2024.10.17【若手映画/映像作家募集中】Netflix提供 VIPO Film Lab「NY脚本ワークショップ」第一弾募集 脚本短期集中ワークショップ
若手映画・映像作家を募集(第一弾)
NY一流講師陣による少数精鋭向け脚本フィードバック
来日講師による対面セッションあり!(予定)
実施期間:2024年12月〜2025年3月(内計5セッション程度予定)|募集締切:10月21日(月)正午
VIPO(ヴィーポ)では、映画の海外展開・国際共同製作を推進し、国際的な感覚や知識を持ち広く世界で活躍する若手映画制作者を育成することを目的として「VIPO Film Lab」を実施しています。
本年度は、VIPOの若手クリエイター育成事業の主旨に賛同いただいたNetflixの提供により、「NY脚本ワークショップ」開催が可能となりました。「NY脚本ワークショップ」では、日本の映画人材の底上げおよび海外進出の促進を目的に、ニューヨークのコロンビア大学スクール・オブ・アーツ講師らによる日本の若手映画制作者を対象とした対面およびオンライン形式での短期実践脚本ワークショップを実施します。(※日英逐次通訳あり)
政府の提言する新たなクールジャパン戦略で国際的な人材が必要と指摘されている昨今、若手製作者人材育成は喫緊の課題のひとつです。VIPOが実施する、日本のみならず海外でも高く評価を得る若手人材の育成事業に賛同し、今回協賛をさせていただくことになりました。事業を通し、より多くの若手人材が国際的な視野を身に着け、即戦力として業界に貢献していただくことを期待しています。
「NY脚本ワークショップ」実施概要
コロンビア大学スクール・オブ・アーツの脚本講師や映画プロデューサーを迎え、対面とオンラインでの脚本講義および個別による集中的なセッションを実施します。参加者の脚本フィードバック指導を通して脚本のさらなるブラッシュアップを図り、脚本の映画化を目的とした実践的な内容を予定。
実施期間
2024年12月~2025年3月(内計5セッション程度予定)
実施形態
講師来日による対面(予定)およびオンライン(Zoom)
今年度講師
今年度のワークショップでは講師のクリスティーナ・ラザリディ氏が来日する予定です!
その場合は対面にて直接セッションを受けることができます。
[脚本家、コロンビア大学スクール・オブ・アーツ助教授]
アカデミー賞にノミネートされた脚本家であり、ダイナミックなストーリーデザインとオーディエンス・レスポンスにおけるエキスパート。彼女がこれまで執筆を担当した脚本、および積極的に開発に関わった脚本は、カンヌ国際映画祭(カメラドール受賞)、ベルリン国際映画祭(金熊賞)、サンダンス映画祭、SXSW、アリエル賞(メキシコのアカデミー賞)などで賞を獲得している。受賞作品の脚本開発専門家としての活動は、2019年と2020年に彼女が共同設立した組織「Cine Qua Non Lab」への映画芸術科学アカデミーによる助成金支援によっても評価されている。
[THE POPULATION 映画プロデューサー、監督、脚本家]
ベトナム戦争の難民として渡米。長編デビュー作『The Housemaid』は2018年にIFC Filmsによって公開され、世界22の国で配給・公開。受賞歴のある舞台劇を脚本化した『Monster』では、Sundance Screenwriters Labのフェローに選ばれる。プロデューサーのマイネット・ルーイー、モリー・アッシャーと共同で設立した制作会社「THE POPULATION」では、カーロ・ミラベラ=デイビス『Swallow/スワロウ』(IFC Films)、ハイディ・ユーイングの『I Carry You with Me/君がそばにいたら』(ソニー・ピクチャーズ・クラシックス)、ジョセフ・クボタ・ラディカの『Catch the Fair One』(ダーレン・アロノフスキー製作)、Olivia West Lloydの『Somewhere Quiet』、エリック・リンの『Rosemead』などをプロデュースし、ジェニファー・フォックスの『The Tale/ジェニーの記憶』、ソ・ヨン・キムの『Love Song/ラブソングに乾杯』、サラ・アディナ・スミスの『Buster’s Mal Heart/バスターの壊れた心』などの制作にも参加している。また、監督した短編作品『The Potential Wives of Norman Mao』は、ジョージ・タケイがナレーションを務め世界中の映画祭で上映された。次の短編『The Resemblance』ではTribeca Studios, Netflix, そしてGold Houseが提供する「Future Gold Film Fellowship」を受賞し、トライベッカ映画祭でワールドプレミアされた。
[映画プロデューサー、ニューヨーク大学ティッシュ・スクール・オブ・ザ・アーツ講師]
NY拠点のインディペンデント・スピリット賞受賞映画プロデューサー。プロデュ―スもしくは共同プロデュース作品として、Ritu Sarinとテンジン・ソナム『The Sweet Requiem』、アフィア・ナサニエル『娘よ』、エリザ・ヒットマン『愛のように感じた』、Partho Sen-gupta『Sunrise (Arunoday)』、Bassam Jarbawi『Screwdriver (Mafak)』、ポール・フェルトンとジョー・ドナルド『Slow Machine』など。Mostofa Sarwar Farooki監督『No Land’s Man』は釜山国際映画祭2021でプレミア上映され、最新作のチリ人監督フランシスカ・アレグリア『The Cow That Sang A Song About The Future』はサンダンス映画祭2022、アメリカ人監督ジェイミー・シスレー『Stay Awake』はベルリン国際映画祭2022でそれぞれプレミア上映された。サンダンス・インスティテュート等の奨励生。2016年シネリーチプロデューサー賞受賞。全米製作者組合、IMPPA、SWA-India、映画芸術科学アカデミー会員。
