大潮
満潮 4:20 16:40
干潮 10:30 22:50
釣り場:静岡県のいくつかの堤防
釣果:アオリイカ
今回は久しぶりにオカッパリを楽しむことにした。
ターゲットはアオリイカ、シーバス、メッキ、根魚などのルアーで手軽に狙えるやつら。
準備する時間があまりなかったのでエギやルアーを適当に車に積み込んで……いざ出発!(昼前)
向かうは静岡県。
どの釣り場にするかは現地を見てから決めることにしよう。
ターゲットも釣り場も特には決めない、という何とも気の抜けた釣行だ。
15時頃
最初の堤防に到着。
ふぅ…結構なロングドライブになってしまったが、おかげでここに来るまでに最高の景色を楽しめたぜ。
これで今日はもう何も釣れなくても満足だな!
…そう心の保険を忘れない。これができるサンデーアングラーへの第一歩だ。
道具を準備してポイントの状況を観察する。
ここはシャローエリア・ディープエリア、潮通しの良いエリア・ワンド状の潮が動きにくいエリア、消波ブロックや岩などのストラクチャーの有無、などの各要素が幅広く揃っていて非常に雰囲気が良い。
天候は晴れ・微風。
波はほとんどなく水色は澄んでいて、小魚も豊富。
時折遠くのほうでナブラが起きていて…なんだか釣れる気がしてきたぞ。
では実釣開始。
まずは止水エリアでエギングをすることにした。
偶には美味しいイカを食べたいよね。
開始早々、釣れた。
足元までエギを追いかけてきて抱きついたのは、どう見てもリリースサイズのおチビちゃん。
リリースサイズとはいえ幸先よく一杯目のアオリイカが釣れた私は思った。
「今日は楽勝に違いない! きっとエギングを続ければツ抜けも夢じゃないぞ。」
こうなるともう頭の中はアオリイカ料理のフルコースでいっぱいだ。
しかし、これ以降はたまにアタリがあるだけで一向に2杯目は釣れず。
反応があるのは決まってストラクチャーのあるエリアだったのでそのあたりを重点的に攻めてみたがダメだった。
あっという間に辺りは暗くなってきた。
夕マヅメの時間帯には魚狙いでメタルジグ、バイブレーション、ワームなどを試してみたがこれらにはアタリすらなかった。
他の釣り人を見てもフィッシュイーターは釣れておらず、どうやら彼らは射程圏内には回遊してきていないようだ。
…エギングに専念するか。
…
夕マヅメパワーを信じて19時前までエギングを続けたが、得られたのはわずか数回のアタリのみだった。
はぁ~…、ダメか。
少し疲れたから休憩がてら別の釣り場に移動することにしよう。
20時過ぎ?
2番目の釣り場に到着。
ここは深場のポイントだが、ストラクチャーも多いので今日の傾向からいうと悪くはないポイントのはずだ。
数投ごとに立ち位置を変えて幅広く探っていると、やはりここでもストラクチャー付近でアタリがあった。
しかし、これもやはりというべきか全然針がかりしない。
エギングってこんなに乗りが悪い釣りだったっけ?
一時間以上は釣りをしてみたが、結局ここでは何も釣れなかった。
移動。
21時半頃
3つ目の釣り場に到着。
ここは潮通しがとてもよくベイトも溜まりやすい一級ポイントで期待が持てる。
……と思っていたが、どうも様子がおかしい。釣り人が見当たらない。
「あれ、釣り禁止になっちゃったのか?」とも思ったが、場所取りの荷物だけは置いてあるのでそうではないようだ。…ふぅ、一安心。
ただ、水中を覗いてみると人がいない理由が分かった。
ベイトが全然いない。まるで冬の海みたいだ。
今日がたまたまベイトが寄っていないだけなのか、それとも最近ベイトが寄らなくなってしまったのかはわからないが、これでは人も来ないわけだ。
ま、せっかく来たから少しだけやってみよう。
30分後。
うん、何もない。
移動。
22時半頃。
4つ目の釣り場に到着。
ここは穴場的ポイントがあるので間違いなく釣りはできるだろうと思っていたが、なんと釣り場は満員状態。
さっきの釣り場とはえらい違いだ。
う~ん、仕方ない。別のところに行くか。
しかし、この後はどの釣り場を覗いてみても人が多く、あまり竿を出す気分にならなかったのでそのまま釣りを終えることにした。
いやぁ、釣り開始30分後には「今日はツ抜けか!?」と考えていたのに終わる頃には「あの小さいイカをリリースしないほうが良かったのか?」って悩むことになるとはね…。
やっぱ釣りって面白いな。
今日のまとめ
- 乗らないアタリに翻弄されるのは釣り人のサガ
- 忘れ去られたシーバス、メッキ、根魚たち
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