アルゼンチンタンゴと献血そして地ビール:喫茶サンテルモ(音源提供)

喫茶サンテルモ(音源提供)

2024年10月22日

今日と昨日のプグリエーセ、ヒット特集#8





曲目  QUEJUMBROSO     不平屋

読み  ケフンブローソ

録音  1956年~1959年  喫茶サンテルモさんより音源提供



オスカル、エレロ作曲、エレロはカメラノの去ったあと
今や、この楽団の第一ヴァイオリン奏者であります。
「ノチェロ、ソイ」によって作曲者としての力量も十分に
認められておりますが、この曲は前作をも凌ぐばかりの
佳作であります。

解説 高山正彦氏  氏の解説をそのまま記しました。


私も、初めて聴く曲、タンゴとしては、やや難解か?
聴き込む必要が有りそうです。


ノチェロ、ソイはオスバルド、プグリエーセ#6-★ 







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2024年10月05日

今日と昨日のプグリエーセ、ヒット特集#7-W-★





曲目  REMEMBRANZA    追憶

読み  レメンブランサス

録音  1956年~1959年  喫茶サンテルモさんより音源提供



マリオ、メルフィ作曲、マリオ、バティステラ作詞
メルフィは主として、ヨーロッパで活躍したバンドネオン奏者
「ポエマ」の作曲者として著名であります。

解説 高山正彦氏  氏の解説をそのまま記しました。


演奏者  リカルド、マレルバ

録音   1943年2/12    原盤番号5554  再アップ



余り馴染みの無い楽団ですが、1930年~1950年代に掛けて
活躍しました。マレルバはバンドネオン奏者で
踊りやすいスタイルで、人気を博しました。
「タンゴを踊るなら、ダリエンソかマレルバ」と云われました。
歌は、オルランド、メディーナ


メルフィの作品PASO LENTO 13-1217#290 

   ポエマはA. ホセ、ペセンティ#2-★ 


お断り→途中で不要な音が入っておりますが、無視して下さい。






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2024年09月19日

今日と昨日のプグリエーセ、ヒット特集#6-★




曲目  CASCABELITO    小さな鈴

読み  カスカベリート

録音  1956年~1959年  喫茶サンテルモさんより音源提供



ホセ、ボール作曲、ファン、カルーソ作詞 これも非常に
古い曲で、曲が出来てからやや後になって、カルーソが
歌詞をつけたものであります。ヨーロッパ風な好みを敏感に
吸収していた時期の作品だけに、ロマンティクな雰囲気の濃い
曲でありますが、プグリエーセの技法は、その甘さと美しさを
やや抑制しております。

解説 高山正彦氏  氏の解説をそのまま記しました。


1924年のカーニバルに、作者自身が辻馬車に乗り歌ったのが
初演、その時のタイトルが「自由市場」実は或る商店主が
買い取り、店の名前をタイトルにした。反応はゼロ
後に、鈴娘とあだ名された美しい女性の事を聞いて
作詞を依頼して、新しいタイトルを付けヒットしました。

カーニバルで出会った仮面の娘が、耳に付けていた鈴の音が
耳を離れないと云う泣かせる詞が付けられました。
この曲は、フランシスコ、カナロも録音しております。
尚、ホセ、ボールも録音数は少ないですが、音源は残しております。


カナロの演奏フランシスコ、カナロ#33-★ 

ホセ、ボールY FUE TU RISA 14-0225#313 

      ORGIAS DE AMOR 14-0314#318 








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2024年08月28日

今日と昨日のプグリエーセ、ヒット特集#5-★




曲目  EL Poncho Del Amor    恋のポンチョ

読み  エル、ポンチョ、デル、アモール

録音  1956年~1959年 喫茶サンテルモさんより音源提供




アントニオ、スカタソ作曲、アルベルト、ヴァカレサ作詞
ヴァカレサは、カルロス、ガルデルの若い頃、その偉大な
才能を見抜いて、スカウトした人だといわれております。
この曲も、かってガルデルによって歌われております。
我が国には、初めて紹介される曲ですが、素直な美しさが
魅力てあります。