【アドバイザー】
2015年の初長編映画『リベリアの白い血』はベルリン国際映画祭パノラマ部門に正式出品され、ロサンゼルス映画祭で最高賞受賞、インディペンデント・スピリットアワードのジョン・カサヴェテス賞にノミネートする。2020年、長篇二作目『アイヌモシㇼ』でトライベッカ映画祭の国際ナラティブ・コンペティション部門で審査員特別賞、グアナファト国際映画祭で最優秀作品賞を受賞。長編三作目の『山女』は、2022年東京国際映画祭のコンペティション部門や、カルロヴィ・ヴァリ国際映画祭に出品。近年では、米ドラマ・シリーズ『Shōgun』、『Tokyo Vice S2』で監督を務める。
募集人数
3名程度
ワークショップ・スケジュール(計5セッション程度予定)
・脚本講義(対面):2024年12月初旬~中旬 [2セッション予定]
・企画書講義(オンライン)2024年12月初旬~中旬 [1セッション予定]
・企画書の作成、脚本のリライト:2024年12月中旬~2025年1月下旬
・企画書翻訳、リライト脚本翻訳:2025年2月初旬~下旬
・リライト脚本フィードバック(オンライン):2025年3月上旬~中旬 [2セッション予定]
参加費:5万円(税込)
・プロデューサーや法人による支払いも可
・参加費用に含まれるもの ※下記費用以外は自己負担すること。
– 講義費
– 脚本・企画書英語翻訳費(事務局選定の翻訳業者による)
– 日英逐次通訳費
応募資格
応募者は以下の要件を満たすこと。
・日本国籍または日本の永住資格を有すること。
・実写長編映画(60 分以上)の監督経験が2本以内であること。
・下記いずれかの要件に該当すること。
– 過去に国内劇場公開映画の監督作品がある。
– 主要国際映画祭の公式部門への出品経験がある。(長編・短編いずれも可)
応募について
【募集締切日】2024年10月21日(月)正午
【応募方法】下記「申請書類」を作成し、①は指定のGoogle Form(https://forms.gle/ixu9CokJnNJhFXDe8)にて提出、②~③はPDF化したファイルを事務局宛メールアドレス< vipofilmlab@vipo.or.jp >に送付してください。
【申請書類】以下①~③を日本語で作成し、所定の方法でご提出ください。
①参加申込書<Google Form(https://forms.gle/ixu9CokJnNJhFXDe8)で提出>
②ロングプロット(トリートメント) <PDF化してメールにより提出>
・A4用紙5枚以上10枚以下
・非公開のオリジナル実写長編映画(ジャンル不問)の企画であること。
・冒頭に登場人物表を添付ください
③脚本<PDF化してメールにより提出>
・オリジナル脚本であること。
・冒頭に登場人物表を添付ください。
・必須ではないが初稿か改稿の初期段階であることが望ましい。
【応募に関する留意事項】
・①はGoogle Form(https://forms.gle/ixu9CokJnNJhFXDe8)の全ての項目を記入してご提出ください。
・②~③はPDFデータをメール< vipofilmlab@vipo.or.jp >宛にでご提出ください。
・メール件名には「NY脚本ワークショップ 応募書類(応募者氏名)」とご記入ください。
・郵送でのご応募は受け付けいたしません。
・登録や提出の内容に不備がある場合、受付受理することができませんのでご注意ください。
選考スケジュール
合否結果は10月31日までにお知らせいたします。
※審査基準・審査結果に関するお問い合わせには一切応じることができませんので、予めご承知おきください。
【注意事項】※以下内容に同意の上でご応募ください。
・選出された場合、全てのワークショップのセッションに参加できること。詳細スケジュールは、実施前に事務局からご案内いたします。
・決められた提出物の期限を厳守できること。
・参加者同士の間でも脚本を読み合い、グループディスカッションに参加すること。
・事務局が負担する費用以外は自己負担すること。
・ワークショップ参加者に決定した場合、記録写真や氏名等が VIPO のホームページ等で公表される場合があること。
・ワークショップ終了後、アンケートに回答すること。
・支払後の変更・キャンセルはできません。
VIPO Film Labとはhttps://filmlab.vipo.or.jp/
グローバルな視野を持ち国内外で活躍できるプロデューサー、監督、脚本家など業界プロフェッショナルを育成する場、それが「VIPO Film Lab」です。実践トレーニング、ワークショップ、オンライン講座など、目的別に様々な人材トレーニング等を準備しています。
お問い合わせ
特定非営利活動法人映像産業振興機構(VIPO)
VIPO Film Lab事務局
e-mail:vipofilmlab@vipo.or.jp
※お問い合わせの際は、件名に「NY脚本ワークショップ」とご記載ください。