北京旅行記6日目 : 枇杷茶房寫眞帳
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2006年 09月 30日
北京旅行記6日目
今回の旅は天気に恵まれている。
泊まりたかった向かいの四合院のホテルを拝見する。

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やっぱり賑わっているので人気があるようだ。いいなー。

近くの包子屋で朝ごはんを購入。

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愛想の良い兄さんなのに、カメラを向けるときりっとしてしまうのはなぜ?(笑)
写真を撮られているので、周りの仲間から「よっ、男前!」とたいそう冷やかされています。
お仕事中、ごめんなさい。

街は今日も朝から賑わっています。

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正陽門からバスに乗って、天壇を目指す。
とても広いところなので南門から入って北へ抜けようかな。

天壇は皇帝が五穀豊穣を祈念して建てた祭祀建造物で
整備された公園と美しい建物が見どころだ。

遺跡のような圜丘。

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屋根がなく、天に祈りが届きそうな神聖な雰囲気の場所。

本当に広い。
行きたい先が霞んでいて見えません。

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工事中の皇穹を眺め、門のさらに遠くにある祈念殿を望む。

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歩いても歩いても到着しない。
鮮やかな鶏頭を植えるところが中国らしい。

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ゆっくりと祈念殿に到着。

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周囲になにもないので、瑠璃色の瓦と円状の壁がさらに美しく見える。

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釘などが使われていない木造建築としても有名だ。

公園は緑が多く整然としており、どこの国か分からないくらい落ち着いている。
どこかで練習している胡弓の音で、中国にいることが頭に戻ってくる。

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続いて近くの、古代建築博物館へ。

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入り口でチケットを受け取ると、ひとりの綺麗な女性が建物から現れた。
館内を案内してくれるそうだが、偶然にも彼女は日本語を話せる方だった。
とても丁寧に中国語と日本語を話し、足りない部分は筆談でも補ってくれる。
ありがたい。

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この博物館自体が先農壇という由緒ある建物で
天井を見上げると息を飲むほど美しく精巧な藻井がある。
残念ながら撮影は不可だが、貴重なものを拝見できてうれしかった。
古い建築に興味があるという我々は意気投合し、
閉館間際までゆっくり見学させていただく。
謝謝。

さてさて、行く先も決めずにバスに乗り、どんどん変わる車窓からの景色を眺める。
静かな住宅地から、騒音の多い大通り、オフィルビルを過ぎ
1時間ほどで郊外の終点までたどり着いた。
北京の西、動物園のある大きなバスターミナルだった。

『家福来』ことカルフールがあるので、日用品を少し買い足す。
かなり中華風に味付けされた家福来は秋中節前の月餅商戦の真っ最中だ。
気がつけばお腹がとても空いているので、早めの夕食にする。

量が多すぎるのは分かっているが、ピータン豆腐、ビーフンの和え物、
そしてジャージャン麺を注文。

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別添えになっている野菜と豆っぽい味噌を自分で和えます。

日が暮れた頃、もう一度京劇を観に行くことにする。
時間に間に合わなさそうなのでタクシーを拾うが、当然ながら夕方の渋滞にはまる。
しかし運転手さんが飛ばしてくれてなんとか開演に間に合った。
今日は伝統的な様式の舞台で観賞できる湖廣会館へやってきました。
楽しみ。

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芸術を鑑賞するにはなかなか良い雰囲気ではないですか。

お茶とお菓子もついています。

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始まってから題目はなんと2つとも昨日と同じだったことに今更ながらに気がついた。
入り口で確認すればよかったのだけど、まさか同じだとは思わなかったよ。
でも演じる役者が違えば全く舞台は違っているので、没問題だ。

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この劇場は舞台が小さく、客席も狭いが、声も楽器もマイクを通さないので
臨場感がたっぷり味わうことができるのが良い。
京劇の色彩と音をたっぷりと堪能いたしました。

ホテルまでは近いので歩いて帰る。
街はまだまだ賑やかだ。

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>> 7日目につづく

by loquat_photo | 2006-09-30 00:00 | 2006年北京の旅


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