解説 高山正彦氏  氏の解説を、そのまま記しました。


アントニオ、スカタッソはバンドネオン奏者で、当時
数々の佳曲を世に送っております。
私好みの感傷的な作品が、多いように感じました。
スカタッソの作品は以下…


こちらファン、マグリオ、パチョ#4 

   JAZMIN DE AMOR 16-0714#444 

   VENTANITA DE ARRABAL 12-0919#193-★ 







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2024年08月10日

今日と昨日のプグリエーセ、ヒット特集#4-★




撮影許可は得ており、ジオラマをご覧下さい。演奏は11分過ぎに始まります。

曲目  EMANCIPACION   解放

読み  エマンシパシオン

録音  1955年 喫茶サンテルモさんより音源提供



アルフレド、ベヴィラクア、アントニオ、ポリト合作
既に広く知られた「名曲名演」であります。
ベヴィラクアが、チリの植民地からの「解放」を祝って
捧げた名作で、同じように自国の「独立」を祝った

「インデペンデンシア」(HV 1059)と共に二部作をなす
名曲であります。

解説高山正彦氏  氏の解説を、そのまま記しました。


私の好きな演奏で、これもプグリエーセ1950年代を代表する名演奏です。
プグリエーセの演奏を聴くと、クラシックの交響曲をイメージします。
始めが有り、中盤に盛り上がり最後は、バンドネオンのバリアシオンで
着地をピタと決める。
尚、ベビラクアは、ピアニスタで当時としては珍しく音楽教育を
受けた人で、ロベルト、フィルポは彼の弟子でした。
以下、ベビラクアの作品です。



こちらミゲル、ビジャスボアス五重奏団# 

   タンゴの創世記 秘曲集#5 

   EL REY DEL COMPAS EN EL RECUE 









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2024年07月20日

今日と昨日のプグリエーセ、ヒット特集#3-W-★





曲目  LA GUITARRITA    可愛いギター

読み  ラ、ギタリータ

録音  1950年代  喫茶サンテルモさんより音源提供



エドゥアルド、アローラス作曲、この曲も常にアローラスの
代表作とされている名曲であります。アローラスの作品としては
やや地味な曲ですが、流石に風格堂々たる名作であります。
演奏も、またかっての「スイパチャ」と比肩するに足る
好演であります。

解説高山正彦氏  氏の解説をそのまま記してます。

当初、違う曲をアップしたかと思う程…プグリエーセ楽団
独自の解釈に依る「ラ、ギタリータ」でしょう…



演奏者  ミゲル、ビジャスボアス(ピアノ)

録音   1990年代?   推定



お馴染みウルグアイの楽団です。ウルグアイはアルゼンチンに
次いでタンゴの盛んな、お国柄…ロベルト、フィルポの
スタイルを範としてますが、この時代は外れているような
気がします。1960年代の演奏が、フィルポのスタイルに
近いと私は思います。
曲は、1916年発表、アローラスは「サロンのタンゴ」と名付けました。


この楽団も演奏ファン、ダリエンソ#19-W-★ 







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2024年07月04日

今日と明日のプグリエーセ、ヒット特集#2-★





演奏者  オスバルド、プグリエーセ(ピアノ)

曲目   A.La.Lus.Del.Candil     ランプの灯影

読み   ア、ラ、ルス、デル、カンディル

録音   1956年~1959年 喫茶サンテルモさんより音源提供



カルロス、フローレス作曲、フリオ、ナヴァリネ作詞
有名な大曲が、素晴らしい演奏によってもたらされました。
モンティロの歌も十分行きとどいた好演であります。
欲を云えば、もうひとまわり大きい芸がほしいところですが
これはモンティロの歌の性格でもあり、限界でもあって
誠に、止むを得ないことでしょう。

解説高山正彦氏  氏の解説をそのまま記してます。


1927年初録音、勤勉で真面目なガウチョ(牧童)が或る夜
家に帰ると、ランプの灯影で妻と他の男がキス
思わずその場で、2人を刺殺、警察に事の顛末を物語ると云う
云わば、タンゴドラマティコの曲です。


この楽団も演奏ロドルフォ、ビアジ #16 







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2024年06月18日

今日と明日のプグリエーセ、ヒット特集#1





演奏者  オスバルド、プグリエーセ(ピアノ)

曲目   A Mis Companeros   親しき仲間

読み   ア、ミス、コンパニェロス 喫茶サンテルモさんより音源提供

録音   1956年~1959年  エンジェルレコード




オスバルド、ルジェロ作曲、作者はこの曲をプグリエーセ、
スピタルニク、ロシ老、カメラノ、カラスコ、エレロ、
ジラルディ、バルカルセ、マシエル、モンテロ、デマルコ
メラ、パロディ、マンナの14名に捧げております。正に
題名の通りでありますが、おそらくデディカシオンの
最多記録でありましょう。尚、この連名の中のメラというのは
「ラ、クンパルシータ」でレシタティヴォをしている
エル、ネグロ、メラであろうと思われます。ルジェーロの
作品としては、「パラ、ドス」ほどにポピラールでもなく
「エネ、エネ」ほどに華やかでもありませんが、しかも
3曲中で最も優れた作品であります。

