CX-3 ユルすぎ素人お手入れ術 その4 – クレポリメイトで艶やかインテリアに - SIDE_FLIP blog

CX-3 ユルすぎ素人お手入れ術 その4 – クレポリメイトで艶やかインテリアに

どうもこんにちは。

さて、CX-3の内装はステキですね。200万円台のクルマですから高級素材をふんだんに……というわけにはいきませんが、デザインの優秀さと要所要所に合成皮革などを用いる手法が相まってとても高級感がある仕上がりになっています。ワタシが乗っている15S Touringの場合、樹脂パーツも安っぽいグレーではなくブラックですので、それも高級感を感じさせる一因になっているように思います。

ただ、それでも樹脂パーツは樹脂パーツ。元の状態では高級感を感じさせるにも限度がありますし、他にも以下のような短所があるように思います。

  • 手で触ったところや乗降の際に靴が当たったところなどに跡が付きやすい
  • 長期的に見ると色あせしやすい
  • (ブラックの場合)ホコリが目立ちやすい

エクステリアについて、いくら塗装面をキレイに保っていても、樹脂パーツが色褪せると一気に古ぼけて見えてしまいます。そこで、ワタシは以前まだ買ったばかりで特に色あせなどしていないにもかかわらず、将来への予防と思ってエクステリアの樹脂パーツのコーティングを試しました。

詳しくは上の記事をご覧いただくとして、結果、まだ新品状態であるにもかかわらずツヤが素晴らしく、現在施工から3ヶ月ほど経過し、この酷暑の中青空駐車ですが、いまだにその効果は保たれています。

そして、今回(といっても少し前ですが)はその成功体験からインテリアの樹脂部分のツヤ出しにも挑戦してみることにいたしました。

と言ってもインテリアですからコーティングなどという大げさなものではなく、普段からお掃除ついでに簡単に使えそうなこの商品をチョイス。

安心と信頼のKUREですね。ちなみにこの商品は他に以下のバリエーションがあります。

あと、ちょっと雰囲気が違うけど似たようなこんな商品もあります。

スーパークレポリメイトは油性とのことで、レビューなども外装品に使った事例が多いようです。ただ、インテリアにも使えるようで、油性という言葉から連想されるべたつき感はないという感想が多いです。ワタシはこの商品を買っていませんので、今回はスルーです。

ワタシはクリアタイプとDXタイプを購入し、テストとして両方使ってみましたが、普段はクリアタイプを使っている現状です。

クレポリメイト クリア

というわけで、現在メインで使っているクリアタイプの所感です。

いかがでしょうか?

直射日光があたるとかえってわかりにくいので、日陰もしくは雨天時の写真を選びましたが、パンフレットの写真とかにそのまま使えそうな上質なツヤ感がおわかりいただけるでしょうか。

CX-3はドアトリム部分の造形が質感豊かですが、このツヤ感のおかげで造形の抑揚が美しく感じられます。また、樹脂部分だけではなく人工皮革などにも使用可能ですので、ダッシュボード下側やメーターフード部分も良い光沢が出ています。

個人的には品のないテカテカ感はないと思いますので、カンペキです。

ココが良い

  • やり過ぎ感のない、しかし効果が実感できる適度なツヤ感
  • 施工が簡単で、もしムラが出ても重ね塗りで対処できる
  • ホコリが付きにくくなる
  • べたつきが全くないので、手が触れる部分でも大丈夫(ただし、触れることで効果は早く落ちてきます)
  • 無臭デス
  • 量が多い(コスパ良し!)

手や肘が触れる部分や、キツい直射日光が当たるダッシュボード上部などは効果が落ちやすいですが、とにかく施工が楽ですので、少し長めにクルマを駐めている時なんかに軽く再施工したりしています。逆にそれ以外の部分は頻繁な再施工の必要はなさそうで、数ヶ月に1回くらいで充分であるように感じます。

あと、ワタシの体感ですが、明らかにホコリが付きにくくなったように感じています。さっきも書きましたが、黒のダッシュボードなのでホコリがとても目立ちやすく、施工前は頻繁に社内掃除用のウェットティッシュのようなものでしばしば拭き取っていましたが、施工後は使う頻度が激減しました。成分に界面活性剤が含まれていますが、その作用で静電気を抑制しているのでしょうかねぇ。

