居るか解らなくなる旅行は控えるようにします(笑)。
<タイ国際航空の印象>
コスパが高い航空会社だと思います。安定したサービスで独特の落ち着く雰囲気。食事もそこそこ美味しい(エコノミーのレベルだと結構美味しい)。インド路線の様な中距離路線でも長距離路線と同じアメニティーキットが提供される。乗務員も大抵自然に愛想が良いです(ただしインド便は昔からかなり不愛想なクルーが多いですがこれは乗客レベルに合わせるとしてしょうがないw)。どの路線もほとんどが中型・大型機材なので、ビジネスクラスはゆったりとした座席です。
ビジネスクラスのサービスとしては、本家ハブのバンコクのラウンジをもっとちゃんとして欲しい!古臭くなって来ているし、食事の質がそんなに高く無い。時間帯によってはホットミールは一切無いし、スタアラのゴールド会員では入れないラウンジにしてはしょぼいと思います。その反面、スパで30分のマッサージはとても良心的でこれはタイ航空の自慢ですね。