解説高山正彦氏 氏の解説をそのまま記してます。


エンジェルレコードから、発売されたLPレコードです。
全14曲ですが、有名曲もそこそこ有ります。
高山正彦氏は、タンゴ評論家として一時代を築いた人で
私がタンゴを聴くきっかけとなった、15歳~16歳の時に、
NHKFMのタンゴ番組の司会を勤めていました。
タンゴとしては、手強いか…3曲中最も優れた作品か?
聴き込む必要が有りそうです。


パラ、ドスオスバルド、プグリエーセ#4-★ 

エネ、エネオスバルド、プグリエーセ#2-★ 







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2024年06月01日

EL REY DEL COMPAS EN EL RECUERDO#14-W-★




「エル、レイ、デル、コンパス、エン、エル、レクエルド」は
このLPレコードのタイトルで、意味は「ダリエンソの想い出」
1976年1月に亡くなったダリエンソを偲んで、当時のタンゴファンの
有志達が制作しました。


曲目  FLORIDA     盛り場の名

読み  フロリダ

録音  1952年  原盤番号68-0469B    喫茶サンテルモさんより音源提供


ライムンド、ペティージョ作曲、これこそ「ラ、クンパルシータと並んで
本LPの白眉、掉尾をかざる大名演盤です。この曲はダリエンソ以外の
レコードが少なく無名に近い存在ですが、ダリエンソの演奏は絶頂期の
録音だけに、迫力十分、味わい深い演奏で古典タンゴ真価を聴く者の
胸に刻みつけます。この豪壮絢爛たる演奏こそは「男の哀しみ」を
語りつくした「タンゴの中のタンゴ」であります。

解説石川浩司氏  桑原四郎氏 お二人の解説をそのまま記しました。


演奏者  エンリケ、ロドリゲス

録音   1941年



エンリケ、ロドリゲスはバンドネオン奏者で指揮者
余り馴染みの無い楽団ですが、分かり易いスタイル
踊り易いスタイルで、当時各地のダンスパーティーで
引っ張りたこの人気だったようです。
タイトルのフロリダは、ブエノスアイレスきっての盛り場
フロリダ通りを指しており、商店街のCMみたい詞が付けられて
おりますが、インストルメンタルの方が断然良いでしょう…
尚、これにて、このシリーズは終わりとします。


  ロドリゲスの作品ロドルフォ、ビアジ #15 

  ロドリゲスの演奏GUARDIA VIEJA DEL TANGO##263- 

フロリダの付くタンゴフランシスコ、カナロ#45 






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2024年05月16日

EL REY DEL COMPAS EN EL RECUERDO#13-★




EL REY DEL COMPASとは「リズムの王様」と云う意味でダリエンソの
代名詞、RECUERDOはレクエルドと読み「想い出」従ってこのLPの
タイトルは「ダリエンソの想い出」

1976年1月に亡くなったダリエンソを偲んで、当時のタンゴファンの有志達が
制作したLPレコードのタイトルになっております。

曲目  EL ROMANTICO

読み  エル、ロマンティコ

録音  1952年 原盤番号68-0468B   喫茶サンテルモさんより音源提供



アルトゥーロ、デ、バッシ作曲
50年代前半に、ダリエンソ楽団の演奏力は最高潮に達し
「オメロ」(1953年)「フェリシア」(1954年)「エル、エントレリアーノ」(1954年)
など、次々と決定的名盤を世に送りますが、この「エル、ロマンティコ」と
次の「フロリダ」は黄金時代の開幕をかざる名演です。

なお、ダリエンソ楽団は、サラマンカ時代にこの曲を2回録音しています。
「ドン、パシフィコ」「ラ、カトレラ」もその例で、いずれも新しい方が
LP化されていますが、この「エル、ロマンティコ」だけは、これまで
LP化されているのは、旧録音の方です。

解説石川浩司氏 桑原四郎氏 2人の解説を、そのまま記しました。


アルトゥーロ、デ、バッシ(ピアノ、クラリネット)はタンゴ初期に
活躍した人で、今でも演奏されるタンゴの作者です。
以下、バッシの作品抜粋…


  ラ、カトレラキンテート、ピリンチョ#48-W-★ 

ドン、パシフィコEL REY DEL COMPAS EN EL RECUE 

  エル、カブレオルケスタ、ティピカ、コリエン 






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