この家で暮らし始めて、もうすぐ丸５年になります。入居したとき１歳、6歳、9歳だった子どもたちは６歳、11歳、13歳になりました。5年間で変わったことは…子どもたちが大きくなったこと。背も息子に抜かされちゃいましたからね。あらためて新築当時を見ると、モノが少ないですね。気づかないうちに増えてた。妻が椅子好きなので、どんどん買い足してくるし、僕も雑貨を扱う仕事をしてるので、つい気に入ったものを置きたくなるからでしょね。DIYもかなり楽しみました。玄関のロッカーはオフィス用の中古品をペイントしたもの。キッチンのカウンターの下も、ホームセンターで買った板に色を塗ってから取り付けました。夏だと庭にブルーシート敷いて作業できるんですけど、冬だと室内でやって、はみ出して床にペンキがついたりして…。多少色や傷がついても、味になるかなと思って気にせずやってます。

庭もずいぶん活用してますよ。水遊び、キャッチボール、花火、ＢＢＱ…。お肉を焼いてると、お隣さんが家庭菜園から野菜を持ってきてくれることもあるんです。僕らが引っ越してきたときは、このあたりまだ家がまばらだったんですが、今は家がいっぱい。以前は土地も安かったので、いいときに建てたと思ってます。

担当してくれた北野さんとも、ずっとお付き合いが続いています。この間は実家で採れたとかって、メロンを持ってきてくれたんですよ。５年前、思い切って家を建ててよかったのは、子どもたちに「実家」をつくってやれた、ということかな。最近は息子の友達がしょっちゅう遊びに来て、リビングで昼寝してたりすることも…。居心地がいいのなら、うれしいことですね。僕も出張が多いので、帰宅するとやっぱり家は落ち着くなと実感します。