これって地味ですけど、ホコリってよく目に付くのでとても助かっています。

注意事項

  • 施工部分に直接スプレーしてもいいですが、クロスにスプレーして使用する方が均等に塗り広げやすいと思います
  • 初めての施工時はムラになりやすいです(一晩たってムラに気付くこともあります)が、複数回重ねることで馴染んできます。その後はあまり重ね塗りする必要はなくなります。
  • きちんとから拭きしましょう。しないとムラになりやすいです。

ポリメイト三種の比較

公式より引用させていただくこの画像が一番わかりやすいですね。

呉工業公式より引用

ナチュラルとクリアについては、ツヤ感(光沢感)のみが異なっているとのこと。実際成分的にも表示上は同じですので、ツヤ感のみ調整しているのかもしれませんね。公式の商品説明も下記の通りツヤ感以外についての内容が全く同じです。

強力な保護効果で、素材の劣化を防ぎツヤを出す、車、住まいの保護つや出し剤

高分子ポリマーが強い保護被膜を作り、深みのある光沢を長期間保ちます。
紫外線をカットするUV吸収剤を配合。太陽光による色あせやひび割れから守ります。
使用後はベタつかず、ホコリを付きにくくします。
香りが残らない無香性です。
つややかな光沢に仕上がる<クリアタイプ>です。(※ ナチュラルは「自然な風合いに仕上がる<ナチュラルタイプ>です。」となっています)
<クリア>と<ナチュラル>の2タイプがあります。
成分:シリコーン、界面活性剤

クレポリメイト クリア 250ml | 製品情報 | 呉工業株式会社 (kure.com) より引用

これに対して、DXタイプは他の2種類と大きく異なるようですね。

持続性・保護力・帯電(ホコリ)防止、触乾性(ベタつかなさ)のすべてがグレードアップしており、そこにさらにクリーニング効果と除菌効果がプラスされたとのこと。

逆に言うと、クリア・ナチュラルの方は「クリーニング効果はない」ということですね。まあ、車内で使う分には多少の汚れは勢いで落ちてしまうような気もしますけどw

このように大きく性能が上のDXなのですが、ツヤ感はクリアタイプと同等なのですね。これについては実際に実験してみましたが、宣伝通りほぼ全く見分けが付かないツヤ感でした。そうなると見た目が同じだけに、DXの方の真価を過小評価してしまうことにもなりそうですね。まあ除菌やクリーニング効果を求める方ならDX一択ですけど。(ワタシは別にクルマの除菌なんてどうでもいいw)

成分表示や商品説明もひと味違います!

汚れを落として深みのある光沢を長期間与える、クリーナー&保護つや出し剤

特殊洗浄剤が細部まで入り込み、汚れをキレイに落とします。
ナノサイズ化した高分子ポリマーが強い保護被膜を形成し、深みのある光沢を長期間保ちます。ベタつきもありません。
UV吸収剤が紫外線による色あせ、ひび割れを防ぎます。
美しく仕上げながら、車内を除菌します。 ※すべての菌に効果があるわけではありません。
伸びが良く、少量で効果を発揮します。
においが気にならない無香性です。
成分:シリコーンオイル、高分子ポリマー、特殊界面活性剤、乳化剤、除菌剤

クレポリメイト DX | 製品情報 | 呉工業株式会社 (kure.com) より引用

特に成分が他のふたつと大きく異なりますね。ポリマーはボディコーティングでも使われる化合物ですし、より強い被膜を形成するという言葉にも説得力がありますね。乳化剤は洗浄成分として配合されているのかな? 一般的には界面活性剤と重なると思うのですが、あえて特殊界面活性剤と別に記載しているということは、意味があることなのでしょうね。

とにかく、まずはクリアタイプで満足している現状ですので、これを使い切ったらDXを使ってみようと思います。というか、そう思ってけっこうガンガンクリアタイプを使っているのですが、なくなりませんw

またいずれ、クリアタイプを使い切ったらDXの方の使い心地も追記するなり別記事で書くなりしたいと思いますのでもうしばらくお待ちくださいませ。

それではまた。

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